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ひとし
ということで、思春期・反抗期の最後、3話目でございます。
はるか
3話目にいきたいと思います。
ひとし
あれよね、具体的に抑制する脳をどう育てるかみたいな話をしていくんよね。
はるか
そうそう、前回が思春期の特徴っていうのが、すごい欲求と情動が高くて、
これをしたい、あれをしたいとか、あと感情が、新しい感情が入ってきて、
あのインサイド・ヘッドにもあったよね。心配っていう新しい感情が出てきたりとか、
いろんな感情が生まれて、それに対して抑制する、コントロールができない状態がある。
だから思春期っていうのはすごい大変な時期であって、
だけどそれは徐々に良くなっていくから、こういう時期だっていうことをわかっておくことがすごく重要。
これをどうにかしようとしないっていうのが、すごく重要なのかなってところをお話ししました。
ひとし
アクセルをね、全力で踏みながら、ブレーキはないという。
はるか
そうそうそうそう。すごいアクセル全開なんだけど、コントロールできるブレーキがない状態であって。
ひとし
だから人とぶつかったりしちゃうとか、自分の中で葛藤が大きくなっちゃうとか、そういうのがあると。
はるか
そうそうそうそう。だから、わかっておくのすごく重要やなと思って。
この親御さんとかまさにそうで、愛情不足なんじゃなくて、脳の発達のバランスが今アンバランスな状態で、
コントロールできてない状態なんだって思えると、少しだけ心はふと楽になるのかなっていうふうに思っています。
ひとし
じゃあ具体的に今日は、最後どうしたらいいのかよね、アクション。
はるか
そうそうそうそう。今日はその抑制するために、そのコントロールの部分ね。
抑制する脳っていうのを鍛えておくっていうことが思春期のリスクをすごく抑えるっていうことを、この著者はお話ししてくれているから。
じゃあどんなふうにリスクを抑えることができるのっていう話をしていこうかなと思っておりますので。
ひとし
気になる。
はるか
どうぞよろしくお願いします。
ひとし
どんなふうにするんですか?
はるか
そう、そのどんなふうにするんですかっていう話をしようと思ってます。
ひとし
そうですね、なので聞いております。
はるか
したいと思っております。
その前にね、抑制する脳っていうのは何なのかっていう話なんだけど。
ひとし
はいはいはい。
はるか
この本の中では、抑制する脳の働きっていうのを「実行機能」って言いますよっていう話をしていて。
ひとし
実行機能。
実行と抑制、ちょっと違いそうやけど。
はるか
あ、そうそうそうそう。
まあそれもちょっと今から説明していくんだけど、実行機能って何なのかっていうと、「ヒトが目的的行動をするときに働く脳機能」。
ひとし
あーなるほどね。
なるほど。だからバスケ上手くなりたくてこうしたいからドリブルの練習しようみたいな、そういうこと?
はるか
まさにそうですね。
バスケを上手になるという目的を持っていて、それに対して手段として練習をするという行動をするということは目的的行動である。
つまり何か目的を持って行動するということなんよね。
ひとし
それが定義されている。実行機能。
はるか
そうそうそう、実行機能っていう。で、逆に目的的行動じゃない行動ってどんな行動なのかっていうと、そんな経験ある?
ひとし
お菓子を食べる。
はるか
お菓子を食べる。
ひとし
時間ギリギリまで寝ちゃう。
はるか
あーなるほどね。そっかそっか。そうね、確かに時間ギリギリまで寝ようって目的持ってね、行動してることもあるかもしれんけど、多くの場合は無意識のうちにそれをやっちゃってる状態?
