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こんにちは、パリのアパルトマンからお届けします。フリーランスのSAKIです。
このラジオでは、私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを、毎朝10分話しています。
皆さんお元気でしょうか。
はい、昨日ラジオで言ったんですけど、追加のチャプターで言ったんで、もしかしたら聞いてない方もいるかなと思って再度お伝えなんですけど、
来週からこのラジオをまた毎日やります。
毎日やって、いつもみたいにゆるくかつ、ちょっと役に立つことを入れるのを心がけつつ話して、
10分に今度こそ収めていこうと思っている感じです。
はい、のでまたよろしくお願いします。
今日のラジオなんですけども、ちょっとある本を紹介したいと思ってて、
それはエッセンシャル思考という本なんですけども、皆さんご存知でしょうか。
エッセンシャル思考、結構有名な本でビジネス的にはね。
すごいね、物事の本質を説いてくれる本なんですね。
で、その本全体の書評っていうのは、またちょっと別の機会にしようと思ってるんですけど、
この本の中でやっぱすごい大事だなっていうところを抜き出して話すのと、
ちょっとそれを読んで私が思い出した、スティーブ・ジョブズの遺言の一節をちょっと紹介したいと思ってます。
思ってます、はい。
このエッセンシャル思考っていうのは、まずどういう思考かっていうと、
すごい端的に言うと、より少なくしかしより良くっていうポリシーなんですね。
これに基づいていろんなことを話すんですけど、どういうことかって言ったら、
皆さん仕事をしてたりとか生活をやってて、やることめっちゃありますよね日々。
なんかこれもやらなきゃ、これもやらなきゃって忙しいと思いますし、
家事、子育て、仕事で副業してる人もいるかもしれません。
仕事、会社内とかだったら、Aという上司に頼まれた仕事、Bという先輩に頼まれた仕事、
自分でこれやりたいって思ってる仕事とか、
ありとあらゆる仕事がある人が多いと思うんですよ。
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やることが多い中にまみれてしまっていたら、
本来の目的、仕事をして自分がどうなりたいかとか、
この仕事をすることによってどんな成果が得られるかっていう大事な本質を結構見失っちゃうんで、
いっぱいやることがあったらね。
だからそれをなるべくシンプルに少なく、
その1個ずつの選び取った少ないものの質を高めていくことがいいんじゃないかっていう話をこの本はしてます。
エッセンシャル思考という本なんですけど。
エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考っていう表みたいなのがこの本の1ページにはあってね。
それをちょっと紹介するとわかりやすいかなと思うんですけど、
まず考え方行動結果っていうふうにその図は分かれてて、
考え方の非エッセンシャル思考の人はキーワードとしてはみんなすべて。
ミニキーワードとしてはやらなくてはどれも大事だ。
全部こなす方法は?って言ってるんですよ。
エッセンシャル思考の人の考え方のキーワードとしてはより少なくしかしより良く。
この本のポリシーですね。
ミニキーワードとしてはこれをやろう。
大事なことは少ない。
何を捨てるべきか。
こういう考え方なんですよ。
パッと聞いただけても全然違いますよね。
非エッセンシャル思考の人は選ぶんじゃなくて、
目の前にあるものすべてをどうやって全部こなすかっていう考え方をします。
例えば家事もやらないといけない。
子育てもしないといけない。
本業もある。
本業の中の仕事も全部完璧にやらないといけない。
家計が苦しいから副業もちょっとやってる。
副業もやらないといけない。
全部どうやってこなせたらいいんだろう。
どうやってタイムスケジュール組もう。
みたいな考え方は非エッセンシャル思考になるんですよね。
大半の方がこのパターンが多いかなっていうふうにこの本は言ってて、
すごいこの本が世界的に売れてることからもきっとそうだと思うんですよ。
私もドキッとする部分があるんでね。
なるべくそのエッセンシャル思考にしていくっていうのは大事だなって思ってます。
表の次に行くと、行動。
次は行動に関してなんですけど、
非エッセンシャル思考の方の行動のキーワードとしては、
やることをでたらめに増やす。
ミニキーワードは、
差し迫ったものからやる。
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反射的にやりますという。
期限が迫ると根性で頑張る。
こういう感じですね。
エッセンシャル思考の人の行動のキーワードとしては、
やることを計画的に減らす。
本当に重要なことを見定める。
大事なこと以外は断る。
