店内撮影:稲田匡孝
今回は、名古屋市栄の久屋大通公園内に存在し、ファブリケーション、ものづくりのカフェをコンセプトとし、レーザーカッターや3Dプリンターなどデジタルのものづくりに関する機器を市民に開放するカフェ、 Fabcafe Nagoyaの矢橋友宏さんに、活動の内容や想いを伺いました
今回は、名古屋市栄の久屋大通公園内に存在し、ファブリケーション、ものづくりのカフェをコンセプトとし、レーザーカッターや3Dプリンターなどデジタルのものづくりに関する機器を市民に開放するカフェ、 Fabcafe Nagoyaの矢橋友宏さんに、活動の内容や想いを伺いました
サマリー
FabCafe Nagoyaはものづくりをテーマにしたカフェで、デジタル機器を利用した制作活動や地域のプロジェクトに取り組んでいます。矢橋友宏さんは名古屋にクリエイティブな環境を提供し、新たな刺激を生み出す場を目指しています。SBCastの第135回では、矢橋さんがオーナーシップについて語ります。名古屋の地域活動やITを活用した情報発信の重要性、さらにイベント開催の取り組みが紹介されます。FabCafe Nagoyaでは、オーナーシップや地域活性化をテーマに多様な活動が展開されています。訪れる人々は刺激を受け、自分の役割を自覚することで、働き方や人生の質の向上を目指します。矢橋友宏さんは、オーナーシップの重要性を説明し、個人が主体的に自分の役割を捉える必要性を述べています。名古屋の保守的文化の中で、アグレッシブでアクティブな環境を生み出すための活動が進行中です。
FabCafe Nagoyaの紹介
矢橋友宏
オーナーシップですね、組織に属していたり社会の中で生活をしていく中で
自分でこう選択をして生きてない人とかことが増えているんじゃないかっていうふうに感じていて
高見知英
NPO法人まちづくりエージェントSIDE BEACH CITY.のポッドキャスト番組 SBCast.です
この番組は様々なステージで地域活動 コミュニティ活動をされている皆様の活動を紹介
活動のきっかけや思いを伺うポッドキャスト番組です 進行を務めますのは私SIDE BEACH CITY.にてDX推進サポートなどの活動を行う高見知英です
どうぞよろしくお願い致します それでは今回のゲストは
FabCafe Nagoya矢橋友宏さんでございます 矢橋さんどうもよろしくお願いいたします
よろしくお願いします よろしくお願いいたしますそれではまず簡単にではございました
自己紹介からお願いできますでしょうか
矢橋友宏
ご紹介いただきました矢橋友宏と申します 理不健の生まれでして
大学で名古屋に出ましてそこから しばらく名古屋で働いた後に大阪行ったり東京行ったりで実はあの
名古屋の今回ご紹介と言いつつ25年ぐらいは関東を根城に活動をしております 普段は横浜に住んでまして渋谷のクリエイティブの会社に通いつつ
4年前に4年ちょっと前に今回ご紹介するFabCafeの名古屋というカフェを名古屋の栄というエリアにオープンをさせてそちらを運営しています
ということで今は毎週横浜と名古屋を行き来しながら 名古屋とか岐阜とか三重とか東海地域の方々といろんな活動をさせていただいてます
高見知英
はいよろしくお願いします よろしくお願い致します
それでは早速FabCafe Nagoyaのお話に移れればと思いますが FabCafe Nagoyaではどのような活動を行っているのでしょうか
矢橋友宏
そうですねあのFabCafeというのはその名の通りファブリケーションものづくりの カフェというのがコンセプトでして
店内にレーザーカッターとか3Dプリンターっていう いわゆるデジタルのものづくりの機器が置いてありまして
どなたでも利用することができる そんなものづくりを目の前にしながらゆっくりお茶を飲んで打ち合わせをしたり
プライベートなひとときを過ごしたりということができる そんなカフェを運営をしています
一方で単純なカフェだけではなくて 企業さんとか教育機関とか自治体とかそういった様々な組織の方と
いろんなプロジェクトを仕掛けていまして 地を変えたり組織を変えたり人を変えたりっていう
そんなプロジェクトも実は一方では行っているという ちょっと一瞬カフェという名前とは想像できないような活動も行っている
そんな分かりづらい活動体でございます
高見知英
ものづくりとカフェという2つの要素を組み合わせた場所として活動していて
組織とプロジェクトを実際に何か作ってやっていくというようなこともやってらっしゃるのですね
設立の背景
矢橋友宏
そうですねはいそうです
高見知英
