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はいどうも、有機農業系ポッドキャスト、小農ラジオです。
今日はですね、ビッグなゲストが来ております。 エンザイム株式会社の鈴木和弥さんと宇野京平君です。
宜しくお願いします。実はですね、今撮り終わったばっかりなんですけども、新番組が始まります。
堆肥のチカラ・新堆肥概論、ポッドキャスト版ということで、宇野君、どんな番組かちょっと説明してください。
私たちが取り組んでいる環境再生農業とか、全国の未利用資源の活用、堆肥とかコンポストにまつわるお話をしていこうと思っている番組です。
まだ1回目なので、ちょっとこの先どうなるかわからないですけど、その1回目のね、僕はポッドキャストのやり方を説明するっていうような話だったのになぜかゲストになる
いつも通りやってたら、なんか僕の番組みたいに後半ちょっと仕切っちゃったんで、ぜひ概要欄の方にもリンクがあるので、ぜひ皆さん聞いてください。
これはね、もうあの、消農ラジオは堆肥の話をするのが売りだったのに、この番組が出てきたことによって存在価値が危ぶまれるっていうことなんですけども、
鈴木さんですね。本当に僕も堆肥のこと勉強し始めて、ちょっと橋本さんのところで学んだことより違ったアプローチでやっている鈴木さんの存在を知って、すごく面白そうだなと思って、堆肥の力っていうオンラインの講座の方も参加させてもらったんですけども、
鈴木さんの自己紹介についてはですね、そっちの新堆肥概論の方のポッドキャスト版を聞いてもらうとして、
ありがとうございます。
鈴木さん、さっき堆肥のことについてもいろいろもうすでに話したんですけども、これから堆肥がどうなっていくか、日本のこの堆肥に対する考え方とか、どんなふうに考えてますか。
たぶん緑の食糧戦略とか、これからの農業の在り方とか、いろんなマクロ的な動きもあるんですね。
一番の直近の考え方と化学肥料の高騰というのがあって、とにかくミディオンのバイオマスに手をつけないと、この化学肥料の高騰ってものすごい外的要因で、こんなに値段が上がってしまったら農業経営自体が成り立たない。
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有機農業を増やすとかそんな意味じゃなくて、普通の観光が持たなくなってしまう。
有機観光関係ないですよね。
ということで考える。僕ら堆肥という考え方もあるんですけど、堆肥ってその使い方で今僕らがよく勉強会の中で話すのは、やっぱり有機のものなんで、炭素と水素の使い方、このエネルギー。
エネルギーとして炭素ってカロリーなんですよ。水素って電子なんですね。
これ小野ラジオリスナー、難しい話ですけども。
エネルギーなんです。エネルギーをどれだけ入れるかで、要は交互性でエネルギーを作っているわけですよね。
そうですね。対応のエネルギーを転換しているわけですね。
水素エネルギーとカロリーを作っているわけです。炭水化物を作ってそれを供給しているわけですよね。
それをバイオマスで持ってくるっていう話なんで、逆に言うと無機の焼酸なんかもそれでものすごいエネルギー化して使いやすくなるんですよ。
そうするとそのことに気がつくと、耐火可能技術あるいは未利用のバイオマスを使うということがどんどんどんどん増えてくると思います。
多分そうすると取り合いになるわけですね。
高谷さんも前も言ってましたけども、身柄なんかは普通にいくらでも持っていってくれって言っているのが今トラック1台5000台というところも結構ありますし、逆に無くなっちゃっているところもあるわけですよね。
多分それがもっともっと増えてくると思います。
そうすると炭素源と水素源どこから持ってくるかという話になってくると、
農業技術的にはバイオステミラントという植物生理の基づいた炭素の使い方なんかもやってくるのと、それからもう一つ大きな流れであるのがリジェネラティブの農業の中で今一番注目されているミックスドカバークロップ、緑肥。
僕らが今勉強している緑肥の考え方って一気に大変じゃないですよ。
例えばソルゴーだったらソルゴーだけじゃなくて、ソルゴーもヒマワリも塩爆もフェアリービッチも一緒に全部やるんです。
梱包なんですね。
瀬竹やって全部フコウキで倒すだけ。
多分緑肥の技術って今までみんな雪樹粒子の種苗とかその中から出ているソルゴーを買うとかフェアリービッチを買って少しやるっていうだけだったのが多分もっと技術的に進歩して使い方の幅が広がってくるかと思います。
ある意味大肥っていうのは有限、限定的な資材になってしまって、それ以外で作り出せるものって言ったら多分緑肥がないから緑肥の技術っていうのが今後進化してくるし、という風になると思います。
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ただ原稿ね、種が高いんですよ。
まだそこまでいかないけども、ただ今農業やってる人は各自分の地域の自分の身の周りのバイオマス、有機物どんなものがあるのかっていうのは多分チェックしておいた方がいいと思うんですね。
そうですね、鉱座の方でもバイオマスの不損量みたいな話はすごくされて、ちょうど言われた頃から本当に鳥肌になっちゃってなくなってきてて、今大肥がすごく見直されてるじゃないですか。
