オープニング
丸山真澄
放課後クラブの記事のハッシュタグにもつけてるんですけど、あったらいいなは自分たちでつくるっていうふうにつけてます。
高見知英
NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です。
この番組は様々なステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介、活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です。
進行を務めますのは、私、SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは今回のゲストは、みんなの放課後クラブ、丸山真澄さんでございます。丸山さんどうぞよろしくお願いいたします。
丸山真澄
はい、お願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それではまず簡単にではございますが、自己紹介お願いできますでしょうか。
丸山真澄
はい、みんなの放課後クラブという地域で活動している丸山真澄と言います。
放課後クラブの活動は後で伝えられるとして、私の自己紹介をしたいと思います。
私出身は北海道の札幌市なんですけど、札幌市って言うとちょっと都会に思えるかもしれないんですけど、
実は札幌市のギリギリ端っこにあります、十軒という地域に住んでました。
十軒っていうのは、十戸の屯田兵が入ったっていう場所なんですけど、玉ねぎ畑に囲まれた集落で育っています。
そこで仲間と川に行って魚を捕まえたりとか、結構な貢献してみたりとか、
昔なので地域の空き地でみんなでジンギスカン鍋囲んでワイワイするとか、
そういうちょっと人のつながりも濃いようなところで暮らしていたので、
自分が小さい頃に自分と家族だけで過ごしたっていうよりは、
周りの友達とか親同士のつながりも見ながら育ったなというふうに思っています。
その後、お芝居やったりとか、大学で横浜に来たんですけど、そこでボランティア活動と出会って、
ボランティア活動が知的障害のある子どもたちと一緒に遊ぶっていう活動を、
学生とか若者と一緒にやる、団体を立ち上げてやるっていうところから福祉関係に仕事が決まって、
今は家庭もあるので、ゆるやかに働きながら、
みんなの放課後クラブという活動を通して、この地域に知り合いを増やそうと思って活動しています。
そんなふうに半分ボランティア、半分お仕事みたいな暮らしをしています。
高見知英
ありがとうございます。
それといえば、今回の活動の内容、みんなの放課後クラブについてお話を伺いできればと思いますが、
まずみんなの放課後クラブのこちらの活動についてお伺いできますでしょうか。
みんなの放課後クラブの活動
丸山真澄
はい。放課後クラブはですね、みんなのっていうふうについているのは、
最初にゼロから100までっていうふうに遊びに来れる場所、
遊びといっても放課後ってつけたのは、会社だったり学校だったり、
自分を指導したり、評価したりするような対象ではなくて、
横並びというか、利害関係がない人たち、地域で出会って、
ほっとして過ごせるような場所を作りたいなと思って、
みんなの放課後クラブっていうふうな名前で活動をしています。
きっかけはですね、うちの長女が小学校1年生の時がちょうどコロナの真っ最中みたいな感じで、
学校に入学してから2、3ヶ月は学校がないみたいな時期があったんですけど、
そこで働いてたので、民間の学童保育所に入れたんですよね。
民間の学童保育所はもちろんコロナの時でもやっていたんですけど、
どうしてもリアルな繋がりが作りにくいっていうのと、
その学童保育所も時代の流れっていうのもあって、
娘が2年生か3年生ぐらいの時に閉鎖しちゃうんですよ。
でも最初、民間学童保育所に入れたいと思ったきっかけも、
小学校の中とか家庭と学校だけの繋がりじゃなくて、
一つの小学校だけじゃなくて、5、6校の小学校から子どもたちが集まってきていて、
そして保護者が運営するっていうものだったので、運営っていうか、
経営するっていうような形の学童保育所だったので、
いろんな学校から子どもたちを預けて、
またいろんな背景の保護者が集まって、
ああでもない、こうでもないって話し合いながら、
子どもたちの面倒を見る指導員さんを雇ったりとか、
いろんなイベントの準備をしたりとか、そういう密なコミュニティがあって、
ちょっと大きな家族みたいな形で運営してたんですよね。
そうしたときに、ちょっとした家庭内だったり、
あと学校とのやり取りで困ったことがあったりとかしても、
どこか相談所みたいなところに相談しに行くんじゃなくて、
ちょっとした会話とか、少し何年か上の先輩と話をすることで、
解決したり安心することができたっていうのは、
これは大人にとっても子どもにとっても、
こういうつながりっていうのは必要だよねっていうのがやっぱり感じられて、
そのときに閉鎖はしちゃうけど、
こういう関係性を作れる場っていうのは、
私たちの地域になくてはならないものだから、
なんとかその関係性を作るっていうことだけ、
機能として残せないだろうかっていうのを考えて、
同じ民間学童保育所にいた保護者を一人くどいてですね、
この思いを伝えて、くどいて一緒にやろうということで、
2021年の年明けぐらいにやることを決めて、
そこから仲間をちょっと探して、最初4人で立ち上げたんですよね。
最初4人で立ち上げて、
じゃあそのきっかけとして何ができるかっていうと、
お互い働いてもいたので、月に1回か2回が限度だねということで、
今の平日の放課後2回、月に2回しかできてないんですけど、