っていうのは目的的行動じゃなくて。例えばこんな経験、皆さんあると思うんですけど。何か学ぼうと思って机に座って勉強を始めようとしたんだけど、気づいたら片付けを始めちゃっていて。
ひとし
うーん、うわー。
はるか
あるよね。
ひとし
俺がね、いつも作業を「よし作業するぞ!」と思ってパソコンの前に着いたら、ずっとTeacher Teacher村のDiscordを見てる、みたいなやつよね。
はるか
それはもうまさに、目的的行動ではない行動でございます。
ひとし
あー、そっかそっか。
はるか
そんなことはよくあると思うんだけど。よくあると思うんだけど。逆に言うと、日々目的的行動はよくやっていて、例えば喉乾いたからお茶を作ってお茶を飲むとか。
ひとし
あーそういうのも目的なのか。
はるか
そう。日々、目的的行動っていうのはたくさんしているんだけど、これを意図的にやっていくことによってこの実行機能っていうのは高まる。
ひとし
うーん。
はるか
つまり何か目的を決めて、それを最後までやり遂げるときに働く脳機能のことなんだけど、これを高めていきましょうと。
ひとし
はいはいはい。それが抑制する脳って、前回言ってたのと近いってこと?
はるか
あーそうそう。ありがとう繋げてくれて。この実行機能っていうのが高まると目的を達成するためにさ、いったら短期的な欲求とか感情をコントロールせないかんわけなんよ。
ひとし
あーそういうことか。イコールっていうよりは繋がってるみたいな感じなのか。
はるか
そうね。この本ではイコールって結びつけられてたんだけど、とにかくこの長期の目的を達成するために短期的な欲求とか、こうしたいああしたいという欲求とか、あとは怒りを一旦抑えて今こういうふうに振る舞おうとかっていう情動のコントロールができるようになっていくから、これがすごく思春期のリスクを下げるんだよって。
ひとし
なるほど。
はるか
思春期のリスクっていうのは前回話したようにね、欲求情動が大きくなって反社会的な行動になったりとかっていうところを、リスクを下げてくれるんですよっていう話をしてるし、この本の中で実行機能バリ大事って話してて。
ひとし
めっちゃ博多の人やん。
はるか
すみません、勝手に博多の人にしてしまいましたけど、バリ大事やけんって話してて。
っていうのはやっぱりね、この実行機能が高いっていうものの例をいっぱい話されとってね、いったらゴールを明確に設定して、そのための手順を明確に思い描き、着実に進める力があるということ。ひとことで言うと最後までやり遂げるっていう力なんだけど、こういう人って仕事を任せられやすいよねとかっていう話が
あったりするし、信頼されやすいよねとか。あとだからこれは学力も結果的に上がるし、持って生まれた才能を生かすこともできるよねって話があって。
もう『juneboku』さんやなみたいな。
ひとし
どういうこと?
はるか
実行機能が高い人っていう説明をずっと聞きながら、ずっとjunebokuさんが思い浮かんでて。
ちょっと内輪ネタ過ぎ?
ひとし
内輪ネタ過ぎかもしれない。という、junebokuさんという方がおりまして、プロジェクトをどんどん進めていってくれる様が、実行機能の様と近しいと。
はるか
様と近しい。Teacher Teacher村の中でこれしたいあれしたいっていうのがいっぱい出てくる。
それを目的を明確にして、こういうふうな手順でやっていってっていうふうに実現していくやん。
こういう力って本当にコミュニティ盛り上がるうえでも重要やし、人がこれをしたいってことを実現するうえでも重要だから、
かなり重要な力だなってことをこの本を見ながら考えたし、自分もこれを鍛えていきたいなっていうふうに思ったし。
ひとし
鍛えていきたい。鍛わるものってことだよね。
はるか
そうなんよ。これは鍛わるものだということなんだよね。やっぱり。前頭葉っていうのは年齢が上がっても鍛わるっていうところだから。
ひとし
苦手意識ある人、多いと思う。俺もけっこう目標をちゃんと決めて、それに向かって着実にやっていくみたいなのがやっぱ難しい時も多いけん。
苦手と思いつつ、鍛わるっていうことか。
はるか
鍛えていきましょうという話で。鍛えられたら、これコントロールできる状態って相当いい状態じゃない?
