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スピーカー 1
数え方の辞典とか、なんかそういう国語辞典じゃない特殊な辞書は結構読み終わっていったもの、読み終わったものは結構あって、で、今ようやくそのちょっと今までキャリアで逃げ続けてたこの小型辞典として、新明快国語辞典と、あと同時並行で、えっと、この終焉者国語辞典。
すごい。
毎日にページコツコツと目標に読んでるっていう感じですね。
スピーカー 2
同時並行っていうのは、なんか比べ読みみたいなっていうことですか?
スピーカー 1
いや、えっとですね、ちょっといろいろな事情があって、これ同時に読まないといけないやつだっていう。大人の事情で読む。
スピーカー 2
どういうこと?
大人の事情で辞書読んでる人。
スピーカー 1
2冊読む。
2冊もちょっと皆さんの想像力で補っていただくのかなりですね。
スピーカー 2
山さん的には、だから辞書を読んでる人がまずちょっと信じられないっていうところでしょ?
信じられなくて、っていうことは、もう知らない単語ないっていうことですか?
スピーカー 1
逆ですね、多分。皆さんよりも、俺単語知らないなって思う機会が多いので。
スピーカー 2
あー、なんかもう無知の地的な話だね。
スピーカー 1
そうですね、無知の地。
そうですね、単語知らないな俺、とか、この単語聞いたことあるのに意味が定着しないがめっちゃ多いですかね、どちらかっていうと。
スピーカー 2
あー、見たことあるけどみたいな。
スピーカー 1
そう、全く見たことないっていうのは、今の本とか、例えば新書みたいなわかりやすく書かれた本の中で出てくる語彙が、専門用語を除いて全くわからないってことは多分ほぼなくって。
でもじゃあ、漱石とか読んだら多分全然知らない言葉出てくるし、みたいな感じですかね。
それはその一冊全部辞書読み終わったら、わかるようになるっていうことなんですか?
いや、覚えることと読むことは多分別ですね。定着はさせようと思ったら、やっぱりそれはもう復習とかしなきゃいけないんで。
スピーカー 2
あー、さすがに2週目はないんですか。
スピーカー 1
読んで、面白かったところはこう、ごめんなさいこれポッドキャストで聞いてる方は何のこっちゃって感じだと思うんですけど、ドックイヤーっていってこう折ってるんですよね、このページの。
わかりますかね、今画面でれんさんと今さんには見せてますけど、こんな感じで。
スピーカー 2
角を折る。
スピーカー 1
折ってあるので、この折り方に意味があるので、自分はこの折り方見たらこういうことを当時思ったはずだっていうのが復元できるんで、後からその折った箇所を読み返してメモを作っているので、少なくともそれで広い意味で2回読むことにはなるって感じですかね。
スピーカー 2
自分の専門のやつだったら読むけど、何て言うだろう、辞書レベルのやつは全部読もうってならないですね。
スピーカー 1
暇だからじゃないですかね、僕が。
スピーカー 2
絶対忙しいと思いますけど。
いやでも大人の事情があるから読まなきゃいけない。
スピーカー 1
そうですね、いやでも大人の事情があるから渋々読んでるってわけじゃなくて、単純にやっぱ辞書も、物によって個性が全然違うので。
スピーカー 2
個性。
スピーカー 1
1冊読んだだけっていうのは、例えばウイスキーをバーボンを飲んだからウイスキー全部わかった気になるみたいなと一緒だと思うんですよ。
せめて別の例えば国のウイスキーを飲んでみて、全然味違うやんってなって初めてバーボンの特徴がわかるみたいなことってあると思うので、
例え鼻につくなちょっと。
ちょっといい例が浮かばなかったか今すごい鼻につく例えしちゃったんですけど。
そういう感覚でやっぱ1冊だけ読むと辞書ってこういうもんかって思っちゃうから、2冊読むと初めて見えてくるその辞書の特徴っていうのはあると思います。
スピーカー 2
見えてない景色がすごい、向こう側みたいな感じがすごいですけど。
スピーカー 1
あと僕は多分辞書本当に好きな方からしたらマジで末端中の末端ですし、コレクティングする癖がないので。
スピーカー 2
辞書いっぱい集める人とかはいそうですよね。
スピーカー 1
ちょっと実は公開順がどうなるかわからないんですけど、辞書部屋チャンネルっていうユーチューバーがいて。
スピーカー 2
辞書部屋チャンネル、面白そう。
スピーカー 1
東京の都内のあるところに1室部屋を借りていて、そこにひたすら辞書だけ置いてる部屋を作っていて。
何冊あるって言ってたかな、2千とかあるって言ってましたよ。
あれ、ちょっと数字曖昧ですけど、それぐらいあって。
えっとね、ちょっと僕写真残ってるんで、正確に言うとですね。
スピーカー 2
そんなに一部屋に辞書を埋め込んだら床抜けちゃうんじゃないかっていう。
スピーカー 1
一応その辞書…。
スピーカー 2
それを全部読んでるんですかね。
スピーカー 1
読んでる。えっとね、通読は無理ですね、さすがにその量。
スピーカー 1
でも、ちょっとパッと出てこないですけどね、僕行った時びっくりしたのが、
この新明海国語辞典の背拍子にシールが貼ってあって、1とか2とか3とか4とか貼ってあるんですよ。
それがずらーっと並んでる、10とか20まで並んでいて、何のシールだと思います?
