1. 佐々木亮の宇宙ばなし
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2021-07-25 29:22

289-2. 【デロイト】月や火星を目指すのは運命!?アメリカの思い出話も【タイアップ】

Deloitteとのスペシャルタイアップ企画2日目の後編!!

アメリカで宇宙を学んだ二人だからこそ見える、人がなぜ月や火星を目指すのかや、

アメリカ人の宇宙との距離感えげつないよねって思い出話とか体験談ベースで宇宙を語ります。

2日間のタイアップの締め、ぜひお楽しみに!!



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ですよね。なので、宇宙政策からなんで宇宙を目指すのかって考えるときに、安全保障上の価値がありますよ、とか、科学技術を押し上げるために必要ですよ、とか、あるいは、純粋産業として経済を勝手に立てる必要ですよ、っていうふうに側面からすると、宇宙政策っていう一般的な考え方からだいたい語れる分野なんですけど、でもこれで、やっぱり語れないのがあって、
それって何かっていうと、なんで月、火星に人って向かうんですかっていう問いに答えられない気がするんですよね。
だって、今話してた3つって、あくまでこの社会が成り立った上で積み上げていくものみたいな感じだけど、そもそも月見て綺麗だなとか言ってみたいなって思うのは、宇宙政策関係ないですもんね。
そうなんですよね。月にウサギがいるのかっていうものを見に行く人があるのか、ですよね。これって安全保障でもないし、産業でもない。まあ下手すると、科学技術があるのかもしれないけど。まあまあ、ないですよねって考えたときに、なかなかこの3つの類型だけでは、なんで人って月、火星に興味があって、それを政府がお金を出していくことするのか。
確かに。
いや、本当に何か言葉あるんですけど、今足元コロナの影響で困っている方々とか、純粋に日頃の生活で困っている方々が、たくさんいるのにも関わらず、そこに分配するお金を、まあ直接的にセーブしてるわけじゃないですけども、っていう方々がいるのにも、目の前足元に困っている方々がいるのにも関わらず、月稼ぎの予算を、日本でも3,000から5,000億ぐらい。
出してるっていうのは、まあもちろん因果関係はないとは言いつつも、でも例えばですよ。僕が一つの政治家だったら、その3,000億あるんだったら、じゃあ困っている人たち、目の前困っている人たち助けようよ。
って思いますよねと。まあもちろん宇宙に限った話ではない。はい。だから宇宙に限った話ではなければ、そんな簡単なものではないと思いつつも、でもピュアに考えると、月稼ぎなんですねお金払うの?っていうのが、安全保障者関係の産業だけではなかなか答えにくい。
聞いてる人の中にも、思ってる人いるんじゃないかなと僕思ってるんですよね。なんか前向きにずっと毎日宇宙の話してるのを、単純に興味として聞いてても、いざじゃあお金が振り分けられるってなってくると、また別の話になってくるじゃないですか。
そうな。っていうので、若干こう斜めに見てる部分がある人もいていいと思ってて、聞いてる方の中にも。
で、じゃあそこがなんでなんですかってことですよね。今からお話していただけたって。
はい。例えばこう、社会学の中でですね、いわゆる宇宙政策とか、宇宙ってなんぞやってことを社会学的に考えてる人たちの文献をですね、例えばこう例示で2つ挙げる、まあ1つ目がですね、ロジャー・ハンドバーグっていう人がいるんですけども、
彼は社会学的アプローチで宇宙政策の目的とか動機ですね、ラショナルって言うんですけども、考えた人なんですけど、彼はこの宇宙をなぜ目指すのか、宇宙をやるのかっていうのは、ミニタリー、軍事面、サイエンスとか技術系、あとコマーシャル、産業面と、あとシビルって言ってるじゃないですか。
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シビルってなかなか日本では馴染みがないんですけど、例えばジャックさんがやってるような活動っていうのの多くはシビル的な側面があったり、日本語で民生とか言うんですけど、なかなかわかりづらいんですけども、目的だけで言うと、月稼いに行くことをシビルっていうふうに大きく類型できると思うんです。
えー、そうなんですね。なんかピンとこないですね。そう、なかなかこう、なんか我々の日頃の日本人の会話の中でシビルって出てこないので難しいんですけども。シビルウォーとか、市民戦争か。そうそう。コマーシャルとシビルの供養改善って結構わかりにくかったりするんですけどね。
