先日からSNS上で話題になっていた「色覚異常」。とある絵師さんの書いた女性のイラストの口の中が緑に塗られていた・・・ということから自身の色覚異常に気づいた、という出来事が発端で話題となりました。色が人と違ってみえるとは?そもそもみんなモノを同じように見られているの?そんな視覚の不思議についてお話ししてみました。
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サマリー
色覚異常についてのエピソードでは、ある絵師がキャラクターの口の色を緑に塗ったことで色の見え方が話題になり、色覚特性を持つ人々の実際の体験が紹介されています。また、色覚の違いが日常生活にどのように影響しているかについても考察されています。色覚異常についての検査が過去に行われていたものの、現在の多くの若者はその検査を受けておらず、就職時に自覚するケースが増えていることが語られています。さらに、各人の視覚の捉え方が異なるため、ファッションやアドバイスの際にはその人の見え方を理解することが重要であるとされています。
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はい、ということで始まります。おしゃれの呪いを解くラジオ、本日で881回目の配信でございます。この番組では、あなたに巻きつくファッションへの思い込み、イコールおしゃれの呪いを、わっさわさ解いていきます。
服装心理学をベースに、おしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタリストで、後任心理師の久野梨沙です。本日もよろしくお願いいたします。
さあ前回に引き続いて、今日も今回もですね、ビデオポッドキャストでお届けしております。スポティファイとYouTubeポッドキャストでご覧の方は、文字通りご覧いただけているかと思いますけれどもね、こんな感じで時々動画付きでお届けしていこうかと思います。今日もよろしくお願いいたします。
さあ年末年始に、インフルエンザらしきものにかかったんですけど、結構なんか後遺症というか、影響が長引いて後引いておりまして、結局年末年始だったんで、検査もしてないので、あれが本当にインフルエンザだったのか、AだったのかBだったのかもよく分かってないんですけど、結構症状が激烈だったんで、インフルエンザだったんだろうなと思いながら、
1週間、今日経ちましたね、発症からね、なんですけど、なんかまだね、熱はもちろん全然下がっているんですけど、胃腸がちょっとかんばしくないのと、あと鼻がすごい出る。だからまだ引き続きちょっとね、鼻声でお聞き苦しかったら申し訳ないんですけど。
まあでも、移る期間は終わったなということで、昨日からまたマシンピラティスは、去年からね、私がハマったマシンピラティスは再開しまして、1週間ちょっとぐらい全然動かなかったんでね、さすがにちょっと体力戻さなきゃなと思って、再開したんですけど、まあ全然お腹に力が入らない。
全然入らなくて、腹筋的な体を起こすやつやったんですけど、全然上がらなくて、上半身が寝転んでいる状態からね、体を持ち上げていくんですけど、お腹の力だけで。
全然上がらなくて、1週間ちょっとでこんなに筋肉落ちることあるかなっていうぐらい力入らなくてね、またちょっと、まあでもしょうがないですよね。
しばらくやらなかったらちょっとね、力が衰えてしまうので、また石を積み直し、また崩されちゃって、繰り返しですけどね、どうでしょう。
結構、私のクライアントさんもインフルエンザ年末年始やっちゃったって方多いんですけど、かなりね、跡を引いているので、まだね、かかってないよという方はぜひくれぐれも、これからまたね、今度B型。
B型の方は、熱はあんまり出ないけど、胃腸にくるのかな。また流行ってくるって話もあるので、くれぐれもね、お気をつけいただきたいというふうに思います。
さあ、前回はね、ビデオポッドキャストの時は、ちょっと見た目に関することを、もう少し動画で見ている方のためにお話しできればという話で、前回はね、ちょっと線で遊ぶスタイリングみたいな話を軽くしたんですけど、冒頭に。
今日はね、ネックレスの長さの話。最近ね、パーソナルスタイリングのお客様にもちょっとアドバイスちょうどしたところだったんで、お話ししようかなと思ったんですけど、こういう短いネックレスとか、ネックレスの長さが本当に微妙にいろんな長さがあるんですけど、皆さん意識して選べてますかね。