スピーカー 2
え、同じやつで?海底とかでもなく?
スピーカー 1
えっとそうですね、海底で言うと、新明海って今第8版が出ていて、それが最新なので、
8以上行くことないんですよ、そのシールが。
でも実際には20ぐらいまで行っていて。
スピーカー 2
読み返した数とかですか?
スピーカー 1
いや、ではなくてですね、正解は10版して3が変わる度に買ってるんですよ。
だから、第4版の1ズリから第4版の2ズリ3ズリ4ズリ5ズリ6ズリっていうのを20ズリぐらいまで全部集めていたっていう。
そういうレベルの人たちがいるんで、それ世代多分僕らと近いんですよ。
僕の3個上とかなので。
30代前半の方だから、同世代と言っていいと思います。
トップウォーターですね、辞書界の。
っていうと多分彼らも嫌がると思うんですけど、僕から見たのも全然レベル違う辞書好きがいるって感じですね。
スピーカー 2
辞書界もっと奥が深い。
そうですね、なんか私たちからしたらなんかもう水野さんが変態的っていうふうに見えるんですけど、
水野さんからしたらもっと上がいるっていうことですね。
スピーカー 1
まずその国語辞典を一冊も通読してない時点でも、お里が知れますよね、その辞書好きって言うなよって。
スピーカー 2
いやいやいやいや。
スピーカー 1
お前通読してないやん。
スピーカー 2
辞書界ヤバすぎる。
スピーカー 1
大手の辞書を全部家に揃えてるみたいな。
僕本当に必要最低限の国語辞典しかないんで、たぶん小型辞典って4種とか5種ぐらいしかないんですよね、家には。
でもまあ10種から20種、20種もないか。
まあでもコンプした方がいいわけじゃないですか、やっぱり小型辞典って基本的にはどの家であっても規範としてやっぱりコンプリートした方がいいと思うんですけど、僕はそれも怠ってるので。
まあ辞書好きとは言えない、辞書好きとは言えないというか辞書詳しいとは言えないですね。
スピーカー 2
そっか、いやちょっと辞書界隈が全然知らなかった。
辞書界隈、ツイッターコミュニティみたいなのあるんですかね。
スピーカー 1
いやどうだろうな、えっとでも、例えばその日本国語大辞典っていう、日本唯一の大型辞典現在ある、唯一って言う、唯一なのかな、まあ今手に入る唯一の大型辞典と言っていいと思うんですけど、それとかの第3版を待望する回みたいなのがあるらしくて。
スピーカー 2
今第2版までしか出てないんですけど、その第3版日国友の会かなっていうのとかがあったりするんで、そういうところで多分辞書好きは交流を持ってるんだと思います。
スピーカー 1
漫画の新刊待ってる感じなのかな。
スピーカー 2
あ、そんな感じだと思います。だからハンターハンター完結するかなみたいな感覚だと思います。
なるほどな、確かにハンターハンターが出るか辞書が出るかみたいな、そういう。
スピーカー 1
スパンもやっぱり大型辞典って、第2版が全12巻かな、全12巻で16万5000円とかそれぐらいなんですよ。
で第1版は全20巻とかなので、改訂作業もやっぱりとんでもない労力がかかるんですね。
スピーカー 2
いやですよね、第2はどれぐらい出たんですか。
スピーカー 1
出たっていうのは部数ですか。
スピーカー 2
部数っていうか改訂されるまでにかかった期間というか。
スピーカー 1
やべ、多分イルゲンウォークラジオで日刻シリーズやったので、そこで多分喋ってると思うんですけど、海外に比べればすごく短かったんですけど、それでもまあそんな1年2年じゃ到底できないですね。
何年ぐらいかかったかな。
スピーカー 2
読み終わんなそうな。
スピーカー 1
参考までに、だからアメリカで、あ、じゃあイギリスでできた大型辞典っていうのは、よし作るぞって言ってから出来上がるまでに70年かかってます。
スピーカー 2
そんなスパンの話ですね。
一人の人生。
スピーカー 1
その最新感を待つ人たちは、ここの単語の意味がちょっとアップデートされるっていうところに興奮を覚えるみたいなそういう感じなんですかね。
日刻の場合だと、新語を採用するっていう方針っていうよりは、テクニカルな話ですけど、歴史主義的な辞書って言って、その単語の初出がどこなのかとかを網羅している。
