今回は横浜美術館主任学芸員の木村絵理子さんを迎えて「未知の価値を未来に届ける〜ミュージアム・学芸員の眼差し」をテーマにトークセッションを行います。
オープニングトーク
横浜美術館と木村さんの仕事
渡邉が見た横浜トリエンナーレ
横浜美術館休館の理由
美術品の輸送・梱包技術
海外の美術館での梱包事情
「クーリエ」という仕事
美術学芸員/キュレーターになるには
興味を幅広く持つこと・現代美術を見る目
美術館は未来の客を想像する
経済的価値以外のコレクション
作品の価値の変化〜カンディンスキーとシェーンベルク 未知のものを受け入れる度量
<ゲストプロフィール>
木村絵理子(キムラ・エリコ)
横浜美術館・主任学芸員
2000年より同館勤務、主に現代美術の展覧会を手がける。2005年展から横浜トリエンナーレに携わり、2020年展では企画統括を務める。近年の主な展覧会企画に、“HANRAN:20th-Century Japanese Photography”(National Gallery of Canada、2019)、「昭和の肖像:写真でたどる『昭和』の人と歴史」(横浜美術館、2017/アーツ前橋、2018)、「BODY/PLAY/POLITICS」(2016)、「蔡國強:帰去来」(2015)、「奈良美智:君や僕に ちょっと似ている」展(横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館、2012)、「高嶺格:とおくてよくみえない」展(横浜美術館、広島市現代美術館、IKON Gallery、鹿児島県霧島アートの森、2011)、「束芋:断面の世代」展(横浜美術館、国立国際美術館、2009-10)ほか。この他、關渡ビエンナーレ・ゲストキュレーター(2008、台北)、釜山Sea Art Festivalコミッショナー(2011)など。