不倫サスペンスの舞台設定
お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。 今日も夏休みスペシャル、語り部解説、いこうと思います。
今回はですね、不倫ものになります。不倫サスペンスもの。
場所は現代のロンドンになります。ここでですね、冒頭ね、テニスボールね。テニスってこのコートを挟んで左右で球をラケットで打つスポーツですよね。
当たり前なんですけれども、このね一番最初の冒頭のシーンがですね、ここに球が行ったり来たり左右に行くんですけれども、
これね、テニスをよく見てる人ならわかるんですけれど、たまにね、ネットすれすれに球が当たって、ポーンとね、上に球が上がっちゃうことがあるんですよね。
この球がですね、相手の敵のコートに落ちるか、はたまた自分のサイドのコートに落ちるかで、もう明暗を分けるっていうことがね、よく起こるんですよね。
これは当然だから相手のコートに落ちてくれれば、自分のポイントになりますよね。
で、自分のネットにかかって、自分のコートにポロンと落ちた場合は、これは相手の点数になるわけですよ。
なので、これはね本当に、要するに運なんですよね。つまりね、運を象徴しているシーンとしてここが出てくるんですよ。
つまり、多分にね、球がどちらかに落ちるかっていうことでね、明暗を分けるよねっていう、ちょっと意味深な語りが入るんですよね。
ここから場面が変わってですね、この主人公クリスという青年が、とある面接に来ているシーンから始まります。
これは高級クラブですね、テニススクールというか、こういうね、イギリスっていうところはですね、やっぱり今でも厳然とこういう階級社会がちゃんと残っているんですよね。
で、こう上級国民が、ハイソサエティってやつですね、こういう人たちがタムロするようなソーシャルクラブっていうんですかね、社会クラブみたいなものが今もたくさんあってですね、もちろん日本もありますよね、このゴルフクラブとかね。
でも、もっともっと厳然とあるんですよね。こういったところの面接に来てるんですね。このクリスという青年は元はプロテニスプレーヤーだったんですけれども、私がこれ見てる感じだと、トップ100位以内ぐらいには入るような、そこそこできたプレーヤーだったと思われるんですよね。
なんですけれども、トップ20ね、本当にこのグランドスラムと言われる年間に4つの大きな大会があるんですよね。ウィンブルドンとか、ローランギャロスとか、全米オープンとか、オーストラリアンオープンとかっていうのがあって、こういったところで優勝に絡むような選手となると、やっぱりトップ20とかそういったところに入ってこないといけないんですけれども、
このグランドスラムの大会の1回戦、2回戦、3回戦ぐらいには生き残れるか生き残れないかぐらいの、多分それぐらいのレベル感の選手だと思われるんですよね。なので、こういったところのテニススクールのコーチをするのには申し分ない経歴の人なわけですよね。
なので、もうあなたは申し分ない資格がある人だから、ぜひ明日にでも来てくださいということで、面接に受かってこの上流国民が行き来するテニススクールのコーチに採用されます。
いろんな金持ちのご夫人とかそういった人に、本当に素人にテニスを教える、ある意味退屈な仕事なんですけれども、この仕事をする傍らでマンションを見つけて、ロンドンなんですごい高いんですよね。
クリスの新たな仕事と出会い
だからこのクリスにとっては、なかなか大変なんですけれども、一つ部屋を借りて、決して広くない部屋を借りて、ここに腰を打ちつけて、これからどうしていこうというところなんですよね。
この仕事の傍らは、夜になると読書してるんですよね。なんとドストエフスキーの罪と罰なんかを読んでるんですよ。なのでテニスプレーヤーで、結構イケメンで、だけどなかなかにインテリなのかなと思って見ていると、パッと読んでるとその本を伏せて、もう一冊別の本を取り出して、そっちも読み始めるんですよ。
そっちはなんとドストエフスキーニューモンみたいな本を読んでるんですよね。なのでドストエフスキーの罪と罰を読みながら、並行しながら、これのマニュアル本というんですかね、解説本みたいなものを読んでるんですよ。
