LDHのグローバル戦略
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、LDHが実はグローバル戦略をかなりいい感じで進んでいるという記事を日経クロストレンドで読みましたので、ちょっとご紹介したいと思います。
ちょっと言葉選び、ちょっと気をつけないといけないんですけど、LDHはね、ちょっとその、
僕もエグザイルは、もともとアサヤン好きだったんで、エグザイルまでは応援してたんですけど、もう今で全然わかんないですよね。
でも日経クロストレンドの記事、LDHのグローバル戦略、タイを拠点に1億6千万人のZ世代を狙う。
これ日経エンターテインメントの記事を再構成したものらしいんですけど、
実はLDHは2022年から、
タイの企業タッグを組んで、結構ね、もう成功されてるらしいですよね。
バリスティックボーイズがタイに行って、
で、そこが入り口になって、ランペイジとか、
他のグループもオーナーアジアに結構ファンが増えているっていう種種の記事が日経クロストレンドに上がってまして、
で、実はなんか日経エンターテインメントが6個出したんですよね。
LDH20周年アニバーサリー的な。
これ、
ちょっと思わず買って、軽く今読んでるんですけど。
すごい実は戦略的にいろいろされてるんですよね。
なんかもともとアメリカに行こうと思ったのが、ちょっとコロナとかでいろいろうまくいかなくなったんで、
同じように出演力を切り替えてやってるらしいんですけど、それがどうもうまくいってるみたいです。
象徴的なのが、タイのトリニティっていうグループとコラボした楽曲が、
まあ、
向こうのレーベルの、
YouTubeチャンネルに上がってるんですけど、
これね、再生数結構いってたんですよね。
ちょっとどれぐらいか忘れちゃいましたけど。
だから、タイのグループとコラボして、そのコラボした楽曲をタイ側のレーベルに上げるっていうのは、
これはもう、そのタイにファンを増やすっていう非常に象徴的なアプローチですよね。
結局日本側のチャンネルに上げちゃうと、
日本人にしか届かなくなっちゃうからみたいな話だと思うんですけど、
これによってタイにもファンを増やし、
タイのテレビ局にも出演してみたいなのが入り口になっていて、
東南アジアって国ごとに言語が結構違ったりするんですけど、
結構横に伝播するんですよね。
一億、東南アジアのZ世代市場が1億6,400万いるらしい。
そのZ世代だけでですからね。
LDHのタイでの展開
これ多分インドネシアとかフィリピンとか全部含めてっていう。
で、面白いなと思ったのは、
そのMOOCを、
読んでもびっくりしたんですけど、
LDHってその音楽だけじゃなくて、
映像戦力とかめちゃめちゃ立体的にやってるんですね。
全然知りませんでした。
ハイ&ローとか、
なんかその映画の予告はよく見るなと思ってたんですけど、
これだからLDHのアーティストの露出の場所としても企画された映画、
テレビ番組からなのかな。
これが実は今、東南アジアでめっちゃ人気があるらしくて、
インドネシア、
インドネシアの劇場135巻でしょ。
日本では300巻。
インドネシアで135巻。
東南アジアでは実はこのハイ&ロー、
やっぱこういう不良者って結構ファン国共通なんですかね。
だから日本の不良者って日本人向けなのかなと思いきや、
実は結構こういうやっぱ若い世代の格闘モノ文脈で、
東南アジアでも人気があるらしく、
記事によると、
東南アジアのアーティストとかが出たいってオファーがLDH側に来るらしいですね。
こういうアプローチもあるんだっていうのは、
ちょっとね意外でした。
だから、
まあLDHって言うと去年、
音楽番組でザ・ランペイジがナチスの格好に近い服装をして、
ナチスの敬礼とかを組み合わせたパフォーマンスをしてるっていうので燃えてましたけど、
こっち文脈みたいですね。
だからバトルオブ東京ってなんかデジタルとリアルを組み合わせたコンテンツとかもやっていて、
ある意味でこういう、
なんて言うんだろうな、
硬派系、やんちゃ系の世界のコミュニティにうまく刺さってるんで、
まあちょっとそれをやりすぎた結果、
ちょっとナチスの要素をちょっと入れすぎちゃったっていうのが前回の炎上だったと思うんですけど、
あれもやっぱり海外を意識しているから多分謝罪してパフォーマンス変えるっていうことだと思うんで、
まあ、
授業料的な感じになるんですかね。
だからLDHがこんなに海外にファンが増えてるってちょっと全然知らなかったんで、
まあ関係的にはどちらかというとDMSGとか2Bとかスター・テンテーテインメントの方をちょっとウォッチしてますけど、
これはね、すごい参考になると思いますね。
まあ特に、
まあ欧米で受けるのは当然ベストなし、
ニュージンズやBTSのようなアメリカでヒットするっていうのは一つの理想ではありますけど、
今後の人口を考えると結構アジア重視戦、
戦略っていうのは、
案外ある意味手堅いし、
日本のアーティストに向いてるんじゃないかなっていう。
でLDHはそれのこの成功のパターンを一つ作ってくれてるっていうのはいいことなんじゃないかなと思ったりしております。
こちらのチャンネルでは日本のエンタメが海外に出ていくのを応援したいなと思っていますので、
他にもお話してますよっていうのがありましたら是非コメント等で教えていただけると幸いです。
ありがとうございました。
