2020-10-07 36:26

第154回 【対談】教えて、あなたの働き方!(ゲスト:中小企業診断士①)

社会保険労務士の田村が様々な業種で活躍する人の働き方や信条・哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組『教えて、あなたの働き方!』本日のゲストは中小企業診断士の尾崎佳貴さんをお呼びし対談します。


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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00:00
この番組は、社会保険労務士の田村が、様々な業種で活躍する人の 働き方や信条、哲学をインタビューし、新しい働き方を学ぶラジオ番組です。
名付けて、教えてあなたの働き方。
本日も素敵なゲストをお呼びしております。 私から簡単にご紹介させていただきます。
電力会社にて、技術営業、人事、燃料調達業務に従事。
独立後は、主に製造業を中心に、事業計画の策定、 アクションプランの実行を中心とした支援を行い、
省エネ設備投資や新電力への切り替えを通じた 電力コスト削減のコンサルティングを得意とする、中小企業診断士の尾崎義隆さんです。
尾崎さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
サニーデイ・フライデーにようこそ来てくださいまして。
お招きいただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
尾崎さんに質問を始めていく前にですね、2つお願いがございます。
1つ目は、普段私が社動士のお仕事をしていて悩んでいるのが、
相手にわかりやすく説明する力、心の中とか頭の中をしっかりと解説する力が足りないなって思っています。
なので尾崎さんにヒアリングさせていただきまして、
それは僕はできないなとか、どういう感覚かわかんないってことが出てきましたら、
尾崎さん、それどういう意味ですかって質問が入ります。
はい。
2つ目は、いろいろと先輩方からいろんな知識を教えていただきまして、
日々勉強させていただいておりまして、
今後もまだまだいろんなことを知りたいと思っています。
はい。
なので私がまた尾崎さんヒアリングしていて、
ちょっと今の自分にはできないなとか、
いつかその能力身につけたいなとかっていうことが出てきましたら、
尾崎さん、それなんでできるんですかって質問が入ります。
はい。わかります。
尾崎さん、よろしいでしょうか。
はい。了解しました。
それでは質問を始めていきたいと思います。
はい。
尾崎さん、今まで中小企業診断士としていろいろとお仕事されてきた中で、
働く上で大事にしていること、
例えばお客さんとの対応のときに大事にしていることとか、
自分の働くときのモチベーションをどうやって維持しているかとか、
何か大事にしていることを教えていただけたらなと思います。
はい。大事にしていることという意味で言えば、
03:00
頼りにして相談をしてもらっているという前提で
働くことが多いですので、
その期待を極力、
全部がうまくいくわけじゃないですけど、
期待を裏切らないように、
こうなりたいなというものを極力形にできるように
お手伝いをするというのはいつもすごく意識をしています。
モチベーションに関してもそうですね、
仕事が集中するとどうしても
すごく盲望しているなという状態になることが多いですけども、
ただそれも成果物を納めたりですとか、
実際社長のところに行ってお話をして、
何となくほんがらかったものが紐解けて、
順番にどれかやりましょうかというところまで
持っていけるとですね、
その返りですよね、
その打ち合わせをした返りはすごくまた、
やってよかったなというのはすごく強く思いますね。
ありがとうございます。
ちょっと質問していってもいいですか。
はい。
お客さんの期待に応えていることというのが
自分の喜びだというところの
尾崎さんのお話があったんですけど、
お客様の喜びに応える時に
尾崎さんが工夫しているところとか、
何かあるんですか。
そうですね、
我々が診断士で仕事を受ける場合というのは
いろんな受け方があって、
一番わかりやすいのは経営改善ですとか、
売上拡大ですとか、
経営のコンサルティングという形で
呼ばれて入ることが多いです。
もう一つは、
最近多い補助金ですとか、
そういった支援ですね。
この二つが主なものかなと思って、
これとちょっとジャンルが違うものとして、
