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2024-12-17 23:39

#17 【ゲスト回】専門家も注目、公庫の資本性ローンとは?

今回はまさにスタートアップ向けの融資、日本政策金融公庫の【資本性ローン】について。

ゲストに日本政策金融公庫に詳しいiU客員教授の佐藤俊太さんをお迎えして、自らも資本性ローン支援経験や利用経験を持つINQ若林が、

  • 資本性ローンとはどんな特徴を持つ融資なのか?
  • どんなスタートアップが資本性ローンを活用すべきか?

などなどクロストークしています。

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「起業のデットファイナンス」は、年間500名以上から相談を受けるデットファイナンス専門のINQ代表の若林が、起業家のリアルなお金のお悩みを解決していく番組です。

エクイティ調達が当たり前だった中、注目を集める「融資」。この番組では「どう借りるか?」という問いを通じて、起業家が事業成長に集中できる環境づくりを支援します。


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#起業のデットファイナンス


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▼若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)

デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,200件87億円超の資金調達を支援するチームを統括。

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▼稲荷田和也(JobTales株式会社 代表取締役)

「スタートアップと社会をなめらかに繋げる」をミッションに、スタートアップのコミュニケーションを支援。スタートアップ専門のポッドキャスト制作「StartPods」プロデューサー。

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▼制作

StartPods(JobTales株式会社)

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サマリー

今回のエピソードでは、若林さんと佐藤さんが日本政策金融公庫の資本性ローンについて詳しく解説します。期限一括召喚や利益変動金利、見なし自己資本の特徴が挙げられ、スタートアップにとってのメリットについて議論されています。公庫の資本性ローンは、スタートアップにおける返済可能性が重要な観点として際立っています。このエピソードでは、資本性ローンがどのようにスタートアップの支援に寄与するのか、またその成功の鍵であるプランBの重要性について詳しく論じられています。公庫の資本性ローンに関して、融資の条件やスタートアップの赤字経営についての考え方が議論されており、金融機関の視点から成功と失敗を繰り返すスタートアップの未来についても考察されています。