自分も写真を事前にいくつか見させていただいておりますけど本当に広々とした空間で
やっぱりそういうようなところ特徴的なところもありつつさらにやっぱりものづくりとして
実際の3Dプリンターですとかさまざまな電子機器ですとか電子基板ですとか
そういうようなものを使って何かいろんなものを作り出すプロジェクトを
いろいろと考えていらっしゃるということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
このような活動をするようになった理由っていうのを何かお伺いできますでしょうか
矢橋友宏
はいFabCafe自体は2012年に渋谷で産声を上げているカフェでございます
これが冒頭で自己紹介でご紹介をした渋谷の会社でロフトワークという
クリエイティブの会社がありまして縁あって私がそこで20年ぐらい
役員を番頭みたいなことをさせてもらってるんですけど
そちらの創業者が12年前に渋谷で最初にFabCafeというのをスタートしました
名古屋と一緒に同様でものづくりカフェということで
いろんなクリエイターさんとか一方でいろんな企業の方と
プロジェクトを仕掛けていくということを続けてきて
全世界に実はこのコンセプトに共感をいただいた方が
FabCafeをどんどん立ち上げていってまして
今ではグローバルで14拠点が活動してるっていうそんなネットワークになってます
名古屋は国内では東京 京都 飛騨に続く4番目の拠点としてオープンをさせました
きっかけは実は私が地元だったからっていうのが唯一で最大のきっかけなんですけど
番頭ですので僕は新規事業立ち上げたりあまりやってこなかったんですが
FabCafeという活動を客観的に渋谷で見ている中で
とっても面白い人たちが集まる場になっていくっていうのを目の当たりにしてきて
ちょっとご縁があって名古屋の栄の久屋大通という公園が
大きくリニューアルをするっていう話が飛び込んできまして
そこの芝生の公園の中にテナントを募集してるっていうことで
とっても素敵な空間のパースがあったので
僕自身がやりたくなっちゃって
FabCafe Nagoyaに立ち上げたいっていう思いで
ちょっといろんなところで騒ぎ始めて
結果的にできちゃったっていうのが立ち上げた理由というかきっかけです
地域への影響
高見知英
なるほど
渋谷の方でもうすぐにFabCafeを見てきて
それを名古屋でもちょうど機会があったので
じゃあやってみようかなと思って作ってみたということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
何かこういう時に実際渋谷で見て
これはこういうのがあるといいなって思った
大きな着想を得た部分って何かございますか
矢橋友宏
そうですね
渋谷であるしその前提として東京ですので
やはりいろんなクリエイティブな方々が出入りをするというのを見てきて
それにいろいろ影響を感化されて
企業の方とか教育機関の方もどんどんいろいろ発想が出てくるっていうのを見ていたので
これが東京だけで通じるものじゃなくて
こういうものこそ地域とかローカルにもっとあってもいいのかなっていう気持ちが
もともと感じていたところに地元でひょっとすると作れるかもってなったので
ご存じの方多いと思うんですけど
名古屋はある意味すごく保守的なエリアでもあって
僕も地元なのでよく知ってるんですけど
なかなか新しいものに真っ先に飛びつくっていうよりは
安定安心で貯蓄してみたいな文化で
それのいい面もある一方でやはり環境がどんどん変わっていく
今の現代においては
もう少しアグレッシブにというかアクティブに
動いていく必要を感じ始めていたので
このFabCafeっていうのがその1個のきっかけとして
地元に提供できるといいのかもしれないって思ったっていうのが
大きな理由でもあります
高見知英
クリエイティブな人が出入りする渋谷のFabCafeを見て
こういうような刺激を受ける場が
安定安心の文化を持つ名古屋に入れられるのが
1つのきっかけになればということで
実際にこちらでFabCafe Nagoyaを立ち上げたということなのですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
実際こちらって結構やっぱりそういうのは場ができることによって
刺激を受けてじゃあやってみようというような方っていらっしゃいますか
矢橋友宏
そうですね
特にまずは世に言う感度の高いクリエイターさんとか
アーティストやクリエイターやスタートアップに近いような