割とネックレスって、長さをある程度調整できるバッファーがあるものもあれば、全然ないものもあると思うんですけど、洋服との相性、もちろん自分に似合うか似合わないかの相性もあるんですけど、洋服との相性で、ネックレスの長さ一つで素敵に見えるのと、ちょっとバランスが悪くなったので、すごい見た目が変わるので、ぜひ意識していただきたいなと思うんですね。
ご自身の短いネックレスの場合に、しっかり自分がよく着る首周りの空きの広さの中に、しっかり収まってバランスがいいものをぜひ選んでほしい。
特に長さがなかなか調整しづらいネックレスを買う場合には、このネックレスはどういう首周りのトップスと合わせるのかなというのをよく考えて買っていただきたいなと思うんですね。
特に冬が多いのが、タートルネックの上からネックレスをつけるときに、ネックレスの首周りの長さが短すぎて、ちょっとタートルネックの首のところにキュッと締まるような感じでついてしまっていて、ちょっと苦しそうに見えたり、
あるいはタートルネックのネックの折り返しの部分にネックレスのモチーフの部分が隠れてしまって、あんまり見えていなかったりする方結構いらっしゃるんですよね。
やっぱりタートルネックの上からつけるのか、それとも首が開いているトップスの首の空きの部分につけるのかによって最適な長さが変わってくるので、どちらにつけるのかということをよく考えて、タートルネックにつけるようであれば少しゆとりのある長さが必要ですし、
逆に首が開いているところにつけるのであれば、そのトップスの首周りの部分にネックレスがかかってしまうことでバランスが悪くなったりもするので、うまくちゃんと空きの部分にしっかり入る、収まる長さの方が綺麗に見えますので、
ぜひ自分がどんなトップスにつけるネックレスなのかなということを考えて長さを調整していただくとバランスがよく見えますので、意識してください。
色覚異常の発端
ということで、今日は本題は、ちょっと年末年始、X、旧ツイッター上でも少し話題になっていた色覚、少し旧ツイッター上でも話題になっていた色覚、色の見え方について少しお話ししていきたいと思います。
これも実は心理学のもののことの知覚なので心理学の分野で少しお話ししていきたいと思います。
ことの発端は、ある絵師さん、絵を描く方が、あるキャラクターのイラストをX状にアップしたんですけど、
その口の中の色が、通常は赤とか、舌が見えている状態ならピンクとかで塗るべきところを緑で塗られているということがあって、
それがその方のもともとの画風ではなくて、どうやら昔は赤で描いていたのに、いつ頃からか緑で描くように変化したらしいんです。
それに気づいたフォロワーさんたちが、何かちょっと目に異常があるんじゃないかということで伝えて、
そしたらその絵を描いたご本人は、自分が口の中を緑に塗っている自覚がなかった。
今まで通りピンクとか赤とか、そういう系の色で塗っているつもりだったということで、調べてみます。
ということで病院に行ったという展末があって、そこから色覚異常という言葉がツイッター上で一時トレンドになったりして話題になったんですよね。
また他の色覚異常に関するエピソードでは、これも非常によく聞く話なんですけども、
焼き肉に行ったときに、まだ焼けてない生肉を食べる癖があるお友達がいて、すごい焼けるまでも当たらない人なんだなと思っていたら、
色覚異常がある人で、そもそも肉の色で焼けてるか焼けてないか、見分けることができてなかっただけだったと。
別に赤化しても何でもなくて、見分けることができてないから生だって気づかずに食べちゃってたっていうエピソードなんかも出てきたりして、いろいろ話題になったんですけども、
色覚異常、どうでしょう。最近は何とか異常みたいな言葉で、色覚特性っていう言葉を使うことが多いので、私なんかは色覚特性っていうことが多いかなと思ったんですけど、
結構ネット上では色覚異常って書いてらっしゃる方が多かったんですけど、いわゆる大半の人とは違う色の見え方がしてしまう人っていうのが意外と多くいらっしゃるんです。
例えば、一角とか二角とかに、一型二型とかっていうふうにパターンがあるんですけども、見分けづらい色としてよく挙げられるのが、例えばその焼肉が焼けてないことがわかんないっていうのは、赤と黒の見分けがつかないっていうパターンがありまして、
