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2022-12-13 11:51

439.水谷英郎さん(株式会社ねこまご新聞)

【ちょっとしたお困りごとのサポート】

地域密着の新聞屋さんとして、幅広いサービスを展開されている様子が伝わりました。
高齢者にとって、ちょっとしたお困りごとに対応してもらえるのは安心ですね。
また、子供の居場所として、気楽に立ち寄れる場所があるのもすごく素敵だと感じました。

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special thanks to 千秋勝載さん

【今回のゲスト】
株式会社ねこまご新聞 水谷英郎(みずたに・ひでお)さん
『まちの小さな新聞屋が地域に100年必要とされる企業への挑戦: なぜ今、新聞販売店なのか』
https://amzn.to/3hQStFp

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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、株式会社ねこまご新聞の水谷英郎さんにお話を伺いたいと思います。水谷さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
ありがとうございます。株式会社ねこまご新聞の水谷英郎と申します。
大阪、堺市を拠点に新聞販売店をしながら、高齢者のサポートサービスであったりとかですね、子どもの居場所を運営したりしております。
よろしくお願いします。
この新聞販売店、これを始められた何かきっかけってあるんでしょうか。
父親が今も元気でやってるんですけど、37年目になるんですけど、新聞販売店をやってまして、僕が5歳から新聞屋の息子ということで、デビューが小学校1年生の時に、
近所の郵管配達、30分くらい配って、5時にお小遣いもらったみたいな、そんな父親の背中を見て始めたわけですね。
じゃあ、子どもの頃からそういったお父様がお仕事されてたので、その背中を見て育ってらっしゃったんですね。
そうですね。いつか自分もこういう店をしたいな、みたいな感じのイメージは早くかなったと思います。
じゃあ、結構すぐにこの業界に入って、新聞の販売店のことをやられたんですか。
そうですね。33ぐらいの時に、こうやって発地場販売所っていうところなんですけど、そこが止め張るということで、
引き継ぎというか、そろそろ始めてみるかということをお声掛けいただいて始めたわけですね。
やってみていかがでしたか、実際には。
そうですね。正直、父親の時代とは違うなっていうところがあって、本当に父親は地域密着でやってたので、近所を2人で歩けばですね、
お年寄りから声をかけられたりとか、おしなおったのかおじいちゃんみたいなのとか、小学生だったらね、中学生だったんやみたいな。
みんな結構街行く人、声をかけられとったんで、子どもの頃に僕、親父は街の人気者なんやみたいな。
思っとったんですけど、やっぱり今僕が地域で目指してやっていこうという中では、やっぱりそういう、
それは時代なのか、親父や母というところなのかわかんないですけど、そういった部分が地域で希薄になったかなというような印象は受けてますね。
そうですね。時代もやっぱりどんどん変わっていくので、昔だったら、我々の小さい頃だったら本当に近所の人とすぐお話をしてた時代もあったと思うんですけど、
なかなかその辺りが希薄になってきたということで、今はどうですかね、どんなことを事業としては力を入れてやってらっしゃるんでしょうか。
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ありがとうございます。やっぱり新聞販売店だけの部数が減ってくるとか、新聞、若い人が取らないとかね、そういう問題もあるんですけど、
やっぱり既存のお客さんが、基本、高読者が60歳以上が80%みたいな、ほぼ高齢者が取っていただいてるっていうところで、我々やっぱりアナログに就勤というか、
訪問で就勤させてもらって、月に1回ピンポンとして訪問してお金いただくんですけど、そういったコミュニケーションの中でですね、結構ちょっとしたことで困っていることが多くて、
あと一つのおうちなんですけど、ある日夕方ですね、僕も就勤行ったらですね、懐中電灯持ってきて出てきたおばあちゃんがおって、それでなんでこんな暗い中で生活してるっていうと、
ちょっと来週電球、息子が帰ってくる前に電球変えられへんみたいな、そういったところで僕変えましょうかみたいなところで、それをやってあげるとめちゃめちゃ感謝されるんですよね。
そういったコミュニケーションの中で一つ一つ困りごとを解決してあげるみたいな、そういった事業というかサポートサービスを始めて、それが社名にもなった猫の手、孫の手サポートと、それを訳して猫孫サポートっていうような。
そうなんですね、そういった意味合いがあるんですね。確かに高齢の方だと、なかなか電球変えるのも自分だと難しかったりしますもんね。
そうなんですよね、いつもできてたから気が立つのぼったりしたら滑らせて足が痛くなってとかいうパターンもあったりするので、やっぱり重たい家具の移動であるとか、草むしりであるとか、そういったことを本当にちょっとしたことで困ってはるなっていう感じの、いろんな今やったら困ることが集まってきたり。
これを今どういったか、事業的にももうそういったサービスを始められてるっていうことなんですかね。
そうですね、猫の手間をのサポートっていうのは30分500円で、やっぱりお金を取らないと逆に遠慮するわっていう声もあったので、一応形として500円と。
でもね、安い金額でちょっとお願いしたいっていうところでも、それだと一応お金を払ってるので遠慮せずにお願いしやすいっていうところが逆にあるかもしれないですね。
そうなんですよね。そこからやっぱりお掃除とかの案件も多かったので、そういった案件はちょっと事業化して、プロの研修を受けてハウスクリーニングとかイヤホンクリーニングができるようになっていくと、やっぱりお年寄り頼みたいけど、他の人を家にあげるのは抵抗ある中で、
