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2024-09-27 13:35

【介護315】ユマニチュードは認知症の方より支援者の心を変える手法なのかも

#介護 #ケアマネ #ユマニチュード
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どうも、ボブです。今日も介護の話をさせてもらいたいんですけど、今日ですね、介護というかケアマネージャーの事務所での研修でですね、ユマニチュードについて学びました。
皆さん、ユマニチュードって知ってますか?介護の仕事をしている方は知っている方多いんじゃないかなと思いますけど、
今月9月がアルツハイマーデイ、アルツハイマー月間みたいになっているので、
認知症についての研修だったりとか、いろんなチラシポスター見かける機会がですね、僕多いなと思っているんですよね。
皆さんもね、もしかしたら見かけている方多いんじゃないですか?実は9月って認知症月間なわけですよ。
このユマニチュードっていうのは、フランスの方、名前はもう忘れちゃいました、今日勉強したのに。
フランスの方、いつもね、サスペンダーみたいな、マリオみたいな洋服着てね、もじゃもじゃの髪の毛のおっさんなんですけど、
いつもよく出てくる方がいるんですね。その手法っていうのがちゃんとあるんですね。4つあるんです。
まず、見ることですね。見るって言っても、水平に、その方の視野、視界にしっかりすっぽり入るように、
例えばね、上から、向こうは寝てるのに、上から真下に見下ろすような、そんな見方じゃね、やっぱ良くないわけですよね。
ちゃんと対等に、あなたも一人の人間で私と対等ですよっていうような立場でね、
座ってる状態だったらかがんで、顔の高さを合わせる、目の高さを合わせる、そういう感じで見つめることがまず第一つですよ。
2つ目は、声をかけるときに優しくね、大きい声とか、急にね、高齢の方ってもうでかい声でわーって何々さんみたいな感じで言うこともね、あるかもしれないんですけど、そうじゃないんですよね。
例えば、介護の職員がおむつ交換しますよって言って入ってきて、じゃあ布団履きますねって言って、しょっぱな布団履いで、ズボン脱がせて、
その後は一生懸命、介護のね、おむつ交換に一生懸命になって黙々と作業する、なんてことではなくて、まず最初にしっかり声をかけるということが大事なんですよね。
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こんにちは、みたいな感じで、今日どうですか、体調どうです、今日ね外見て見て天気がいいですよ、気持ちがいいですね、いろいろな話をして、
ちょっとほぐれて受け入れる体勢ができてから、おむつ交換させてもらっていいですかとかね、そういう声かけをして作業している、おむつ交換をしているときも、ちょこちょこね、声をかけながら目を見て、微笑みながら声をかけていくんですよね。
2つ目は声のかけ方の部分です。3つ目は触れるということですね。触れるとき必ず掴むんじゃないんです。上から例えばガシッて掴むんじゃないんです。下からそっと添えるようなね、下から支えるようなやり方ですね。
これはもう僕も散々介護の仕事を始めたときにプリセプター、教育係の方からむちゃくちゃ言われました。しかも片手じゃダメなのよ、あなたは片手まで仕事をしているの?片手までその人の介護をしているの?ってめちゃめちゃ怒られました。
できる限り両手で支えるとかね、下から支えるっていうのは介護の基本ではあるんですけど、なぜかいつのまにかバタバタしててね、下から支えてるつもりなんだけど、いやいやそれ掴んでるよってグランスの方は言ってたりするんですね。
本当に何というかね、物を掴んでるのとやっぱり違うんだ。添える、支える、手のひらを広い面で支えるっていうこと。それをね、大事にしてくださいよって言ってあるんですね。
それから立つということの重要性を言われてますね。立つ。4つ目は立つ。
なんで立たせる必要があるの?ただの関わりでしょって思ったりはしてたんですけど、本人の自分で動くっていう自発性とかをやっぱりね、潜在能力を引き出すっていう意味では立つっていうことってすっごくやっぱり大事なんだっていうことがわかったんですね。
今までの3つの流れがちゃんとあった上で、そしてちょこちょこ、動かしてみて、足動くって言ってちょっと動いてみて、わーできた、素晴らしいって褒めたりしながら、少しずつ少しずつ、ここのほっぺた触ってみてとかね、ここ触ってみてとか言いながら、ちょっとずつちょっとずつやって、それから立たせるっていうことをね、やるわけですよ。