そんなことをしていると、ある日ですね、上流の青年を紹介されるんですね。ぜひいい先生だからこの人に習ってくださいということで、とある上級の青年が、クリスと年の頃は同じくらいのトムという青年を指導してあげてくださいということであてがってもらうんですよね。
このトムという生徒というか、ここのテニススクールに新しく入ってきた上級国民の青年と親しくなるんですよね。すぐに打ち解けてですね、ここで趣味の話とかになって、クリスは僕はオペラが大好きなんだって言うんですよね。
そうするとこのトムっていうね上級国民の方の青年はびっくりして、え、君はオペラが好きなのかいって言って、いやーもうオペラなんか聴く人はね、もうすっかりね人数が減ってるから、特にそんな若い人とかでは少ないから、君もオペラ愛好家なんだ、それは嬉しいなっていうことですっかりトムが喜んで、急なんだけどさ、ちょうどねチケットが余ってるから一緒に行かないかって言って、
今晩なんだけどどうだって言われて、えーって言うね。願ってもないことで、いやもうそんなお言葉に甘えてぜひじゃあ一緒に行かせてくださいよって言って、このトムのお誘いにね、このクリスは乗るんですよね。
実はですね、このトムの家族全員が来てるんですよね。お父さんとお母さんと妹のクロエと、でトムとこの一家4人の中にクリスは混ぜてもらって、特等席でねオペラを感激するんですよね。
そうするとね、この妹のクロエが、このクリスにね一目惚れしたっぽいんですよね。でもうずっとねオペラ中もちらちらちらちらクリスの方を見たりして、あのねずっと気にしてるんですよね。
でまぁでもクリスはねじっとこの一応オペラを集中して聞いているというシーンがあって、その翌日にですね、今度はトムがねクリスにね電話しているシーンに変わります。
でここでトムは、いやあの昨日はね楽しい晩をねあの一緒に過ごせてよかったねって言って、ところで君がねお礼として家族にあの立派な花束を送ってくれてね、いや本当にねあの家族がみんな喜んでたからありがとうっていうね、あの全然もう君はそんなこと気遣ってくれなくてよかったんだけれども、もうおかげでねもう家族の君に対する株は急上昇だよとかって言われてね。
でさらにね、あの俺の妹のクロエがねどうも君に参っちゃってもう惚れちゃってるみたいだから、まああの良かったらねあの妹のこともちょっとあのまあそういう目で見てやってくれよみたいなこと言われて、でまぁこのクリスもまんざるでもないようなね顔をして、あのまあこれからだから家族ぐるみの付き合いが始まっていくという風になっていくんですよね。
でトムだけではなくてこの妹のクロエにもテニスレッスンをねしてあげたりとかするようになって、その際にですねクロエはね結構このクリスにアタックしていくわけですよね。
であの良かったらね色々この美術館とかねあのロンドンにあるとこ色々案内するわよっていう話をしていて、ここでですねこのクリスのちょっとあの何て言うんでしょう、老いたちというかそういったところがちょっとここであのこのクロエとの会話からわかるんですけれど、彼はアイルランド出身で非常に貧しいうちの出身だったとクロエに言うんですよね。
でテニスはたまたま才能があっていいコーチと巡り合ったのでそこそこのところまでは行ったんだけれども、僕にとってはこれはあくまでも金を儲けるための手段だったと、貧しさから成り上がるためにテニスやってたんだっていうことをこのクロエに告白してるんですよね。
そうなのねと、だけどもまあこれで今こうやってコーチをしてるけれども決してこれで終わりたいわけではなくてね、これはあくまでも今は足掛かりとしてやってるだけで本当はもっとねあの大きなことに僕は挑戦していきたいんだっていうね、ビジネスとかそういったことに興味があるんだっていうことをちょっとアピールするんですよね。
でまあこれでねクロエはちゃんとなんかね野心のある素敵な人だわという感じで、あのじゃあぜひね今度はいろいろ美術館とかね一緒に行きましょうということでデートの約束をするんですよね。
クリスとノラの出会い
そんな中でですね初めてこのトムとクロエのね実家に招かれて家に遊びに行くんですよね。
すごい立派なお家でこういうねやっぱりイギリスの上流の人たちっていうのは家をね何軒か持ってるんですよね。