ひとし
そうだね。
はるか
情動とか欲求も大事なんだけど、それを目的意識持って適切に働かせる力っていうのは人生、自由に生きていく上ですごい大事やなって思って。
ひとし
そうね。自分で自分を飼ってるみたいな感じよね。
はるか
そうそうそう。
ひとし
コントロールできる秋山ひとしが、情動に流されそうな秋山ひとしをコントロールしている。飼っているような状態。
はるか
分かりやすい。まさにおっしゃる通りやね。
ひとし
このメタ的な人格の切り分けができるようになるわけね。
はるか
そうそうそう。そういう言い方もできるね。
ということでこれをどうしていこうかということで、超具体までいきたいと思います。
この実行機能を育てるためのカリキュラムとして、この本の中では『ハイスコープカリキュラム』っていうものを紹介していたんだよね。
ひとし
専門的そうやな。
はるか
めちゃくちゃ誰でもできるところに落ち着くから安心してほしいんやけど、
『ハイスコープカリキュラム』っていうのがアメリカの幼児教育プロジェクトなんだけど、『ペリー幼児教育プロジェクト』っていう。
ここがOECDっていう国連の機関によってこれはエビデンスのある幼児教育だなってことで認められている。
幼児教育の時にこんなことをすることによって将来こういう力が育ってますよねとかっていうエビデンスベースの教育だと認められているんだけど。
ひとし
そうか。まあでも目標を立ててやっていくってことではあるんやろうね。
はるか
あ、もうほんとそう。
ひとし
何をするんやろ。
はるか
この実行機能を育てる仕組みの一つとして超シンプル。「プラン・ドゥ・レビュー」をやっていきましょうと。
ひとし
PDCA的なことだよね。
はるか
もうそうそうそう。計画立てて実行して、それを振り返るってことを意図的にやっていくっていうことがすごく重要であるということなんよね。
ひとし
確かに子供の時は意図的にやったことはなかったから。
はるか
そうそうそうそう。具体的には遊ぶときに「自由に遊びましょう」って言うんじゃなくてこの幼稚園では「何して遊ぶの?」っていう風に聞く。
で、「こんなふうにして遊ぶんだよ」っていう風にして計画を立ててから、遊んだ後に「遊びどうだった?」「何の遊びしたの?」っていうふうに振り返りを行うってことを毎日行っていくんだって。
ひとし
すごい。それ毎日やった子たちはどうなるんやろ。さすがそうやね。
はるか
相当その計画を立てる力とかそれを実行する力とか、いったらこの実行機能が高まるっていう風に言われていて
これはプラン・ドゥ・レビューするのねっていうふうに「そうだろうね」って思うのか
これを日常的に子供との関わりの一つの大きな柱にするかは全然変わってくるよね。
ひとし
確かにそうやね。
はるか
これ本当に違うんよ。教員時代に俺はこのメガネを手に入れてから別の学問からだったんだけど
その時に最初は衝撃受けたのが「先生~先生先生!」って子供が無限に話しかけてくるわけじゃない?先生したら。
先生に「これしたいんですけどどうしたらいいですか」とか「これに困ってます」とか相談がめちゃくちゃ来るわけじゃない?子供から。
その時に毎回「こうしたらいいんじゃない?」とか「ああしたらいいんじゃない?」とかっていう提案をずっとしよったわけじゃない?
それが教育者としてできることだと思ってたんだよね。
はるか
このゴール像が見えておくのが、すごく一緒に伴走する大人として重要なのかなっていうのを思う。
ひとし
なるほど。
はるか
というのもね、「何したい?」って聞かなくても子供の目的持ってるじゃんと思うかもしれないんだけど、問いかけることで脳の片隅でなんとなくあった計画っていうのを言語化しなきゃならない。
言語化することによって気持ちとか意思っていうのは客観視できるようになると。初めて。
で、もう一個言うと、この実行機能とか抑制機能をつかさどる前頭葉っていうのは言葉、言語を操るところと一緒のところだから、
人は言葉を使って感情を意識したりとか、自分の行動を捉えることによって実行機能は育まれていくんだよってことで。
ひとし
なるほど。
はるか
面白いと。
ひとし
たしかに問いかけがないと言語化せんけんね。
はるか
そうそうそうそうそう。
ひとし
大事やね。
はるか
なんとなくしていたことを言葉にすることによって、目的意識っていうのを明確に持って、それをさらに「どうだった?」って振り返ることによって、
この実行ができたかどうかってところを日々毎日トレーニングできるってところはすごいなと思って。
ひとし
ふりかえり方は、なんかコツはある?
