皆さん、こんにちは。ゲームしあわせ紀行、ゲー旅、案内役のクムです。
このラジオは、日々のゲーム体験から楽しみを見つけ出していく番組です。
あなたのゲームライフが、より豊かになるヒントをお届けします。
今回、第42回目のテーマは、プロeスポーツ選手のリアルと未来ということで、
番組初ゲストとして、元eスポーツ日本代表のKazemaruさんにインタビューした内容をお届けします。
インタビューでは、プロeスポーツ選手になるまでの道のり、国際舞台でパフォーマンスを発揮する秘訣、
今熱いeスポーツゲームのタイトル、などをお話しいただきました。
詳しくは、ぜひ本編をお楽しみください。それでは本編スタートです。
Kazemaruさん、こんにちは。
こんにちは。
今日は初めてのゲストということで、お越しいただきありがとうございます。
読んでいただいてありがとうございます。
Kazemaruさん、元プロのeスポーツ選手ということで、ゲストにお呼びしているんですけども、
ちょっとリスナーの皆さんに対して、Kazemaruさんの紹介をさせていただきます。
Kazemaruさん、2004年6月4日生まれ、まだ20歳。
20歳になりました。
元PUBGモバイルプレイヤーで、第19回アジア教育大会、こちら中国公衆で開催された大会ですね。
日本代表選手として5位入賞を果たされていますということで、本日はよろしくお願いします。
お願いします。
なんかもうここだけでも、いろいろ興味そそられるんですけど、まだ20歳なんですよね。
そうですね。
特に20歳になった感じって感覚って、僕18年くらい前のことなので、いろいろ覚えられるんですけど、今どんな感じですか?どんな気持ちですか?
それこそ20歳って、お酒とかタバコとか、スウェールとか何でもできる年になって大人になったっていう風に自分でも思うんですけど、
思った以上に20歳ってこんな大人じゃないのかなみたいな。
高校卒業して2年って本当あっという間で、自分でもそんなまだ高校生くらいの気持ちで、やっぱり自分がそんなに大人になってっていう感じはしなくて、
意外とこの後も歳とっていっても、自分ってそんなに大人になるのかなみたいな。
それはちょっと僕が風原さんより18年ほど先を生きてるから言えるんですけど、その通りです。その気持ちはずっと続きます。
楽しいんですよ。今結局20歳になって、僕は社会人なので、税金とかお金関連では払わなきゃいけないものが増えたりして、
すごく大変だなとは思うんですけど、それを抜きにしたら自分の気持ち自体は子供の頃のままというか、楽しいし、
実際20歳になったからできることは増えたけど、やっぱり自分自身はそんなに変わってないような気がしてて。
この番組配信して僕が続けている会期は残っていくと思うので、またちょっと時間をかけた時に今日の話をまた聞いてもらえて嬉しいかなと思うんですけど、
まず最初に僕がなぜ風原さんと出会うことができたのかっていうそのきっかけをもうちょっとお話ししていきたいと思うんですけど、
その後リスナーの方から質問募集もちょっと急遽させてもらって、一つ質問いただいているので、それにもちょっと答えていただきたいと思っているんですよ。
まず最初に僕が風原さんと出会ったきっかけっていうのが、風原さんも記憶に新しいと思うんですけど、東京eスポーツフェスタ、
今年の1月の26日から28日に東京ビッグサイトで開催されたイベントですね。最初このイベントのことを知らなくて、
Xでフォローしている同じゲーム系のポートキャストをやっている方のポストを見て、このイベントに行ってきましたって、こういうイベントあるんだと思って行ったんですよ。
行ったらまだそんなに人もめちゃくちゃ多い感じでもなくて、やっぱりそのeスポーツ自体はまだまだこれからの分野なのかなと肌で感じて、
でもブースがあって、壇上イベントみたいなのもやってて、そこに風原さんがいたんですよ。
そこで風原さんが中国の甲州で開催されたアジア競技大会の話をされていて、風原さん今年20歳になったばかりで、当時はまだ19代。
19歳の人が壇上に上がって大人に囲まれて、大勢の前でスピーチしてるって思って、すごい役をしたと思って。
で、その人を見て、この人の話をちょっともっと聞いてみたいなって思って、アポートらしい時代でございます。
ありがとうございます。
で、リスナーさんからの質問に続いていくんですけど、ミッツさんという方。この方はゲーム系のポートキャストで、オレンジ色のイルカ号っていうゲーム系のポートキャストをやられてる方なんですけど、
何を隠そう。僕が東京eスポーツフェスタに行くきっかけとなった方なんですよ。
このミッツさんがイベントに、結構いろんなイベントに参加されてる方で、ゲーム系だったりとか、あとそのポートキャスターのイベントも結構いろいろあって、
いろいろなものに参加されてるんですよね、ミッツさんは。
そのミッツさんのポストを見て、こういうイベントがあるんだって思って行ったので、ミッツさんがいなかったら、お菓子を買ってもらったと会えてないです。
嬉しいですね。
