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2025-01-26 26:59

018 イラクで国際NGOの登録完了しました〜の巻

2025年はじめてのPCPトットチャンネル。

一般社団法人ピースセルプロジェクトは、2024年12月19日にイラクのクルド自治区での国際NGO登録を完了しました!

2025年にピースセルプロジェクトがドホークで、モスルでどんな活動を計画しているかを代表の高遠菜穂子がお話ししています。

https://www.peacecellproject.org/

 

 

サマリー

イラクでのピースセルプロジェクトにおける国際NGOの登録が完了し、その過程での困難さや苦労が共有されています。特に、書類作成やイラク大使館とのやり取り、現地での手続きの複雑さに焦点が当てられています。このエピソードでは、イラクでのNGO活動が取り上げられており、特に教育支援や女性の権利に関する取り組みが紹介されています。ボランティア活動や学校づくり、図書館の設立など、現地コミュニティとの交流を通じて意義深いプロジェクトが進行中です。

ピースセルプロジェクトの登録
PCP TOTTO CHANNEL スタートしました。2025年ですよ! 誰がいますか。
コウヘイです。
毎度どうも、タカトウです。
カエデです。
また後で誰か来ると思います。
皆さん、今日はお客さんはいないみたいですけど、
久しぶりのTOTTO CHANNELですね。
そうですね。ご報告もありますので。
報告を聞くのを楽しみにしていますが、
TOTTOはまた、あたたかいお部屋でおねんねしていますので、
みんなでお話ししてくださいね。
あきこ、呼んでくるね。
ジンベエも呼んでくる?
ジンベエ、きたね。
ジンベエって何ですか?カエディーヤ姉ちゃん。
あらいぐま。
あらいぐまです。
あらいぐま。
末っ子の猫です。
きたのに養子に入った子です。
そらちゃんが養子にもらった子?
そう。
ってことは、TOTTOの何になるんですか?
おいっこ。
はい、こんにちは。
今、ジンベエがいますね。
ジンベエが大きくなっちゃって、これ何でしょう。
すごい末っ子って言ってるけど、一番でかくない?
今、PCPには猫が何人いるんですか?
これオープニングトークじゃありませんが、
PCPの重要な情報なので、時々アップデートをしておかないと。
みなさん、そもそもTOTTOチャンネルって何だかわからないかもしれないね。
TOTTOというのはPCPの看板娘の猫で、
と本人が言っている猫で、
TOTTOチャンネルのパーソナリティをしていますというお話はどうでもいいんですけど、
今日は。
ナホコさんお願いします。
皆さまにご報告がございます。
2022年に日本で一般社団法人ピースセルプロジェクトが正式に法人化されて、
その後ですね、イラクのクルド自治政府に登録をするというのをやってきたんですが、
これもなかなか日本でたくさんの書類を揃え、
手続きの複雑さ
イラク大使館にも書類を出してもらい、
その書類がここに届いて、そこからがまた大変だったんですよ。
じんべえ、聞いてる?
12月の何日だったかな?
2024年の12月の何日か。
記念すべき。
記念すべき日を忘れましたけど。
持ってきて。
何の準備もしないで。
突発的にね。
来た来た。来たけど見えない。
書いてない?
19です。
2024年12月19日、正式にインターナショナルNGOとしてピースセルプロジェクトが認められました。
おめでとうございます。
すごい量の書類を日本で揃えて、
平丸代表があちこち行って、
それからイラク大使館にも通って、
いろいろあれしてもらって、
こっちに来てからランディが担当したんだけど、
ローカルスタッフのランディさんが担当したんだけど、
大変そうだった。
とりあえずドホークの市内でもいっぱいハンコもらわなきゃいけないんだけど、
一緒にしばらく最初のうちに行かなきゃいけなかったから行ったんだけど、
まあとにかく日本の常識では考えられない進まなさ。
まずルールがよくわからない。
ルールがよくわからない。
聞いて回るんだけど聞く人みんな違うこと言う。
基本ちょっとずついじめられるというか。
嫌がらせをされるというか。
嫌がらせはもう本当にデフォルトのようにある。
窓口に行って聞いたらわかるよって言うんだけど、
窓口に行くんだけど窓口によって言うことがみんな違うっていうね。
本当に大変でした。
本当にスタンプラリーかっていうぐらいスタンプをいっぱい、
この人のサイン、この人のなんとか、この人のなんとか、
いっぱい集めて、
今度はそれが終わったらアルビルですよ。
アルビルですよ。
このアルビルの方はランディがドライバーと一緒に
毎日の1週間以上朝6時半とか朝5時半とかに出てね。
アルビルまで行って。