その2回、いろんな学校からいろんな年代が参加しやすい場を作ろうっていうのが始まってます。
高見知英
ありがとうございます。
やっぱり民間の学童保育ではやっぱりリアルなつながりっていうのは、
ちょっとまだ作りづらいところもあったということで、
やっぱり大人にとっても子供にとってもつながりが必要だからこそ、
やっぱりこういうようなつながりの場を作ったということなんですね。
そうですね。なくなっちゃうとね、もったいないから。
そうですね。
やっぱり高校最近も特に学童保育っていうのも、
活動についてはすごく話を聞く機会が増えましたけれども、
やっぱりそういうようなところって、
自分の子供の世代にはなかったですけども、
やっぱりそういうのが徐々に増え始めて、
やっぱりそういうところだからこそ、
学校以外の授業もやってるところもある一方、
つながりっていうのはちょっと作りづらいところがあるという流れは何となく聞いています。
なので、本当にまた一つ別の形の子供たちの居場所、
そんな場所としてこの団体が立ち上がったということなんですね。
丸山真澄
そうですね。学童保育所って、
民間の制度でやってるところって、
どうしても就労家庭って言って、
2人とも家庭で働いてる大人が全員働いてるから、
子供が過ごす場所がないんですっていう人だけ預けられるっていう規定があるんですけども、
丸山真澄
そうじゃないお家の子供だってつながり作りたいし、
別に共働きじゃなくたって地域につながり作りたいっていうのは大人も同じなので、
いろんな人が来れるようにしたいねっていうので、
制度に乗せない、乗せるっていうのは大変なんですけど、
乗せないちょっと自由な形での活動をしてます。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
本当に共働きのご家庭のお子さんがっていうところで、
そういう子供たちに向けた活動をするっていうのももちろんだしだし、
もちろんそれで手一杯になってしまったところもあると思うんですけども、
ただそれ以外の子供も関われるような場所っていうのは、
丸山真澄
それはそれで別に必要っていうふうに思いますね。
高見知英
ありがとうございます。
何かこのような活動をしていて、
何かこういう目的としているとか、
目的としていること
高見知英
こういうふうになれればいいなって思って、
イメージとしては何かありますか?
丸山真澄
イメージとしては、
知り合いを増やしたいなと思っていて、
それは子供よくあるのが、
お近所付き合いでも大人同士で、
大人同士で、ちょっと顔を知っている人だったら、
こんにちはとか、
挨拶したりするじゃないですか。
その時に子供ってどうしても親の後ろにいて、
親を通して地域の人と知り合ったりするんですけど、
そうじゃなくて、
子供自身が地域の人と直接つながれるというか、
直接知り合いになる機会欲しいって思ってました。
それが何でかっていうと、
一番最初に放課後ってイメージしたのが、
自分と学校、自分と会社みたいな、
どうしても縦になる関係。
自分と親もそうなんですけど、
自分のことを指導したりする、
評価したりする相手ではないけれども、
家族横並びのすごく近い関係性でもなくて、
斜めって私たち呼んでるんですけど、
家族でもないし、学校とか会社でもない相手、
世代が違う人のことをちょっと斜めって呼ぶんですけど、
その斜めの関係って、
近いすぎると相談しにくいこと、
自分を評価する人だと言いにくいことも、
ポロッと言えたりするんですよね。
ちょっと悩み、結構深刻なほど、
離れてる人に言いやすいっていう時はあると思うんですけど、
そういう斜めの関係を地域に張り巡らすっていうことができれば、
ここに知ってる人がたくさんいるこの地域に暮らしていれば、
ちょっと困ったこととか悩みがあっても、
まあなんとかなるかなっていうふうに思える、
そういうような状態を作りたいなと思って、
好み知りを増やすっていう活動を続けてます。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、本当に親を通して、
子が世間と地域と知り合うっていうのは、
とてもよくあるなと思います。
だからこそやっぱり親ができることの範囲、
親が知ってることの範囲で、
子供の可能性って結構決まってきちゃうっていうところがあるなというのを感じはして、
それってすごくもったいないなっていう感じはありますよね。
丸山真澄
私も子供を2人育ててて、
私だけの知識と態度だけでは全然広がらないだろうし、
もっと地域とかいろんな人に叱ってもらったり、
遊んでもらったりしながら育ってほしいなと思うので、
やっぱりそういう場を作ってるっていう感じかなと思います。
高見知英
そうですね。
自分のところでも、
例えば自分たちSIDE BEACH CITY.では、
プログラミングの授業を中学生向けに今やってはいるんですけども、
やっぱりプログラミングしてる人初めて会いましたっていうような感想がたまに学生さんから届いてきて、
こんなにプログラミングする人がいる、
今なんでこんなに会ってることがない人が多いんだろうっていうと、
やっぱり親の交流関係に全部限定されてしまうからっていうところが大きいのかなっていう感覚があって、
今でこそやっぱりインターネットが普及してきて、
インターネットの力があれば結構知らない人と知り合う機会が増えるとは言っても、
子供がやっぱりインターネットに関われるってそんなに大人と同じように自由にってわけではないし、
なかなかやっぱり誰とも出会えないまま、
親がつながってない人と会えないまま大人になって初めて気づくっていうのはすごく多いなっていうように思います。
だからこそ本当にこの斜めのつながりってすごく大事なのかなって思います。