若い子たちが結構顔を出してくれるようになりまして
ただ彼らはもともとそういう意味では感度は高かったと思うんですね
ですからFabCafeができて
感度が上がったというよりは
1個の面白い場所ができたということで
わりと歓迎してもらえた印象でいます
一方でさっき投げていただいたように
変わった人っていう意味では何度もお伝えしている
企業とか組織に属している方が
もともとやはりオフィスで働く者っていう方々を
芝生の公園にあるカフェにお誘いをして来てもらって
皆さんスーツで来られるんですけど
何か場違いですよねっていう感じになっている方々が
プロジェクトをやったり
イベントで全然違う属性の人と交わっていく中で
生き生きとしたりとか
それは僕がそう感じているだけっていう面もあると思うんですけど
全然態度とか様子が変わっていかれる方もいらっしゃったり
すごく楽しそうに笑いながらお話ができたり
場合によっては週末にご家族連れてきてもらったり
そういうことがいくつかは見えてきているので
そういう意味では変わってきてるんじゃないかなと思っています
高見知英
そうですね
企業組織に関わっている人
今言っている人が実際にこういう場に来ることによって
何やっかの形で感化されて
活動的になっていくとか感度が高くなっていくというか
そういう感覚を持っている人が増えたような気がするということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
なるほど
それは本当によかったですよね
やっぱりそういうのは狙いを持って立ち上げられた場所ですので
それが具現化されたということが何よりだなと思います
矢橋友宏
ありがとうございます
その瞬間はすごくこっちも嬉しいですし
誰かを一緒に連れてきてくれたりするとなお嬉しかったりします
そうですね
高見知英
何かこの後こういうふうになりたいなとか
目的としてこうなっていきたいなとか
そういうのと何かございますか
矢橋友宏
そうですね
今お伝えしたのは取り立てていいところというか
特に感じたいいところをお伝えしたんですけど
実際にはあんまり変わらない人の方が多かったり
やっぱり間違いというか
何でしょうね
勉強になりましたって言って二度と来ないみたいな形も
実際には多かったりするので
そういう意味では順風満帆かと言われれば
まだ本当に1%、2%しか進んでない感じはしていて
もっともっと多くの人に知ってもらって
いろいろ気づいてもらえるといいなっていうのを感じてる
高見知英
っていうのが今ですかね
そうですね
もっともっと本当に多くの人に知ってもらいたい
より多くの人になんとかして影響を与えていきたい
ということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
確かにそうですね
FabCafe Nagoyaの活動
高見知英
やはり既存の今いる人たちに感化されて
すごく活発になる方が多い一方
やはりそれでもまだまだもっといけることがあるはず
っていうところなんですね
そうですね
本当にやっぱりこういう場に近く関わっていると
そういうふうに感じるところって
矢橋友宏
すごく多いんじゃないのかなというふうに思います
高見知英
ではやはりこういうところについて
もっと多くの人に来てほしいという課題を
持っていらっしゃるということではあると思いますが
例えばこういうようなことについて
現状FabCafe Nagoyaとして
矢橋さんとして何かこういう風にすればいいんじゃないかな
とかこういうようなことをやっていきたいな
と思っていらっしゃること何かございますか
矢橋友宏
そうですね
お店としてはイベントを定期的に開催をして
イベントに興味を持っていただいて
お越しいただくっていう
そういう目的を定期的に作っていくっていうのが
まず一つこれは地道に行ってはいるんですね
ただなかなかその情報が届く先が
まだまだ限られているという自覚が強いので
今回のこのご縁もそうなんですけど
今まで我々が届けていないリーチできていない方々に
知っていただくっていうためにも
特に名古屋とか東海地域で
いろんな活動をしている他の方々とつながって
そちらの例えばイベントに顔を出させていただいたり
そこの運営をしている方々と連携をする形で
お互いに活動を多くの人に知っていっていただくっていう
そんな今風に言うとコラボレーションを増やしていきたいな
というふうに今思っているっていうのが現状ですかね
高見知英
そうですね情報発信の方法を考えるであるとか
いろんな名古屋で活動している他の団体のイベントに出るとか