いつもの新聞販売店さんがっていうところで信用してね、そういったサービスも使っていただけるっていう感じで、事業化していたのもありますね。
そうなんです。やっぱりいろいろなお困り事を聞いていくと、どんなことを皆さんがサービスとして求めているのかっていうのもだんだんわかってきて、事業に向けていたっていうことなんですね。
そうですね。
そういって地域の方に根差していらっしゃるということですけど、地域の方っていうとお年寄りもそうですけど、子どもたちに対してもなんかいろいろされてるっていうふうにお伺いしてるんですが。
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そうなんですよ。やっぱり地域密着企業、親父の背中じゃないですけど、そういうのって何かなと思った時に、やっぱり高齢者のサポートと子どもの居場所を運営することかなと思いまして、
ずっと3年ぐらい前から流行りだしたというか、話題によく上がってきた子ども食堂を始めたんです。
でもやっぱり子ども食堂だけでは日本の社会問題になってる6人1人、7人1人が貧困って言われてる中で、そういったところにどうやってアプローチできるのかなと思った時に、宿題カフェという取り組みをしたんですよ。
それは放課後3時から7時の間、無料で使う学堂みたいなイメージで、子どもが場所がなくなってきてる中で、近所の駄菓子屋さんとかが、僕ら昔あったと思うんですけど、その駄菓子屋さんが潰れただけで、
そういったところがあったじゃないですか。その宿題カフェ、駄菓子屋も併設していて、放課後、宿題さえ終わらせれば駄菓子を買ったりとか、そこで宿題スタンプカードみたいなスタンプがたまたま駄菓子と交換できたりとか、ゲームして遊んだりとか、そういった自由な空間を運営してますね。
じゃあ、子どもたちはもうそこで行って、本当に子どもたちが集まる場所として、いろいろ遊んだりとか。やっぱり宿題やってからやるんだよっていうことにもなってますね。
そうですね。やっぱりスタンプをして、駄菓子交換できるぞとか、そういうこと。やっぱり無料ですることによって、子どもが自主的に選べる場所みたいなのにこだわってて。
やっぱりね、子ども居場所っていろいろあるんですけど、やっぱり親が決めてね、親が行けっていう場所には、例えば子どもにとってはサードプレイスにならないかなっていうところで、
子どもが自主的に、今日は公園行く?今日はサッカーする?今日は宿カフェでいいんちゃう?みたいな感じで、そういった気軽に選択肢にある場所。
やるとやっぱり、ちょっとしたね、かっこいじめれた、やっぱり世界の終わりみたいな感じで不登校になったりとか、自殺を選ぶ子もいる中で、そういった場所がある、そういった出会いがある。
僕らみたいな大人がおったりとか、ボランティアのお兄ちゃんみたいなのがおったりとか、そういった人と出会える場所っていうのは、後々ね、そういったことが効いてくるというか、解決に向かっていけるような場所になっていく。
そうなんですね、そういった子どもたちが気楽に立ち寄れるような、そういった場所になっているんですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ水谷さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。そうですね、やっぱり地方地方で新聞販売店であったりとか、地域商店ですね、町の電気屋さんとか町の牛乳屋さんがやっぱりなくなっていく中で、
それを必要としていた高齢者とかね、地域地域の子どもたちとかがいると思うんですよね。
そこでやっぱり単一の商品だけあったら無理だけど、うちみたいに新聞も売ってる、牛乳も売ってる、家電製品も売ってるみたいな、そういった場所があって、そこに住む人々がちょっとした困っていることで、
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気軽に電話して助けを呼べるといったような、そういうお店を作りをしたくて、いずれは日本全国にそういったサポートサービス、子どもの居場所、
地域の地域密着店ができればいいなと、町の夜露屋みたいな、それを日本全国に広めていきたいなと。
そうですね、これやっぱり広めるためにはいろんなところの協力も必要なのかなと思うんですけど、そういった協力企業とかも募集されてるんでしょうかね。
そうですね、僕が結構交流会とか行って、社長さんとこういう思いでやってるんですけどっていうのをお話しさせてもらって、
今やったらお困りごとの案件の中でリフォームであるとか、外壁の補修であるとか、そういったお相談も受けるようになってきてるので、
協業業者とかですね、しっかりとこういう適正な価格で、三森も僕、おばあちゃんはバイアンと立ち会いますよみたいな感じでやってあげると、やっぱり喜ばれると。
そういう協力業者ですね。あとは地域の子どもの居場所に協賛してくれる。そういった企業さんと一緒に地域で目指した商売というかね。
そうですね、これからも全国に広めていきたいということなので、ぜひそういったところに協賛いただける方、一緒に協力いただける方はご連絡いただけると嬉しいですね。
よろしくお願いします。
はい。そして、電子書籍も出版されているということで、ぜひそちらのご紹介もしていただけるでしょうか。
ありがとうございます。本当に全国に広めたいということの第一歩として、そういった街の小さな新聞屋がですね、地域に100年ひそっとされる企業への挑戦ということで、
なぜ今新聞販売機なのかという電子書籍をAmazonから出させていただいているので、
この書籍の売上というか印税は全て宿題会、子供食堂の運営とさせていただきますので、ぜひ興味のある方はお求めいただいて、レビューも書いていただければと思いますので、よろしくお願いします。
はい、このポッドキャストの説明欄にはこの電子書籍のURLも掲載させていただきますので、ぜひそこからチェックしてご購読いただければなと思います。
はい、ありがとうございます。
本日は株式会社猫孫新聞の水谷秀夫さんにお話を伺いました。水谷さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
11:51

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