本当に大人にはコミュニティカフェっていうものがいろいろと増えてきて、
そういう場所もありますけれども、
今でもこそやっぱり子供にもそういうサードプレイス的な場所は必要だと言われつつも、
まだそんなにあるわけではないというような状況が今のところありますのでね。
丸山真澄
そうそう、第三の場所欲しいなと思います。
高見知英
そうですね、ありがとうございます。
それではこれらの活動について何か対象としている人とか変えたい人いらっしゃいましたら教えていただければと思うんですけれども。
対象としている人、変えたい人
丸山真澄
対象の人、最初0から100までって本当に0から100までやってみたんですけど、
ちょっと一番最初から大風呂敷広すぎすぎて、
0から100だとちょっと大変というか逆に、
0から100までっていうと誰が行っていいかわかんなくなっちゃって、
行きにくかったみたいなので、
まずは主に小学生、大体年中さんから小学生ぐらいだよっていうようなイメージで企画作ってるんですけど、
そういう年齢の子どもたちに遊びに来てほしいなっていうふうに思うのと、
その場を作るっていう意味で、
高校生とか大学生、あとは地域に暮らしてたり働いてる大人が加わってもらえたらなと思って、
両方にアプローチしてますね。
小学生はいろんな学校の小学生だったり、
年が違う人と一緒に遊んだりもできるし、
その場を作る地域の人と出会えたりする。
地域の人というか場を作る大人も積極的に、
この場は子どものためだけの場じゃないんですっていうふうに毎回始めるときに話してるんですね。
子どもの場を作るっていうことで、その場作りの体験を通して大人もつながりたいと思っているので、
大人もおしゃべりしましょうっていうふうに伝えてます。
なのでこのあたりによく来るとか、
本牧、中区の本牧なんですけど、そこあたりに来たり働いたり学んだりしている大人にも対象になるかなと思ってます。
そういう人たちが自分の育ってきた環境とか常識と違う人と出会うっていう場所になってほしくて、
そうやっていろんな人と話したり、いろんな人の普通っていうのに出会うことで自分の考え方の幅も広まるし、
子どもにとってはいろんな生き方を見るっていうことになるかなと思っています。
フリーランスで働いている人もいれば、大学卒業してそのまま大企業に勤めてバリバリ働いているって人もいるし、
私みたいに半分ボランティア半分働くっていう人もいれば、地域の商店で働いているって人もいるし、
そしてバリバリ働きながらボランティア活動をしているって人もいるし、
働いている会社にいる大人っていうだけじゃなくて、大人のいろんな一面も見てもらうことで、
子どもが自分の人生を考えたり進んでいくときに、何かこの道合わないかも、このルートは合わないかもって思ったときに、
このルートから外れたらもう自分終わりだっていうふうに思うんじゃなくて、
いろんな選択肢があっていろんな生き方をして、いろいろあるけど楽しくやっているよっていうような姿を大人が見せられれば、
子どもが生きていく上でのすごい大きな糧になるんじゃないかなと思っています。
大人にとってもいろんな人の姿を見ることで、自分の幅を広げていけたらなって思っています。
高見知英
ありがとうございます。本当にそうですね。
主に年中さんから小学生ぐらいまで、またその場を作る高校生から大人の方までっていうふうな形で幅広くいろんな方に来て欲しいな、関わって欲しいなということなんですね。
本当にそうですね。子育ては街でやっていくっていうキーワードは、本当に子育て支援を行っている方々に話を伺うことは必ずキーワードが出てきますけれども、
実際その子どもの場にみんなが関われているのかっていうと、意外とそんなことはなくて、
やっぱり小学生ぐらいの子どもをお持ちの子どもの家庭とかっていうのは、その辺りの人しか関われない。
そうでない人、本当に独身の方とか、あと子どもがいない方、子どもはもう大人になっちゃって、
特に今子育てはしてないですっていうような方、そういうような方々はなかなか関わる機会がないっていうのが、やっぱり今までの街とかいうか子育ての環境だったのかなっていうふうに思います。
だからそういうところだけではなく、もっと幅広く広げていければいいなというようなところですよね。
丸山真澄
そうなんですよね。さっき自分で言ってて気づいたんですけど、小学生ぐらいまでとボランティア高校生からって言ったら中学生抜けてたんですよね。
高校から今年4年目になって、小学生の時参加してた人が中学生になって部活に忙しくしてたりするんですけど、そういう人がちょっと遊びに来てボランティアというかお手伝いしてくれたりとかするようになるといいなと思ってて、
中学生も高校生も忙しいんだけど、思春期ってやっぱり難しいんだけど、ちょっとなんかあった時に行ってみようかなとか顔出してみようかなっていうふうに思ってもらえるような場でありたいなと思ってます。
高見知英
そうですね。本当に学生のコミュニティにも自分は関わっていたことはありますけれども、本当にそういうような子どもたち、学生の方々がいつか帰ってこれる場所、そういうような場所があるといいなというのはとても思います。
そのような場がここにあって、学生の方々は台替わりというか変わったりしますけれども、そういうようなところであっても周りを支えている大人を変わらず見守っていられる、そういう空間があるのは子どもたちにとってもとても居やすい場所になるなというふうに思います。
ありがとうございます。
その他、今回は丸山さん自身、養育里親という活動についても関わっていらっしゃるというお話を伺いしましたが、こちらについても少々お話を伺いできますでしょうか。
養育里親に関する活動について
丸山真澄