行政の専門家派遣ですとか、
そういったスキムがありますけども、
大体この三つになるかなと思っていて、
一つ目ですね、
直接の顧問契約ですとか、
プロジェクトの支援の契約とかで入る場合
っていうのは、
向こうも具体的に何かこれをこうしたいよ
という課題が明確になっている場合が
多いですので、
結構プロセス支援で済まないことが多い。
結果としてこのぐらいまで持ってってくれ
っていうのがやっぱりあるので、
かなり気を使うというか、
こちらも必ずしも売上なんかだと
相手のあるものなので、
こっちが思うようにはできないですから、
そうすると売上げ上げるためのプロセスとして
こういうものがありますよっていうのを
順番に道筋を作ってあげて、
進める中で売上が上がらないときもありますし、
逆にプロセスが進んでないのに
売上が上がっちゃったりすることも
よくあるので、
その辺がだから一気一致にならない。
06:00
今我々って今ここの現在地で
ここまで進んでますよっていうのを確認しながら、
極力アウトプットだけじゃなくて
プロセスを理解してもらう。
要にこちらが意識して誘導していかないと
なかなか契約が継続にならなかったりですとか、
思ったのと違うって言われてしまうことも
私も独立して初めの頃は結構あったので、
この辺はすごく今意識してます。
2つ目の補助金ですとか助成金ですとか、
こういったシーンのほうが分かりやすい。
1か0かなので基本的には。
ものづくりですとかいろんな補助金ありますけども、
成果が明確に出るもの。
我々とするとプロセスとしては申請書を作ってですね、
申請をかけてっていう形になるわけですけど、
社長からしたらそれが最多くなると思っていれば、
補助金助成金が入金になることをもって、
会社としては専門というかコンサルに
頼んでよかったっていうことになるわけですので、
これは割とやりやすいですよね。
1か0かで結果が出なければ、
こっちの腕が悪くて申し訳ありませんでしたっていう。
これは分かりやすいと思います。
3つ目ですよね、
行政の支援って結構難しいなってところがあってですね、
本当はここまで入り込んでやったほうがいいんだけど
っていうところはどこまで?
正直行政の予算から我々、
一緒にヨロセもやってると思いますけど、
ここまで動けます?
ただこれより深みに入ってってしまうと、
それって民民で本来やるべきだったり、
それは社労士の先生もそうだと思いますし、
弁護士の先生もそうだし、我々診断士も。
でもそこまでいっちゃうと、
それって本当はフィーをいただいてやるべきところだよねって、
ここの線引きがすごく難しいですよね。
ごめんなさい、質問からちょっと離れちゃったかもしれませんけども。
一番最初のプロジェクト管理というか、
そのところのお話を今聞いてて、
経営者が最初に思っているゴールと、
私たちが一個一個解決していかないといけない、
小さなゴールというか、
長いプロセスの中のゴールというのを、
ちゃんと一緒に共有していくというか、
ちょっとでも売上はというゴールはできていないかもしれないけども、
小さなゴールとかはどんどん積み重なっていってるじゃないですか、
一緒の国みたいなところっていうのを、
大竹さんは普段意識されてるみたいな感じですよね。
そうです。この辺は特に、
要は民民の仕事って、我々コンサルの中でも、
私も8年9年くらいやってますけど、
年が近くて一緒に仕事してて、
09:03
アウトプットが売れる人もいるし、
売れないで一緒に仕事できる人って、
私8年9年やってて、やっぱり4人か5人くらいなんですね。
他の信頼地が悪いわけじゃないですか、
私と相性が合わないっていうこともあるでしょうし、
私からしたらアウトプットのばらつきが多すぎて、
ちょっと安心して一緒に仕事できないよっていう方も結構多いなと思ってて、
その中で一緒にやる仲間と定期的に話をするんですけど、
さっきの民民の仕事っていうのが、
よく議論するのは契約の受け方ですね。
受け負い型の契約なのか、
移民型の契約なのかっていうところですよね。
本来はやっぱりコンサルティングで入るであれば、
考え方はこれ多分いろいろあると思います。
当然売上を3倍にして、成果出して報酬ちゃんともらえますよってタイプの先生もいると思いますし、
一方で経営者と一緒に考えながらバチッとしたスキームで当てはめるよりは、
一緒に考えて相談相手になるってこれが移民型というかですね、
アウトプットというよりは一緒に時間を使って考えてくれる相手。
こういう形で臨んでもらえる方が私の仕事としてはありがたいなと思いますし、
幸いそういう先が何か所かあるとですね、