ということなんですね
やっぱりそういうようなことによって
自分自身の知名度を上げていくとか
FabCafe Nagoyaの知名度を上げていくとか
そんな試みがとても重要になりますよね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
具体的にはどういうようなところに出ようかなとか
どういうようなところに今出てるんだよとか
そういうのって何かございますか
矢橋友宏
そうですねこの先でいうと実は2月に名古屋で大きなイベントが
いわゆるテクノロジーというかビジネスターゲットの
大きなイベントが開催されるんですけど
そのイベントのいわゆるサイドイベント会場として
ファブカペを使っていただくっていうのが今決まってまして
例えばそういう形でエリアの方も
あるいは東京だとかエリア外あるいは海外から来た方が
イベント目当てで来た方が何かこっちでも面白い活動してる
っていうので知っていただいて足を運んでいただくっていうのは
一ついいきっかけになるといいなと思っていたり
あるいは名古屋でいうと名古屋駅のそばに
なごのキャンパスっていう小学校の廃校を活用した
施設があるんですけど
そういうところの運営をしてる方と連携した活動っていうのを
今模索を始めたりあるいは商工会議所さんとか
会員を多く持ってらっしゃる方々の活動を
やはり我々が支援するっていう形で知っていただく機会を作るとか
高見知英
そんな今割と地道にネットワークを広げてるっていう形ですね
なごのキャンパスとか商工会議所の場所で
いろいろとイベントを現在いろいろやっていこう
というような話をされているということなんですね
本当にいろいろな団体に広がっていくことによって
FabCafe Nagoyaの知名度が上がるとともに
やっぱり来る人もいろんなタイプの人が集まることによって
ITの活用
高見知英
既存に今まで来ている人も刺激を受けるということが
増えていくんじゃないかなというふうには思いますね
本当にそういうのはとても良いですね
矢橋友宏
ありがとうございます
高見知英
それでは続きましてITとどのように関わっていきたい
FabCafe NagoyaとしてITをどのように使っていきたい
矢橋友宏
など何かございますか
そうですね
ITというか当然多くの方に知っていただくっていう意味では
ウェブサイトでの広報だったり
あるいは何らかで我々を知っていただいた方が
ずっとフォローできるように
SNSとかコミュニケーションのツールを用いて
ディスカッションとか情報共有みたいなのが
フォロワーでできるようなそんな場をどんどん作っていきたい
っていうのがまずは優先的に思うことですね
あとはまだあんまり具体になってないですけど
お店のアプリみたいなものを例えば作って
当然カフェを利用いただく方とかにも利便性が上がるといいと思ってますし
何らかフォロワーの方がそこのアプリで
お店に来るときに使っていただいたり
何か来るきっかけになるような情報とかクーポンを
お送りするみたいな形で
そんなアプリもあってもいいのかもって思ったりはしています
これITっていう答えになってますかね
高見知英
そうですね
やはりITを何らかの方で
活用する事例っていうのを
やはりこちらも聞ければいいなと思ってますので
それでもちろんです
ありがとうございます
ウェブですとかSNSの利用
ディスカッションの場をやっぱり作っていきたい
っていうようなこともありますし
その他にもお店のアプリを作るとか
いろいろな方法によって
FabCafe Nagoyaに来るきっかけを作りたい
ということなんですね
そうですね
本当にやっぱりそういうきっかけを作る
っていうことに対しては
本当にITでできることの幅は広いと思いますので
そういうところで活用されていくといいなと思いますね
感度を上げる組織文化
高見知英
その他これを聞いている人に何かしてほしいな
っていうことは何かございますか
矢橋友宏
そうですね
東海エリアにもしいらっしゃる方
もしくはよくいらっしゃる方であれば
ぜひぜひ名古屋の栄の被災大通りに
ちょっと北の方の芝生の公園の中にありますので
ぜひ芝生を運んで遊びに来ていただきたいな
っていうことがまず第一ですね
あとはそうだな
個人で活動していらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うんですけど
そういう方はすごく頑張って感度を上げていらっしゃると思うんですけど
一方で組織に入っていらっしゃる方は
どうしても徐々に感度が下がったりするケースがあると思うので