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そしたらね、やっぱり動画を見ながらね、今日研修受けてたんですけど、やっぱりね、なんとかね、両脇を支えてもらいながらでも立つ、そして支えながら本人が足をちょっとでも微妙にでも動かすっていうことをした。
体をちょっとでも支えるっていうことをした。それがすごく本人にとって大事で、そして歩けたっていうその実感を持つこと、人としてやっぱり立って歩くっていうこと。
これはどれだけ脳にとって、そして体にとって重要なことかっていう、人としてのあり方を改めて体に教えるっていう、そういうような印象を受けましたね。
これをね、見た後に、とはいえねとかね、今そんなね、分かっているよと、だけどできない現状があるんだよっていうね、そういう批判もちょっとね、よぎるわけですよ。自分の中でもよぎるし、うちの事業所のメンバーもね、言ってはいたんです。
ただ、とはいえちゃんとね、この言わんとしていることを理解し、みんなするとですね、いくらやっぱり人員が足りないっていうことが問題ではある。それはね、重々ね、分かった上でも、もしかしたらこれちゃんと全員がやっていくと、最終的には時間の削減になるんじゃないか。
一件一件こんなことしてたらね、もう回らないよって思うんですけど、でも、一件一件本気でやってみるっていうことをもしね、やれば、ちょっとね、長いスパンで考えると、最終的には結構落ち着いてくるっていうのと、あと職員自身の心が変わってくる。
これが一番、もしかしたら、これうちの職員も言ってたんですよね、毛山姉も言ってたんです。
こちら側に働きかける。これが実はユマニチュードなんじゃないの?って言ってましたね。
一見認知症の方に働きかけて、潜在能力を引き出している。実際そういう面ももちろん多いんですけど、でもそれを通じてやってる側の介護職、医療職の人たちの心が、この4つのスキルをちゃんとやったときに、心が変わってくる。それがむしろ狙いなのかもしれないなって思いますね。
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逆に言うと、どれだけ先ほどの4つのスキルをスキルとしてやったとしても、心が伴ってなかったら、人を物として思っているような、そんな介護職いないよって思うかもしれないけど、
結構割り切ってしまって、作業としてやっつけ仕事というような感じで、作業化されてしまっている。マニュアル化されすぎて、もう心が通っていないような、そういう介護が横行しているような部分もあるかもしれない。
虐待するような、それを黙認するような施設とかもあったりしてますよね。
それって人を人として、人生の大先輩、今まで日本を作ってきた、支えてきた、そういうとっても大事な愛情を注ぐべき、心を注ぐべき人というふうに感じていない。
そうせぬまま、ただ作業としてオムツ交換をしている。正式をしている。入浴解除している。そういうことではどんだけ4つのスキル、ユマニチュードだって言ってやったとしても、全く効果を発揮しない。そういうふうに思うんですよね。
逆に言うと、あの4つのスキル、うんぬん関係なく、本当にその人を人として尊重して尊敬して、そして対等な目線で愛情を持って接するということをやっていれば、こんなスキルなんて全く関係なく自然とそれができるんじゃないかな、そして自然と落ち着く。
認知症の方も落ち着いて、自分は生きてていいんだ、自分ここにいていいんだ、自分は何かもしかしたら役に立っているんだ、なんていうのを言葉として分かってなくていいんですよね。
その方もフランスの先生も言ってました。赤ちゃんって言葉分かんないでしょ。赤ちゃんにその愛情を注いでるのと同じだよって言ってるんですね。言葉なんて分かんなくても態度、態度とその気持ち、それによってちゃんと心が通じるんだ。
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そして人としてちゃんと認められてるんだっていうのが分かる。分かるんだよと言ってあったんですね。
なのでこの研修でね、僕が事業者のみんなにいろいろ研修として話をしたり、動画を一緒に見たりとかしながらその後いろいろ話をして、ふとこれって子育てにおいても同じだよなって思いましたね。
子育てじゃなくてもどんな人間関係でもそうだと思うんですけど、家に帰って今日子供に子育てユマニチュード、子育てに応用してやってみようって思いましたね。
イラーッとした時とか、もう言うこと聞かない時とかあっても、ふと我に今日のユマニチュードを思い出して、見ること、そして伝える、話すこと、そして触れること、そしてさ、歯磨き洗面所に行こうねって立たせることとかね、
今から寝ようねって言って立って一緒に寝室に行くこととかやってみようって思いました。ということで、ユマニチュードなお話でした。ご視聴ありがとうございます。
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