00:05
和田おはまです。今日は沖縄復帰50年に思うことについてお話ししてみようと思います。
この5月15日で沖縄が日本、アメリカの領土になってたのが、日本に復帰してちょうど50年ということで、記念式典が行われたりとか、
あとテレビなんかでもね、いろいろ特集をしてて、ちょっと目にする機会が多くなっています。
私は今、朝ドラのチムドンドンっていうのを見てるんですけど、これも舞台が沖縄になってて、ちょうど本土復帰の前後のところから話し、復帰のちょっと前ぐらいのところから話が始まってて、
なんかね、ドルを使ってみんなが買い物をしてたりですとか、そういった、みんな日本語喋ってるんだけど、円を使わずに買い物してみたいな、そういうのを話には聞いてたんですけど、
実際に目にすると、やっぱりすごく違和感というか、本当に違う場所だった、国内とは違うところだったんだなっていうのがすごく分かりました。
私の2人子供がいるんですけど、彼らの父親は沖縄出身で、彼はもう日本、日本じゃない、こっちでですね、関西で生まれ育ってて、確かその親の代で沖縄からこっちに出てきたと思うんですけど、
やっぱり戦争でね、確か乗った船が、ちょっと前の船は沈んでしまったとか、そういう話も聞いたことがあって、そう考えると、もしそうなってたら、私の2人の息子たちもこの世にはいなかったわけで、
やっぱりね、ちょっと身近というか、そういうことを思うんですけど、沖縄以外の場所で暮らしていると、どうしてもちょっと遠い場所の話ってなってしまって、観光とかで沖縄に、私も何回も行きましたけど、
そういう綺麗な海だったり、自然だったり、そういうのはすごく魅力的なんですけど、少し前に沖縄に行ったときに、姫売りの記念館とかに行って、やっぱり日本で唯一地上戦が実際に行われて、
その兵隊さんじゃなくて、一般市民がたくさん犠牲になったっていう、日本ではその唯一の場所っていうことで、やっぱりね、戦争の傷跡っていうのも深いですし、
03:05
綺麗で自然豊かな場所っていうだけじゃない沖縄っていうのも、その時に感じました。
で、チムドンドンでも、確か最初の頃に、主人公のお父さんお母さんは、戦争で傷を負ってるのかなっていうような話があったりして、
そういうのも沖縄の人たちにとっては、終わったことではないんだろうなっていうのをすごく思いました。
今ね、実際、ウクライナでまだ戦争が続いていて、長期化してるっていうことで、やっぱり、もちろん早く終わってほしいですけども、
やっぱり、一旦そういうことになってしまうと、なかなか元通りにはならないですし、そうやって実際に命を落とす人もたくさんいてっていうのを考えると、
なんかね、すごく悲しいことだなって思います。
私たちの世代だと、私の親は戦前に生まれてたので、やっぱりね、そういう話をちょっと聞きながら大人になったんですけど、
今もうね、そういう、うちの両親ももう亡くなってますし、だんだん世代が変わっていって、そういう悲惨な出来事っていうのが、どうしても風化していってしまうんですけど、
やっぱり、綺麗な場所だけじゃない沖縄っていうのも、時々はちょっと考えたりですとか、実際に行った時にはそういう場所にも足を運んでみるとか、
そういうのも、やっぱりこれからもしていきたいなっていうふうに思いました。
ということで、最後まで聞いていただきまして、どうもありがとうございました。