個人に対してもそうです組織に対しても
先ほどご紹介したような
機体性を上げていくようなプログラムとか活動みたいなことは
ご一緒できるので何かそういったことにもやもやしていらっしゃる方がいらっしゃれば
ぜひお店にいらっしゃったときに相談いただけると嬉しいなって思っています
高見知英
そうですね
ぜひ来てほしいというのはまずもちろんありますけれども
特に何かの形で組織にいるなどして
やっぱりなんかちょっともやもやを感じているんだよなっていう人には
ぜひ来てほしいというところなのですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
そうですね
実際自分自身もそんなに組織にいるということをしている経験があまりないので
明確にはわかんないですけどやっぱり
やっぱりそういうところにいる歴が長ければ長いほど
やっぱりそこの組織の常識に縛られるということも
多くなるのかなというふうには思います
だからやっぱりそこで感度が下がってしまうというか
固定観念に囚われてしまうとかそういうのことが増えてくるということなんでしょうかね
矢橋友宏
そうですね
どうしても今は資本主義っていうルールの中で全てが動いているので
経済合理性を上げて利益を上げていくっていうことが
一つのゲームのルールみたいなところがあるじゃないですか
そうすると合理的になっていく合理性を上げるっていうことになるので
やはりイコール無駄をなくすなんですよね
そうすると最近の言葉で言うとコストパフォーマンスとかタイムパフォーマンスとか
コスパとかタイパを上げるとか高い方を選ぶとかっていうのが
上等手段になってそれは論理的にはある意味あってるんですけど
ただ経済的な合理性だけを上げていくとやっぱり結構社会とか人って
なんとなく彩りがなくなってつまらなくなっていく面も多いと思うので
そういう意味でさっきの感度が下がっていく
要は感度を上げるっていうことは合理的じゃないことも
受け負っていくっていうことかなと思ったりするので
そういう意味で感度を下げていくっていうのは
ある意味組織側から見れば極めて妥当な働きかけなんですよね
個人で見るとやっぱり感度を上げていけばいくほど
従来の組織の中ではアウトローになる
なので真面目な人ほど感度を下げていってるんじゃないかなっていうのが僕の仮説です
高見知英
確かにそうですね
やっぱり合理性を上げるっていうことは無駄をなくすっていうこと
確かにその通りですし
経済的合理性を上げていくということだけでは
うまくいかない何かをここで得ていければいいなということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
確かにそうですね
組織特に今の多くの企業とかになるとやっぱりどうしても合理性が優先
合理性が優先だとお金にならないこととか経済合理性が高くないこと
どうしても2の次3の次になりがちっていうようなところは確かにありますもんね
矢橋友宏
そうですね
ですからそこを超えて非合理だけどやってみようよっていうことを容認したり承認するっていうのに
すごくエネルギーが今いるようになってると思うんですね
そうですね
その承認が得られないからやらないとか
また大変だからまあいいよって言って諦めちゃうみたいなのは結構現場では多いんだろうなと思います
高見知英
そうですね確かにやっぱりそういうような時に
じゃあそこをFabCafe Nagoyaという場所に行くことによって
オーナーシップの意義
高見知英
それ以外の価値とかそれ以外の可能性を見出すことで
やっぱりある程度は本当に経済合理性以外の観点を身につけていく感度を上げていくというような効果が期待できるというところなんですね
矢橋友宏
そうですね
ちょっとだけ誤解を招くとあれなのでお伝えをしておくと
何かそのお店に入るとすごい魔法のように合理性がこうなんだ非合理なこともやっているっていう
なんか突然魔法のような話では全然ないので
今日みたいにあったかい平日に行くと普通にカフェじゃんみたいな
仕事してる人もいれば喋ってる方もいて本読んでる人もいて
カフェだっていう光景なのでどこがっていう感じだとは思うんですけど
理想的にはそこに集まってくる人が少しずつ知り合いができたりとか
イベントで知り合った人がたまたま行ってみたらいて
どうもって言ってる中で最近こんなことやってるんだよねとか
なんか愚痴でもいいのでそういうコミュニケーションがお客さん同士も起こってきたりすると
何かこうもやもやした時に行くとかなんかすごいやる気になった時に行くとか