コロナとかがあってもすぐに契約打ち切りとかにはやっぱりなんない。
逆にコロナになったらもっと全体的に経営上どうしたらいいのかっていう深い質問になって、
深い相談になるわけですけど、
極力そういう形、自分の中では仕事の受け方の三掛けがあるとすると、
まずは補助金ですとか、専門家派遣でもいいんでしょうけど、
そういった形で、専門家派遣であれば税金から我々フィーをいただいたり、
一部事業者が払う場合もありますけど、
行政の看板ですとか安心感を本当に我々を知ってもらう、
お試しをしてもらうっていうところ。
その中で割とこういう芯なしでよく知らなかったけど使えるなですとか、
それは社長の先生もそうだと思いますし、
こういうふうにお願いをするとこういうものが返ってきて、
それに対して行政の支援だとここまでっていうことはあるかもしれないけど、
もっとやってほしい場合っていうのは大体フィーとしてこのくらいかかるんだっていうのを、
我々は多分啓蒙していかなきゃいけないと思うんですよね。
それが上に行くといろんな入り方ありますが補助金なんかも分かりやすいですよね。
1か0かで取ったらいくら、着書もらえる場合もありますけど、
そのお客さんたちをそのまま食い散らかすといったらあれですけど、
そのままバラバラバラバラしてもすごくやっぱりもったいなくて、
12:02
こっちもお客さんをある程度選ぶ部分は当然ありますけども、
支払い余力がちゃんとあるかですとか、社長との相性ですとか、
やってる授業、成長性とか見ながら、
そちらもやっぱり長くお付き合いしたいなという会社はあるので、
そういう先には極力アウトプット型というよりは、
アウトプットも当然必要なんだけれども、
プロセス型の支援っていう形で仕事を受託できるようにっていうのはすごく、
意識的に誘導してるというか、そっちになるようには意識してます。
なんか今すごい深かったですね。
先ほどコロナのところで、いろいろと産業がいろいろと変化がある中で、
やっぱり経営者が思っているこの課題というのが、
やっぱり第三者の目線から見たらそこが問題じゃなくて、
本当はこっちが大きかったっていうところを、
一緒に移任というか、成果物っていうのを一緒に
僕たちでゴール決めていきましょうよっていうところの支援っていうのがやっぱり、
今後も大事なことかなっていうのもありますし、
大崎さんがおっしゃっていた補助金の申請であったりとか、
公的支援のきっかけ作りっていうことで人を知ってもらったりとか、
その人のサポートの仕方っていうのをいろいろとフェイストフェイスで知っていただいて、
そういうプロセスっていうか、先ほど最初に申し上げたそういう、
一緒に経営者と作っていこうよっていう、
もっとそういうプロセスのところに一緒に取り組んでいこうみたいな。
それが一番大事だなっていうのが、大崎さんの話聞いてる。
この辺はちょっと長くなっちゃいますけど、
日本の会社って、特に弁護士の先生とかゼリーさんっていうのは多分ピンとくるんですよね。
社長からして。
社同士の先生も多分ある程度の規模になってくると、
社会保険の手続とか、専門の人を置くのか、
もしくは社外の先生にお願いするのかっていうところでピンとくると思うんですよ。
コンサルを使うっていう感覚って正直あんまりないんですよね。
ちょっと紐解いていろいろ聞いてみると、
バブルの前後とかにやっぱり景気がいい会社って、
コンサル入れて何百万も払って、
いろんな制度作ってもらったりとか、
営業の仕組み作ったりとかっていろいろやってる会社あるんですけど、
だいたいことごとく失敗してるんですよね。
それなんでかなって思うと、
まず丸投げすぎてるというか、
基本的にコンサルを使いこなすっていう文化もないし、
コンサル入れればどうにかなるって考えて高いお金を払ったんだけど、
なんかうまくいかなかった、騙された。
コンサルってカタカナで見るだけでも信用できないっていう社長は結構多いんですよ。
そこがたぶん90年代とか2000年行く前のところ、
もしくは70とか80年代とかもあったかもしれないですけど、
その辺が1.0だとすると、その後2.0っていうところで、
15:02
行政の支援がいろいろ専門家派遣っていうので、
そういう仕組みを知ってる人は、
なんとなくそういう使い方があるんだっていうのが分かってきてるところ。
今のよろずもそうだと思いますし、
都道府県ごとにいろんな専門家派遣事業ってありますけどね。
この辺でなんとなく接点を持って、
そんなに悪い人たちじゃないし、
手の届くところでうまくやってくれる。
その辺が分かってもらえるというか、