資本性ローンの紹介
起業のデットファイナンス、年間500名以上の企業家から相談を受けるデットファイナンス支援の INQ の代表、若林が、
スタートアップ企業家のリアルなお金の悩みを解決していく番組です。
こんにちは、INQの若林です。今回は前回に引き続き、日本政策金融高校に詳しい佐藤さんをお迎えしてお話を伺ってまいります。
佐藤さん、よろしくお願いします。
佐藤さんは、簡単に私から多古紹介させていただくと、情報イノベーション専門職大学の客員教授でいらっしゃって、
その他、神奈川県のKSAPというアクセラレーションプログラムのメンターでもいらっしゃるという方で、
もともとはご自身で高校生時代に起業されていた連続企業家でもいらっしゃると。
スモールビジネスですけどね。
連続企業家でいらっしゃる。その後、某政府系金融機関に就職をされて、故に某政府系金融機関、高校なんですけど、高校にお詳しいというところで、今回ゲストに来ていただいているわけなんですけれども、
佐藤さん、今回ですね、スタートアップにとって大変ありがたいと言いますか、まさにスタートアップ向けの制度だなと思う。
資本性ローンについて、ぜひ詳しく伺いたいと思います。
資本性ローンについて、私から簡単に3つのポイントをお話しさせていただければと思うんですけど、
まず資本性ローンの特徴3つあるなと思っていて、
1つ目が期限一括召喚。
2つ目が利益変動禁令。
3つ目が身なし自己資本かなと思っています。
まず大分かってますかね。
大分かってます。
じゃあまず1個目、期限一括召喚、これどういうことかというところから教えていただけますか。
期限一括召喚というのは、総名の通り返済金が来たときに一括で頑金を支払いするという制度です。
もちろん金利は毎月支払いいただくんですけれども、頑金の返済がないと。
これ一体何がいいかというと、例えば分かりやすく5000万円を5年返済で借りたとしましょうと。
そうすると当然1年間で1000万円返さなきゃいけないですよね。
5000万割5で1000万、これ1年間で返さなきゃいけないと。
そうするとよくよく考えると、あれ1年目に使えたお金って4000万じゃないみたいなことになっちゃうと。
特にスタートアップって当社赤字を掘っているので、フルで使いたいときにフルで使えてない。
こういうようなデメリットを解消するという意味合いで、期限一括返済というのは非常にいいのかなと思います。
2つ目、利益変動金利ということですよね。
これは出資に近い考え方かなと思っていまして、基本赤字のときは金利をほとんどもらわないと。
具体的に言うと0.5%の金利で固定されると。
ただ利益が出たときには多少金利をくださいねということで、コロナ資本性ローンというのがあるんですけど、
コロナ資本性ローンだと大体2.6%。
まあ安いですね。コロナ資本性ローンはちょっと安いですね。
コロナ資本性ローンが12月で1回期限を切れる。
毎回延長しているので、今回延長されるかどうかまだ分からないんですけど、まだ続くのではないかなって気はしますけどね。
仮に普通の資本性ローンになったとしたら3.6%とかね。
変成の意思に応じるんですけど、利益が出たときには金利をもらえますよという制度です。
3つ目の見なし自己資本なんですが。
そうですね。見なし自己資本っていうのは資本性ローンってローンなので、当然決算書上は借入金に計上されます。
ただ1枚証明書が付きまして、それを付けておくと、もしくは決算書にわざわざ資本性列号ローンとか資本性ローンって書いておくとかね。
課上科目を1枚証明書にこうこのところに資本性ローンって書いておくとかすると、他の金融機関が見たときにそれを資本に振り返ることができるよというような制度になっています。
企業家目線でのメリット
これ何が大事なのかっていうと、いわゆる債務超過にならないようにできると。
基本的に一切代流処置せずに資本増強できるっていうのが一番のポイントですね。
金融機関が融資をするとき、これは金融庁の、昔計算マニュアルっていうのがあったときに2つの大きなメルクマール指標があったんですけど、
その中で一番面倒くさいというか解消しにくかったのが、債務超過解消年数。
これはいわゆる債務超過、純資産のマイナス額を利益で何年で解消できるかっていうものなんですよ。
もちろん何年かっていうのは金融機関によって、何年以下は成長先と見るかっていうのは金融機関によって違うんですけど、
大体1年とか2年とかなんですよ。
で、債務超過1回掘っちゃって、じゃあ利益で解消しようっていうと、なかなか解消できないじゃないですか。
解消するためには出資を受けるか、税引き後の利益で純資産を増すしかないと。
税引き後の利益で増せないですよね。
難しいですね。
ですよね。
っていうのを、ウルトラCで心性論を使うと、表面上金融機関は資本と見なせるので、債務超過を解消できる。
もしくは、債務超過になる年数、債務超過に陥ってしまう可能性を遠くにできる。
ゆえに民間の金融機関が融資がしやすくなる。
そういうのを狙ったような部分ですね。
なるほど。まさにエクイティが入ったのとニアリーイコールになるので、従って他の民間金融機関の融資を誘発しやすいというところで、
まさに民間金融機関の補完だったり協調円滑化みたいなところの目的にまさに合致している制度かなと思うんですけど。
そうですね。
基本あれなんですよ。この辺が定番の説明なんですよ。