で、そんなミッツさんから質問いただいているので、お答えいただきたいんですけど、
元eスポーツ日本代表選手の方に質問ができると伺って、どうしようか悩みつつメッセージを書いておりますと、
2025年にサウジアラビアで開催されるオリンピックで、eスポーツが競技に採択されたとニュースにも取り上げられておりましたが、
風丸さんはどんなきっかけで日本代表というポジションになられたのでしょうか。
eスポーツではないスポーツだと、強化選手に選ばれて、実績を残してのようなイメージがあるのですが、
eスポーツではどのような流れで日本代表になられたのか、お聞かせいただけると嬉しいです。
これが風丸さんのキャリアを説明する上でもいい質問かなと思います。
改めてこの辺りいかがですか。
今週のアジア競技大会に選手として内定したのは、1年前の2022年の春頃に行われたアメリモバイルジャパンリーグというリーグだったんですけど、
そこのリーグで僕が所属する前だったんですけど、そのチームがフェーズ1前期の部分を優勝しまして、
それで出場権を獲得して、そこで自分が所属していたドーナツUSGという名前が変わらなかったのと、
ドーナツUSGがバレエになる前に確定をしていたのね。
チームが単化できるという権利を持っていたから。
そうです。2022年の時点でアジア競技大会という出場権を持っていて、
僕がその後来年に2023年に入った2月なんですけど、
僕が入ってそのまま出場権を持ったままだったので、僕が選手としてそのまま内定をいただくという形になったので。
なるほど、じゃあそのチームに助員するタイミングと。
僕はちょっとラッキーなんですよね。
ただ運も実力のうちとも言うじゃないですか。
運があるためには、そもそも行動しないとその運には繋がっていかないのかなと思うんですよね。
このミスさんが言われているどのような流れでって、流れは当然あると思うんですけど、流れの前に風村さん自身が起こした行動があると思うんですよ。
だからそこにチームに入るまでにどんな行動をとられたのかなって。
僕はもうそれこそその3年前から高校1年生の時からずっとゲーム出た時にスカウトみたいな活動をいただいて、
そこからもうプロの育成選手として活動していて、その時はディレクトっていうチームだったんですよ。
そこからディレクトに3年間取得して、アカデミーを2年間受けて、3年目にメインロースターの方のチーム、メインチームの方に移行して、
それもまだ選手として活動できるわけではなかったので、サブ登録として補欠の選手みたいな形で取得して、
実際にみんなの試合の様子を生で見て、練習風景も見て、リザーブっていってサブ登録してる選手は練習試合が別でみんなで出れるんですよ。
サブ選手チームみたいなのを作って、それでそこで経験を積んで、この翌年のトロップバレルに入る年に移籍しようって思って、
自分も選手として活動したかったし、ディレクト自体はメンバーも結構固まってたので。
一群メンバーみたいな感じですかね。
なので、移籍して自分も選手でやりたいってなって、その時にトライアウトを受けさせていただいて、お互いに入りたいっていう。
入ってほしい、入りたいっていう。総合一致なので、そのまま入れさせていただいた。
だからもう本当に活躍するタイミングが早いなって思って、10代のうちからプロチームに入ることができたって話じゃないですか。
しかもそのプロチームに入るための株組織みたいなやつがあって、そこで実力を発揮していったというか、
そこってまだeスポーツ自体が世に広まりきっていないと思うんですよね。認知はされてると思うんですけど。
この番組聞いてくださる方も3,40代の方が多くて、お子さんいらっしゃる方も結構いるので、
その時に例えばプロサッカー選手になりたいっていう子供がいたら、親とすると地元の少年団とか少年チームとか、
そういうところに入れたりとかっていう、親としてのサポートのやり方が割と分かりやすいじゃないですか。
eスポーツの場合はまだまだこれからの分野すぎて、その時に風間さんは自分でそういう道を開拓していったのか、
誰か周りからこうやるといいよみたいなアドバイスをもらったとか、どんな感じでその道に進めたんですか。
僕は周りからのアドバイスとかはほとんどなくて、自分でインターネットがあったので、
旧ツイッターXで練習試合とか、どういう風に上にのし上がっていけばいいのかっていうのを調べて、
それと練習試合っていうのが毎日レベルを上げるために行われて、そこに出ていくにつれて、
練習試合の成績が上位の人たちが出れるコミュニティ大会とかがあって、
それはプロ同士ではないけど、
アマチュアの名前で出れる大会があって、そこで僕が所属してたアマチュアチームで受領できるようになって、
そこでチームとしてはそんなに大きな成績が出さなかったんだけど、個人としてはもっとキルって言って、
一番倒した人に何週間も何週間もランキングに乗り続けて、そしたら声がかかったって形になったので。
だからやっぱりPUBGモバイルっていうゲームでプレイしていて、
だからまずPUBGモバイル界隈にアクセスして、そこでサヤキュートまでは野良試合?