2時間かかるんですよ車でね。
しかも1時とか12時とかに業務が終わっちゃうから、
朝1番に行きたいと。
8時に窓口に行きたいと言って5時半6時半に出て、
そこで8時で。
ところがもうアルビル大都会だから渋滞する。
もう車はまってる。
そしたらランディは、「オマル、私先に行くわ!」って言って
車を飛び出して、もう税務署に走ったり、
タックスデパートメントだ、フォーリンリレーションだ、
なんだらかんだらまあ走って。
走ってる最中でランディとビデオコールしてた。
そうそうそうそう。
走りながら。
はあ、はあ、菜穂子さん!みたいな。
大変だったね。大変だった。本当に。
社会支援の取り組み
でもあまりにも意地悪されすぎて、
意地悪されすぎて実はランディ泣いてたんだ、窓口で。
えーそうなんですか。
そういうことを2回くらいあったの。可哀想だった。
でもどうしようもないもんね。助けようもなくてさ。
だから本当に一番喜んだのはランディでしたね。
でそれ、これを取りに行ったのはコウヘイね。
ですね。で一番最後に取りに行ったんですよ。
でその時にDNGOに取りに行って。
DNGOね。
はい。
ディレクトリー OF NGO。
NGO局だね。
NGO局。
政府のNGO担当してる部署に行きまして、
で取りに行く時にもまたなんかこういろいろあるんですよ。
窓口の人と話して、あれがないのか、
いやじゃあ受け取れないよみたいなグダグダしたやり取りがあり、
でそこでなんか訳わかんなく1時間2時間ぐらい待ち、
ずっと待ち合いで待って、ようやく来たって受け取れて、
ランディがそれ開いた時に、
コウヘイさん、Is this real?
これは現実なの?
これは本物なの?現実なの?みたいなことを聞いてきて、
ランディ、ようやったって。
信じられない。
信じられないって。
これが手元にあるから信じられない。
僕に、これで終わりなの?って。
これ日本じゃ考えられないよね。
本当に大変だった。本当に頑張ったね。
頑張った。
本当に頑張った。
本当におかげさまでめでたくPCPは、
イラクの正式な国際NGOとしてと言っておりますが、
イラクはちょっとまたこれね複雑でございましてですね、
中央政府というのがございます。
フェデラル・ガバメント。
この連邦政府の方にも登録をしなければなりません。
現在は今日本の方で、その書類を平丸代表が
必死に揃えているところでございます。
これは噂によるとですけど、半年から1年かかると言われています。
長っ。
めっちゃ大変らしいよ。
痺れますね。
何人か弁護士さんに聞いたけど、
いやー覚悟した方がいいよって。
そう思いますよ。
そう思う。
あきこ先生もご経験ありますか?
はい。
やばい。
さらに輪をかけた。
こういうの。
よくわからなさ。
よくわからなさ。本当によくわからなさ。
2025年、PCPはこの登録をいかしてどんな活動をするんですか?
すでにモスル少年更生施設の中のホールは作ったので、
椅子を入れてね、ステージ作って。
今ね、やってるのが、明けて来週、明日明後日から
サイコソーシャルサポートで
心理社会支援の継続。
もともとやってたアンファルさんっていう女性がいるんだけど、
いろんなハンドクラフトを教えてた人なんだけど、
ものすごい少年院の中で本当に皆さんから信頼を得てる人で、
彼女に戻ってきてほしいと。
契約がNGを切れちゃったから、給料払えてないと。
でも給料払えてないんだけど、その人は毎週のようにボランティアで、
完全ボランティアで来てたんだよね。
で、その人に復帰してもらいましょうということで、PCPがその方を雇用して。
評判のいい人だけど、前に関わってたNGO自体が、
予算が、プロジェクトが終わってしまったから、
撤退しちゃったの?
撤退してしまって、そんな話ばっかりですよね。
アメリカとスイスのNGOも長くやってたんだけど、そこも終わっちゃった。
少年更生施設の中で残っている国際NGOはPCPだけになっちゃった。
その方に、日曜日から、明日、明後日から、また現場に来るよう。
それともう一つは、
北東シリアの方から帰ってきてる、アルホルキャンプの方から帰還してきている女性たちに
就労支援を、就労支援というか職業訓練をやろうということで、
いろいろ現地のNGOとかと相談して、ネイリストの要望がすごくあって、
今、ネイリストを探してます。
ネイリストを指導できる人ってことですね。
今やってるこのPCPのプロジェクト、何が大変って、ランディーといつも言うんだけど、
教える人はいるのよ。ネイリストもいっぱいいる。今は流行ってるからね。
いるんだけど、要するにアルホロキャンプから帰還した人。
その帰還者に対して、
社会の偏見とか。
対象者に対するネガティブな、
先入観があります。
先入観というよりは怖がっている。
いろんなネガティブな。
それがあるからすごく難しいの。