はい、ありがとうございます。私が養育里親って言って、養育っていうのは養う、育てるって書くやつです。
養育里はよくね、里親っていうと犬とか猫とかの里親もあるんですけど、私がやっている養育里親っていうのは、事情があって家庭で暮らすことができない子どもを自分の家庭に預かって一緒に暮らすっていうものです。
制度としては児童相談所、例えば虐待があったりとか、あとは自分が病気で、でも親戚にも頼れなくて、ちょっと今この小さな子をどうにかしないと自分が治療ができないなんていう時に相談をしたりとか、そういうことができる児童相談所っていうのがあるんですけど、
そこにお家で暮らすことができない子ども、もしくは積極的に家庭から離さなくちゃいけない、虐待とか命の危険があるから離さなくちゃいけないっていう子どもの情報が児童相談所に集まってるんですけど、
その中から年齢は18歳以上もあるけど、大体は18歳までの子どもたちが一般の家庭の中で暮らすのがこの子の将来にとって、この子の今の育つっていう環境にとっては一番いいっていうふうに判断がされれば、横浜市内で研修を受けて登録をしている養育里親の家庭に委託されるんですよね。
うちは5年前に0歳3ヶ月の赤ちゃんを委託の依頼があって預かっています。
預かって、上にも私は実の子どもがい、自分が産んだ子どもがいるので、5歳離れたお姉ちゃんがいて、一緒に一般の兄弟と同じようにお家で暮らしています。
これが養育里親って言ってもなかなかね、最初漢字から説明しましたけど、なかなか知っている人がいないっていうのと、どうしても養子縁組って自分の戸籍に入れるっていうことなんですよね。
養子縁組と区別がついている人もそうそういなくて、なんで私がこれ養育里親っていうのを広めたいかっていうと、別に自分がすごいとか言いたいわけでは全然なくて、そういう制度があることで相談をしたら助かるというか、
なんて言ったらいいんだろうな、子ども自身がなかなか相談をするってことは難しいかもしれないけど、今子育てするのにすごい苦しいとか、ちょっと大変なんだ、一時的にでもいいからちょっと預かってほしいっていうような思いがある人に届けばいいなと思っていて、
普通の家に暮らすことができて、学校に行くことができたり部活やったりとか、習い事をすることができて、一定期間そこで普通に暮らすことができるので、困ったというか、どうにもならなくなった、ちょっと頼るところがないぞと思ったときに、
子どもを施設に預けるっていうことではなくて、一般の私みたいな普通の家庭に預けるっていうことも制度としてはできるんだよっていうことを知ってほしくて、こういう活動も紹介したいなと思って、高見さんにお願いしてました。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね、本当にお家で暮らすことができない子、何らかの事情でこのまま進めるのは良くないというような状況を判断されたお子さん、一般の家庭で暮らすのがいいと判断された子が、そういうような養育者というよりは登録しているご家庭の方に、こちらに育てていただけますかというような形で連絡が来るということなんですね。
丸山真澄
そうなんですよね。うちの場合は長く、もう5年になりますけど、長くこういうふうに何年も一緒に暮らすっていう場合もあれば、ちょっと入院する間だけ、1ヶ月だけとか、1週間だけとか、そういう緊急のときに預かる緊急一時保護っていうのをやっている家庭もあるので、
まずは相談とか頼ってほしいなって思うのと、里親も成り手がいないと、なかなか預ける場所も増えない。あとは性格ってあるじゃないですか。その家庭の雰囲気もあるし、子供の性格もあるので、やっぱりどこが合うかなっていうふうにマッチングするんですよね。
マッチングするときにいろんなお家がないと、やっぱりマッチングしようがないので、いろんな人が働いて、私も働いてますけど、今結構生徒変わってきたり、考え方が変わってきているので、
高見知英
子供働きだったりしても、そういう里親ができたりするので、仲間が増えるといいな、子供の育つ場所を支えるっていう里親仲間が増えるといいなって思ってます。
ありがとうございます。そうですね。やっぱりそういうような家庭が増えればいいなっていうのももちろんそうですし、あとはスタンダードなと言いますか、いわゆる標準的な子育ての情報ってすごく多くて、今だとまだまだ多いのが、母親が家にいて父親が仕事に出てっていうような家庭の子育ての仕方っていう話がすごく多くて、
でもまあ、友働きも多くなったにはなったけども、やっぱりそれでも普通に学童保育に行ってたりとか、そういうふうな形の一般的な家庭の情報は多いけども、逆にそうでない家庭って本当に情報が少ないっていうのは本当にその通りだなと思っていて、
やっぱり自分も結構そういうのは報道の状況とかを聞いたりすることもありますけれども、案外そういうようなところも、例えば報道の現場とかニュースを出している側もこういうようなところ、一般家庭の暮らしのことについては結構紹介するものの、意外とこういうような養育里親としての学生活とかそういうところってあんまり紹介しないことが多かったりしますし、
だからこそやっぱりそういうのがもっと知られてほしいっていうようなところなんですね。
丸山真澄
そうなんですね。どうしてもその子供とその子供の親の個人情報が目に伝わるっていうのは良くないというか、それは決して守らなきゃいけないものなので、どうしてもリアルな部分を全部開くっていうわけにはいかないんですけど、
里親にも今、うちは私と夫っていう形でやってますけど、シングル単身でやってる方もいるし、同性同士のカップルで受け入れてる人もいますし、いろんなやっぱりお家があるんですよ。