多分企業家の人が聞いてらっしゃると思うので、企業家目線で考えると、僕は元企業家だったので、企業家目線で考えるときに、
実は一番ありがたいのって期限滑変債なんですよ。と思うんですよ僕は。
そうですよね。
なぜかっていうと、さっき言ったように、5000万借りて5年で返すと1000万返さなきゃいけないじゃないですか。
1000万返しちゃったら、もしくは2年経って2000万返したら、次の調達しますよね。
次の調達するっていうのは、1年2年経ってるから、決算一期二期またいでますよね。
ってことは、業況変わってるじゃないですか。また審査が必要ですよね。コミュニケーションコストがありますよね。
だいたいスタートアップっていうのは、計画通りいかないんですよ。
言われるんですね。あれ?前回の計画だと、もう燃焼が15億になってるんですけど、どうでしょうかみたいなね。
いや、なかなかそうはいかないみたいなね。
いや、わかりました。KPI上手くいってるんですよね。お客さん利用客どうですか?みたいな。
いってないみたいな。調達しにくいじゃないですか。
そこに労力を使うって、めちゃくちゃスタートアップ側からしたら嫌じゃないですか。
そこをスキップできる。
なるほど。
5年間事業に集中できる時間をくれる。
なるほどですね。
金利が2.6でも3.6でも、資本調達コストに比べたら全然安いわけだし、
その間の調達するためのそのコストがない。
2500万円だったら2500万円買わなきゃいけないとかそういうのがないっていうのが、
企業家としては多分一番楽っていうか気持ちがいいんじゃないかな。
まさにおっしゃる通りだと思いますね。
仮に黒字になってて2.6%だったとしましょうってなっても、
2.6%以上伸ばしてないとスタートアップとはなかなか言えないと思いますし、
っていう点においては全然許容できる金利ですよね。
そうですね。
全然金利よりも成長率と利益率の方が高いはずなのでスタートアップの場合は。
確かに調達にかける時間、
CEOだったりCFOの方、財務担当者の方がかける時間、
金融機関さんとかVCさんとコミュニケーションする時間って結構やっぱり重たい。
本当に。
しかも国民事業を使う方、まだSEEDの方ってCFOいないことがほとんど、
だから社長がやらなきゃいけないじゃないですか。
そうすると社長の仕事ってやっぱり売上げ伸ばすこととか、
プロダクトを作ることとかそういう方向になるんで、
資金調達に集中しなきゃいけない期間ってできるだけ短い方がいいと。
特にスタートアップのカウンターパートナー、エクイティになるはずなので、
デッドファイナンスってちょっと違った理屈なんで、エクイティとは違った理屈なんで、
そこの調整しなきゃいけないって結構ストレスだと思うんですよね。
だからそこをキープできるのは、僕が一番事業家だったらそこが嬉しいかなって。
本来その期限一括が取るとしたらリスクが高いはずだから、
返ってこないからね、全然返ってこないから金利をもっともっと上げるべきだと思うんですよ。
だけど赤字だったら金利取らないってこれもすごいですよね。
いや本当そうですよね。逆ですからね。
逆ですからね。
普通赤字だったら金利上げなきゃいけないはずだけど。
いいんだ、いいんだって。
これやっぱり民間金融機関の方と話してても、
この条件は民間でプレーンに作ることはできないっておっしゃるんで、
やっぱりそこは本当に政府系金融機関の目的に合致してるなって感じですね。
そうですね。金融の理屈を一切無視したような制度みたいなそんな感じですもんね。
そんな資本性ローンなんですけど、
実際企業家が使いたい、こんな良い制度ないってなった時に、
じゃあどういうフェーズとか領域とかあるいはコンディション、
どういう条件整えるとこの資本性ローンで活用できそうでしょうか。
返済可能性の重要性
これも結構業種によって色々あるので何とも言いにくいところではあるんですけど、
少なくとも資本性ローンに限らずなんですけど、
金融の一番表現しなきゃいけないところ、してほしいところっていうのは、
きちんと返せるかっていう返済可能性なんですよね。
なので返せるっていう理屈を組み立てるっていうのは非常に大事。
返せるって理屈って言っても、
当然スタートアップだから赤字を掘ってるわけだし、
エクイティも入るから赤字を掘り続ける。
その中で返せるって理屈を組み立てるのは結構難しいと思うんですけど、
その場合はプランBみたいなもの。
エクイティが入れば、3億5億のイフィリが入れば、
その分3億5億赤字掘れるじゃないですか。
入らなかったらどうする?
そういうことですね。
入らなかったら潰すの?みたいな。
潰したらお金返せないってことになるんで、
実際潰れないじゃないですか、スタートアップってその場合でも。
生き残るんですよ。
生き残るプラン見せてください。
多分そこだと思うんですよね。
実際に保守的に、もしエクイティが入らなかった場合でも
バーンを抑えたり、あるいは手堅い売り上げを立てたり
というようなところでなんとか生き延びるプランっていうことですね。
そうですね。
VCとの協調融資の影響
こういう話は本当はCEO向けにはあまりしたくないんですよ。
マインドが下に行ってしまうから。
そうですよね。
だけどよく言うのは、相手が何を求めているか。
相手に対する解像度を上げて、そこに対して必要なものを提供しよう。
これビジネスでも一緒じゃないですか。
それをやってあげるっていう意味合いで