いいよ、やってあげるって言っても、
でも実はこういう方々なんですってなると、
しりごみしちゃうみたいな。
NGOの中でもそうだから、仕方ないんだけど、
でもそういう人を今探したいなと思って。
それだからこその社会再統合支援ってそういう意味なわけだよね。
社会の中で受け入れられないって、
社会側が今言っている人たちを、
でも実際は社会の中に住み始めている人たちを、
みんなが心の上でも受け入れられるようになって、
できるかどうかっていう取り組みなわけですね。
でも女性たちが今定住し始めているところって、
地域っていうかさ、
モスルの郊外というかなんだけど、
道路もあんまりインフラもよくなくてね。
貧困地域みたいな感じですね。
人口は多いけどやっぱりそうなのよ。
貧困地域みたいな感じなんだけどさ、
でもその人たちもともとそこに住んでた人たちはないんだよね。
ケースマネージメントやってるスタッフから聞くと、
圧倒的に女性、未亡人というか夫を失った女性たちでしょ。
だから生計立てていくの大変じゃない。
で、もともといたところには、
要するに村八分にされてたり、
そもそも受け入れてもらえなかったりとかで結構点々として、
最終的にタナックっていうエリアに集まってきてるみたいな感じ。
でもこの人たちだってさ、子供を抱えてるからさ。
でもその後も考えなきゃいけないよ。
要するにネイリストとしての技術を身につけたとしても、
マーケティングできなきゃ意味ないし、
それからお客さんとの対応もそうだし、
それこそだから帰還した人たちだったら、
もしかしたら真っ黒かもしれない。
真っ黒いニカーブとか、そういうのを着た状態かもしれないしね。
職業訓練だけじゃなくて、
やっぱりいろんなワークショップは必要かなと。
社会との、彼女ら側も社会との信頼関係とかコミュニケーションを取っていて、
アプローチする努力をしなきゃいけないわけだから、
NGOの活動と支援
私たち嫌われているしって思っていてはビジネスはできない。
だからそういうのもちゃんと説明して、
それでもやってみたい人っていうふうに選抜してやっていくと思うんだけど、
あとやっぱりニカーブ被ってるんじゃなくて、
そこで美容のことやるから、
メイクのワークショップやってみたりとか、
それからカラーコーディネートやってみたりとか、ファッションのね。
そういうことだけじゃなくて、
信頼関係を心が少しずつ自信を持つみたいな意味での、
今までドホークでもやってきたようなコミュニケーションワークショップとか、
そういうのもやっていくことになる。
やるね。やるけど多分私の予想だと、
まず最初に割と、なんだろう、
技術面とかって、手を動かすことをやって、
そこで教えてくれる先生とのやりとか、
プログラムをやっている場所にいるNGOのスタッフと仲良くなるとか、
それから外国人である私たちと、
少しずつやり始めるには、
集中してできる作業とか、
いきなり町内会のお姉さん方と一緒にやりましょうって言ったら、
どっちもビビっちゃうっていうか、
それはかなり慎重かな。
それが社会心理支援で、
ビーズとか毛糸とか編み物とかやるのって、
そういう意味合いがあるよね。
まずはちょっと忘れましょうと。
1日の数時間だけでも何か別のことに集中して、
悩みとかいうことは一旦何も忘れないで、
心を空っぽにしましょうっていうことをやる。
それがPSSだからね。
あとやっぱり女性のエンパワーメント的なことで、
よくNGOがやってるじゃん。
女性の人権のこととかね。
それは今まで色々調べてきた中で、
コミュニティの女性たちと、
それからISの帰還民の女性たちの、
同じ女性としての共通な問題意識。
悩みとか。
それがGBV。
何だっけ?
要するにDVよ。
女性が社会の中で権利が弱いとか。
それがやっぱりISとかそういうこと関係なく、
女性全般にそういう暴力で苦しんだ、悩んだみたいな、
そういったのが共通としてあって、
だよねって思えるような。
お互いのバックグラウンドなしでも、
そういうこと共通なものがあるんだっていう風に。
そこからかな。
そこで結びつきみたいなのが。
一緒に受けるとしてはそういうことね。
そういったところからのコミュニケーションワークショップに
次に行けたらなみたいな感じだよね。
長い道のりですけど。
学校と図書館の設立
はい。
トットチャンネルを聞いているボランティアさんたちが
参加できるような活動はあるんですか?
いろいろありますよ。
いろいろありますよ。
今年春には4校目の学校として。
今はモスルのお話をしたので、
なかなかボランティアさんたちにモスルに行っていただくのは
正直難しいところがあります。
ただドホークで今までやってきた活動は
今年も続いているわけですね。
ますます。
4校目の学校としてというのを今から選定をして
作っていくっていうのがあります。