はるか
そうよね。これも振り返りについては、この本の中では幼児教育の文脈であったから、
「何の遊びしたの?」って聞くだけっていう話があったんよね。
ひとし
そっかそっか。
はるか
でもいま、Teacher Teacher聴いてくださってる方々はいろんな年齢のお子さんをお持ちの方が多いと思うから、
年齢にあった問いかけが必要であるということなんよね。
だから、なんかの回でも触れたんだけど、
コンコンで言うのは、よくやるのは、「どんな面白いことがあった、いいことがあった」っていうグッドの部分を聞くこと。
あと、「どんな新しい発見があった」とかっていう新しい気づきに振り返りを持つことと、
あとは学校教育の中で、ちょっと高度な話になっちゃうかもしれないんだけど、やっていたのは
「予想と結果、遊んだ結果どう違ったか」とかっていうところ。
だからこれは遊びっていう文脈じゃなくて、探究学習とか学習の文脈になっちゃうんだけど、
そんなふうに新しい気づき、最初の予想とのズレ、認識のズレっていうのを言語化していくっていうことは振り返りとして。
これはちょっと高度だけでやっていく。
でも小学校の段階からやっていって、さらに振り返りの質を高めるために、
その認識のズレとか変化っていうのはどのタイミングで起きたっていうような振り返りもしたりとか。
振り返り自体、沼がちょっといろいろあるんだけど、
だけど要は変化を振り返るっていうこととか、
とにかく目的、計画を立てて、それに対して振り返りをするっていう、
この日常的なアクション自体が、この実行機能を鍛えるきっかけになるのかなというところで。
ひとし
なるほど。
はるか
なんかこれを聞いて、「よし。じゃあ明日から計画実行、振り返りをしよう」っていうふうに思うんじゃなくて。
ひとし
思うんじゃなくて。
はるか
問いかけてみる。「何して遊ぶの?」って聞いてみる。
それを言葉にするという機会を作ること。
そして「どうだった?」って振り返りで、自分の目的に対して何ができたかっていうのは、
言葉にすること、機会を作るぐらいでいいのかなっていうふうに思う。
ひとし
なるほど。
うわ。ちょうど俺、明日ね、小学校2年生のとあるR君っていう方とスポーツをするんやけど。
はるか
あららら、もうすぐに頭に浮かんだよ。
知的でね、穏やかで優しい子だね。
ひとし
そのスポーツする時も、「今日どんなことをやりたい?」みたいなことを問いかけたりするのがいいのか。
なんか今まではそのスポーツの場所に来て、なんとなくこう楽しいこととかをやってたけど、
そこで「今日じゃあ、ドリブルとシュートとパス、この3つの練習あるけど、
どれを一番力入れてやりたい?」とかを問いかけたりしたら良いかもしれない。
はるか
やば。活用力半端ないね。もう選択肢まで提示するようになってるやん。
ひとし
マジで明日使えるわ。
はるか
まず最初は聞いてみてほしい。
たぶんR君は賢いから多分ね、今日は「どんなことしたい?」って聞いたら言うと思う。
ひとし
あ、そっかそっか。
はるか
言うと思う。もしでもそれで「何ができるんだっけ?」って言ってたら、その選択肢レパートリーを提示してもいいかもしれんけど。
ひとし
なるほどね。
はるか
言いそう。彼は言いそう。
ひとし
最近、家でも手作りのバスケットボール作って練習してるみたいだから。
はるか
そうそうそうそう。めちゃくちゃ燃えてるよね。
で、その時に振り返りとして、「今日、練習してみて新しい気づきあった?」とか、
「なんか新しくできるようになったことあった?」とかっていう変化を問いかけてみて。
ひとし
なるほど。うわ、それやってなかったわ、いままで。
はるか
R君はたぶん、変化を言語化するのを日常的にやってるからできると思う。
ひとし
ほんとか。
はるか
できると思う。
「新しい発見あった?」とか、「いいことあった?」とかっていうふうに聞いてみて。
これできるよねでも。
ひとし
できると思う。
はるか
できるよね。
だから、相談してきたときとか困ってることがあったら「何々君、何々ちゃんはどうしたいの?」っていうふうに聞くっていうのは一つ、具体的にできるアクションかなと思いました。
ひとし
ありがとうございます。
いやーいいね。
はるか
で、
ひとし
まだあるんですか?