テッドファイナンスを調達したいなら、相手が欲しいものは何か。
それはきちんと返せるかだと。
割り切って作って出していただくといいかなと思います。
なるほど。
具体的に例えばなんですけど、VCさんから調達ができているとか
あるいは他の民間金融機関さんが協調融資で入ってくれそうみたいなことは
資本性ローンにおいてはポジティブに働きますかね。
働きますね。
資本性ローンを出す目的として、やはり民間金融機関との協調的な支援が取れるかどうか。
それは変なし、同時に何かお金を出すとかじゃなくてもいいんですけど、後で出すとかでもいいし
場合によっては成長したときに、いわゆる政治運転資金って言われるもの
売りかけとか在庫に相当するようなもののところを対応してくれるとか
何でもいいんですけど、そういう支援ができるっていう体制を整えるっていうのが
資本性ローンを出す意義でもあるので。
そこがないとやっぱり難しいし、あればもちろんプラスかなと。
これまさにスタートアップ向けの制度かなというふうに思うんですけど、
そういう意味では狭い意味でのスタートアップってVCファンダブルかどうかみたいなところがあるんですが
そのVCさんが入っている、VCさんがどう評価しているかみたいなところっていうのも影響あるんですかね。
もちろんありますね。基本的にはリファレンスをさせていただいているので
そこはよく考えています。
加えてさっき言ったチンと返せるかっていう話を
もうちょっと手出し金融機関側から見たときの最悪なパターンで考えるときには
例えば利益から返すことを利益召喚って言うんですけど
資金繰りで返すことを資金繰り召喚って言ったりするんですね。
例えば出資のお金で返すっていうのはちょっと名目上言えないと思うんですけど
出資が入るんであれば返せるって言うじゃないですかみたいな
だからその辺って可能性あるのかなみたいな。
そういうところはちょっと気にしたりしますね。
なるほど。少なくともエクイティが入れば引き続き事業が継続できるわけですからね。
そうそうそう。おっしゃる通り。
なるほどですね。
出資のお金で返すっていうよりはそうですね。確かに。
出資を受けるから事業が継続できるゆえにゆくゆく返せる可能性が上がると。
なんて言ったらいいんだろう。毎月返さなくていいから。
はい。そうですよね。
最終的に一括召喚するときにそれだけの事業規模に到達できていて
利益、常用金なのか現用金なのかからガンと返せれば良いってことです。
そうですね。
はい。なるほど。ありがとうございます。
もう少しちょっと踏み込んで伺いたいんですけども
数年前は結構シリーズAでオクタインの調達とかしていないと
なかなか資本性ローのオメガネに敵わないというか
土台に乗らなかったケース多かったなというふうに私実務上感じてるんですけど
一方、結構フェーズが早い段階でも出てるケースが散見されるかなというふうに
お見受けしてるんですけど
具体的にCEの調達後とかのスタートアップでも
資本性ローン実行されてるケースとかってありますか?
お詳しいですね。
いやいやいや。
そうですね。
でも結構昔から早いフェーズでも資本性ローンってある程度出てるような気はしましたね。
ここ最近だと一時期はサースとかそういうものがメインだったんですけど
ここ最近はディープテック系とか創薬とか
本来的には出しにくいんですけど
その辺りの方の申し込みが出てきたりとか
基本出せないケースの方が多かったと思うんですけど
出せるケースも出てきてるなっていう印象はありますね。
なるほどですね。
具体的に出せてるケースっていうのは
どういったことが満たされていることが多いんですか?
これも返済可能性を示せているかどうかっていうところ
これが意外とですね
例えば創薬とかディープテックって
そのものが売れないと返せないっていう理屈を組まれちゃうと
作れるかどうかわからないので返せないんですよ。
創薬で言ったら厚労省の認可が下りる確率って
3万分の1って言われてるし
ディープテックなんか例えば核融合とかだと
そもそも核融合のエネルギー量に耐えられるロガないとかで
そもそも実現できないみたいな
そういう状況だとそれによって何か
収益を持ってのは難しいみたいになっちゃうから
返せないみたいなのが多かったんですけど
ここ最近こういう活動をしてるせいかわからないんですけど
スタートアップの方も認識を変えてらっしゃるのか
話し方が変わってきて
例えば創薬でもディープテックでも
高度な研究開発能力がある
故に受託もできるんですよみたいな
そういうアピールされるようになってきて
実際に受託を受けて事業が回っていて
場合によっては黒字化を一旦見せてしまうみたいな人もいて
そうなると返せるって理屈成り立ってしまっているので
出せますよね
そういうパターンが多いかな
新たなビジネスモデルの提案
もちろん夢っていうかスタートアップなので可能性を追って
この商品このプロダクトを作り続けるっていうのは
片側でやると
だけど仮にそれがなくなったとき
それはエクイティであるとして
それがなくなったときには
受託側に戻ってきてスモールビジネス展開ができて
全然事業継続できますよみたいな
こういう示し方は
意外と創薬ディープテックの方が
示しやすいんじゃないかなって
確かにSBIRだったりとか
NEDだったりとか
その他大手からの受託の研究開発とか
そういったところにも
片側で取り組んでいるスタートアップって