それを多分強く歌って訴求しているので、例えばですけどだから〇〇って言う言葉、初出例、1800年代のものしかないけど、1700年の初出例見つけたんですかすごいみたいな。
例えばそういうことじゃないですかね。
スピーカー 2
全然わからん。
昔の単語を取ってくるってことですか。
スピーカー 1
18世紀の用例見つけたのみたいな。
えーみたいな。
スピーカー 2
そこ、そこなんですね。そこがポイントなんですね。
あーそういうことか。
スピーカー 1
例えばそういう感じなんじゃないかな。楽しみ方の一つとしては。
スピーカー 2
宝探しみたいな感じなのかな。
スピーカー 1
そうですね。さすがに日刻を通読したって相当の好き者で、いるんですけど日刻を通読してその本を書いている方とかがいるので、現実に存在するんですけど、まあ厳しいでしょうね日刻通読するのは。
スピーカー 2
就職した方がいいですよね。そこにも。
スピーカー 1
いや本当そうですよ。しかもその人ねやばくてね2年で通読したんだよ確か。
スピーカー 2
でもそうか2年でその全部。目通すだけですごい。
スピーカー 1
えーとね日刻の総ページ数忘れちゃいましたけど、総ページ数何万ページあったっけな。
でももう1、えっとね僕たぶん弾いたんですよ1回。どれぐらいで読み終わるかなと思って。
1日見開き2ページ読んだらどうだっけって計算して30年とかだったと思うんですよ。
スピーカー 2
だから今から読み始めて60定年前に読み終われるなみたいな計算したことがあったんで。
スピーカー 1
2年で読み終わるってもうただものじゃないですね。
スピーカー 2
すごいスピードですね。
僕ちょっと聞きたいのが、科学系の話でも語源やっぱ気になっちゃう問題あるんですよね。よく。
語源調べるときに一番最適なのってやっぱりさっきの語源辞典みたいな。
はいはいはい。
辿るしかないですか。
スピーカー 1
そうですね。えっとめっちゃ詳しくて英語でも良ければだから本当OED。
Oxford English Dictionaryとかが大型辞典でもう本当に詳しいっていう感じですけど。
えっと実はこれその語源調べるときにどの辞書がいいですかっていうのは英語史の研究者をお招きしたときに聞いたことがあって。
でもうこれで大丈夫ですっていうこれでほぼほぼ揃いますって言ってたのが英語語源辞典っていう研究者っていう出版社から出てる英語語源辞典ちょっと待ってくださいね出しますね。
スピーカー 2
どんどん辞書出てきてる。
スピーカー 1
このポッドキャストの方すいません英語語源辞典っていうこれ出た判行は古いんですけどでももう全然内容は古びてないしこれによっておけばまあ間違いはなかろうっていう。
そうですね97年に出たものなんですけどこれが一番いいっていう風に言っていた。
スピーカー 2
語源の話ってそんなにそんなにアップデートそんななさそうというか最近の言葉じゃなければ。
スピーカー 1
そうですね細かい小っちゃい部分ではいろいろもちろんあると思うんですけどまあその大方これで間違いないっていうふうにおっしゃってたのでしかもなんとたった7400円なので超安い。
スピーカー 2
7400円。
まあまあ辞書ってそんぐらい。
スピーカー 1
さっきの15万とかに比べたら安いですね。
スピーカー 2
なんかもう感覚がよくわかんなくなってるんですよ。
スピーカー 1
まあかかってる労力に比べたらマジで安いと思いますけどね。
スピーカー 2
確かにな書いている人たち本当すごいなそう考えると7000じゃ足りないな。
スピーカー 1
本当そうですよ。
スピーカー 2
調べなきゃいけないし新しい単語とかも見つけなきゃいけないし古いところでどこで出てるかみたいな常に探してるっていうことですもんね。
作る人も読む人もすごいですわ。
語彙力が。
語彙力を上げる活動をしてないもんな俺全然。
スピーカー 1
でも辞書を読む人の目的って語彙力を高めることでは大体ないですね多分辞書好きの方がやってることって語彙力高めようと思って辞書通読してるってケースあんまないと思いますね。
確かに語彙力高めようと思って辞書通読できない気がする。
効率悪いですからね。
スピーカー 2
その目的だと耐えられないというか走り抜けられない気がするな。
スピーカー 1