もともと土作りっていう意味合いが強かったと思うんですけども、系粉だったら養分が多いし、牛粉とかだってそれに窒素とかも含まれてて。
ただやっぱりなかなか質がいい大肥を入手するのって結構難しいと思うんですけども、今大肥の品質ってこれからもっと良くしていくにはどうしたらいいですかね。
これが非常に難しいですよね。目に見えるメーターで特殊肥料なんで、NPKと銅と亜鉛とペーハグラしか測ってなくて何がいいかどうかってのは分からないんで、この目聞きをするっていうことがたぶんものすごい重要なんで、たぶんそれができるかできないかっていうのが難しいですよね。
ただ一般的に僕らがすぐに理解してもらうのは、特に一般的に入ってくるもので皆さん大肥使うのは畜粉が多いと思うんで、畜粉に関してはやっぱり匂いです。匂いがメルクマークになってるんで、匂いのするやつ、臭いやつは基本的に臭いからこれ使っちゃダメよって信号出してるんで、
そういうのを思ってもらった方がいいかと思います。
昔は臭いと聞きそうだなみたいな感じの間違った認識があったような気がするんですけど。
臭い、動物糞尿のいいところでもあるのはさっき養分が高い。養分が高いってことは窒素分があるってことはタンパク質が多いんですよね。炭素が腐るっていうのはあんまりないんですけど、やっぱりタンパク質が腐ると臭いですよね。
いわゆるアミン系のものが出てきて、スカトールとかインドールとかそういう兼器性のものになってしまう。腐敗物質になってしまう。これがあると発芽しないんで、中でも臭いのはダメで、やっぱりタンパク質が腐った匂いがあるっていうことが一番ダメだと思いますよね。
だからそういった日本の現状だと今なかなか畜産もすごい厳しい状況じゃないですか。飼料も高いし、牛乳の値段とかも安かったりとかで、なおまた畜粉の方までちゃんと見ろっていう風になっても、もうあまり手も暇もないっていう感じだと思うんですけども。
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それは僕らも、畜産の人たちは毎日出てくるから、とにかくなくなってほしいんですよね。農家さん使う場合は毎日入れるわけじゃないんで、春作とか冬入れるので、それをもらってきたら臭いなと思ったら自分のところで養生させるのが一番いいと思う。
春に巻きたいんだったら前の冬から持ってきてもらう。冬越して春に巻くとか。ビニールシートとか煮沸シートとか、水は入れないけど空気を通すシートをかけておいて、外で少し自分たちで手を入れて。そこで自家製の酵母とか菌液とか作って入れてやったりとかね。
そういう創意工夫、お金をかけない工夫、ひと手間かければ、そこそこ時間かかってうまくいけるんじゃないかなと思います。
うちみたいな大輝さんと思うね。なかなか。
なかなか高谷さんと思うのでできないけど、どっか農場の片隅で資材置き場の脇に少し置いておいてもらってっていう形にすればいいんじゃないかなと思いますよね。
そこら辺もやっぱり外で作るには外で作るなりのやり方みたいなのも大輝の力ではね。
そうですね。
しょっちゅう切り返せないからね。うまく空気流れを作ったりとか、暗虚とかね、入れたりとかしながらやればうまくいくと思います。
ここら辺までにしておいたほうがいい。
そうですね。さっき言ってた有料コースになりますね。
そうなんですよね。大輝ってすごく生ゴミもそうなんですけど、まず資源であるっていうことを多くの人に気づいてもらって、やっぱり作る技術っていうのがすごくあると思うんですよね。
そこら辺を講座通していろんな気づいて自分でやる人がいたり、そういう大輝作ってほしいっていう人が増えれば、例えば大輝センターとか。
まあそうですよね。
もっと質のいい大輝作るようになって循環できるっていう。
基本的にやっぱ処分じゃないんで、農家さんが使うのはやっぱりものづくりで、資材として使うんでものづくりですから、当然製造工程と品質管理っていう工程がなきゃいけないんですけど、現状は畜産農家さんのところで製造工程一応ありますよ。
製造工程表は一応特殊肥料のときに届けてしなきゃいけないですけど、その通りになってるかって言ったら現実はなかなか難しいですよね。
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そうなんですよね。だからやっぱり出ててほしいし、ゴミっていうふうに一旦分別されちゃったものはあんまり触りたくないし、日本はやっぱり燃やせますからね、何でも。
本当にゴミを燃やすっていうのは非常にエネルギーも無駄ですし。
無駄だし、施設の水分も多いですから、施設の維持でもあまり良くないんですよね。難しいですけどね。
畜産農家さんも忙しくて、本当に良い堆肥作ってる方もいっぱい僕は知ってるんですけども、なかなか差はありますよね。
ちゃんとしてるところとちゃんとしてないところの差はものすごいありますね。現実的には。
そうなんですよ。だからやっぱり良いものを知らないというか、良いものを一回も見たことがない人には絶対良いものを作れないし、そこら辺を僕もすごく伝えたいなと思って。
僕は堆肥の学校という講座をやってますけども、鈴木さんのところとは全然違う感じの講座だと思うんですけども。
堆肥面白いですよね。いろいろと今。
フォークが深いなと思いますよね。
宇野君は堆肥作りはもう今ちょっとやってるんじゃない?