家庭だからって両親揃っているってわけじゃ今ってないじゃないですか。なのでいろんなタイプの家庭があるし、いろんな人がやることができるんだよっていうのは伝えたいなって思います。
高見知英
そうですね。いろんな生活のスタイルがあるし、そういうような人も生活をしているんだよっていうことをもっと知られてほしい。確かにその通りですよね。
本当にこういうようなちょっと変わった形式の家庭、例えば父親が2人いるとか、あとはそうではなくて単身だけど子供がいるとか、そういうようなところの家庭の暮らし方とか生活のスタイルとか、こういうふうにやっていってるよっていうような情報って本当に一般的には公開されてない、配信されてないっていうようなところが多いのかなと思います。
それは本当に自身がそういうような情報を出したくないっていうのもあるし、出してる余裕がないっていうのもあるかもしれない。
ただいろんな事情があるにしても、そういうような暮らし方があるよっていうことはやっぱり多くの方が知っていてほしいなと。
そういうような生活から漏れてしまったら、一般的に報道とかニュースとかで紹介されているような生活、暮らし方とは離れてしまったら、ちょっともう自分には暮らしていく方法がないんだと、あのように思ってほしくないなっていうのはすごくありますよね。
丸山真澄
そう、そう思います。
高見知英
ありがとうございます。
それではこちらのみんなの放課後クラブの活動も含んでではありますけれども、こちらの養育里親の話ですとか、このような活動に関して何か、特に今課題に感じていることって何かございますか?
課題に感じていること
丸山真澄
課題ね、人なんです。
やっぱり一緒に活動する仲間がいて、私だけじゃなくて、いろんな人が同じ思いで、でもやり方違ってもいいから、こういう社会がいいなとか、こういうふうになってほしいなっていうふうに思いを共有した人たちがそれぞれで活動するっていうことが広まっていくことになるので、
仲間かな、仲間というか思いを共にする人が増えていく。
今はそれがそんなに多くはないので、知ってもらったり、くどくじゃないですけど、最初みたいに、こういうふうなことやってみようよっていうふうに伝えていきたいなって思ってますね。
高見知英
ありがとうございます。
人ですね、本当に仲間。
本当にそこについては、どこのNPOもそうですし、自分たちもそうだなというような感覚はありますけれども、
やっぱりNPOとかこういうような活動とか、そういうとこ外から眺めているとハードル高く思いすぎてしまうような方はすごく多いのかなっていうふうに思います。
実際、能力はそういうとこってあんまり関係なかったりしますし、まずは本当に気持ちの方が大事っていうところは多いと思うんですけれども、
ただそれが意外と伝わりにくいというか、周りの人からすると難しいかなというふうに思われてしまうというか、そういうところっていうのはありますよね。
丸山真澄
そこは自分たちの課題だとも思ってて、今年はちょっと広報というか、自分たちの内側に向けても外側に向けてもきちんとこういう思いでこういうことをしているよっていうことを伝えたりだとか、
もっとわかりやすく、具体的にやることがこういうことをやっているよっていうのが伝わるように整理をしていきたいなと思っていて、
それはみんなの放課後クラブの方なんですけど、そうやって整理をして、いつまでに何をするよっていうその具体的なことを自分の頭の中だけじゃなくて、
周りの人も見れるようにすれば、じゃあこの部分は手伝えるよとか、この部分なら明日買い物しとくよとか、そういうふうに手分けしてちょっとずつ関われるように。
こういう思いはあるけど、何やってるかわかんないし、やるよって言うとものすごいたくさん求められると困るなみたいな心配ってあるじゃないですか。
よくPTAもそうだし、自治会の役員とかもそうなんですけど、そうじゃなくて具体的に何をどこまでやらなきゃいけないことがあって、
この部分ならやれるっていうふうに関わる側から選択肢が多い方がいいなと思っていて、その選択肢を放課後クラブでは分かりやすく増やしていきたいなって思っています。
あと、養育里親の方に関しては、やっぱり里親に実際になるっていうのは結構しっかりした研修と、何度も児童相談所から家庭訪問があって、やっぱり誰かの子供を預かって一緒に暮らす、育てるっていうことなので、
いろんなことをたくさん話しました。どんなふうに育てられましたかとか、自分の育てられた経験とか、どんなふうな付き合い方して、今ご近所付き合いしてますか、働き方してますか、教育方針何ですかとか、本当にいろんなことを話したんですけど、
知ってもらうことで、実際に預かった子供とうまくいかないことがあっても、児童相談所にサポートしてもらえるし、私たち里親の中にもすごく愛されて育ちましたっていう里親もいれば、すごく自分の家庭は辛かったっていう思いを持ちながら里親になっている人もいるし、
そこも本当にそれぞれなんですけど、それを全部知ってもらった上で子供を預けてくれているので、きちんとしたサポートを受けながらやることもできるし、2、3日だけ、週末だけ泊まりに来るとか、行事の時だけ親戚のおじいちゃんおばちゃんみたいに関わるっていうような、そういう里親もあるんですよ。
自分が子供の育ちに関して関われるというか、サポートしたいなと思った時に、養育里親とか、いろんな里親に関心を持ってもらえたらいいなと思うし、そういうのがあるんだよっていうことをやっぱり知らせていかなきゃっていうふうに思っているので、
SIDE BEACH CITY.さんのように、私たちも音声で伝えるという取り組みをしていて、中区のコミュニティFM、マリンFMっていうところで、毎月1回、短いんですけどね、10分ちょっとぐらいのコーナーを持たせていただいていて、毎月第3、宣伝します?