なんとなく使いこなし方が分かってきたというか、
相談の仕方が分かったとか、
どこまではお願いしてよくて、
どこまではこれある程度自分でやらなきゃダメだなってところも、
ある程度失敗を通して学ぶところだと思いますけど。
今後がやっとアメリカとか他のヨーロッパみたいに、
コンサルティング、経営も含めてですよね。
外部の専門家のリソースを使うっていう、
使いこなさないとなかなか難しいなって、
なんとなくそういう土壌ができつつあるのかなとは思ってます。
その経営者の方がコンサルにまず依頼どうしたらいいのかっていう、
教育っていうのができてなかった系ですけども、
こうやっていろんな公的機関の制度がどんどん充実してきて、
経営者自身もそういうところが啓蒙されてきて、
それがこのコロナっていうことが起きましたけども、
今後の自分たちの経営をどうやって、
いろんなコンサルティングの方とかを使って、
一緒にやっていくかっていうのはすごい課題というか。
そうですね。
ありがとうございます。
ちょっとお話しさせていただきまして、ありがとうございます。
次の質問行きたいんですけども、
小崎さんが今働く上で大事にしていることは、
いつからそういう考えに至ったかっていう経緯とか、
きっかけがあれば教えていただけたらなと思います。
そうですね。
私もだから、もともとは電力会社にいたので、
そもそも営業をやったことがないんですよね。
呼ばれていく仕事、
例えば現場にいたときは停電になれば呼ばれていって感謝をされますし、
いろいろ不祥事があったときは、
電力会社に行って、
いろいろ不祥事があったときは大変でしたけど、
とはいえ、基本的にはノルマがあって、
何かしなきゃいけない、
営業をかけなきゃいけないとかっていうのは全くなかったわけです。
そうすると会社を辞めて独立した後、
集客に困るんですよね。
どうしようかってなると、
私はもう震災の後、
2年ぐらい会社にいましたけど、
その後退職したので、
基本的には元いた会社からの研修費の予算とかを当てにして、
研修講師とかできるわけでは全くなかったんですね。
そうすると身寄りもない状態なんで、
まずスケップルバイク診断士協会、
我々診断士の組合みたいなところに入って、
そこでいろいろ人脈を広げてっていうのをやっていたわけですけど、
18:01
当時って、
スケップルバイク診断士協会は、
診断士ってあまり認知されていない状態だったんです。
これからみたいな、
僕が診断士とって、
4,5年経った頃に日経の取りたい資格のランキングで、
1位になったよとかって大騒ぎ、
診断士の業界をしてたことがあったんですけど、
独立した頃って、
正直診断士って何?
中小企業診断士って、
大企業の人は自己啓発で知ってたりするんですけど、
中小企業の社長が知ってるわけではなくて、
なんだお前らみたいな、
偉そうだなみたいな状態だったんですよ。
そうなんですか。
そうすると診断士側も、
診断士協会側も含めて、
自分たちを売り込んでいかなきゃいけないっていうので、
主に行政向けに、我々ってこういうことができますよとか、
そういう提案をかけてるんですね。
やっぱり仕事の取り方がよく分かってなかったりとか、
行政の単価っていうのもあるので、
普通、一般的に考えるコンサルティングファームの
フィーとかでは全くないわけですよ。
1日で日当ですか、
交通費プラスアルファですか、みたいな仕事の取り方で、
そこら中、行政に対して診断士協会で仕事を取ってたんですよね。
それも我々の先人が一生懸命苦労されて、
我々の職域を広げてきたわけですけど、
そこから入ってる感覚からすると、
すごく頑張れば、
どうにかなるんだけど、
単価上げないといけないよねってところにすごく行っちゃうんですよ。
若手って。どう考えても食えないから。
仕事抜けた方は無理だっていうので、
そういうところから入って、
単価を上げたりとかふっかけたりするように、
反動でなっちゃったりしたわけで、
私も一時期そういう仲間と一緒に仕事をしてて、
ただ長続きしないんですよね。
トラブルにもなるし、社長側から。
それが結構、
独立2、3年目で続いたときに、
ちょっとこのやり方って続かないなっていうか、
もうなんか消毒作戦みたいな感じなんですよ。
焼き畑農法みたいな。
当時、今もそうなんですけど、
診断士の業界ってまだ掘れば、
いろいろ行政側もまだこういうところって診断士使えるなとかって、
いろいろ見てくれるので、
行政向けに関して、
民々なんかなおさらですけど、
まだ市場開拓の位置がすごくあると思ってます。
ですけど、初めの頃そういう消毒作戦みたいなことをやっちゃったんで、