まあですけど、単純に言うとミニタリー、サイエンス、コマーシャル、シビルって4つの類型を彼は言っていて、ミニタリーとかサイエンスとかコマーシャルって、先ほど私が申し上げた3つの類型の中とまさに全く一緒なんですけど、シビルっていうのがちょっと浮いてるんですよね。
で、シビルはその月火星って言いましたけど、そもそも有人宇宙飛行って、ミニタリーでもサイエンスでもコマーシャルでもなかなかない。コマーシャルは最近頑張ってるし、サイエンス的なものはあるかもしれないですけど、やっぱりこう、うまくそこに当てはまらないといけないと、そこもシビルに出ちゃう。月火星を目指すことであったりとか、有人宇宙飛行をやるのも、もちろんシビルに入る。
スペースシャトルとかスペースステーションとしてのシビルプログラムって一般的には言われていたりするのは、そういう関係だと思います。
でも、まあこういう類型はありつつも、でもなんでシビルやるの?って言われると、なんでなんだろう?って問いに答えられないんですよね。
たぶんこの類型だけだと、なぜ人は例えば月火星に向かうのかって言ったらなかなか答えにくい。
もう一人ご紹介すると、ロジャー・ラウニウスっていう人がいます。彼も社会学的に、アポロ自体の国の政策的な過程であったりとか、
宇宙政策ってなんぞやってことをずっと研究されている方なんですけども、彼はですね、安全保障、科学准、産業の他にですね、国家維新とか運命って実は言葉を使ってたりするんですね。
なので、彼は5つの類型を設けてる。安全保障、科学准、産業の他に、国家維新っていうのはポリティカルパーパスの世界なので、政治的な目的。
例えばソ連とアメリカが冷戦の時代のときに、なぜそこを冷戦として戦っていたのか、なぜその戦い方が宇宙だったのかっていうときに、政治的な目的があった。
っていう表現なんですね。それ多分わかりやすいと思う。
たしかに。そこのときは結構そうですよね。誰が宇宙に最初に行くかっていう、どっちの国が最初に宇宙に行くかっていう、技術競争っていう意味では確かに国家維新、維新をかけた戦いっぽくなってますもんね。
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そうなんですよね。結構それはなるほどなって思うんですけど、最後彼はデスティニーっていう表現を使ってるんですね。
運命とかいう表現。運命っていう日本語が正しいかわかんないですけど、それと彼はHuman Destinyとかですね、サバイバルオブスピーシスって言うですね、いわゆる人類の種の保存みたいな。
いう表現を使っています。で、彼はどちらかと言うと、ここの文脈、運命とかの文脈の中で、人が月火星に向かうっていうのをカテゴライズしています。
じゃあ運命に基づいて、私たちは月火星を目指していると。
はい、一つの整理の仕方ではあるので、違和感が多いかもしれないですけど、人類のこれらの歴史を振り返ってみたときに、例えばなんで新大陸を目指したんですかとか、
なぜ自分のいる土地から他の土地を目指したんですかとか、隣の村を目指したんですかとかいうことを考えると、我々は知らない世界に対する関心っていうのは、多分本能的に持っている人が言ってての言うと。
みんなかどうかわからないですけど。歴史ですよね。考えたときに、今まで地球という中で横に横にとか上に上にってのがあったんですけど、それが別に地球の外に飛び出していても、
別に何の違和感がなくて、人の興味関心とか好奇心っていうのが地球上に留まる理由が全くない気がしてるんですよ。
で、なのでそういった文明化すると別に月火星に、俺はどうしても行ってみたいな、私は行ってみたいんだ、どうしたらいいかな、行かないとなんかもうダメなんだっていうこう、行かないとアレルギーが出るんだっていう人がいてもおかしくなくて。
確かに確かに。 新しい大陸を探しに行く人もきっとそんな感じでしたよね。
そうそう、そんな大義名歯あったと思いますよ、その食料があったかもしれないですけど、なんか別にその、なんかハリウッド映画みたいに地球が滅亡する、隕石を潰れるから他の惑星に移住しなきゃいけないっていうわけではないにしつつも、
やっぱり月火星とか他の惑星を目指してそこに取り組むっていう人間の衝動って、まあ止められないかなと、あるいは止めても仕方がないのかなというふうに私は今、社会学、政策を勉強するとそんな気がしています。
なので、僕は別に運命論者でもなければ、別になんかスピリチャルなこと言うつもりないですけど、私は、今の世の中が月火星目指していることは、何かこうリターンがあってとか、何かやらなきゃいけないことがあって、あるいはただ今やってることがダメになる、地上がダメになるかなっていうよりも、いやもうそもそも行きたいから行くんじゃね?