あらかじめ障害を取り除いておく。
こういう考え方をしていくのがエッセンシャル思考なんですよ。
次は結果に関して。
非エッセンシャル思考の方は無力感。
何もかも中途半端。
振り回されている。
何かがおかしい。
疲れ切っている。
エッセンシャル思考の人は充実感。
質の高い仕事ができる。
コントロールしている。
正しいことをやっている。
毎日を楽しんでいる。
こんな感じなんですよ。
そもそも今回私がどうしてこのエッセンシャル思考を取り上げたかというと、
去年ぐらいからすごいこれを意識しているんですね。
去年は意識していて、半分ぐらいやってたつもりなんですけど、
今年から完全にこのエッセンシャル思考でいこうと思って、
例えばやりたいことが25個ぐらいあったとしたら書き出して、
1個は捨てるんですよ。書き出した後に。
めっちゃ大事なことの上5個をやるっていうことですね。
そういうのがエッセンシャル思考なんですけど、
これをやると本当にこの書いてるみたいに充実感があったりとか、
正しいことをやって、毎日楽しんでいて、コントロールしているっていう状況になれて、
精神的な幸せ度が高いんですよね。
これを読んで私が思い出したのは、スティーブ・ジョブズさんの遺言なんですね。
スティーブ・ジョブズさんって、Appleの創設者の方で偉大な方で亡くなりましたけど、
この方の名言とかは結構有名だと思うんですけど、
その遺言、最後の言葉の方はどっちかと言っても知られてないと思うんですね。
英語で話された言葉の日本語訳があるので、ちょっと読めたらと思うんですけど、
まずこれをどうして読むかって言ったら、スティーブ・ジョブズさんって本当にビジネスの世界での成功の象徴みたいな感じじゃないですか。
Appleとか今ね、みんな持ってるし、すごい売れてるし、亡くなった今もこんなに人々に影響を及ぼし続けている。
お金的にも莫大な資産を得てますよね。
だからもう本当に成功の頂点っていう感じの方なんですけど、
この方が残した遺言のまとめとしては、
人々からの承認とか莫大な資産とかは死ぬ間際には全然残ってないと心に。
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残ってるのは愛情にあふれた思い出だけって言ってて、
スティーブ・ジョブズさんは忙しかったから、
そういうビジネス以外での幸せな気持ちは少ないっていう風に言ってるんですよ。
この成功の頂点に立った人がこんな後悔してるっていう言葉をちょっと読むと、
このエッセンシャル志向の大事さがよりわかるんじゃないかなと思ってちょっと読みます。
私はビジネスの世界で成功の頂点に君臨した。
他の人の目には私の人生は成功の典型的なしくずに見えるだろう。
しかし今思えば仕事を除くと喜びが少ない人生だった。
人生の終わりにはお金と富など私が積み上げてきた人生の単なる事実でしかない。
病院でベッドに寝ていると人生が相馬灯のように思い出される。
私がずっとプライドを持っていたこと、認証、認められることや富は、
迫る死を目の前にして色褪せていき何も意味をなさなくなっている。
この暗闇の中で生命維持装置のグリーンライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる、神の息を感じる。
死がだんだんと近づいている。今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの富を積み上げた後は、
富とは関係のない他のことを追い求めた方が良い。
もっと大切な何か他のこと。
それは人間関係や芸術や、または若い頃からの夢かもしれない。
終わりを知らない富の追求は人を歪ませてしまう。
私のようにね、神は誰もの心の中に富によってもたらされた幻想ではなく、
愛を感じさせるための感覚というものを与えてくださった。
私が勝ち得た富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけるものではない。
私があの世に持っていけるものは、愛情にあふれたポジティブな思い出だけだ。
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力を与えてくれるもの、あなたの道を照らしてくれるものだ。
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愛とは何千マイルも越えて旅をする。
人生には限界はない。
行きたいところに行きなさい。
望むところまで登りなさい。
すべてはあなたの心の中にある。
すべてはあなたの手の中にあるのだから。
世の中で一番犠牲を払うことになる。
あなたのためにドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうこともできる。
けれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は見つけることはできない。