その反省がすごく強いですよね、今。
ちゃんと信頼、期待に応えるっていうので、
当時は、
我々が若手で組んでた仲間の中の期待、
要は売り上げっていうものに、
21:02
どれだけ収益性を高めるかってところに一生懸命、
時間を費やして、
全然顧客ファーストとかでは全くないですよね。
我々ファーストで、我々が食っていくためにどうしたらいいのかみたいな。
そういう意味では、
頭の回転の速い人たちが、
集まってやってたんで、
だいぶ悪さしたなと思いました。
でもやっぱり長く続かないし、
僕もそれである程度稼ぐ仕組みを
自分で作るってのは必要だと思うんですけど、
それができたところで、
100時間あるうちに100全部荒稼ぎしたいかっていう、
100あるうち自分の民民の仕事、
やっぱり5割6割はちゃんと持っておかなきゃいけないなって、
収入のうちですね。
残りの3割ぐらいは行政の仕事でもいいでしょうし、
最後の10とか15とか20とか、
そのぐらいに関しては、
例えば地域、私事務所が台東区なので、
地域のいろいろ、
商工会議所のイベント一緒に手伝ったりとか、
地域貢献、ハムボランティアみたいな、
枠も作ってやらないといけないなと最近は思ってて、
でもそれ3、4年やってるんですけどね。
やっぱり初めに、
この業界稼げないって思って、
やばいぞって危機感を持った若手で、
荒稼ぎの我だけもいろいろして、
それが崩壊して今に至るみたいな、
そういう流れかなと。
この時代の流れとともに、
やっぱりその反省点を生かしながら、
お客さんの満足度を高めていくための、
お仕事のスタイルというのも大事にしたりとか、
あとはその充実感というか、
お金に買えられないような何か、
自分が診断士としてやってきたっていう、
何か買えれるものを、
小崎さんの中で求めてきたみたいな感じですか?
長く続かないと長期的に見ても損なんですよね。
毎回ワンショットの仕事ばっかりやってても、
結局その会社に対してある程度の調べ物をしたりとか、
業界研究をしないと、
仕事にある程度のアウトプットを出せないわけなので、
だったら毎回新しいお客さんよりは、
当然リピートもらって、
前ここまでやってましたよね。
続きここからどうしましょうかっていう方が、
全然仕事体効果もいいというか、
満足度も高いっていうことなんだなっていうのは、
理屈では分かってたんですけどね。
ただやってみて、
これ焼き畑農法だから無理だなって思って、
ずっと焼き畑し続けるのって、
性格的にも向いてないし、
ちょっといろいろ無理があるなっていうのを感じて、
途中から軌道転換したっていう感じですかね。
確かにそうです。
24:02
効率化というか、スポットスポットで一回一回、
知識つけてお客さんに出して、
また違うところでスポットで受けてやっていくと、
効率性もあったりとかもして、
継続的に経営者の方を教育していくみたいなことが、
逆に効率化につながって仕事もしやすくなったりとか、
そういうところもあったりしますので。
分かりました。ありがとうございます。
次の質問なんですけれども、
今までの尾崎さんの働き方で、
他の人に勧めたい点、
尾崎さん流、働くとは、
お勧めしたいものって何かありますでしょうか。
仕事を受けた以上は金額関係なく、
満足したままでやるっていうことかなと思いますね。
ただ、それでやり続けると、
そもそも事業として成り立たないとか、
生活が成り立たなくなっちゃう人もいるので、
入口の契約のところはしっかりするべきなんですよね。
行政の仕事であれば、
基本的に単価が決まっているので、
そこでどうこうっていう話ではないです。
その分効率よくやるのか、
すごく面白い事業だったり、
応援したいなっていう相手であれば、
ある程度ボランティア枠で
時間使ってもいいかなって場合はありますけど、
それもちゃんと全体の時間配分のうちの、
この社長に関しては、
ボランティア枠の15、100分の15を使おうっていう、
それ以上は当然使っちゃまずいわけですけど、
一方で取るところはちゃんと取らないと、
ボランティアもできないし、
地域貢献のいろいろ活動とかも
できなくなってきてしまうので、
やっぱり民民の仕事であったりとかっていう場合は、
ちゃんと条件決めて、
こっちの費用ってこれだけのものなんですっていうのを、
きちんとしていかないとかなっていうところです。
そこで取れるところで取れてないと、
やっぱり仕事も荒くなるし、
もらってないからそれなりにっていうのは、
僕は基本的にしないですけど、
なんでこの仕事でこうなるんだってなっちゃうので、