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行きたいから行くっていうことを止めることができないんだったら、よりスムーズにできるようなやり方を考えた方が良くないって思っているので、そういったモチベーションで私も人類はいずれ月火星に行く時代は間違いなく来るだろう。
それは価格技術の進歩という目線ではなくて、そもそも人間のなんとなく考え方、あるいは心理的な部分、あるいは本質的な部分で、そこは止められないんじゃないかなっていうのが、なんとなく私はそう思っています。
なので多くの人たちが多分技術的に月とか火星とかに行く技術が生まれてきたので、そろそろ行く頃合いだってもちろんそれはそうだと思うし、それがないと手段として行けないのは間違いないですけど、私はじゃあなんで私はそこにみんなが金とか時間を費やしてるのかって思った時に、多分止められない欲求がそこにみんなのパワーを注いでる背景にあるのかなと。
なんとなくちょっとこう言われると確かにそうだなと思うのもありますね。僕だって実際に宇宙の研究し始めるとかのスタートってかっこよさそうだしなみたいな、その感覚で入ってるんで、なんかその宇宙の真理を極めたいとか大義名武はなかったので。
いや多分あったと思いました当時は。
どこかに奥底にあったのってことに人は言ったとしても、やっぱそうですよね感覚的なものでやっぱ次目指すんだったら宇宙だよなっていうのがあったと思うと、今の話は僕的にはすごいしっくりきちゃう感じはありますね。
そうですね、なんかやっぱ宇宙の不思議な魅力ってありますよね。なんか全然話変えると、宇宙知らなくてもスペースシャトルっていう言葉を知ってる人が多分多いんですよね。あるいはNASAっていう言葉。NASAが何か知らなくても。
確かに。
NASAとかスペースシャトルっていう言葉が本当にみんな知ってるんですよ。もちろん教科書に載ってるかっていうのはあると思いますけども、でもここまでなぜ宇宙の一つの輸送機がこんなに多くの人に知れ渡ってるかって結構面白い。
確かに。
宇宙って魅力的に映ってたりしたり。なんかそれだと人の興味、本位、関心がたぶんくすぐるんでしょうね。
確かにそれはありますよね。だって確かに今言ってたみたいにスペースシャトル知っててもソユーズはピンとこないみたいな。
そうそうそうそう。
何かしらのブランドなのか、たぶんそれ僕、これワッキーさんどうかちょっと聞きたいんですけど、僕アメリカ行った時に日本にいるよりも宇宙の話興味持ってくれる人ってめっちゃいるんだなって思ったんですよ。
同感です同感です。
なんかこう、日本で宇宙の研究してるっていう話した時の、何て言うんでしょう、周りからのリアクション、別に求めてるわけではないにしても、あんまふーんみたいな感じ多かったのに、
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アメリカ行ったら、どんなことやってんのとか、なんかそういう僕がやってる内容にまで興味持って話を聞いてくれる。
っていうのがあったんで、僕はすごいお国柄もあるのかなってちょっと思ってるんですけど、その感覚どうでした?