本当に興味があって本当に好きじゃなきゃいけないですね。
だから辞書読みの人たちの趣味とか聞くと例えばその面白い例文を探すとかその出てくる例文からその辞書の人格キャラクターみたいなのをなんとなく想像するとか
例えばこのめちゃくちゃ基礎的な語どうやってこれ説明つけてるんだろうみたいなものを眺めるとかそういう楽しみ方をしてる方とかは自分の周りでも聞いたことありますね。
僕もそうだし。
スピーカー 2
辞書の個性というか本来あんま個性みたいなのはなさそうなもんですけどあっちゃいけない気がするんですけど。
スピーカー 1
いやありますあります。
スピーカー 2
論文に愛着湧くのとやっぱり一緒だな。
無機質に書いてる感じがするけど書いてる人の雰囲気がちょっと好きになっちゃうみたいな現象。
スピーカー 1
はいはいはいそうそうそうそういうことだと思うんですよね。
あと辞書はその個性っていう意味で言うと収録する言葉の方針っていうのがあるのでそもそもで言うと新語をいっぱい拾うのかそれとも拾わないのかとか複合語を立候するのかどうかとか
例えばその走るは立候するけど走り出すは立候するのかとかね例えば。
スピーカー 2
そうかどこまで載せるのか。
スピーカー 1
そうですねとか在来語とかそういうものをどれぐらい立候するのかとか結局辞書って分厚さとの戦いでこの厚さに収めなきゃいけないなぁ技術的にはってなったときに収録ゴスを絞るっていう盛り込むことよりも減らすことに命かけているのですごいそのだから無駄がない形で全部出版されているんですよねその彼らの思想の中では逆にと明らかに無駄じゃねこの文って思ったやつとかはやっぱ辞書読みからするとテンション上がるというかそんなに入れたかったのこれみたいな。
スピーカー 2
どこまで入れるかって考えてると思ってたけど逆なんだ。
スピーカー 1
逆だと思います。
スピーカー 2
量が多いですからね。
そこに落とさなきゃいけないな。
スピーカー 1
その中だからその編集者の小言みたいなことが入ったりしてるのとか見るとテンション上がりますね。
スピーカー 2
えー見たことないですね。
そんな辞書あるんですね。
つぶやきみたいな。
スピーカー 1
新名会とかすごいだから有名で辞書ってその他の辞書の語尺を移すいわばパクるってことですね。
で作ってる辞書が辞書ブームの時期っていっぱい出たんですけどそういうのを日に来る例文を無理やり入れたり無理やりおそらく無理やりと思われる。
例えばだからパッチワークの例文とかにそのパッチワークみたいな辞書とかね。
スピーカー 2
それはライバル辞書会社。
スピーカー 1
すごいな。
既存の辞書をいろいろ切り張りしてつなぎ合わせたような辞書っていうような例文。
言わないじゃないですか普通パッチワークみたいな辞書って。
スピーカー 2
言わない。
スピーカー 1
わざわざこう。
辞書界隈の人しか言わなさそうですね。
新名会のたぶん第4版ぐらいまではそういう立候しているはずで。
例えばそういうものですよね。
スピーカー 2
ちょっと人間味感じるなそう言われると。
スピーカー 1
そうなんですよ。
今でも新名会は例えば最後の語。
これは辞書好きの中では割とみんな注目するのが最後に立候している言葉って何かっていうのがあるんですよね。
よく昔はンとスで終わっていた。
ンとス。
スピーカー 2
センとスのンとスみたいな感じですか。
スピーカー 1
そうなんですセンとスと。
だから新名会は今はちょっとンとスの後にンボウが入ったんですけど。
アマエンボウとかオコリンボウとかケチンボウとかアカンボウとかのンボウが入ったんですけど。
ンボウで入ってるんだ。
昔はそのンとスで終わってて最後の例文が、
我ら一度現代語辞典の規範足らんとする抱負をもって本書を編辞したり、
後読者美中を汲み取られんことを。
かっこいいな。
っていう風に長く言いましたけど。
辞書作りましたよと。
あとはみんなこういうような意図を持ってこういう方法を持って辞書作ったんで、
読み取ってくださいねって言って終わってるんですよね。
わざわざ例文が。
スピーカー 2
かっこいいな。
結構そういうのありますよね。
僕はターゲット1900の一番最後が卒業論文だったよね。
卒業書みたいな。
スピーカー 1
本当ですか?