高見知英
宣伝します。
丸山真澄
毎月第3月曜日の10時36分ぐらいからの10分間ぐらい、里親仲間と子育て応援団スマイルっていうコーナーを持っていろんなお話をしています。
そこではね、すごいキラキラした子育てとかいうのを、こんなとこに行くといいよみたいなのを紹介してるっていうよりは、リアルな子育てって、毎日兄弟喧嘩の仲裁をしなきゃいけないとか、朝ごはん食べないのは早く食べさせなきゃいけないのに牛乳こぼすだとか、もうすごいドタバタなわけですよ。
そんな自分が思い描いたような子育てができてなかったりとか、今日も叱っちゃったよとか思ってたりとか、うまくいかないなっていう、そういう子育てをしている人も含めて応援してるよと。
もちろん楽しく子育てしてる人はすごくいいなと思って拍手を送りたいんですけど、そうじゃない自分も含めて応援をしているよっていうことを伝えたくて。
里親仲間とそういうコーナーをしています。これが少しでも広まっていって、養育里親って割といるんだっていうふうに思ってもらえれば、ちょっと興味を持って話を聞いてみようかなっていう人が増えるかもなと思って、そういう活動も始めてます。
高見知英
ありがとうございます。こちらは本当にみんなのほかのコラムについても、養育里親に共通するところは本当に知ってほしいっていうところですかね。
広報をしていくともそうですし、マリンFMのお話を発信をしていくっていうところもそうだし、そういうところはとにかくいろんな形を知ってもらうことっていうのが大きいのかなというふうに思いました。
ありがとうございます。本当にそうですね。ここ最近は特にやっぱり周りの人と話をする機会がとにかく減ってしまって、
インターネットって本当に遠くの人と仲良くなって、近くの人と添えになるトゥールっていうようなことも言うことはありますけれども、
遠くの人とは相対的に仲良くはなれるけど、近くの人は情報発信はあまりしてないので結局その人とつながれないっていうことになりがち。
だからこそ、隣の人って何してるってわからないっていうことがすごく多くなっているなっていうふうに思います。
ただ実際その分かる方法ってたくさんあるわけで、それこそ先ほどのとおりのFMを聞いてみるとか、こちらの今はインターネットでも聞けますし、
その他の手段は本当にインターネットで何か発信をしている地元の誰かに話を聞いてみるとかもありますし、
それこそこのSBCast.みたいなポッドキャストもありますし、いろんな形で地域のことって実は知れるので、それをもっと知っていきたいなっていうのはありますよね。
ありがとうございます。
何かちなみに今、丸山さんとしてこれらの活動についてITについて何か関わっていること、ITをどうやって使っていければもっと何かできるかなと思っていることなど何かございますでしょうか。
ITをどう使っていきたいか
丸山真澄
放課後クラブで、これをITと呼ぶかはわかんないんですけど、関わってもらってた大学生が結構何人か留学したりするんですよ。海外に行くんですよね。
でもそういうことをできるようになるかって今の小学生ってわかんないと思うんですけど、そんな大きくなったらこんな未来もあるみたいな夢もあるので、海外留学している昔遊んでもらった大学生と放課後クラブの間にオンラインでつながってみるとか、
前はコロナの時は放課後クラブ参加したかったけど、ちょっと体調が悪くなっちゃって家にいなきゃいけない、でもオンラインでつながってしゃべったり、お互いに画面の向こうとこっちでそれぞれけん玉をして見せ合うとか、何かそういうような遊び方をしてたことがあるので、何かつながりの補助としてオンラインっていうのもあったらいいなって思ってます。
あとはね、iPad買ったんですけど、放課後クラブで、全然活用できてないんですよね。それが私が持ってるからいけないんですけど、きっと子どもたちに使わせたら、いろんなゲームとか扱い方、今学校で必ず使ってるじゃないですか、iPad。
なので、子どもたちに教えてもらいながらも、このデジタルネイティブの子どもたちに親世代が教わるみたいなこともやってみれたらいいなって思ってます。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。そうですね。やっぱり本当に海外に留学するなどして、本当にちょっと遠い、なかなか近くでリアルに会うわけにはいかないっていうような人がオンラインでつながるっていうところって、すごくITを使ういいところだと思いますし、やっぱりそれは本当にコロナ禍がひとまず収まった、今であっても同じだと思うんですね。
やっぱりそういうふうに気軽に遠くの人と話せるっていう感覚っていうのはとても重要だと思いますし、それこそコロナよりずっと前でもそういうようなものを主軸にしたドラマっていうのもあったりしましたから、そういうのももっともっと増えてほしいなっていうのは思いますね。
家族がつながるためのツールとして、本当に卒業した人とかちょっとそれになった人とつながるきっかけとして、やっぱりそういうようなツール、オンラインでつながるツールってもっともっと活用してほしいなっていうふうに思います。
そしてやっぱりそういうような子どもさんたちがそういうのを活用している姿を見て親も刺激されるっていうのもすごくあるなというふうに思います。
