先週に続き東京大学大学院工学系研究科の博士後期課程に在籍しているデザイナー/研究者の石田康平さんを迎えて『人がバーチャルを求める理由〜異なるルール、異なる自分』をテーマにトークセッションを行います。
<目次>
俯瞰的な視点を与えるVRの役割
現実社会の自分から異なる自分への逸脱
スタジアムが持つ別世界と周辺環境の関係
日常のルールが機能しない場所
都市にある狂気・境界線
建築におけるMRの誤読可能性
他者になることで変化する世界の見方
一部の人が持つ共同幻想を共有すること
公共の場とデジタル世界のルールの交わり
没入で失われる視野と生まれるストレス
リスナーへの「問い」
<ゲストプロフィール>
石田 康平(イシダ・コウヘイ)
デザイナー/研究者。
1994年生まれ。東京大学大学院工学系研究科の博士後期課程に在籍。バーチャルリアリティやミクストリアリティと、建築や都市の関係性について探求。VRを用いた建築設計プロセスについての研究で、 2020年に東京大学大学院建築学専攻長賞を受賞。同年秋にはARを用いた研究成果の展示フォーマット「Select Your Lifestyle」をデザイン・製作し発表、 2021年には『新建築』にて夢とVRをテーマにした論考を発表。クリエイターを支援するクマ財団の2期生、日本学術振興会特別研究員など認定多数。民間との共同研究も取り仕切るなど、アカデミアに留まらず幅広く活動している。
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