これは全部どっちを見ても灰色に見えちゃうので、肉だったら焼けてなかったら赤じゃないですか。それが焼けるにつれてどんどん茶色になっていくことで、焼けたんだなっていうのがわかるわけですけども、それが全部同じような灰色に見えてしまう。
あるいはピンクと灰色の区別がつかないみたいなのもあるので、それもあいまって全部灰色に見えちゃって、焼けてるか焼けてないかわかんないようだったりですとか、あとは赤と緑の区別がつかないので、歩行者用の信号もね、自動車用の信号も赤が止まれて緑が進めですけれども、その見分けがつかない。
色覚異常への理解
ただ信号の場合には位置が決まってますので、自動車用にしても歩行者用にしても、その照らされている明るくなっている位置で判断することで、全然通常通り歩けるけれども、移動できるけれどもっていう方が多いんですが、色自体は見分けがついてないとか。
あとは青と紫とか茶色と緑とか、いろんな見分けづらい色っていうのがあって、それをシュミレーションするスマホアプリなのかもあったりするんですよね。
なので、私がやっている4スタイルパーソナルスタイルスクールでは、そのアプリを紹介することで、ほんの一端ですけれども、そういった四季角に特徴特性がある人の見え方を、そのスマホアプリを起動すると、起動した状態でカメラが起動するんですね、スマホの。
そのカメラの画像を通じて、そのカメラがその四季角の特性を持っている人が見ている世界を再現してくれるので、そのカメラを通じて色々周りの世界を見てもらうことで体験して活かしてもらうという授業なんかをよくやっているんですけれども、そういうアプリも出ていますが、四季角以上とされるものがあります。
なぜ4スタイルパーソナルスタイルスクール、FPSSでそういうことを言うかというと、やっぱりそういうお客様ってパーソナルスタイリングでも結構実はいらっしゃるんですね。四季角特性を持っている人は、女性より男性の方が圧倒的に多い傾向にありまして、
男性のお客様がやっぱり多いんですけれども、自分は色がこういうふうに見えてしまうと。なので自分で、例えばネクタイの色がわからないから選べないので、ただ人からは自分が着けているのって見えるわけだから、相手への印象を考えて、自分は色はわからないけれども代わりに選んでほしいという依頼はとても多いです。
なので、どういうふうに見えているのかというのを理解した上で、お勧めしていくことが大事なので、スタイリットとしても既出の知識です。
あとは、私の場合は企業研修、見出し並み研修とかね、セルフブランディング研修とかも結構やるんですけれども、その研修のご参加者様にそういう方がいらっしゃる可能性も十分にあり得ますので、その場合に必要になってくるのがスライドですよね、見え方。
やっぱりせっかく色分けをしていても、その色同士が見分けづらい色であれば、とても見づらくなってしまうので、その辺も問題がないかどうか確認しながらスライドを作っていく。
これも非常に大事なことなので、必須の知識なんですよね。
この識覚以上と呼ばれるものに気づくきっかけとして、昔は小学校で必ず決まった識覚検査というものが行われていたんですね。
私とかは40代半ばですけれども、私と同世代以上の方は全員小学校でおそらく検査を受けているはずなので、自分の識覚に特性がある方はそれを自覚しているというのがあるんですけれども、この識覚検査は2003年から行われなかったんですね。
今の20代ぐらいの方からは、多分、識覚検査を受けていない方が増えているということで、今後も再び再開するという話は聞きませんから、気づかずに過ごしている方、あるいは就職するときに仕事によっては
ちゃんと色が見えることが必要な仕事もありますので、その就職の適正検査のときに気づく方なんかもいたりするわけです。やっぱりある程度、色が見えなければできない仕事というのはあるわけで、そういう意味ではその仕事を志した後に自分の識覚特性があることを知るよりも、
事前に知っておいた方がいいんじゃないかということで、小学校に行ってそういう検査をまた復活させた方がいいんじゃないかみたいな話も、すごく定期的に沸き起こるわけなんですけれども、この検査の正確性の問題もあるようでして、何型かというふうにパターン化はされているんですけれども、
人の見え方のバリエーションって非常に多様なので、なかなか型に当てはめきれない部分があるようなんですね。なので検査をしても掴みきれない特性の部分もあったり、検査の正確性の問題があるので、そもそもちゃんとした正確な検査を作ってできるようにならなければ、