やっぱり交渉ごとの部分に関しては、
こっちの条件をちゃんと伝えて、
相手の条件も聞いた上で、
折り合えないんだったら最近はもう取らないっていう選択肢もあるなと思ってて、
一時期は仕事を取るだけ取って、
寝ないで頑張るっていう。
寝ないで頑張ると、
全然やっていけるなっていうのは分かったわけで、
この働き方あと10年後とか、
15年後できるかっていうと、
多分無理なんですよね。
そうすると、やっぱりいいお客さん、リピートだったり、
顧問の契約を極力、
無理に引っ張る必要はないですけど、
社長と一卒ができてくると、
27:02
次から次へとこれもやらなきゃですよねって話が出てくるので、
そういうわけで基本的には、
条件投訴をしつつ、
取った仕事に関してはもうきっちり、
徹底的にやるっていう感じですかね。
おだしょー やるべきことに対してとか、
奉仕したい人に対しては、
できるだけやっていく気持ちは持ちつつも、
入り口のところは抑えるというか、
契約すべきとかはちゃんと契約抑えてっていうところの、
真実とそこら辺のワークライフバランスっていうんですかね、
その両立っていうところにもやっぱり影響するから、
そこも大事だよねっていうところですよね。
おだしょー 逆に田村さんなんかとか、
社労士の先生なんかはどうなのかなって思うんですけど、
例えばこの業務って受けるのいくらって、
多分固定じゃないですか、自由化というか、
そもそも昔の弁護士の先生みたいに、
30分いくらみたいなそういう決まったもので、
弁護士の世界ですら今もないわけですけど、
この辺ってどうですか、金額決まってるってすごく、
多分楽なんですよね、仕事のやり方って。
そうですね、金額は昔は決まってたんですけれども、
今はもうなくなって、別に安く受けようと思ったら受けれるっていうのも、
社労士界業界ではあるんですけれども、
やっぱりお客さんに提案するときにも、
やっぱり定価っていうのは自分たちの事務所にもあるんですけれども、
やっぱりちょっと安い金額でも、
この経営者の話聞きたいとか、
この人と固まっていきたいというところには、
最初はボランティアって言ったらあれなんですけれども、
社会貢献的な意味でお付き合いしたいということで、
顧問契約を取るっていうこともあったりするので、
そこら辺の、先ほど大崎さんもおっしゃってましたけれども、
それが本当に自分自身のためにもなるのか、
それが逆に安く取ることによって、
経営者のことにもためになるのかっていうのは、
日々ちょっとどうしていったらいいのかなっていうのは、
考えたりはしますね。
やっぱりね、自分の値段って一番分からないですよね。
これだけ報酬として欲しいなとか、
時間当たりいくらぐらい取らないと、
例えば他の仕事の兼ね合いで比べるものがあれば、
当然それが基準になるんでしょうけど、
この辺がなかなか、
自分の仕事と比べると、
この辺がなかなか特に、
独立した頃って難しいですよね。
仕事取り、ただでもやらせてくださいみたいな、
経験積みたいんでっていう時期もやっぱりあるじゃないですか。
そういう、その辺が出過ぎちゃうと、
負けと荒らすことにもなっちゃうし、
一時期やっぱり新幹線の世界でもあったのが、
品質管理ができていないと、
君たちの業界はってよく言われたことがあって、
何かっていうと、
バックボーンがいろんな、
社老子の先生もそうだと思いますけど、
いろんな業界、業種、業態の人の方がなっていることが多いと思います。
30:02
当然、代々、
社老子事務所やられてっていう先生もいると思いますけど、
新幹線なんか基本的に、
その人が自分の代で始めたっていう、
新幹線の仕事っていうのは、
自分の代で始めたっていう人がほとんどなので、
全然違うんですよ。
診断士って言っても、セミナー専門にやってて、
数千万円売り上げてくってる先生もいますし、
専門家派遣専門にやってる先生もいるし、
高手の会社卒業して、
よく年金診断士なんて言われる、
業界の中で言われる先生もいるわけですけど、
あんまりお金にはこだわらなくて、
自分が必要とされてることに対してやりがいを求める
っていうタイプもいますし、
その辺の中でやっぱり、
自分がいくらなのっていうのがすごい難しいんですよね。
いくらで提示するのかっていうところ。
ごめんなさい、話が脱線しちゃいますけど、
どうぞ。
私も初めの頃は、
時間いくら、このぐらい欲しいなっていうのがあって、
それに基づいて三森さんとか出してたわけですけど、
その辺が今考えると、
結構すごい浅はかだったんです。
あとは、
客層を見てないんですよね。
お客さんの先ですか?