今非常に増えているかなと思っていて
まさにそこを変際原始として
あるいは黒字化の改善性みたいなところで見せていくっていうことですね
そうですね
自分の立場からはこういうことを言いたくないんですけど
やるかやらないかは別として
そういうプランを提示できるかどうかっていうのは
一つのポイントなんじゃないかなっていう気はしますね
実際その事業計画としてやるって言ってるけど
QEDが入ったから一旦それはやらないみたいな
QEDが入らなかったらできるみたいな
実際受託受けるって言うけど受けられるかどうかわからないって言われないために
一回受けてあるみたいなね
そういう金融機関の逃げ道を抑えるじゃないですけど
そういうような考え方を持たれて
事業計画を立ててくる方っていうのは
資本性ローも出せる可能性があったり
資本性ローじゃなくても融資が付きやすくなってたりとか
あとここ最近つなぎの融資がなかなか出にくかったりするっていう問題もありますけど
そういう方々っていうのは出やすかったりする
なるほどですね
上手くなってきましたよね
それは先ほど佐藤さんがおっしゃっていたプランBと言いますか
エクイティでしっかり調達をして事業成長を目指していくっていうところ
もしエクイティが出なかったらプランBっていうようなところを考える
ある種企業化の仕事といえばそうかなというところで言うと
そのプランBがあれば資本性ローも検討できるっていう話かなと思うんですけど
詰まるところで言うと返済しっかりできる原資が作れる
融資の条件とスタートアップの現状
本来で言うと利益召喚すべき話だから
したがって黒字化をどうやってしていくか
ちゃんと改善性可能性があるのかみたいなところを示せるっていうのも
一方で大事かなと思うんですけど
黒字化の改善性とかっていうのもやっぱり見てらっしゃるんですか
見ますね
見ますっていうか一応見ないと融資ができないっていう感じですね
あくまで金融の理屈ってさっき言った返せるかっていうところなんで
そこを記載しないとやっぱり金融の責務を放棄したような状態になってしまうので
ここは見てます
逆に言うとスタートアップで赤字掘るから
そんな改善性なんか出せないよと
それは当然こっちもわかると
でもその改善性を出すことへのチャレンジがないと
ちょっと困るって感じですね
そういうことですよね
だから一番金融にはまりやすいところって
結局いくらぐらい投資するとこのぐらいリターンがあるって返ってくるみたいな
ユニットエコノミクスとかって入り方もしますけど
それがガチッとできているって言ったら
もう結構グロスのフェーズに入っているかなと思うんですけど
そこまでは言わんが香りはしててほしい
そうですね
よく若林さんが使われるPMFの香りがする
流度は荒くていいんですよ
ただ仮説検証がないっていうのは困るよねみたいな
シリーズA Bかな
A B以降は必ず再現性改善性求めるじゃないですか
それを早い段階から求めていく
求められるっていうのがデッドファイナンスなのかな
金融なのか融資なのかなっていう気はしますね
なるほど
だから完全にできていることが求められているわけではないけども
そこと向き合うことを避けていたら資本制度は難しい
そうですね
向き合ってほしいな
向き合わないと僕らが融資担当者が向き合わなきゃいけなくなるから
ある種 投資だければある程度向き合えるぐらいの
事業の進捗状況ではあるべきっていうことですよね
そうですね それが望ましいでしょうね
変な話ですけど
例えばスタートアップ界隈で100社やって
99社失敗してもいいんだってそれぐらいの環境を作るんだって
もちろんおっしゃる方もいるし
それは別に間違っているとは思わないんだけども
僕らからするとその99人を見てたりするんですよね
失敗している方々
その方の人生ってどうなっているかって多分あんまり考えていないと思う
成功したい人がスポットライトに当たるし得勝されるから
僕らはその99社にも不幸にはなってほしくない
なんとか再浮上してほしいな
そこをちょっと立ち止まって考えさせるっていうような
金融機関の視点と思いやり
そんなことを金融の人って考えてるんじゃないかなと思うといいのかな
ちょっと脱線するんですけど
やっぱり高校の方々
資本制ローンに関わることの少ない視点の方々も
やっぱり創業の融資とか出すタイミングにおいても
この方々が万が一返せなくなった時にどうなるかみたいなところにも
思いを寄せているというか
心配してみてくださってますよね
すごい寄り添ってるなって気がしますね
それは私も関わっていてリアルに感じるところなので
そういう意味では非常にスタンスとして尊敬しているというか
共鳴するというか
そこは日々思うところですね
今日は僕高校の立場じゃないんですけど
高校さんすごいなって思います
そこは本当にそう思います
佐藤さんのお人柄っていうのがあるとは思うんですけど
カット
しまった
僕の話は来年
ここまで佐藤さんに資本性ローンについてお伺いをいたしました
次回はスタートアップとデッドファイナンスを取り巻く環境について
お伺いしますので
ぜひお聞きの媒体からフォローしてお待ちください
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次回もどうぞよろしくお願いいたします
23:39

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