なんかそういうもののメッカじゃないけど場所になっていくのが今の夢です
高見知英
やはりそういう場所に行くことによって確かにパッと何か変わるっていうわけではないんだけれども
実際に行ってみることによってそういうことに全く違う分野の活動をしている人とか
全く違ういつもの仕事とは全然違うようなことをしている人がいるので
やっぱりそういうようなところで何らかの方で刺激を受ける
そういうような場になっていければいいなということなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
やはりこちらの今までのイベントの話などを聞いていても
矢橋友宏
そういうようなきっかけになるような情報源ってすごくたくさんあるなというふうに思いますし
高見知英
やはりそういうようなところで何らかの形で今までの活動が
なんかこれはちょっとこのままでいいんだろうかっていうようなところがあれば
地域活性化の取り組み
高見知英
こういうようなところに来てやっぱり新しい可能性を見出してほしいなっていうふうに思いますね
矢橋友宏
そうですねぜひ
高見知英
そのほか今後やりたいことややってみたいことなど何かございますか
矢橋友宏
そうですねちょっと個人の思いもかなりあるんですけど
私岐阜の出身でして最近はこういう活動をしていると
名古屋も含めてエリアとしてどうアップデートしていくかとか
変えていくかみたいな話がよく出るんですけど
その岐阜の出身地の方でもやはりよくあるように
駅前商店街がシャッター街になってたりとか
活性化してないっていう話が出てきたりすることが多いので
名古屋も含めて地域がより目に見える形で人が活動している
活性化されているっていう
そういう形にアップデートしていくための活動とか取り組みっていうのを増やせたらいいなっていうのが
今の強い思いになってきてます
高見知英
確かに本当に駅前が活性化してないように見えてしまうというところが非常に課題としてあると思いますし
やっぱりそこを活性化してるように
実際に駅前も何らかの後でにぎわっているっていうような雰囲気を出していきたい
そういうようなことをやっていきたいっていうところなんですね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
そうですね確かに
そういうような活性化している地域っていうのを見るのは
やっぱり旅行してくる側としても非常に楽しい意味ではありますし
そういうような場を作っていければいいなっていうのは思いますもんね
矢橋友宏
住んでる人がねその街に愛着を持って
遠くの知り合いとかを誘えるっていう誇りを持って暮らしてるっていうのが
すごく素敵な状態だなって思うので
何かそういうことをきっかけになるような活動ができるといいなって思ってますね
高見知英
そうですねやっぱりそういうようなきっかけとしての活動
本当にそういうものがたくさん増えていくといいなと思います
駅前が本当に賑やかになっていくと地域も本当に活性化していけますのでね
いろいろそういう姿を見ていければいいなと思います
FabCafe Nagoyaの活動
高見知英
今後インターネットでFabCafe Nagoyaの活動を知るにはどのようにすればよろしいでしょうか
矢橋友宏
FabCafeのウェブサイトがありまして
これはご紹介したように全世界のブランチが出てくるんですけど
その中でFabCafe Nagoyaのページが用意されてますので
ぜひFabCafe Nagoyaのウェブサイトをご覧いただいて
イベントとかあるいは演じとかそういったものにご興味を持ったら
ぜひ参加をいただけるといいなと思ってます
高見知英
そうですねこちらのFabCafe Nagoyaのサイトを実際自分も見させていただきましたけど
本当にいろいろな情報が散りばめられていますので
矢橋友宏
ぜひこちらのを見ていただければいいなと思います
高見知英
それではインターネット上でこちらのFabCafe Nagoyaの活動を知って
こちらに関わりたいなでもちょっとそばにはないのでつくにはいけないなという方は
矢橋友宏
例えばどのようにすれば良いでしょうか
そうですね実は定期的にメールマガジンを発行したりとかもしてたりはするので
例えばウェブサイトからちょっと関心があるので何か情報があったら送ってくださいということで
問い合わせをいただければメールアドレスとかお名前をいただければ
情報があるときにお送りすることが可能です
あとはFacebookのページも持っていたりするのでそちらで