いやもう全く私も同じですね。何なんすかね、アメリカ人宇宙極端に好きだからっていうのはありますよね。
好きすぎるんですよね、きっと。
彼らNASAにいる職員を雲の上の人のレベルでエリートだと思ってるじゃないですか。
まあ別に間違ってないとは思いながらも、でも結構NASAを深刻化してる部分がちょっとあるんですね。
いやすごいです、俺毎回所属の話する時、目を丸くされて驚かれる経験を何度かしてますから。
そうですよね、なんかまあ別に日本だとJAXAが多分NASAに対するものとして存在してますし、JAXAの方々はもちろん日本だから有志の方だと私も理解してますけども、
ただ広く多くの人がJAXAの名前を知っていて、JAXAすげえって言うかって言われると、多分アメリカ人がNASAに対して思う感じと多分違うんだっていうのは。
確かに確かに。
しかもすごいですよね、NASAの人たちのNASAだ俺っていう誇りもすごくて、
NASAの売店でナンバープレート買えるんですけど、車の。
だって自分の所属してる会社のロゴの入ったナンバープレートなんか普通つけたくないじゃないですか。
まあ確かに、僕もデロートっていうナンバープレートの車乗りたくないな。
だからその感じの僕たちの感覚だったら多分そうだと思うんですけど、
もうそのナンバーをバンとつけて、それで高速乗ってもう出勤するって。
確かに。
俺はもうすごい誇らしげに運転してるんだろうなってすごい思ってるんですよ、毎回。
確かに。
あれ中でしか買えないって聞いたんで。
だからやっぱ証なんですね、それを持ってる。
証なんですよ。
すごい話だな。
そうだから、国の間での宇宙への興味の度合いは違うなと思いつつも、
でも僕は最近のこの宇宙開発すごい進んでる中で、宇宙の研究やってたのって言った時のリアクションはちょっとずつ数年で変わってるのは実感してます、国内でも。
まあいいですね、いいですね。
もしかしたらその運命っていう区分になってた部分がようやく表に出てきたというか、
よりっと出てきてるからこそ、いろんな人の目線が変わってきてるのかなみたいな。
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そうですね、なんかやっぱ夢がちょっと現実に近づいてきてるのかなと。
だからこそリアルに人々が語り始めてる時期なのかなと思いますよね。
なんかアメリカのなんか考え方でやっぱりこう、ちょっと話が戻るんですけど面白いなと思うのが、
トランプが大統領辞めることになって、アメリカの宇宙政策を検討、企画していたナショナルスペースカウンセル、ホワイトハウスの組織があるんですけどが、
トランプが辞めて、ナショナルスペースカウンセルの人たちもいろいろ遭害するってなったタイミングで、
過去のこのトランプ政権の時に出していた政策文書とかを一つまとめたんですよね、パッケージとして。
今年の1月ぐらいかな、それが出てたんですけども、なんかタイトルがアメリカらしくてですね、リニューイングアメリカズプラウドって感じ。
日本語訳すると?
アメリカのプライド誇りっていうものを新しくするというか、再確認するっていうタイトルですよね。
タイトルはまあまあそうだよねって思うんですけど、一つ目のですね、チャプター、一つ目の章で出てくるのが、イントロダクションで出てくるのが、
リストアリングUSリーダーシップのスペースなんですね。アメリカの宇宙でのリーダーシップを、リストアリングだから再構築みたいなやつね。
一度多分他の国にリードされていったら、もう一度我々が一番だっていうことに、国を持っていくためにトランプ政権の宇宙政策を考えられたってなると。
あれですね、メイクアメリカクリエイターゲインの文言変わっただけってことですね。
本当その通りですね。面白いなあと思いますよね。で、大きくこの政策をバイデンになった時に変えないかったんですよね。これがまた面白い。
普通バイデンさんのすべての政策は私も理解してないんですけど、例えば地球温暖化みたいなところとかは、結構トランプ政権がやってきた政策をもう180度変えますよっていう風な政策を出してますよね。
これまでアメリカの政治って民主党共和党といったり勝ったりしてるので、その度に前の政権やってきたことを覆すのはもちろん今まではそうだったんですけども、こと宇宙に関しては踏襲してるんですよ、今のところ。
それは面白いですね。
そうなんですよね。これから変わるかもしれない。少なくとも今日時点でトランプ政権がやってた政策は変えてないはずです、私の知る限り。
地球火星にまた人を送り込む、月に会ったアメリカ人をもう一回って言ったのはトランプですよね。
で、トランプがアメリカ人を月に送るって言って、結果それが広がって今アルテミス計画になってますけども、別にバイデンが辞めるって言ってもよかったですよね。
もちろんインターナショナルパートナーが他国が関与してくれてるからこそ、もう辞めれないっていう表現もできるかもしれないですけど、
でもまあ別にね、ちょっとアメリカの役割を変えてもいいですよね、と。
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中でバイデンは今のところそういうのを踏襲してる。結構面白い。ただ今予算の使い方ちょっと変わってるみたいですけどね。