でこのロンドンからちょっと多分ね郊外にある立派なねあのお屋敷みたいなところでもすごい広い庭園があるようなねそういったうちに招かれてねこの家の中をね色々探索してるんですねクリスがね。
すげーなーっていう感じで見てるとえっとねとあるあのなんて言うんでしょうねこのプレイルームっていうんですかねこのお金持ちの家にはねこれちょっとチェスやったりとかあとちょっとしたピンポンねあの卓球ですねこういったことをするこの球技場みたいなところとかいろんな部屋があるんですよ
そこに通りかかったらここでね卓球をしているすごいセクシー美女がいるんですよね。でもうこれ運命の出会いなんですよ。でもすごい色っぽくてこれはねあのまあちょっと言わないようにします。
もうとにかくねもうめちゃくちゃエロい金髪の美女がいるんですよ。でねあのコットンのね木綿のあのなんて言うんでしょうねこの着物みたいに左右被せであの前でね紐で閉じるタイプのワンピース着てるんですけれどめちゃくちゃ色っぽいんですよね。で髪の毛は夏場で上にちょっと的目髪にしていて
でまあすごいハスキーな声のねあの女性がそこにいてあなた何私と卓球して負けに来たのとかって挑発的なことを言ってくるんですよね。でクリスはもう当然プロのテニスプレーヤーだった人なんで黙ってねこの彼女と卓球したら一撃でスカーンってこうスマッシュ決めて終わらせちゃうんですよね。
そうするとこの女性はあらあなたは素人じゃないわねみたいな顔をしてクリスのを見てるんですよね。でもクリスはですねもう彼女にも目が釘付けになっちゃってもうね一目惚れしちゃってるんですよね。
でもうはーってなってたらそこにねトムがパーってやってきてああなんだ2人紹介しようと思ったらもう会っちゃったかという感じでやってきてでこのノラとあのこの女性をね紹介してくれるんですよね。彼女はノラって言うんだよって言って彼女は僕のフィアンセなんだと言うわけですよ。
なので彼女アメリカ人だとね言ってでも本当に綺麗だろう彼女って言って実は親はね彼女と一緒になることを反対してるんだけれど親の言うことにはお構いなしでも僕は彼女に夢中なんだということでねトムから紹介されるんですよね。
でもうねクリスはえーという感じなんですけれども彼女から目が離せないんですよね。このトムとクロエのね実家を訪ねてからまた別の日にあの場面が変わってですねこのクロエとこのクリスはデートしているシーンに変わります。
で二人でですねサーチギャラリーっていう有名な美術館ですね一緒に行ったりしてデートしてるんですよね。でこの後ですね一緒に映画見たりとかしててここでついにクロエはあのクリスのことが好きだというふうに告白するんですよね。
であなたと特別な関係になりたいわっていうようなことを言うとクリスはまあこれを受け入れてですね二人はこの後一緒に共にね夜を過ごしたりして恋人同士になっていくんですよね。
ここからはですねもう展開が早くてもうこのクロエは前のめりになってるんであなたみたいにね有能で野心のある青年なんだからぜひねうちのパパの会社で働いたらいいわよっていうことで
お父さんにもね口添えをしてなんとかあのクリスをねあのパパの会社で雇ってあげてよということで言うんですよね。でそうするとお母さんの方はね感じのいい若者ではあるけれども
まあ大丈夫なのとねあなたつけ込まれて利用されてんじゃないの気をつけなさいねって一応言うんですよね。なんですけれどお父さんの方はねもうあのクリスのこと気に入っていて
いやいや彼はねやっぱり野心的で気持ちのいい若者だよとしかもねドストエフスキーにもね非常にね造形が深くてねなかなか彼のねあのドストエフスキー論はねなかなか興味深かったよなんて言って評価が高いんですよね
なのでぜひね彼を雇ってみるというかテスト採用みたいなことはしてもいいかもねみたいなんでいよいよですねこのトムとクロエの上流国民のねこの家庭のしかもこのお父さんの経営している会社にもねどうやらお膳立てしてもらうというところまでねトントン拍子で話が進んでいくんですよね
でまぁある夜ですねあのこの正式にお付き合いするようになったクリスとクロエそしてこのお兄さんのトムとトムのいい名付けのセクシーな女性ノラですねこの4人がダブルデートするんですよね
クリスとノラの距離感