もしFacebookをやっていらっしゃればインスタとかもありますので
そこでフォローしていただくっていうのも一つ方法かなと思います
高見知英
メールマガジンのほかにあとはFacebookやInstagramでも
そんな情報を発信してらっしゃるんですね
矢橋友宏
そうですねはい
高見知英
ではそちらのほうをまず見てもしこれはっていうイベントがあれば
本当にそのときにだけでもちょっと遠くても行ってみるとか
矢橋友宏
そういうところからまず関わって始めてみていただければというところなんです
高見知英
そうですねはい
確かにそうですね
やっぱりいきなりじゃあFabCafe Nagoyaに日常的に行くってのはさすがに難しくても
本当に年に1回月に1回じゃあちょっと行ってみようっていうような場に
矢橋友宏
あるのであればそれから始めるっていうのも良いですね
高見知英
そうなったらすごいですね月に1回顔出しますなんていう人がいたら最高ですね
そうですね
高見知英
本当にでもそういうようないろんなことがいろんな情報が起こっている
いろいろなイベントが起こっている場だと思いますので
ぜひFabCafe Nagoyaのウェブサイトや
あとはFacebookInstagramのページなどを見ていただければいいなと思います
それでは最後の方にはなってまいりますけれども
FabCafe Nagoyaの活動のキーワードこちらをお伺いできますでしょうか
矢橋友宏
キーワードですか
あのそうですねオーナーシップですね
私の中で今一番重要視しているのはオーナーシップっていうワードですね
高見知英
オーナーシップその心と言いますか何かその意図しているところと言いますか何かございますか
矢橋友宏
あの先ほどもお伝えした通りどうしてもその組織に属していたり
社会の中で生活をしていく中で
自分でこう選択をして生きてない人とかことが増えているんじゃないかっていう風に感じていて
オーナーシップというのは自分の人生のオーナーは自分であるっていうこと
まずはちゃんと自覚した方がいいと思っているのと
人生に限らず例えば今やっている仕事に関しても
当然その社長とか創業者じゃなければある意味指示を受けてやるっていうことも現実多いとは思うものの
でも何らかの役割を帯びて働いている以上は
自分の役割とか仕事に対してオーナーシップを持つということはできると思っていて
言われたからやっているっていうだけではなくて
この仕事が何のためにあるのかとか
自分はどういう役割を担ってるのかっていうのを主体的に捉えていくことで
全然働き方も変わるでしょうし
その人の人生も変わるんじゃないかなっていうふうに感じています
そういう意味であらゆるものにオーナーシップを持って望むっていうことがすごく大切なんじゃないかなっていうふうに思っています
そういう意味でのオーナーシップですね
高見知英
そうですね
やっぱり他の人に与えられた仕事であったとしても
じゃあ自分はこれだからこれをやるんだっていう
主体性を持つっていうことはどこかしらでできると思いますので
そういうものを持ってほしい
そういう意味でのオーナーシップを持ってほしいということなんですね
そうですね
確かにそういう気持ちを持っていなくて
なんとなく言われたからやってるっていうのと
言われたからやってるんだけども
自分の中で主体性があるっていうのとはやっぱり全く違うものになってきてはしまいますので
そういうのはオーナーシップを持って活動してほしいなというところはありますね
矢橋友宏
そうですね
高見知英
そしてまたやっぱり自分自身だけでその答えがそのヒントが見つからないっていう時も
やっぱり特にFabCafeながらで本当にいろんな人に出会うことによって
今の自分のやってることってここをオーナーシップを持てるなということが分かってきたりするというのがあると思いますので
そういう刺激を受ける場としても
FabCafe Nagoyaにまずは見てみるといいのではというところではありますね
矢橋友宏
そうですねはいその通りです
高見知英
本当にそういう場としてFabCafe Nagoyaのような場に
まずは皆さん出向いてみると良いのかなと思います
矢橋友宏
お待ちしています
高見知英
それでは何かこの他に言い忘れたのはこれは言っておきたいなあとの何かございますか
矢橋友宏
えっとですね
FabCafe Nagoyaは特に4年前にオープンしてから
サーキュラーエコノミー循環型社会を実現実装していくっていうのを
一つの大きなテーマとして取り組んできました
イベントをやったりとか展示をしたりあるいは一般の方向けに