ターゲットの最後は僕が覚えてるのはゼラス・ネッシンナだった気がする。
スピーカー 2
違ったかな?
スピーカー 1
最後のページにゼラスとソウバーが入ってた覚えはあるな。
シラフのソウバーが。
スピーカー 2
よく覚えてる。さすがターゲットになってる。
スピーカー 1
舐めるように読んだんで、確かゼラスだった気がする最後。
でも半が違うかもしれないですね。僕の時と。
スピーカー 2
分かんない。ちょっと曖昧です。
スピーカー 1
ターゲットありますよ多分。
スピーカー 2
どんどん出てくる。
スピーカー 1
ゼラスやっぱりそうですね。ゼラスでその上はやっぱりソウバーですね。
合ってる。別の単語帳かな?
スピーカー 2
違うやつかもしれない。
なんかでそれがあって勉強し終わった時にちょっと感動した曲があるんじゃない?
スピーカー 1
いいですね。いい思い出。
スピーカー 2
なんか達成感があるなみたいな。
スピーカー 1
確かにありそう。
スピーカー 2
あと水野さんなら分かってくれるかなっていう話があって
ポッドキャストの準備する時って相方にどういうこと聞かれるかなみたいなやっぱ想像しちゃうみたいなのあるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
イマジナリー堀本さんが出てくるみたいな話。
スピーカー 1
脳内に下ろしますよね一旦。
スピーカー 2
あるじゃないですか。
僕もイマジナリー絵馬さんいて。
いるんですけど毎回イマジナリー絵馬さんもちょっといびつすぎてというか全然予測が当たらんみたいな。
結局当たらない。音聞こえてきていろいろ補足するんですけど結局補足しきれないみたいなことあって。
ありません?そういうどこまでカバーできるのかっていう。
実際の堀本さんがイマジナリー堀本さんを超えてくることがあるかってことですかね。
スピーカー 1
思いもよらないめちゃくちゃ基礎的なことリサーチし忘れたのついてきたってのは今でもありますけど。
でも最近は結構そこそこの精度になってきていて。
スピーカー 2
上がってきました。
スピーカー 1
もっと言うならば堀本さんが想定する僕がめっちゃ当たってますねここ最近。
イマジナリー水野さんが。
このままいくと多分僕失業するんですよ堀本さんに。
ただ自分が予測したことを言うだけのチャットボットになってるんで。
いらなくなっちゃうんで。
スピーカー 2
確かにそう言われたらいらなくなっちゃうな。
スピーカー 1
当たり続けてないほうがいいですよね。
外れ続けてるぐらいのほうが良くないですか。
スピーカー 2
確かに当たり続けて本当にそれこそデータ化されちゃったらあともう声のサンプリングされたらおしまいです。
スピーカー 1
だから外れてるうちが花だと思いますけどね。
リスナーさんにとっても毎回同じようななんか展開予想できるよりは。
そう。
展開予想できない方が絶対面白いですもんね。
表紙もないようなことを言った方が聞き味は良いと思うので。
僕だからやっぱ最近そのゆるコンピューター学ラジオっていう僕が聞き役を務めて相方が喋ってる番組の方だと。
やっぱもうゆる言語学ラジオで喋る時よりも気張るし疲れますね。
スピーカー 2
聞き手側だとっていう。
スピーカー 1
そうです。だから僕がその聞き役をやる意味がないと。
僕が間に挟まってる意味がないんだったら僕いない方がいいので。
だからそのこうバリューを出さなきゃいけないなっていうプレッシャーをすごい感じるので。
それを相方から感じるというよりは自分がそれないんだったら別に堀本さんに一人が喋っては良くないって思っちゃうから。
だからそっちの方が疲れますね。
スピーカー 2
これでも確かにこれ聞いてるポッドキャスターがいたらみんな聞き手の人はバリュー問われてますね。
スピーカー 1
実際そうですよね。
喋るのが上手い人って一定数いるじゃないですか。
喋れる人って。
スピーカー 2
聞き手が上手い人って本当にいないというか難しいよなっていう。
堀本さん本当に上手いですよね。
スピーカー 1
彼は本当に稀有な人材なので今ポッドキャスト界に足りないのは堀本さんみたいな人だなとすごい思います僕は。
喋りたい奴はもうええねんっていう。
スピーカー 2
いっぱいいるから。
スピーカー 1
いっぱいいるわっていう感じな気がしますね。
スピーカー 2
エマさんはちょっと経路が違いますけどだいぶ。
スピーカー 1
私はそういうバリューとか何も考えずにただ参加してるっていうだけです。
なんとなくそんな気がしました。
スピーカー 2
ダメだなと思いました今。