去年はボランティアの諏訪ヒカリ君が
めっちゃ力をいれてくれて
ボランティアとは思えない。
工務店の。
工務店の一番みたいな。
クングメイラ参加中。
待ってるよ。また。
その学校のね。
また工務店のような。工務店業務?
それはザニアリだね。
ハンドオーバーしましたよ。
今はPCPが見ている学校は何学校ですか?
ホルグルト小学校。
ホルグルト小学校がヒカリ兄ちゃんが頑張ったところですね。
そうです。
ランディちゃんが通っているところですね。
そういう学校で
日本語の読み聞かせもすごく重要なので
そういうのをやってもらうのもそうだし
図書館作りに参加してもらうのもそうだし
図書館ができたら、図書室ができたら
必ずその学校でサマースクールやるので
夏はボランティアさんたちが来たら楽しいですね。
ララララブソングをかけながら。
今年は新しくしたほうがいいかもしれない。
そうです。
屋上でバーベキュー。
図書館はいつ頃できるのが理想ですか?
できるのは5月、6月だね。
7月からサマースクルだからね。
早くできるといいですね。
今年は8月、9月という感じだったので
学校始まる前という感じですからね。
8月、9月?
今年はサマースクル終わってから。
去年でしょ?
いつまで2024年だった?
過去に生きてるから。
サマースクルは図書室でやらなかったんだもんね。
今年はわかんないですけど。
ボランティアの皆さんも
ドホークでも図書館を作ったり
学校でサマースクルをしたり。
ボランティア活動の展望
今年はあれもやります。
ドホーク大学の図書館を活性化させてほしいという。
大学の図書館もやります?
副学長直々のお願いが来てるんですよ。
活性化って何ですか?
学生がもっと図書館を利用するように
PCPでやってくれっていうのを去年からね。
何回やってくれって。
魔法の。
工務店やったりね。
イベントやったりね。
今考えてるのは
詩の朗読会みたいなやつをやろうかなと思って。
くみこさんが来たらいいですね。
くみこさんもお話作りコースを再開させたいという。
大学生と?
小学校で。
大学生とやっても全然楽しめるじゃないですか。
面白いと思う。
ということで
こんなにいっぱいできるのかっていうぐらい。
特盛りですけど。
今日は冷えるわ。
家が石造りなので凄い冷えるんですよ。
夏用だもんね。
トット、寒いのが苦手なんですよね。
昨日何本買いに行ったの?
5本。
1個何リットル?
18リットルくらいです。
どのくらいのペースだ?
2週間に1回とかですかね。
ちょっとだけ温かくしてあげるために
コウヘイ兄ちゃんと誰かがタクシーに乗って。
でも聞いたよ。
灯油のタンクが来てくれるっていう。
デリバリーがあるんですね。
ほんとに見たいよね。
灯油の悩みですよね。
いつだったかタクシーの
トランクに入れてたら漏れたもんね。
めっちゃ怒られますから。
亀裂が入っててさ。
亀裂が入ってたみたいで。
ドライバーさんが持ち上げて整理しているよと思ったら
ジョワーって出ちゃって。
悪夢悪夢。
灯油の悩みですね。
もうちょっと温かくなったらいいですね。
全然関係ないけど、青森大変だね。
すごいね。
災害レベル。
死傷者とかいっぱい出てて。
コウヘイ兄ちゃんのお家は青森ですね。
母の実家が青森なんで。
弘前も大変ですね。
札幌もですか?
札幌は雪多くないですよ。
札幌と自動車でも違うんですよね。
イルビルとドホークでも違うくらいの感じがしますね。
仙台は?
仙台はどうかな。
カエディーヤの福岡は?
九州の北の方とかは雪降るよね。
降るは降るけど、
積もっても1センチ、2センチ、3センチ。
でも3センチ積もったら交通障害出て、
コンビニから全ての食料がなくなります。
えー!
3センチ!?
トットはドホークにしか行ったことがありませんけど、
トットはどこにも行きたくありません。
ドホークもね、
たまーに雪降ることあるよね。
トット生まれたばかりのとき降ったかもしれない。
コロナの始まりのとき。
家に行って、
入れてもらってここまで来ました。
ここまで来ました。
2019年かな。
なるほど。
5歳?
5歳?
2019年の11月ぐらいに、
うちの子記念日です。
うちの子、あきこですよ。
ソラちゃんがね、
あきこがね、
最初ね、トトのお兄ちゃん、ソラちゃんだけ
お家に入れてね、
可愛いね、可愛いねって言ってたけどね、
トットは、ゆるさないからね。自分でね、
ドアの前でね、にゃーにゃ―って、
雨のときに
なき続けたら、あきこがね、
じゃあ来なさい、一緒に行って。
トットは自分で
家を選びましたからね。
自分の人生を広く思いました。
はい。
じゃあね。今日はこんなところにしましょう。
じゃあね。
26:59

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