いたずらに、識覚以上だよっていう診断だけしてしまうことになるんじゃないかということで、なかなか検査再開というところまで話は進んでいないようです。
見え方の多様性
なので、今、識覚以上検査とかって検索すると、よく出てくるのが、丸の中に点描みたいになっていて、点で絵が描いてある状態になっていて、Qとかいろんな数字が書いてあって、この数字が見えない。
つまり、色の点で境界線ができているので、識覚以上とされるものがあると、その境界線がわからないので、数字が浮かび上がって見えてこないという、それで数字が見えてこなかったら何らかの識覚特性があるよということで検査をしていくんですけども、
その検査表が、検査の図が検索すると出てくると思うんですが、それ自体の検査の正確性もどんなのっていうところがあるようなんですよね。
ただ、やっぱり見え方のバリエーションってすごくあるので、それこそどこで線を引いて異常とするのか正常とするのかみたいなところもあったりして、なかなかこれは難しい問題だなって思います。
スタイリストとか、何か目で見るもののアドバイスをする、ヘアメイクアップアーティストさんもそうだと思うんですけれども、見えるものをアドバイスするものとしては、やっぱりこの見え方の多様性ということは常に意識しておくべきだなって思います。
検査でわかる程度の識覚以上ももちろんなんですが、検査ではわからないけれども、目の機質的な問題はなくて、見えているけれども、感受性が低いというのもあったりするわけです。
色んな種類の青があったときに、コン、スカイブルー、ロイヤルブルーみたいな感じで、全部違っているとしてちゃんと捉えている感受性を持っている人もいれば、もう全部ひっくるめて青でしょって思っちゃう人もいれば、その捉え方の問題みたいなのも多様なので、それも含めると本当に人間の見え方っていうのは多様なんですよね。
で、識覚以上がないとされている人ですら、私が見ている赤を同じようにみんなが見ているかどうかっていうのは、実は確認のしようがないわけです。
私が見えているこの視野っていうのは、非常に主観的な世界で、この世界が同じように他の人が見ているのは限らない。
私が見ている人間の形、この人から見たら全然違う形に見えているかもしれないってすごくよく思うんですけど、自分が見ている視野を人に共有する術すらないわけですよね。
なので、そういう意味では、実は人一人それぞれにそれぞれの視覚、見え方っていうのがあるんだなっていうふうに考えていかないといけないんじゃないかなって思うんですよね。
だからファッションアドバイスをしたり、見た目のアドバイスをする上では、まずその人が見えている世界を知るっていうことがとっても大事だなって思います。
その人から見たらどういうことが目立って見えるのか、それは気持ち的にも目の機能的にもね。
何が目立って見えて、何はある種気にならないのか、そこから教えていただくこと。
ここからスタートしないと、その人のためになるアドバイスってやっぱりできないんじゃないかなって思います。
こういうお話はね、フォースタイル、パーソナルスタリストスクールでもちろんですけど、それ以外の目で見ることが重要なお仕事、
例えば部屋サロンさんですとか、あとはアパレルの販売員さん向けの研修ですとか、ではお話しするんですけども、
単に検査で現れてくる色角以上の話だけではないということまで、こんなふうにお伝えをするとね、
全員に関係してくることなので、みんな一人一人見え方が違うんだなって意識。
それだけでね、だいぶサービスの仕方とか仕事の仕方とか、自分のものを見るっていう行動すら変わってくること結構あると思いますので、
ぜひちょっと思いを馳せていただければいいなというふうに思います。
はい、ということでラジオを聴いている方からもですね、もし自分の見え方と人の世界の捉え方、見方がこんなふうに違うのかもって、
気づいた経験などありましたら、ぜひここで共有していただけると嬉しいなと思います。
Spotifyでお聞きの方はSpotifyのコメント機能で、それ以外の方は番組概要欄にあります、もしものからお気軽にお寄せください。
それ以外のおしゃれ心理のお悩みなども引き続きお待ちしております。お気軽に送ってください。
ということでまた次回の配信でお会いしましょう。おやすみなさい。
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