はるか
もう一個ね、ちょっとこれポイントがあって、最後ポイントだけお話ししたいんだけど、
これを今、前頭葉の話ね、抑制脳の話してるんだけど。ここって心理的に危険な状態のとき、すぐ萎縮しちゃうっていう話があるんだよね。
ひとし
おー、はいはいはいはい。
はるか
なんか前ちょっと話したよね。
ひとし
話したかも。だからはるかが言いたいこと、あれか。
高圧的に問い詰められたりするってなると、論理的に考えて答え出すみたいなのが難しくなる。
はるか
難しくなっちゃう。だから全部言ってくれたやん。
ひとし
心理的に安全な状態が大事だよねっていう話か。
はるか
すごくない?やっぱもう阿吽の呼吸になってきたね。今のひとことで全部、結論まで言っちゃってるやん。
ひとし
今回、本当に台本見てないけど、そういうことか。
はるか
そういうこと。もうまさにすぐに萎縮しちゃう、プレッシャーを感じたりとか、失敗しちゃいけんとかっていう心理的安全じゃない状態。
ひとし
面白い。
はるか
面白いよね。この間もさ、Teacher Teacher村で子どもの伴奏勉強会ってしてるやん。
ひとし
してますね今。2週間に1回くらい。
はるか
2週間に1回。子どもを伴奏するために、どんなことがポイントでどんなことができるのかっていうところをみんなで話し合っているんですよ。Teacher Teacher村で。
ひとし
お悩みをねベースに。
はるか
そうそうそう。伴奏勉強会の中で、「いかに子どもが自分から動けるようになるには」っていう話をした時に、今日の「子どもがどうしたらいいかっていうのを問いかけて、そしてそれを振り返って価値づけるっていうのが重要だよね」って話になったんよね。
ひとし
ああそうなんや。
はるか
そうそうそうそうそう。で、自分で動けたねってところに価値をつけていくっていう話をしていて、そしたら次の日にさ、その当日やったかな。なんかもう「びっくりしてます」みたいな、「子どもが自分から動きました」みたいな、レビューをさ、してくれてて。
ああやっぱり本当に、なんかこういうちょっとしたきっかけで親子の関わりが変わって、子どもが自分から動き出すみたいな感動があるんやなと思ったら、今日の話も当たり前のようだけどすごく重要なのかなと思いましたね。
ひとし
ありがとうございます。まとめますか?