最近やっぱり親が子どもの学びを通して自分も学ぶっていう話はちょくちょく聞きますけれども、そういうようなものをもっと場を有効活用していただけるといいなと思いますし、やっぱりそれを通して地域の人たちが学べるようになれればもっといいなというふうに思いますので。
そういう時のつながりの輪としてやっぱりこのみんなの放課後クラブのような場所がやっぱり活躍をしていけるといいなというふうに思いますね。
丸山真澄
どうしても親の方がインターネットとかいろんなアプリにリアルな、さっき私が子どもが直接地域の大人とつながってほしいっていうのも、それでこのリアルな場を開いてるっていうのはあるんですけど、
どうしてもインターネット上で親が全くわからない人と子どもが直接つながるっていうと、どうしても怖いなっていう部分の方が大きいので、インターネットで何ができて、何が危なくて、何が良くてっていうようなことを一緒に学べる機会があったりとかするといいなって思います。
あと今思い出したのは、放課後クラブの打ち合わせとかは全部ほぼほぼオンラインでやってますね。全員集まるっていうのが時間的にも難しかったり、子育て中とか、あとは働いてる人も、働いてるというか子どもと一緒の暮らしではなくて単身で働いてる人とか、子どもがいない家庭だったりとか、
どうしても会う時間っていうのが生活さえ全然違うので、移動をしている時間とかもったいないというか、なのでこの30分なら時間は空いてるけど集まるとなると本当に難しいってなったときに、じゃあこの30分だけでもオンラインで打ち合わせしちゃおうっていうのができるようになったのは本当に大きいなと思います。これで結構いろんな人と打ち合わせができるようになったなって思ってます。
高見知英
本当にそうですよね。やっぱり生活時間帯が違う人とか生活してるスタイルが違う人とつながる力っていうのがオンラインにはあるので、ただでさえ親ってやることが多いですし、やっぱりそういうときに直接子どもとその誰かが会うのっていうのはいきなりだとちょっとハードル高いかもしれないけれども、最初の1回に親が立ち会うようにするとか、そういうのができるっていうのも本当にインターネットの面白いところだと思うので、
そこをうまく活用していく今の形の子育てっていうのができるといいですよね。
丸山真澄
そうですね。
高見知英
ありがとうございます。
何か今後これからやってみたいことっていうのはその他に何かございますでしょうか。
今後これからやってみたいこと
丸山真澄
今後やってみたいこと、放課後クラブ。
高見知英
はい。
丸山真澄
インターネットで。
高見知英
どのような形でも、インターネットでも本当にオフラインのリアルな場でももちろんなんですけども、何かありますかね。
丸山真澄
これねインターネットと関係あるかわかんないんですけど、どうやったら実現するか、いろんな背景とかいろんなスキル知識がある人に力を借りたいんですけど、相談していいですか。
高見知英
はい。
丸山真澄
子どもたちからのアイディアでスプラトゥーンやりたいんですよ。
リアルで。
高見知英
リアルで。
丸山真澄
私が思い浮かぶのは、例えば色あれ、ごめんなさいねスプラトゥーンあんまやったことないんだけど、ペンキみたいのぶつけるじゃないですか。
でもそれをリアルでやると公園とかでやると怒られるわけですよ。やっぱり色ついちゃうから。
でも、例えば学校のプールみたいなところで、後で最後に水が流せるような場所とかで、色もどうやってつけるのかわかんないですけど、色水みたいのをぶつけ合うっていうのが、
リアルでやりたいっていうのも自分が出演してたいんだなって思うんですよ。
高見知英
そうですね。
丸山真澄
本当に水風船みたいな形でやるのもありだと思うし、もっと違う形で、ああいうスプラトゥーンみたいなゲームというか遊びが子どもたちと大人とギャーギャー騒ぎながらやれるのであれば、
ゲームを一緒にやるっていうのもいいんですけど、じゃなくて自分たちをもっと参加してやるっていうことができれば面白いなと思ってて、
それはどうやったらできるのかなって考えてます。
高見知英
そうですね。やっぱりそういうゲームと子どもと大人っていうのもすごくやっぱりまだ未知の領域がたくさんあるんだろうなというふうに思います。
日本って特になんですけども、やっぱり子どもがゲームをやるっていう例はすごくよく聞きますし、大人ももちろんゲームはするんですけども、行こうしない人も多いっていうような状況ではあるので、
ゲームっていうものがあんまり知らない人の目に触れる機会が少ないっていうのもあるのかなっていうふうに思います。
だからそういう時にこうしたらそういう遊びをリアルに持ってこれるかなとか、そういうのって結構なかなかアイディアとして出てこないっていうところはあると思うので、
そこはもうちょっといろいろあってバリエーションが出てくると面白いなというふうに思いますね。
ARとかかな、そういう眼鏡かけたっていいし、なんかできたら面白いだろうなって思ってます。
そうですね、ARとかにはもう一応近いものもあるにはありますし、
ただそれ以外にももっともっといろんな方法ってあるだろうなって思うので、そちらについてはもっと見ていきたいですよね。
丸山真澄
ありがとうございます。
高見知英
今後インターネットでみんなの放課後クラブの活動を知るにはどうすればよろしいでしょうか?