リスナーの人はエマさんが意味わかんないこと言ったら、
今日エマさん調子いいなみたいなコメントがその時にやってくるみたいな。
スピーカー 1
リスナーもそれでいいんだったらいいですよね。
スピーカー 2
ゆる言語学ラジオぐらいだったらリスナーの人も2人が言いそうなことみたいなのを予想し始めてそうというか。
スピーカー 1
勝手にだからチャットGPTに堀本さんみたいな受け答えを生成させてる人とかいましたね。
そんな時間あるなら仕事しろよって思いましたけど。
スピーカー 2
でもそれでそういう返答してくれるAIみたいなのを作って、
みんなが思い思いのゆる言語学ラジオみたいなコンテンツ作り始めるみたいな。
スピーカー 1
今ね実はだからAIひろゆきっていうひろゆきさんのAIを開発した会社から、
AI堀本を作らないかっていうオファーが来て受けたらしくて確か。
だからマジでそのひたすら逆張りするだけの化け物みたいなAIができてしまう可能性があるらしいです。
どんな時代だよって思うんですけど。
やだよそんな空間って思うんですけど。
スピーカー 2
AIひろゆきなのかな。
なんか喋らせるみたいなやつは見ましたけど。
本当に考えさせる方なんですね。
スピーカー 1
だから堀本さんのデータをいっぱい学習させて、音を取り込んで。
喋る方なのかな。ちょっと忘れちゃいましたけど。
堀本さんが言いそうなことを言うなのか、堀本さんの音声で参考が出てくるのかわからないですけど。
どっちにしても地獄ですよねそれはもう。
それがそのみそ地の顔が長いおじさんの声聞きたいんだよっていう。
スピーカー 2
これ今出張してきてるから言いたい放題みたいな状態。
バレないんで多分問題ないです。
スピーカー 1
僕らも一切責任は負いませんので。
スピーカー 2
登場してないのにここまでいろいろ言われるっていう。
堀本さんとも喋ってみたいなとか思いますけどね。
気持ちいいんだろうなっていう。
スピーカー 1
そうなんですよ。だからやっぱポッドキャスター1回試してみてほしいとは思いますね。
スピーカー 2
中毒性ありそうですよね。
スピーカー 1
実際だからゆる学徒ハウスって言ってフランチャイズ番組を作ろうとした時に、
いろんな人が堀本さんに対して喋って、
これが俺が求めてたやつってなった人結構いるんじゃないかなと思いますけどね。
スピーカー 2
堀本さんを勉強してみるっていうのはあれなんじゃない?
真逆すぎて。
真逆なのかな。真逆なのかわかんないけど。
スピーカー 1
フォーム崩す気しかしないですけど大丈夫ですか?
スピーカー 2
ちょっと無理が出そうな気がしますね。
スピーカー 1
リスナーに求められてるスタイルでいいんじゃないですか?
そうですね。
スピーカー 2
それはそれで面白いけどな。
今日山さんちょっと堀本さん下ろし始めてるなみたいな回が出てくるかもしれない。
スピーカー 1
イヤホンで指示受けてたら面白いですよね。
ドッキリみたいなやつで。
確かに確かに。
普通に何の気なしに喋ってたら、今の例えちょっとシンクってなくないですか?みたいな。
今AなのかBっていう話をしてるのであってみたいなことを急に山さんがめっちゃ言い出したら。
スピーカー 2
まあこれ今話聞いてたやから僕はイマジナリエマさんを作り上げられてないのはちょっとポジティブに捉えようっていうのが思いましたね。
スピーカー 1
と思いますけどね。
スピーカー 2
作り上げられすぎちゃうとっていうのをエマさんが言うと思ったので僕は次こういう説明をしますみたいになったら。
スピーカー 1
初めてのリスナーフレンドリーではないですからねそれあんまり。
スピーカー 2
確かに。
何を言ってんだこいつはみたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
おかしくなっちゃったこの人っていう。
スピーカー 2
一人でずっと喋り始めたときみたいに。
スピーカー 1
ほどほどにだと思いますけどね。
スピーカー 2
ほどほどにっていうことですね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
何の話だこれ。
まじで。
スピーカー 1
本当ですよ。
何でいない30代の無職のおっさんの話しなきゃいけないんですか本当に。
スピーカー 2
僕ら結構やっぱりどっちも理系っていうのもあって理系側に話は寄りすぎちゃって。
言語学の話とかやっぱ難しいのとかしにくいなっていうとこもあるんですけどこうやって聞くと自分が考えたやつをちゃんと調べてですけどちゃんと科学として喋りたいなみたいな気持ちも湧いてきましたね今日結構喋ってて。