堆肥はうちの熊本で作ってる堆肥ですかね。
個人的にっていうかさ、橋本さんのところで今習ってるんだよね。
やってて生ゴミの一時処理のケースでやる。
実際自分で堆肥作って仕込んでみて。
あれ面白いですよ。生ゴミを入れておくと生ゴミがだんだん小さくなって黒くなって。
橋本さんのところではさ、温度が上がって切り返ししてとかっていうのを。
やってます。実習でもう炎天下の中。
昔、宇野君お子さんが生まれたばっかで。先月だよね。
6月か。
おもつの堆肥家なんかね、僕一回相談を受けたことあるんですよ。
おもつ、ゴミでしか出さないじゃないですか。紙じゃないですか。
あと中にジェルが入ってるんですね。あれジェルって水分吸うジェルがあって、あれって結構タンパク質系のものだったんですよね。
だからあのままおもつそのままいけないけども、多分祭壇とかしたらおもつ付きのものも発酵するんじゃないかな。
そうですよね。窒素と炭素がちょっと足りないのかな。
紙はセルロースですから。
おもつの紙がね、すごいな。
おもつ捨てずにハサミでちょきちょき切って堆肥のボックスに入れて。
じゃあ宇野君それから。
一瞬だけ考えたことあるんですよ。ただこんなに水通さないから大丈夫かなと思って。
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でも本当に堆肥やってるとそういう視座が変わるというか、いろんなものを見た時にこれ堆肥にできるんじゃないかとか。
本当におもつを僕も買えるんですけど、ゴミ箱がどんどんパンパンになって。
あれ嫌だよね。本当に早く捨てたいしさ。
一瞬で溜まるんですよね。
じゃあこれからいろいろとね、エンザイムのポッドキャストの方でもいろんな多分堆肥の現場で行ったりそういう話聞けると思うんですごい楽しみにしてます。
そうですね。
どの辺行こうかない。
そうですね。
僕はどうだろうな。
まず堆肥作ってる場所もいいけど、鈴木さんが作ったというか、のところの資材を使っている農家のところに行って、
結構不織布技術協議会のFacebookページもすごい農家の人がいっぱいいるので、
そこら辺の使っている人たちの話もぜひ聞いてみたいですね。
まあね、それもできるし、集まってみんなで座談会的みたいにね、一杯飲みながら話してもいいよ。
一杯飲みながらだと鈴木さんだいぶあの…
テンション上がりすぎでしょうね。
最初の30分限定で。
全部やると思う。
いやオンラインもね、面白そうですよ。
オンラインもね、最近やってないですけどね。
オンラインもまたやりますけど。
それこそ堆肥の力に出ていただいた方だけ。
まあまあやらなきゃいけないよね。
いやー楽しみです。
見学会もね、単品でやろうかなとかね、いろいろなところに行くの。連続じゃなくてね。
そうですね、僕も行きたいんですけどなかなか遠くてね、ちょっと行けないですけど、
いつかいろいろとね、行きたいし、呼んで欲しいゲストもいるのでまた僕の方から振ります。
ぜひぜひ呼んでください。
よろしくお願いします。こちらこそ。
はい、ということで、今日はですね、新しく始まったポッドキャスト堆肥の力新堆肥ガイロンから
エンザイムのお二人に来ていただきました。
鈴木さん宇野君今日はどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。ありがとうございます。
また楽しみにしてます。