実際そんな感じだと思います。
プロではないので、アマチュアチームが本当に賞金高くも大きくはないんですけど、
でもいただけるので、それのために頑張ってみたいな。
そうですね、この番組ゲーム系のポートキャストだからPUBGモバイルっていうゲームを知ってる方は多いと思うんですけど、
僕自身があまり最近のゲームとか覚えてなくて、PUBGモバイルってどんなゲームなんですか?
僕APEX遊んだことあるんですよ。そのイメージと近いんですかね?
かなり近いと思います。
APEXはキャラクターごとにスキルがあって、強いアビリティとかもあると思うんですけど、
PUBGにはそれが一切ないです。
スキルなし?
一人一人全員同じキャラクター、同じ性能のキャラクター、同じ体力で、
実際に降り立って、装備を集めていって、
そこそこAPEXと同じようにフィールドが縮まっていって、ラスト1チームになるまで戦うっていうゲームですね。
多分時期的にはAPEXとPUBGモバイルって同じ時期ぐらい?
PUBGモバイルの方が多分3年ぐらいは早いと思います。
早いんだ。
じゃあ風村さんがプレイを始めた時にはまだAPEXなかった?
なかったですね。
それ待ってPUBG始めたみたいなのもある?
そうですね。もともと僕はやっぱりPUBGのPC版の方が好きで、
そのスマホに出るって聞いてたので、もうやりたい、やりたいって思って、
そのまますぐやってみた。
そこもちょっと聞きたかったんですよ。
ちょっと我々30代40代からすると、スマホのゲームってちっちゃくって。
はい、ちっちゃいですね。
しかも僕たちは子供の時にはスマホなかったので、
コントローラーでプレイするのが当たり前だったんですよ。
PUBGモバイルってもう一人スマホで操作するじゃないですか。
コントローラー使わないんですよね。
使わないです。
それであのエイムができるのが、
ごめんちょっと言葉汚いかもしれないですけど、
マジで理解できなくて。
あれはどういう感覚なんですか?
コントローラー、当然風間さん自身もコントローラー使ったゲームやったことあると思うんですよ。
スマホだけのコントローラーがないゲームも遊んでると思うんですよ。
どういう感覚で違いとか。
僕はむしろコントローラーよりスマホの方が楽なんですよ。
いやもうそこが分かんなくって。
スマホの、それこそゲームの画面の中にマウスパッドとキーボードがあるみたいな感じなんですね。
パソコンゲームをする時はキーボードとマウスでやるじゃないですか。
それこそもうマウスを動かすのと同じで、
右側に僕の頭の中ではマウスパッドがあって、
自分の親指が回るんですよ。
なのでコントローラーってスティックを倒して、スティックを倒した方向に動くじゃないですか。
でもマウスとかって自分が動かした方向に瞬時に動いてくれるんで、
それと一緒で指も動かした方向に瞬時に行ってくれるんで、
僕としては操作性としてはスマホの方がやりやすいんです。
瞬間もう切り替わってくる、瞬間で反映されるっていうか。
そうです。もうエニメとか標準を合わせるのは簡単なんですよ。
それがすごいなって思って。
ただちょっと僕はFPSではないんですけど、
TPS、サードパーソンシューティングのゲームは比較的好きで、
最近ちょっと遊んでないですけど、それこそ20代の時、
勝村さんXbox 360っていうゲーム機わかりますか?
Xboxわかります。
よかった。
多分今の機種より前か前の、その1代か2代くらい前のゲーム機で、
Xbox 360っていうゲームがあって、
そのゲームでカプコンが出していたロストプラネットっていうゲームが僕すごい好きで、
ちょっとさすがにご存知じゃないと思うんですけど、
そのゲームがいろいろなゲームのバリエーション、
オンラインで対戦するバリエーションがあるんですけど、
サバイバルモード、16人で全部1対1対1対1みたいな、
16人のサバイバルとか、あと8対8のチーム戦とかもあって、
そういうゲームがあって、僕結構そのゲームはまったんですけど、
ある時、カプコン主催の全国大会が開催されて、
それはもうイースコスカっていうよりかはメーカーが主催する、
優勝すると商品出るよってお金出るとかじゃなくて、
エンジョイ大会みたいな。
そうそう。
でもそれもちゃんと申し込みして、
その期間内にポイント貯め対象しか参加できないみたいな、
ちょっとハードルちゃんと設けられていて、
僕もロストプラそこそこやりこんでいたから、
ありがたいことに全国大会出動することができて、
ただ僕は1回戦相手だったんですよ、トーナメントで。
その日僕が24歳くらいだったから、
多分自分で言うのもなんですけど、
一番ゲーマーとして脂が乗ってたと思うんですよ。
で、イースポーツもそうじゃないですか。
若いうちの方が反射神経と変わるから、
で今、風間さんが親指で瞬時でって言った時に、
確かに僕も20代のイースポーツプレイヤーとしての再生期の時は、
瞬時の反応できたんですよ。
コントローラーで立ったんですけど、
若いからこそ素早い反応にパッパッパって反応できるんだろうなって思いつつ、
でも大会で結果を残すためには、
僕はそのカプコンの大会で、
1回戦でもうコントローラー持ちながら震えるんですよ。
で、いつもあったら試合ミスをしたりとか、
なんかもう一言で言うと、いつものプレーが全然できない。
だからもう全然話にならなくって、1回戦相手だったんですよね。
大会に出る緊張感とか、
建村さんそういう、しかもアジア大会っていう舞台を踏んでるじゃないですか、
世界の舞台を踏んでるじゃないですか、緊張感とかないんですか?