はるか
まとめましょうか。
ひとし
さっきはるかがまとめてくれたけど、この子どもの抑制の言い換えると実行機能を高めるために、計画と振り返りをしていくプラン・ドゥ・レビュー、PDRが大事だよねという話でした。
はるか
はい。
ひとし
本当に明日、活かします、僕は。
はるか
明日、活かせるね。子どもにどうしたいって聞いて、それを振り返って価値づけるというところかなと思います。
いやいやいや。面白かったね。
ひとし
じゃあ感想も読ませていただきますね。
はるか
はい、お願いします。
ひとし
こちらですね。
「三児の母です。初めてポッドキャストを聞きました。」
はるか
ありがとうございます。
ひとし
ありがとうございます。
「スーパーの買い物中、聴いてました。
ヨイ出しについて間違いに星をつけること。」
はるか
ああ、第2回の回だね。
ひとし
「間違いを成長の宝と捉えることや、長い目で見たときに勉強が好きな子になるために子どもと接すること。
というところで、スーパーで泣きました。」
はるか
うわあ、響いたね。
ひとし
「本当そうだよなと。今の漢字のとめ・はね・はらい、なんてマジでどうでもいい。
それより勉強が好きになってもらえるよう、わたしも楽しんで丸と花丸をつけていこうと思います。
本当にありがとうございました。」
はるか
すごいなあ。
これはなんか、画が浮かんだね。スーパーで吹っ切れて、とめはねなんてどうでもいいと。
大事な部分でもあるんですけど。
ひとし
そうね。
はるか
大事な部分でもあるんですけど、一番大事なのはそのもういっこ手前。
まずはやっぱり勉強が好きになるとか、失敗を成長の宝と捉えること。
ここにまずフォーカスして、その成長のステップとして、とめ・はね・はらいをできたらもっといいよねという関わり方が
すごく僕は好きだし、いいなって思ってますね。
ひとし
そうね。この1話目2話目とかの、ヨイ出しとかIメッセージの回、聴きなおそう。
はるか
いやーなんか恥ずかしいよね。
ひとし
恥ずかしいのか、懐かしいのか。
はるか
恥かしいけど、懐かしいよね。
ひとし
そう。それでいうと。この回で2024年が終わりと。
はるか
あー。
ひとし
ということで。
はるか
いい感想。すごいぴったりな感想でしたね。
ひとし
初心を思い出すような。
はるか
結局、繋がるよね。ヨイ出しの話とかも今回のね、自己効力感の話にも繋がるし。だから結局ずっと活き続けてるね、このヨイ出しの考え方とか。
ひとし
そうなんよ。
はるか
Iメッセージの考え方っていうのは。もしかしたら、いろんな角度で同じことを言っていくのかもしれんね。
ひとし
同じことを言ってることは多いとは思うけど、まあねいろんな角度からですから。
はるか
いろんな角度から大事なものをね、どんどん見つめ直していきたいと思っています。
ひとし
Spotify が1年間の2024年のまとめを出してくれてて。
はるか
ありがとうございます。
ひとし
その話もちょっとしましょうか。
はるか
すごい粋なことをしてくれて、このサイトがまずめちゃくちゃかっこいい。Spotify ってずっとかっこよくない?
ひとし
どういう感想?
はるか
まったく広告もらってないんですけど、Spotify の無料バージョンを使ってるんだけど、CM がさ、かっこよくない?
CM がさ、苦じゃないんよ。いやなんかね、いやごめん、これはまったく何の繋がりもない話だったから、いこう。次ね。
ひとし
簡単にさらいますと、2024年のTeacher Teacherの実績というのを出してくれていまして。
はるか
はい、ありがとうございます。
ひとし
リスナー数、再生数、フォロワー数の増加がどのぐらいあったかという。
はるか
これすごかったね。
ひとし
データを出してくれてるんですが、リスナー数+999%、再生数+999%、フォロワー数プラス+%という、全て999の9が9つ所持されているデータが出てきましたが。
はるか
すごいわ、999、999、999、もう今年生まれたんだなという感じだね。
ひとし
なんかけっこうさ、日々の成長実感とかって薄いやん。
はるか
うんうんうん。
ひとし
podcastをコツコツコツコツ配信するわけやけど。
でも1年って見てくれると、こんなに頑張ってきたんだって。
はるか
確かに。
ひとし
本当に思えた。
はるか
そうか、このTeacher Teacherは1年半ぐらいかな?始めて。
ひとし
やね。
はるか
1年半ぐらいだけど、今年でこんだけ増加したんやね。
ひとし
ね、ありがたい話よ。
はるか
なんか懐かしいわ。
ひとし
いろんなデータは出てて、51カ国で聴かれてます、とかね。
はるか
本当?それ。51カ国、どこの国で聴いてんの?
アメリカの方とかね、たまにお便りもらったりするけど。51?
ひとし
そうね、シンガポールの方も知ってるけど。
あとチャート入りしていた期間、200位以内に入ってた期間が32週間ありました。
はるか
すごい、ありがたい。
ひとし
最高は4位でした。
はるか
4位やばいよね、なんかスクショ撮ったの覚えてるもんね。
ひとし
でもスクショ見つからんやった。
はるか
見つからんやった?