物質的なものはなくなっても、また見つけられる。
しかし一つだけ、なくなってしまったら再度見つけられないものがある。
それは人生で、つまり命のことさ。
手術室に入るその時になって病人は、
健康な生活を送る本をまだ読み終えてないことに気づくんだ。
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もがいつか人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートナーのために、あなたの友人のために、
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
以上になります。
これ、スティーブ・ジョブズさんが言ってるから、さらに心に響きますよね。
ちょっと鳥肌立ちましたね。
深いですよね。
本当に世界で、今現在、成功の頂点に君臨した人が、こんなに後悔してるっていうね。
成功すればするほど、他のを得れば得るほど忙しくなると思うんですよ。基本的に。
本当は、もともとは家族のためにやってたのに、あれ?みたいなね。
自分の幸福な気持ちのために仕事をやってたつもりなのに、あれ?みたいな。
成功者のパラドックスっていう風に、このエッセンシャル思考の中では紹介されてるんですけども。
これをね、このスティーブ・ジョブズさんの遺言は、この本の中には書いてないですよ。
私が思い出しただけなんですけど、すごいね、これを思い出したんです。
来週ぐらいに、ちょっと発表というか、お知らせをしたいなって思ってて、
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それに、このエッセンシャル思考ってすごいリンクしてるなって思うんですよね。
確か12月ぐらいに、私が1月中旬ぐらいに何かしらを発表しますみたいな、言ってたと思うんですけども。
まあ間に合ったって感じですね。
ちょっといろいろこう、練ってたことがあって、
その一環として、1個ちょっとお知らせがあるので、また来週の中のどっかのラジオでお伝えしたいなと思ってるんですけども。
そのね、仕事をしていく中で大事なことって、
もちろんそのお金を得て、家族とか自分とか周りの人のために使うっていうのがもともとあると思うんですよ。
まあ、承認欲求とか、目的の人もいるかもしれないですけども、
でもやっぱり仕事やっていくうちにやること多いから、なんかうわーって、
あのね、なってくるんですよね。
忙しくて、なんでやってたのかって本質を見失うっていうのはすごくあると思ってて、
私はなんか初めて、まあそのオンラインショップをやってね、月で100万円ぐらいの利益を得たときに、
すごいうおーってなると思ったんですよ。イエーイみたいな。
で、まあイエーイってなったんですけど、なんかその後に、なんかあれ思ってたんちゃうっていう感情がすごい出てきて、
このエッセンシャル思考で言ってることですよね、きっと。
あの、まあ何を成功者というのかわかんないですけども、
自分がある程度目標としてたところを達成したときに、なんかお金があったらいいってもんじゃないなって思ったんですよ。
うん。だからなんか高いレストランとかも行けるし、で時間も自由だしってなったときに、
私はそのときも仕事をしすぎて、なんか友達の誘いとかも全然行けなかったし、フランスでね。
で、なんかその幸せだなって思う豊かな時間っていうのがあんまりなくて、
で、もちろんその最初は必要なんですよね、ビジネスで成功するにあたって、
安定的にお金を得るにあたって、がむしゃらにやる時期っていうのは必要なんですけど、
ここにジョブズさんも言ってるみたいに、ある程度富を得たら、
あとはそのちゃんと本質を見て、そこに向かって仕事をしていくっていうのが大事だと思うんですよ。
で、まあちょっとそれをね、ずっと感じてて、
で、生活と仕事とどっちも両立できて、精神的にも幸せだと思えるような仕事の仕方っていうのを結構ずっと考えてきてたんで、
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それに関してのいろいろ考えたことがあったので、またちょっとお知らせ来週するんですけども、
本当にこのエッセンシャル思考って大事なこと言ってると思うんで、もしよかったら読んでみられたらと思います。
海外に住んでる方はKindleの電子書籍でも売ってますんで、
英語とかでもね、本あると思います。
世界中で売ってるんで。
じゃあ今日はこの辺でそろそろお開きということで、また来週お会いしましょう。
ちなみに私、週末はちょっと10分オーバーしてもいいかなって思ってるんで、
だいぶオーバーしてますけど、
ちょっと本の紹介とかになったらね、どうしてもちょっと長くなっちゃうんで、
こんな感じで、週末の会は終わりたいと思います。
それでは皆様、良い週末をお過ごしください。