スピーカー 1
せっかくですしいい本それだったら多分レンさんが好きそうな本いくつかレコメントできると思いますけどね。
スピーカー 2
本当ですか。
スピーカー 1
あのね今読んでるこの言語の構造人間の言葉と動物の言葉っていう河原浩二先生が書いた本なんですけどこれがねおもろいです。
スピーカー 2
これでもどれぐらいのガチ度ですか。
スピーカー 1
えっとめちゃくちゃガチの先生がめちゃくちゃガチの内容をどうかなこのジャンルの中ではびっくりするぐらい分かりやすく書いてくれてるんですけど一般の人からすると目チカチカするかもしれないって感じですかね。
しかもそうですね6300円するんでそのギャンブルと戦えるかどうかって問題はありますけど要はこれレンさんが話してた内容にも絡む進化言語学って言われる。
スピーカー 2
はいはいはいでも結構興味ありますね。
スピーカー 1
人間が言語を獲得する進化的な側面とか生物学的な側面の話をしていて言うたら学際的な分野なんですよね。
スピーカー 2
僕もそういう分野とか体の構造とか脳とどう繋がってるのかとかそういうのを含めると結構面白いなって思ってます。
スピーカー 1
そうそれはまさにそのアプローチが進化言語学だから進化言語学って調べると多分好きなジャンルの方がいっぱい出てくるんですけど残念なことにその進化言語学の分かりやすい一般書っていうのが結構少なくて新しいジャンルだし。
で特にその川原先生に直接お話したことがあるんですけど聞いた時もいやそうなんだよね難しい本ばっかなんだよねみたいなことをおっしゃっていて。
これはまだ僕は序盤までしか読んでなくて最後まで読んでないんですけど読めるギリギリいけるっていう印象があります。
小高生伝えれば分かりやすいかな第1章言語のパターン1-1助唱ですけど1-2野生児の言葉1-3双子語1-4言語の特徴1-5音楽は原型言語かみたいな。
言語の起源って大きく3つ説があってみたいなジェスチャー起源説と語彙仮説と音楽仮説があるとそれぞれを最新知見的にはどうなんですかねこの本の中ではジェスチャー仮説とか否定しているんですけど。
スピーカー 2
なんかエベレットのやつにも解析がするな。
スピーカー 1
エベレットがどういう立場だったかちょっと覚えてないんですけど多分対立してる気がするエベレットと立場的にはこの先生生成文法の先生でもあるからエベレットが批判してるような枠組みの人だから合わないんじゃないかなって気がするんですけど。
分かりやすく言えばだからいろんな動物の言語とかも出てきます。
スピーカー 2
動物の言語とか面白そうだな。
なんか前多分どっかで言ってたかもしれないですけどなんか言語学はめっちゃ人を特別にするみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
言語学がだったかな。
スピーカー 1
文系の学問がってことかな。
スピーカー 2
そう文系のか。理系のはもう人も区別しないというかまあ割と物質的にも扱うみたいな話をした気がするんですけど。
人も動物の一種みたいな。
そうそうそうそうそう。
っていう意味で言うとなんか逆に言語の動物的な言語とか考えるの面白いなっていう。
面白い。
人だけじゃなくて。
スピーカー 1
そうですねあとごめんなさいじゃあもう一個だけ言うなら脳の話とかが好きだったら少数言語としての手話っていう本があってこれはね多分言語の構造よりも基礎知識なくてもいけるはず。
スピーカー 2
手話の本ですか。
スピーカー 1
手話の本でかつ脳の話がいっぱい出てくる。
だから手話話者実は脳でこんなこと起きてましたみたいな結構面白い話がいっぱい出てきていて。
面白そう。
スピーカー 2
今回の前半の話にちょっとつながりそうな感じ。
スピーカー 1
そうだからお二人たぶん手話の話好きだと思うんですよねマジかみたいなそうなってたのっていう驚きが結構あって。
少数言語としての手話はその驚きのある実験の話とかがいっぱい出てきたしその手話を習得しようっていう立場の本とかじゃないので。
スピーカー 2
手話をなんか俯瞰してみようというかこういうものですよっていうのを書いてる本。
スピーカー 1
そうですね。言語学者による分析対象として捉えたときに手話はどういうことなのかどういうものなのかどういう特徴があるのかって話とかを書いた本でかなり面白かった覚えがありますね。
スピーカー 2
面白そうだな買います。
スピーカー 1
ぜひぜひそれはツナ高くなかったはず。
スピーカー 2
サイエントークでいつか話してください。
今様読まない。
僕が咀嚼して伝えるみたいな。