ここは本当にね重要なシーンでここでねいろんな話が出てくるんですね
まずこのノラという女性はアメリカ人コロラドの田舎からロンドンに来ている人で女優の卵だっていうことがわかるんですね
彼女はいろんなオーディションとか受けまくってるんですけれどなかなか役にありつけないということでキャリアがなかなか花開かないことで悩んでいる女優さんなんですよね
で何か映画とかには出てないんですかっていうことでクリスがねあの聞くといやもう映画なんかもちろん採用されたことなくてテレビコマーシャルにねあの何回か選ばれたことがある程度よっていうことを言われて
でも私はちょっと正直これ以上頑張ってもなかなか女優になるのは難しそうだから正直諦めようと思ってるのってね言ってちょっと私の実力が足りないんだわみたいなこと言うんですよね
そうするとクリスが実力っていうのは大した問題じゃないんだって言うんですよで一番大事なのは運なんだよって言うんですねここでねクリスのこの運命論というか運次第で人生は同等でもなるんだっていう価値観をここでみんなの前で言うわけですよね
これに対してあのこのブルジョアのね恵まれているトムとクロエはもうふーんという感じなんですけれどもここでねちょっとねクロエはアメリカ人のセクシーなノラはちょっとね親近感のこもった目でこのクリスのこと見てるんですよね
2人はちょっと似たもの同士だということがねここでちょっとわかるんですよねあの2人とも貧しい家の出身でなんですけれどこのブルジョアのトムとクロエの一家に潜り込んでいるという状況なわけですね
で場面が変わってクリスはね順風満帆にこのもうクロエからはもうメロメロに愛されているしクロエの口添えでこのねお父さんの会社にも潜り込んでですね結構重要なポストも任せてもらえそうないい感じでねあの好転していってるんですよね
なんですけれども彼の心はですねもうどんどんこのトムのフィアンセであるノラにどんどん気持ちが行ってしまってるんですよねでもう機会があるごとに何とかノラと会いたいので本当だったらこのクロエはこのクリスと2人きりでデートしたいのにねお兄さんとこのノラの2人とねダブルデートしようみたいな感じに持ち込まれるんですけれどなかなかねこううまくあのタイミングが合わなかったりして会えなかったんですよね
会えなかったんですけれどある時偶然道でこのノラが一人でねオーディションに行こうとしているところに鉢合わせするんですねでもう喜んじゃってクリスはでも君のそのオーディションが終わるまで待ってるよって言って
待ってあんまりオーディションうまくいかなかったんでちょっとがっかりきているノラを励ましてあげたりしながら2人でパブでねあのいっぱい引っ掛けたりとかしていろいろ話をしたりして
このノラがどういう気持ちでいるのかとか今後のキャリアとかあとトムとの結婚についてどう思ってるのかとかいろんな話を聞き出してるんですよね
でもここのシーンでもですねこのノラはあのねあのなんて言うんでしょうちょっとこのフレアになっているデニムにねだからスラッとあの足が長く見えるデニムに中にねあの白いちょっと透け感のあるブラウスであの胸の谷間がね見えるか見えないかのギリギリのところにまでねボタンを開けて上にね黒いジャケットをね着てるんですよ
で髪の毛はねくるっとこうシニオンに巻いてねもうめちゃめちゃおしゃれなんですよねあのすごいシンプルなファッションなんですけれどこのなんて言うんですかねこのシンプルなファッションだから余計このねノラの色気がねもうなんか匂い立つようなんですよね
でもうこのフレアのデニムもねパンってねお尻がねプリってしてて胸元もあの結構この人あの胸が大きいんですけれどでもね全然エロくギリギリのところで下品にならないエロスにねもう満ち溢れてるんですよねなのでこの映画はねそんなねなんか全然演出方なところが何もなくて淡々とどちらかというとねこう通りの向こうからこのあの登場人物たちを見てるぐらいの距離感で
あんまりこの俳優たちのアップのシーンもないような映画なんですけれどもうどれだけねクリスが心乱されてるかっていうのがもうこのねノラのなんかこう様子だけ見てるだけでもねあの気持ちがねわさわさする感じっていうのが伝わってくるんですよね
はいというわけでね今日はここで一旦止めてまた次回に続きをしようと思いますはいごきげんよう