地域コミュニティの同質性についての考察
ちえラジチャット、木曜日始まりました。今回はですね、フリートークということで、
地域コミュニティの同質性ということについて話をしてみようと思います。
昨日お話をした、IT業界の同質性というものについてのお話。
IT業界を遠くから眺める立場としては、まあそういうもんなんだなーって思った話はもちろんなんですけれども、
もう一つそこで気になったのは、地域コミュニティってそういうのないんだっけっていうお話なんですよね。
私が地域コミュニティで誰かと話しているときも、男だけになってしまう構造ってぼちぼちあるんですよね。
山手縁の場の方もそうなんですよ。周りには女の人いっぱいいるんですけども、物理的に運用しているのって結構男性が関わっていること多かったりして、
早い時間帯の方と男性しかいないっていうことが割とあったりするんです。他でもそうなんですよね。
こういうどちらかというと中間支援的な、要するに他のコミュニティみたいに実際にアクションを行う子育て支援とか高齢者支援とかするわけじゃなくて、
その団体の支援を行うみたいな団体。うちもそうなんですけれども、そういう団体って男性多めなところが多いんじゃないかな。
もちろん男女混合でうまく割合が分かれているという団体もあるんですけれども、ただいないところにはとことんいない。男性がいない。女性がいない。どちらかがいないっていうね。
これって地域のコミュニティのジェンダーギャップなのかななんてなんとなく思ったりはしました。
活動の制約とジェンダーバランスの問題
一方、子育てコミュニティなんかになると圧倒的に女性が多いんですよね。
SBキャストで話をしていても、そういう子育て関係コミュニティでゲストにお招きしてお話いただいたの多くで、かつ男性だったのってネリパパとコトカフェぐらいじゃないですかね。
他のコミュニティとかを見ていても、ジャンルによってとか活動場所、目的によってとかその辺で結構ぱっくり分かれちゃって。
男性しかいないところ、女性しかいないところっていうのが結構ポツポツ固まってる。
男女混合のコミュニティもあるにはあるんだけども、そことはちょっと距離があるっていう。そんな感じ。
地域のコミュニティって収益性があんまりないところも多いので、中核になってる人の気持ちにかなり依存するっていうのが大きいのかもしれないと思うんですけども。
ジェンダーバランスをどうにかしようとか、そういう向きの考え方だったらすごく生まれづらいんですよね。
だからこういうような偏りが生まれてくるのかななんて思いました。
これの何が悪いかって、やっぱり一斉が入りづらくなることだと思うんですよ。
男性中心のコミュニティだったら女性がその場に入りづらい。女性中心のコミュニティだったら男性がその場に入りづらいみたいなね。
これって結構というか活動の範囲を限定してしまうってことあるんじゃないかなって思うんです。
よく企業にとって男女がうまくばらけているってことが重要であるっていうのと同時に、地域コミュニティにもそういうのって大事だよねっていうふうに思うんです。
お金っていう誰しもが価値を認めるものがないだけにそれを維持していくのってとっても難しい。
タコツボかとも言われますよね。
同じ考えや同じ方針を持っている人たちだけで集まってしまう。
性別がそのすべての指標になるなんてことはないと思うんですけれども、ただ一つの指標にはなってるよねっていうふうに気はします。
個人的にもここは本当どうにかしたいなっていうふうに思っているんですけれども、思ったところでそう簡単にいかないっていうのがやっぱりこういうものの難しいところですよね。
はい、というところで今日の話はこれぐらいにして終わりにしていきたいと思います。
明日は金曜日週替りテーマサイダーVTTについてお話ができればと思います。
ではでは。