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声を思いを世界中に届ける、こえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、禅インストラクター、そして曹洞宗僧侶である深澤亮道さんにお話を伺いたいと思います。
深澤さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、先ほどご紹介いただきました、禅インストラクター、曹洞宗僧侶になりますけれども、お寺に住んでおりませんので、一応フリーランスという肩書きで活動させていただいております、深澤亮道といいます。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
僧侶っていうと、普通というか、お寺にいらっしゃる方っていうのは、やっぱりよくイメージできる方がいらっしゃると思うんですけど、
フリーランスというのはどういった働き方というか、どういった活動になるんでしょうか。
そうですね、ほとんど大半お坊さんというのはお寺に住んでいて、お寺のお仕事といいますか、お勤めですよね、お団花さんの御葬儀であったりとか、
法事、年会期供養であったりとかっていうのが、お坊さんの活動としてはメインにはなってくるんですけども、
私はお寺に住んでおりませんので、肩書きの通りなんですけど、禅を伝える、仏教とか禅っていうものを人生にどうやって活かすか、
日常の中にどうやって活かせるかっていうのをですね、人々に伝える活動をさせていただいております。
深澤さんは、ご実家も代々こういったお坊さんだったりするんですか。
そうですね、実家はお寺になります。
そうなんですね、じゃあずっと昔から僧侶になるんだっていう思いで進んできたんですかね。
いや、全く実はそうではなくてですね、私お寺の次男で生まれまして、全然お坊さんになろうとかっていうのは全くなく、
逆にお寺とかお坊さんというのがすごく嫌だったんですよね。
そうなんですね。
お寺ってやっぱり重宝されるのって長男なんですよ。大事にされるのは長男で、後継ぎが次男される。
次男はどこかちょっとおまけ的な感覚が私の中でありまして、なんか小さい時から自分っていなくていいんじゃないかなみたいな。
そうなんですか。
私いなくていいんじゃないかなみたいな結構劣等感を小さい時から結構抱えておりまして、
ただこの劣等感が割と年齢が重ねるにつれて大きくなっていって、大学の時に自分というものを見失って自分探しを始めだすんですよ。
自分探し何をしたかっていうと、自分を傷つけるっていうことにし始めるんですよ。
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自傷壁でピアスを開けまくるっていう日々。
そうなんですか。
当時はもう20個近くピアスを開けておりまして、髪の毛も腰ぐらいまでありまして、痛みを与えることで生きている実感をする。
人と違う姿形になることで私はこういう存在なんだということを誇示する。
そういうことで自分を探していったわけなんですけども、自分というものが見つからず、私というものがわからず、
真っ暗闇のトンネルの中にいるような感覚だったんですけれども、そんな中で大学の講義で仏教の講義、授業があったんですよ。
この中で仏教の教えに出会いまして、自分ってあるものだと思って自分を探していたんですけども、仏教って真逆のことを言うんですよね。
私はないっていう、無我って言うんですよね。
これが結構私の中に刺さりまして、自分なんてないんだみたいな。
自分なんて探さなくていいんだっていうのが一つ救われた経験としてありまして、もしかしたらこの仏教とかお坊さんの道に入ったらこの自分探しみたいな。
この答えがあるんじゃないかと思ってお坊さんになる決意をしたのが大学4年生になります。
そうなんですね。あ、じゃあもうそこから本当に今までとはまたガラッと変わって。
そうですね。ピアスも全部外し、髪の毛も剃り、全く違う形でスタートしました。
そういう意味だとやっぱり仏教の取り入れることで心もだんだん落ち着いてきたらそういった変化とかあったんですか?
当時はあまり気づかなかったですけれども、おそらくなんかそのモヤモヤしていたものがもしかしたらそこに掴めば縋れば何かあるかもしれないと思って、
それでちょっと心の平静は少し保てたと思いますけれども、もちろん修行に行ったからといってすぐ心が整うわけでもなく、
まあ修行というのは一つちょっと厳しい世界と言いますか、1分1秒でも逃げ出したいような厳しい世界ではありましたけれども、
なんかそこに長くいることによってだんだん心が落ち着いてきて、気づいたらなんか自分探しみたいなことをしてるのをやめた自分がいて、
あ、なんか探さなくなっているなみたいな、なんか自分ここにいていいんだとか生きていていいんだとか、
あ、なんとなく心が落ち着いたなっていう感覚がありまして、でそれがあのまあ仏教とか前提、実は亡くなった人に説く教え、
死に関わる教えなのではなく、生きている人のために説いている教えなのではないかというのをそこで初めて気づくわけですね。
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そうなんですね、なかなか普段禅っていうと一般的にはあまり取り入れてる方いらっしゃらないと思うんですけど、
この禅からなんかやっぱりいろいろ見直すことは皆さんできるんじゃないかなということですかね。
そうですね、禅というとなんか基本的に皆さん座禅のイメージで木の棒で叩かれるっていうイメージが良いと思うんですけど、
なんか厳しさとか、なんか我慢をした先に無の境地がある、なんかある特別の人だけが至れる境地みたいに思われるんですけども、
禅の語源っていうのは落ち着いた心とか静かな心っていう、自分の今の心境を表した言葉が禅っていう言葉になるんですよね。
この禅に至るために座ることによって禅に至ることで座禅があったりですとか、あとはヨガとかも体を動かすことによって禅に至るとか、