確かに確かに。なんかあれですよね、トランプ政権になった時、一旦価格予算縮小されてとかあって、
僕結構ヒヤヒヤしたんですよ。アメリカ行く時の研究の内容が、それこそNASAの中で打ち上がる新しい検出機との国際コラボってなってたのに、
なんかあれみたいに一瞬くむゆき怪しくなるみたいな状態になってきたから、これはまずいぞっていう雰囲気を覚えてたから、
NASAの職員って公務員だからあんまり政権に対する意見って敷地内とか、そもそもプライベートではあんまり言っちゃいけないんですけど、
あるんですよね、やっぱ選挙前の殺伐とした雰囲気だけあったりするんで、そういうとこで宇宙の開発のスピードを止めてる風なのかなっていう印象もあったんですけど、
やっぱでもアルテミス計画とかこういう今動いているのを見ると、そんなこともなかったし、しかも受け継いでるってことはそんなに悪い進み方はしてないのかなって僕は思っちゃいますね。
そうですね、大きくトランプがやってたのって、アルテミスみたいな有人宇宙計画っていうのを新しく新たに作りましたっていうのと、
あと宇宙軍ですよね。宇宙は戦闘領域であると、ワンファイティングドメインだっていう風に、初めて政権とした仕方をちゃんと言ったのかな、政策部署として書いて、
陸・海・空・宇っていう風に宇宙も戦闘領域だっていう認識のもと宇宙軍を作りながら、アメリカの軍事力を宇宙にまで使っていくというか、宇宙を使って軍事力を拡大していくとか、維持していくみたいなことを語ったのは非常に大きいですよね。
世の中的にもフランスしかり日本もですけども、宇宙軍に近しいものをちゃんともととしているのはアメリカ計画系な気がするかなと思います。で、その一方で科学予算って確かに減ったんですよ。
私も大学にいたときに、エアロスペースインダストリーズアソシエーションっていう航空宇宙領域のインターンとして数ヶ月いたんですよね。そのときに宇宙システムという宇宙分野のロビースト活動のお手伝いをさせていただいたんですよね。
ロビースト団体なので、団体と産業の意見をまとめて議会、議員に物申す。物申し方としては手段として、例えばこうペーパーを書くってことなんですけどね。僕がやってたのが、NOAAって日本語で言うと海洋大気庁とかになるんですかね。
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あー、ありますね。
NOAAってあるじゃないですか。NOAAの持っている地球観測衛星の予算が大幅に削減される恐れがあるっていうのがあって、予算制限のタイミングで。
で、あれがどんだけ世の中に対して貢献していって、今後もその衛星がないと我々の生活が良くないと、どんどん悪くなるから、予算をちゃんと維持しろ。増やせとかじゃない、維持しろっていうペーパーを僕が書いたんですよね。
えー、そうなんですね。
で、海洋大気はその科学技術予算が減らされていて、そんな環境の写真なんて、いくら撮ってもあんま変わんないだろうっていう感覚なのかわかんないけど、多分それで減ってた。それで業界団体的にはまずいって言って、何か彼らを動かす感情を潜るドラマチックな文章を書いてくれって言われて。
いや、難しい。めちゃめちゃ難しくないですか、それ。
結局その災害系によるんですよね。台風とかハリケーン、水害が沿岸部で多いですよね。そこで多くの方が亡くなった経済収縮ありますよねと。
それを、なるべくこう生きる時点に防災減災するためには、衛星の写真を使って、なるべく早く早期発見して対策を作りましょうみたいな。
あー、なるほど。
かなりデータ集めて、で最後ドラマチックに。
多くは求めません。でも維持はしてくださいみたいな形で。
確かに確かに。
そんなことあったりして。
そのまま日本語訳するだけで、日本でも使えそうですね。
あれ面白かったですね。ロビーストとかの仕事の垣間見えて。
なるほどな。科学技術が確かにトランプ政権ではそこではかなり圧縮されてたなっていう印象がありますね。
今バイディーになったら多分それ復活してると思うんですよ。
科学技術っても、新宇宙探査系はちょっと調べてないんですけども、
少なくとも地球環境保全に関係する地球観測衛星は必要だなんですね。
地球の環境を守るために地球をもっと知りたい。
確かにそうか。
リモートセンシングの予算は彼らは増やしたって、増やすって方針までは見た。結局予算になったかまだ追ってないですけど。
なるほどですね。
NASA自身も僕がいた時に、
ジェダイっていう地球の表面の森林の量を調査する観測機が国際宇宙ステーションについたりとかあったんですよ。
多分使えるハードウェアというか結構ありそうなイメージを僕持ってて、アメリカって。
それを総出にするだけで結構地球環境改善に向けた提案ってアメリカだけで相当できるんじゃないかと聞いててすごい思いました。
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おっしゃる通りですよね。
持っているものを取れるものっていうのをどう困っているところに届けて使うかっていうのが力を発揮する分野ですよね、これから。