ひとし
どっかにあるんかもしれない。
はるか
だからあれ、ポッドキャストアワード獲って、粗品さんとかの下とかにいたもんね。
ひとし
そうね、3月25日らしい。ぜひスクショ持ってる方いたら送ってください。
はるか
3月25日ってあれじゃん、株式会社Teacher Teacher設立の日じゃん。
ひとし
26じゃなかった?
はるか
325。
ひとし
325なんや。
はるか
325です。
ひとし
曖昧ですが、その辺りです。
あとTeacher Teacherがトップ10に入ってる人、だからSpotifyでポッドキャストを聴くなーって中で、この番組よく聴くなーの10位に入ってる人が9377人。
はるか
実感が湧かなすぎる。
ひとし
ありがたいですね。
はるか
いつも喋ってるから、これを9000人も聴いてくれてるのが実感も湧かなすぎる。
ひとし
ね。何かが埋まるよ。何かのドームか何か。何か。
はるか
本当やね。何か埋まりそう。映画館とか。
ひとし
何かは埋まるね。
はるか
埋まりそうよ。すごいわ。
ひとし
ありがとうございます。そしたらもうほんとこれあれか。よいお年をになるのか。
はるか
そうね。いやー懐かしいな。最初、初めて出した時が懐かしい。
Iメッセージの回を出して、初めてインスタグラムからDMで感想をいただいた時が懐かしいな。
ひとし
懐かしいですね。
はるか
そして『JAPAN PODCAST AWARDS』らへんから、これが何千人も聴いてるんかと思ったら、突然しゃべりにくくなって。
そして何千人ものご意見が頭の中に浮かんで、朝ぼーっとした時間とか、夜眠れなくなった時間とかがもう懐かしいですね。
ひとし
去年でいうと、1年前でいうと不登校調査会が終わったくらいでしたね、ちょうど。
はるか
あーそっかそっか。調査会もね、これを聴いてどう思うだろうとか、傷つく人いないかなとかを考えまくって、何回もひとしに編集お願いしたね。
ひとし
そうやったね。
はるか
そんなこともありましたね。頑張ってきたな。
ひとし
ちょっと来年もね、いい、なんかね、新しい動きをいっぱいできて、こんな1年だったなって言えたら嬉しいね。
はるか
そうね、今は本当にリスナーさんが頭の中に顔が浮かんでさ、実際にメッセージくれる人がいて、応援してますと言ってくれる人がいるから強くなったね。心強く保てております。
なんか本当そういう聴いてくれてる人がいるから、その方々に届けようと思うと、心強く保てております。楽しんでおります。
ひとし
頑張っていきましょう。そして年明けは、おもしろい企画も用意してますので。
はるか
あら、なんか盛り上がっておりますね。ついていけておりませんが。ありがとうございます。いつも楽しい企画を。
ひとし
なにかしらのまたプレゼントというかね、みたいな話が年明けありますので、ぜひ。
はるか
やった。
ひとし
来週も聴いてください。
はるか
村の作物を。
ひとし
はい。作物をね。
はるか
村の作物をですね。いやー、一年間、すごい一年間やったな。
ひとし
ね、確かにすごい一年間やったな。
はるか
すごい人生における大転換やな。死ぬ前に思い出すな、たぶんこの一年。
ひとし
そうよ、ほんと。いやーちょっとまたね、来年もまたすごい一年になりそうで。
はるか
なりそう。いやー、いい出会いがいっぱいあったな、ほんとに。頭の中にいろんな人の顔が浮かぶな。
ひとし
そうなんよね。
はるか
いやーありがとうございます。皆さんもゆっくりしてほしいね。
皆さんもゆっくり、いい年末とお正月になりますように。
ひとし
はい。
はるか
こういう気持ちで、よいお年をと伝えるんですね。
ひとし
あーほんとに。人生で初めて「よいお年を」って思ってるかもしれない。
はるか
形式じゃない「よいお年を」が心の内から出てきました。
ひとし
ね。
はるか
じゃあそんな言葉で締めましょうか。
それでは、よいお年を。
ありがとうございました。