緊張感はもちろんめちゃくちゃあります。
でもその中でも結果を出してるじゃないですか、
それってやっぱり緊張で潰れて、普段のプレーが全くできない人と、
緊張しながらもそこを乗り越えていくというか。
僕はどっちかっていうと、緊張を楽しむタイプの人間のワクワク。
どっちかっていうと無しゃぶりに近いプレッシャーの感じ方をするんですよ。
なので、それこそ自分が楽しみにしてた舞台なので、
自分がやってやるぞっていう気持ちが強かったので、
プレーにプレーはそんなになくて、
あとやっぱりもともとプロになってからは、
選手活動を続けていく上で、ずっと練習をしてたので、
それこそ僕はもう練習時間の量で言ったら、
ほんとに他のプロ選手よりも多かったんじゃないかなと思われたようなゲームをしてたので、
それもやっぱり相まって覚えるんですよ。
体ってやっぱり自分がやってることを覚えるので、
だから緊張しててもある程度はいつものパフォーマンスが出せたのかなっていう。
なるほど。だからもうほんとに素振りを1日1000本とかやってると、
緊張しててもいつも通りの打てるような感じのやつと一緒だと思います。
他のプレーヤーよりもプロ選手よりも練習をって話があったので、
具体的にどんなくらいの練習のスケジュール感だったんですか?
やってることとか時間とか。
多分他のプロ選手はスクリームって言って練習試合があるんですけど、
それをお昼、夜、深夜で分けてやって、
その後は多分個人練習ちょっとして終わりだと思うんですけど、
僕はお昼の練習の場合にちょっと早く起きて、
アップの時間をとって、
で、そこからお昼練習して、夜練習して、深夜練習した後にも、
僕は多分4時間、5時間くらいまでいつも練習してて、
その後も自分が納得いくまで、
その日のパフォーマンスが悪かったりすると気に食わないので、
いつものパフォーマンス以上が出せるように、
それからいつものパフォーマンスが出せるくらいまで練習を続けてたので。
そのくらいやると睡眠時間とかも全然少ないのか?
睡眠時間は…
それでもキープしてた?
それでも6時間は寝てました。
じゃあ睡眠を削りまくってとかではなくて、
削りまくってではなくて、自分ができる範囲、
やっぱりそういうことを僕たちは量に進めてたので、
ああ、なんか見たことがあります。
プロチームが集まって、選手が集まって、
そんな感じの…
なので、それこそ他に移動時間とかは取るものじゃないので、
それこそやっぱり学校とかに通ったらと、その分移動時間が発生するじゃないですか。
そういうので削らなきゃいけない時間というのが極端に少ないので、
やっぱりゲームがすぐできる環境だったので、
それこそ削れるのがご飯とお風呂とか、
そういう買い出しとかはちょっと時間かかってたんですけど、
それくらいしかゲーム以外に使う時間がないので、
僕はやっぱりゲームが好きだったので、
それこそYouTubeとかドラマとか、
そういうのを見る時間もほぼなくて、
ゲームにすべてを注いでたので、
そこが一言で言うと専念できていたってことじゃないですか、
ゲームに対して。
それができていたっていうのはすごい。
でもそれって、いわゆる高校時代っていう話。
だからもうその時点から親元離れて、
料理入ってゲームやってプロゲーマーやっていたみたいな。
いや、それは選手になってからですね。
そっか、この冒頭で風丸さんの紹介するときに、
元eスポーツプロ選手っていう紹介をしてるんですけど、
元がついてるから今はプロではないっていう感じですよね。
だから高校卒業して1年くらいプロをやっていたみたいな感じですね。
実際プロチームに所属してたのは4年間なんですけど、
この3年間は下積みみたいな感じで、
実際に選手として出れたのは1年だけでした。