お客さんが、
例えば同じ仕事でも、
これ10万ですって言って、
同じ仕事なんだけど、これ20万ですって出しても、
そんなぐらいでできちゃうの?っていう会社もあって、
それって要はやっぱり、
会社側の支払い余力だったりとか、
会社の組織角だったりですとか、
政治駆動によっても違うわけですけど、
診断者は比較的に、
支払い余力が少ない相手先と付き合いすることが
多分多いんですよね。
接点とすると。
だけど、同じ仕事でも、
客層のレイヤーを変えると、
階層1個上げてあげると、全然桁1個違っても、
普通に同じ仕事が出てきちゃうっていうことにあるとき気づいたんです。
当たり前のマーケティングの基本のわけなんですけど、
それに気づくまで僕は結構時間かかったなと思って。
自分の事業を回したり、
取り組むために必要な客層って、
ある程度高いところ。
中堅企業とか上場大手とかそういうところでは全くないですけど、
一方で自分たちの、
逆にノウハウを提供したいんだけど、
フィーが取りにくいお客さんっていうのも、
多分そっちの方が全然多いんですけどね。
そこの見極めが、
33:02
効くようになってくると、
来年不意に困ってどうしようみたいな、
そういう悩みはほぼなくなりましたよね。
ここを突っつけば、困らないよねっていうのは、
感覚的に分かってくるので。
なるほど。
それは今聞いてて、
僕もそこら辺の視点を持っていかなきゃいけないなって思いましたね。
全ての企業さんが同一なわけじゃなくて、
お客さんの中にも売り上げの立てる販売先があって、
そういうところがどういう風な余力でやってるのかっていうのを、
先を見通して自分の契約を取る時にも、
ちゃんとそれを意識してやるっていうのは、
今大崎さんの話を聞いて、
そこって意識しないとダメだなって思いました。
多分そこに商売尽きると思うんですよね。
誰と仕事、商売するのっていう話だと思うんですよ。
新男子って一応そういうマーケティングも含めて、
勉強してるはずなんですけど、
あんまりできてる人って多分いないと思うんですよ。
だけど本当に客層、相手を変えてあげると、
相手のお金持ってるのが全ていいわけじゃないですよね。
ただこちらも成り前としてやっていくためには、
取るところからちゃんと、当然適正な対価としてもらう。
金額が桁が違っても向こうは適正って思う場合もあるでしょ。
こっちは専門家派遣である程度ちょっとおまけでやってるところって、
内容あんま変わんないんだけどなっていう。
それだけこっちがやり込んで提供してるってこともあるのかもしれないですけど。
この辺はこっちが勝手に自分の値段をつけて見積もり出すわけですけど、
実はあんま見えてないっていうことがすごくいっぱいありますよね。
最初の打ち合わせとか、2回目の打ち合わせとか、
そういうところからも言葉の節々から、
こういうふうに見積もりでも大丈夫かなとか、
そういう視点とか雰囲気とか、
これを感じ取って、私自身もそういうスキルを身につけていきたいなって思いました。
絶対予算持って相談しに来てるはずなんで、
予算いくらですかってズバで聞くのもありかもしれないけど、
意識してやり取りしてると、
ここはたぶんそんなに準備してないなっていうところとか、
ここはかなり潤沢というか、
逆に事業が進むスピードが速くなる方が、
お金いくらかかるかよりも重要だなって、
当然フェーズによってはそういう状態になるので、
その辺をいかにキャッチできるかっていうところですかね。
分かりました。ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
次回もこのお話の続編をお送りいたします。
36:00
魅力的なお話たっぷりです。お楽しみに。
シャローシラジオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
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