今後インターネットでみんなの放課後クラブの活動を知るには?
丸山真澄
はい、私たちInstagramとFacebookで同じ内容なんですけど、この活動の報告をしています。
写真付きで報告したり募集したりとかしているので、活動の様子はそちらで見ていただければなと思います。
高見知英
ありがとうございます。こちら概要欄にも記載ございますので、そちらからアクセスいただければと思います。ありがとうございます。
それでは最後になりますけれども、こちらのみんなの放課後クラブや、あとは養育里親などの活動を通して、
マリアアマスさんご自身の活動のキーワード、こちらをお伺いできますでしょうか?
丸山真澄
はい、放課後クラブの記事のハッシュタグにもつけてるんですけど、
あったらいいなは自分たちで作るっていうふうにつけてます。
こういうふうな社会だったらいいなとか、こういうふうな関係性が自分にも子どもたちにも、
全ての人にあったらいいなっていうふうに思っているのが、やっぱり人と人としてのつながりなんですよね。
職業だったり、例えば先生と生徒って卒業したら終わりだし、先生も異動があったりとかもするので、
職業を通してのっていうよりは、人と人としてのつながりが生きる上ですごく大事だと思っていて、
そういう社会になればいいなと思っていろんな活動をしているので、
あったらいいなっていうのは自分たちで作りたいなと思ってます。
高見知英
そうですね、本当にあったらいいな自分たちで作るっていうのは、今の時代だからこそ必要な言葉だと思います。
やっぱりあったらいいなっていう、それに近いものって実は結構あったりして、
だからそれでいいやっていうふうに妥協してしまうっていうことって結構多い。
ただその実際近いものから本当にあったらいいなと思うものまでの間に本当に大切なものっていうのが含まれている場合が結構あるので、
やっぱりだからこそ本当にあったらいいなっていうもの、本当に今のもので大体できないのかって考えて、
できない場合は作ってみようっていうところを考えてみてほしいなというふうに思いますね。
ありがとうございます。
そのほか何か、これは言っておきたいな、これは言い忘れたな、何かございますか。
丸山真澄
この放送がある少し後10月は里親月間となっております。
里親月間
丸山真澄
色んなところで里親についての特集が組まれたりとか広報があったりしますので、
ぜひそういうのにちょっと目を止めていただけたら嬉しいなと思います。
高見知英
ありがとうございます。里親月間ですね。
本当にこういうような情報って結構よく注目してみると意外とあちこちにあったりするものだと思います。
だからこそぜひ注目していってほしいですね。
はい。
ありがとうございます。
それでは今回のゲストはみんなの放課後クラブまたは養育里親として活動しております丸山雅美さんでございました。
丸山さんどうもありがとうございました。
丸山真澄
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
今回は横浜市中国で子ども自身が地域と人と直接つながれる場としてみんなの放課後クラブという場所に関わり活動するほか、
まとめ
高見知英
養育里親制度の普及のための情報発信を行う丸山雅美さんに活動の内容や思いを伺いました。
みんなの放課後クラブは子どもたちが地域の人々と直接つながれる場所をつくることを目標とし、平日の放課後月1、2回程度子どもも大人も集まれる場を開放している団体。
何年か上の先輩と話をすることでちょっとした課題を解決できたり安心につなげられる場。
家庭と学校だけのつながりじゃなく複数の学校同士、いろいろな背景を持つ大人、そんな人々に囲まれて大人も子どもも過ごせる場。
このような場は今後も必要と感じ、その関係性づくりを目的としてみんなの放課後クラブは始まりました。
その他にも丸山さんは、養育里親制度を広めるためにラジオ番組出演など様々な活動を行っています。
子育てに苦しんでいる人、なんだかの大変さを抱えている人、そんな人に気軽に相談できる場があるということを伝えたい。
いろんなタイプの家庭があるし、いろんな人は里親としても活動できる、そんな思いをより広く伝えたい。
そのような目的で丸山さんは日々活動を続けています。
丸山さんの活動のキーワードは、あったらいいなは自分たちで作る。
こういうふうな社会だったらいいな、こういうふうな関係性が自分にも子どもたちにもすべての人にあったらいいな。
先生と生徒のような縦の関係ではなく、家族横並びのすごく近い関係でもなく、世代が違う斜めの関係。
そんな関係を地域に張り巡らせることができれば、ちょっと困ったことや悩みがあってもなんとかなるかなと思える。
そんな関係を作りたいと丸山さんは言います。
みなさんもみんなの放課後クラブや地域のさまざまなコミュニティに参加して、
縦や横の関係ではない、世代が違う斜めの関係。探して作ってみませんか?
このポッドキャストの感想は、YouTubeやスタンドFMのコメント欄などで受け付けています。
それらが使えないという方は、まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.サイトのお問い合わせフォームなどからご連絡ください。
また、SBCast.は継続のための寄付受付を行っています。
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特典などご興味ご関心おありの方は、ぜひ寄付サイトもご確認ください。
今後もこの番組では、さまざまなステージで地域活動、コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介していきたいと思います。
それぞれの視聴環境にて、ポッドキャストの購読ないし、チャンネル登録などをして次をお待ちいただければと思います。
それでは今回のSBCast.を終了します。
お聞きいただきありがとうございました。