あとはお経を読むもそうですし、社経もそうですし、こういった仏教儀礼っていうのは基本的には禅に至るための行いですね。
なんかそうやってやることによって心を落ち着かせていくっていうことなんでしょうか。
そうですね、心って誰しもが整えようがないと言いますか、捉えようがないものになるので、
じゃあどうすればいいかっていうと、やっぱり体の側を整えていくっていうところなんですよね。
なので、私が伝える禅っていうものは、特別なことをしてくださいではなく、当たり前のことは当たり前にしようよって話なんですよね。
ご飯を食べるときはご飯を食べるとか、トイレをするときはトイレをするとか、履物は揃えるとか、部屋はきれいにするとか、
なんかこう、本当に足元を照らしていくっていう感覚。
そうなんですね。これ今禅インストラクターっていうふうにご紹介させていただいたんですが、この禅インストラクターとしてはどんなことをお伝えされていらっしゃるんですかね。
基本的には座禅会を、都内のお寺をお借りして座禅会を開催したり、あとは各種イベント、ワークショップなどをさせていただいたり、
あとはセミナー、講演会、あとYouTubeなんかでも生活を禅に生かす知恵であったりとか、YouTube等でも活動しておりますし、
あとはオンラインサロンを開いておりまして、そちらでいっぱいの方に禅を伝える活動をさせていただいております。
やっぱり皆さんにも禅を取り入れていただくための活動を広げていくっていうことなんですね。
そうですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ深澤さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい。私は結構この禅っていうものが、禅の生き方っていうのが今後の私たち人間にとってものすごく必要なものであって、
そして誰しもが取り入れるべきものだと、それは確信しております。
この言葉って結構何でもよくて、まず自分に気づけるっていうことが今の現代なかなかないんですよね。
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メディアとかSNSによって自分という、私というものがやっぱり操作されている情報によってたくさん操作されて、
なんか心はこっちに行きたいんだけれども、なんか世の中の常識、周りの人はこっちに行くから、
こういうふうにしなければいけないっていうそのブレーキを結構かけてしまっていて、
これが結構ストレスを生む要因になってしまうんですよね。
なのでまずは自分が今どういう状態にあるのか、自分の体が心がどういう状態にあるのかをまず気づいていく。
その気づいていくことによって自分の心っていうのがだんだん落ち着いてくるとは思うんですけれども、
イメージとして言えばそんな崇高なものではなくて、私結構歯磨きに例えるんですよ。
歯磨きって江戸時代とか明治時代ってそんなに毎日当たり前のように行うものではなかったと思うんですよ。
それがやっぱり歯磨きしないと歯が悪くなるよね、むしばになるよねっていうことで歯磨きを推奨するようになって、
今って朝と夜皆さん必ず歯磨きをすると思うんですけども、
善っていうものも朝と夜これを取り入れないとちょっと心もやもやして落ち着かないよねっていうようなぐらい浸透すればいいなっていうふうに思っております。
日常的なものとして皆さんが取り入れてるっていう状態ですね。
そうですね。結構何をするのっていう時に全然特別なものではなくて、
ただ姿勢と呼吸を整えましょうっていうだけなんですよ。
椅子でもいいですし、お風呂に入ってる時でもいいですし、ただちょっと背筋を伸ばして、ゆったりと呼吸をする。
これを1分でも2分でもいいんですよ。これをやってるだけで善なので。
そうなんですね。だから本当に日常的に取り入れていてやっていくと良いものでいうことなんですね。
そうですね。
そうするとやっぱりね、ちょっとそういうふうに時間を作るだけでも落ち着くような感じはわかりますし、
それでその上で自分が本当はどうしたいのかっていうところをやっぱりしっかり見つめていくことが大切だったりするんですね。
そうですね。本当に心の声を聞く。無意識の反応を築いていくっていうところですよね。
なるほど。これはね、日常的に取り入れるとやっぱり普段から落ち着いて、やっぱりなんかもやもやしたままずーっと過ごしてると、
やっぱりそれがストレスとなって積み重なっていくっていうことだから、やっぱり取り入れていくといいですね。
そうですね。で、やっぱりこう世界的に見てもトップの経営者って皆さん気づいてるんですよね。
自分というものに気づくので、自分というものに気づいた人はおそらく禅とか瞑想とかマインドフルネスとか取り入れているんですよね。
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なのでこれはもう本当になんかこうお坊さんだからとか、なんか特別なものではなくて、
もう今を生きる人すべてにこの禅の生き方、自分に気づくっていうことがこれだけ情報が溢れている世の中だからこそ必要なものだと思っております。
わかりました。今日のお話を聞いて、もう禅とかもう少し深澤さんのお話聞いてみたいなという方もいらっしゃると思うので、
このポッドキャストの説明欄にLINE公式のURLを掲載させていただきますので、ぜひそこから登録いただければと思います。
この公式LINEのところにはいろいろな情報を発信されていらっしゃるんですかね。
そうですね。私が行っている各種イベント、あとはYouTube、Instagram、あとはオンラインサロンの情報なんかもありますので、ぜひご登録いただけたらと思います。
はい、ぜひそこから詳しく見てチェックいただければなと思います。
本日は禅インストラクターで総統首総領の深澤良人さんにお話を伺いました。
深澤さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。