今だとどうなんですか。今までいろいろ話の中で当たり前のように話してたけど、衛星データ活用ってそういったところでもだいぶ生きてきますよね。
今散々宇宙ビジネスに衛星データ活用をとか言いつつも最終的にはそういう地球規模のでっかい課題解決も
宇宙側から解決するっていう道も出てくるんだろうしなっていうのを今ふわーっと聞きながら思って、宇宙の可能性ってやっぱすごいんだな。
誰がやるべきなのかっていうのが難しいんですよね。
民間企業がそれやるの?ビジネスになるの?っていうのは結構難しいんですよね。
やっぱり衛星の強みって広いところが見えるので、地球規模の課題を解決するっていうのは持ってこいなんだと思うんですけど、
それを一民間企業ができますか?って言われると、なんとなくそうじゃないですよね。
誰が使うの?誰が買ってくれるの?ってなると、いわゆる社会の問題なんだから別に俺は払いませんって言ったら一発目になっちゃうので。
でもこれあれですね、今の話で出てた課題感って、5年10年前の宇宙ビジネスが伸びてくる前に思っている課題感とちょっと似てる気がしますよね。
でも確かにそうですね。
宇宙開発って国がやるもんじゃんみたいな雰囲気がある中で、それが今地球の環境問題がただその課題感だけ残っている状態で、
どっかがなんかそれこそイーロンマスクみたいなのの環境保全バージョンみたいな人が現れて、一気にこうマーケットを変えるみたいな。
でも確かにそう言われると僕だいぶ頭が固まってたなって今ふと思いました。ありがとう。確かにその通り。
いえいえいえいえ。なんかそう思ったなっていう。
でも本当その通りですよね、確かに。これまで国主導だったのが民間になったっていうのと全く同じ話をしてますね、僕は。
なるほど、確かに。ってことは誰かが変えれるんだな。
きっとそんな気がしますね。
5年後は違うかもしれないですね。
そうですね、またじゃあ数年後に同じ話したいですね。
いやー確かに5年、まああんなこと言ってたけどさーって。
またハズレなこと言っちゃったよなみたいな。
なっちまったよーって。
あそこでもっとひらめいたら今億万長女だったのにって言ってるから。
確かに確かに。
あーなるほど、いや面白いですね、だから。
いやいいっすね。
だいぶこう宇宙開発っていうところの方向性から、お互いアメリカにいた時の経験で結構幅広い話できたなと思うんで、
今日はこの辺にしておいて、一応この2日間公式タイアップみたいなしていただいてありがとうございます。
27:07
こちらこそありがとうございます。
これからこう、昨日の放送でもあったみたいに、デロイト全体で目指していく宇宙像っていうのもありつつ、今の多分後半の話色々聞いてると、
ワッキーの中にある目指りたい宇宙像っていうのもきっとこう出てくるんだろうなってすごい思うんで、
そういったところはまたここのポッドキャストに語りに来ていただきたいなって僕的には思ってます。
ありがとうございます。あの、聞いてる方々のどれだけ関心があるかっていうのは多分あまりない世界なんだろうなと思いつつも。
大丈夫です。宇宙に興味があるコアな層をずっと抱えておくので、このチャンネルでは。
他で語れないオタクキーの話を。
そうですね、確かに。他では語れないので、ぜひチャンネルでぜひやら仲良くしてほしいです。
ここのいる方々とはせめて。
これからもぜひよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。大変こちら勉強になりました。
はい、そうしたらじゃあまあ昨日今日も含めて最後なんかデロイトとしてでも個人としてでも何かお知らせとかあれば。
仕事としてとか勉強としてとか色々自由にお話をさせていただきましたけども、ただ一つの一人の宇宙ファンでしかないので、
我々が一歩でも宇宙に近づけるようになれるんだったら嬉しいなと思いますし、僕も日々研鑽だなと思ってますので、
ぜひこれからどこかでお会いするタイミングがあると思いますので、ぜひ仲良くさせていただければ嬉しいなと思います。
はい、ぜひじゃあ宇宙周りで見かけた時は脇本さんに声をかけていただけたら嬉しいです。
ワッキーって言ってくれれば、はい振り返ります。
はい、ぜひ皆さんお願いします。
じゃあそんな感じで今回の話も面白いなと思ったら、手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
これからもまたデロイトの活動だったりとか、ワッキー個人の活動だったりとかっていうのも、
ゲストに呼んで語っていただこうと思っているので、興味がある方はぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、ちゃんちゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それでは2日間、ワッキーありがとうございました。
ありがとうございました。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
29:22

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