スピーカー 1
僕もでもねその少数言語としての手話はね種本にしてどっかで話をしようとは思っていたので。
スピーカー 2
勝っちゃうかもしれないけど。
スピーカー 1
まあまあでも。
いやまあ別にかぶることはしょうがないと思いますし。
あと僕もちょっと言語の構造もそうだし進化言語学の話を扱う会は多分年内に出るはず出そうと思ってはいるので。
それも面白そうだな。
はいとか動物の言語の話とかも多分あると思うので楽しみにしていただければいいかもしれないですね。
スピーカー 2
楽しみだわ。
じゃあサイエントーク聞いてる人はゆる言語学ラジオ気にいかなきゃいけないですね。
スピーカー 1
ありがとうございます。
手話の会もありますからね一応ゆる言語学ラジオ。
スピーカー 2
手話の会もありますよね。
あと僕はあのおすすめは小林マスカー理論の会です。
スピーカー 1
ありましたね。
スピーカー 2
っていうことだけ言っておこうかなここでちょっと詳しくは触れないですけど。
あの話めっちゃ僕好きで3回ぐらい聞きました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
1時間半ぐらいありませんでしたあれでも。
スピーカー 2
1時間半ぐらいある。
スピーカー 1
ですよねすげー長い。
スピーカー 2
雑談会って言ってるけど結構クオリティ高いなってすごいなって。
スピーカー 1
ありがとうございます。
あれはいい風に転がった会でしたね。
自分もお気に入りです。
スピーカー 2
これ聞いたらゆる言語学ラジオ聞きたくなりそうな感じだ。
聞きたくなりますね。
ありがとうございます。
あと言語沼も発売中ってことで。
あとあれですよねゆる学徒カフェもオープン。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
した日。
昨日オープンと収録日の前の日がオープン。
スピーカー 1
昨日ですね収録日の昨日つまり6月1日オープンなので。
今多分オープニングでオープニングスタッフしかいなくてもうバッタバタしてると思いますけど。
公開されてる頃には多分オペレーションもある程度落ち着いてってなってると思うので。
説明すると収録スペースがあるカフェでイベントスペースでもあるみたいな感じですね。
だから僕らとしてはポッドキャストやってる人とかポッドキャスト好きな人とかが集まる場所になればいいななんてことを多分考えて作っているので。
それこそ例えばサイエントークがイベントとか公開収録とかしたいってなったらそういう時にも使えるはずなので。
スピーカー 2
何人ぐらい入るんでしょうっけ。
スピーカー 1
20ちょっと待ってください。
僕マジでこのプロジェクトに関わってないんですよ全く。
全くって言って言い過ぎだけど。
スピーカー 2
いやまあちょっと堀本さん君今めちゃくちゃ忙しいっていうので。
スピーカー 1
スケジュールも合わなかったんですけど。
僕に聞かせて完全に巻き取ってくれたのでマジで勘でなくて僕全然中のこと知らないしまだ行ったこともなくて。
それ東京にあるんですか。
池袋のはい東京の池袋から徒歩多分3分とかそれぐらいのところにあります。
スピーカー 2
行きたいですよね。
スピーカー 1
公開収録とか私はちょっと多分できないと思うんですけど普通になんか見る側として行きたいなと思います。
スピーカー 2
まあまあそれも確かに面白そう。
スピーカー 1
そうあと別に公開収録そのイベントスペースのステージに上がらなくても普通に収録スペースがあるので。
普通に予約してだから再演トークって言わずに普通に予約して普通にしれっと収録して帰るとかでもできます。
そこそこいい機材があるはずなので普段よりも例えば音の質がいいみたいなものになるかもですね。
スピーカー 2
それもいいかもしれないしれっと行って。
しれっと行っていい機材の質を知ってみるみたいな。
スピーカー 1
いいかもしれないですね。
スピーカー 2
ぜひぜひ。
本当にありがとうございました。
このすごいバタバタしている時期にしかも。
スピーカー 1
カフェのオープンイベントとかもあるって聞きましたけど。
スピーカー 2
忙しい時期にありがとうございます。
スピーカー 1
いやいやありがとうございます。
スピーカー 2
はいということで、ゲスト出演してくれましたイル言語学ラジオのみずのさんでした。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
お送りしました。
イル言語学ラジオの水野さんとのコラボ会でした。