FabCafe Nagoyaの活動
矢橋友宏
そういうサステナブルなプロダクトっていうのの販売を行ったりとか
そんな活動してきているんですけど
来年25年の1月に実は総例に随即したような展示を1ヶ月間やっていたり
あるいはセミナーをやったりということもやりますし
それ以降もそういった循環型社会っていうところに向けた
いろんな活動をしていきますので
ご興味ある方はそういう意味でもぜひイベントに参加いただいたり
展示を見に来ていただいたりしていただけると嬉しいなと思ってます
高見知英
そうですね こちらのサーキュラーエコノミーというのは
本当にウェブサイトの方でもすごいキーワードとして
よく見かける内容でもありましたもんね
そういうようなものを展示ですとか販売ですとかもされているので
そちらの方を見に行くためにも
FabCafe Nagoyaに足を運んで見てもらえればということなんですね
ぜひこういうような場を見に
FabCafe Nagoyaに皆さん行ってみてはいかがでしょうか
というところで今回のゲストは
FabCafe Nagoyaの矢橋友宏さんでございました
矢橋さんどうもありがとうございました
矢橋友宏
どうもありがとうございます
高見知英
ありがとうございました
今回は名古屋市栄の久谷大通公園内に存在し
ファブリケーションものづくりのカフェをコンセプトとし
レーザーカッターや3Dプリンターなど
デジタルなものづくりに関する機器を市民に開放するカフェ
FabCafe Nagoyaの矢橋友宏さんに
活動の内容や思いを伺いました
FabCafe
2012年に渋谷で産声を上げたものづくりのカフェ
さまざまなクリエイターや
いろいろな企業の人たちとプロジェクトを仕掛けていく
そのような拠点として
FabCafeは日本だけではなく
世界各地にオープンしています
その中日本国内で東京・京都・飛騨に続く
4つ目の拠点として生まれたのがFabCafe Nagoya
アーティストやクリエイター
スタートアップに近いような若い人たちが関わり
一つの面白い場所として歓迎されています
名古屋はある意味すごく保守的なエリア
新しいものに飛びつくよりは
安定・安心で貯蓄してみたいな文化がある
それは良い面でもある一方で
環境がどんどん変わっていく今の時代において
もう少しアグレッシブにアクティブに
動いていく必要があると感じている矢橋さん
名古屋の人々をよりアグレッシブに
アクティブにしていくきっかけとして
FabCafeという存在が地元に提供できるといいのかもしれない
そんな思いより
FabCafe Nagoyaは活動を始めました
オーナーシップの重要性
高見知英
FabCafe Nagoyaの矢橋さんの活動のキーワードは
オーナーシップ
組織に属していたり
社会の中で生活をしていく中で
自分で選択をして生きていない
そんな人が増えているのではないかと感じるヤバシさ
自分の人生のオーナーは自分である
ということをまずはちゃんと自覚して
自分の役割や仕事に対してオーナーシップを持ってほしい
言われたからやっているというだけではなく
この仕事が何のためにあるのか
自分がどういう役割を担っているのか
それを主体的に捉えていくことで
働き方も人生も変わるのではないかと矢橋さんは言います
新しい挑戦に対して感度を高めること
主体的に選択をしていくこと
そんな考え方をするためのきっかけが
このFabCafe Nagoyaで見つかるかもしれない
皆さんも名古屋に訪れた際には
FabCafe Nagoyaにも足を運んでみませんか
このポッドキャストの感想は
YouTubeやstand.fmのコメント欄などで受け付けています
それらが使えないという方は
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.サイトの
お問い合わせフォームなどからご連絡ください
また、SBCastは継続のための寄付受付を行っています
毎月1000円の月額サポートの内容となります
得点などご興味ご関心おありの方は
ぜひ寄付サイトもご確認ください
今後もこの番組では様々なステージで
地域活動コミュニティ活動をされている皆様の活動を
紹介していきたいと思います
それぞれの視聴環境にて
ポッドキャストの購読内し
チャンネル登録などをして
お待ちいただければと思います
それでは今回のSBCast.を終了します
お聞きいただきありがとうございました
45:53
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