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今日もレイニー先生の今日から役立つ英会話をお聞きくださりありがとうございます。
オンライン英会話スクールイングリッシュパートナーズ代表のレイニー先生です。
sayとtellの違い
今日のテーマはsay・tell・speak・talkの使い分け。
皆さん英語を話す時にあれこれってsayだっけtellだっけtalkだっけspeakだっけって迷ったことありませんか?
いや私本当にこれよく迷ってましたし。
今はさすがに違いは感覚でわかっているんですけれども、
でもねこれ誰もが一度は経験する悩みだと思うんですよね。
実はこれら4つの言葉それぞれ使う場面がちょっとずつ違うので、
ポイントさえ抑えれば意外と簡単と思っていただけるような、
今日はsay・tell・speak・talkの違いをわかりやすくサクッと解説させていただきたいと思いますので早速いきましょう。
言うながらね、例えば間違えて使っちゃったとしても通じるわけなんですが、
そんなこと言ったらいつまで経っても英語力前に進まないので、
これも一つ一つちょっと単語区切っていってみましょうか。
まずsayからですよね。
sayを例えば辞書で聞くと言うとか話すとか出てくると思うんですけど、
このsayに関して話すっていう認識はあんまり持たなくていいと思っていて、
言うでいいです。
だって言うってパッと出てきません?頭の中に。
これは誰かに何かを言う時ってもちろんそのままなんですけれども、
絶対皆さんに知っていただきたい例文としては、
もう一度言ってもらえますか?まさに言うじゃないですか。
あとは、
それ私が言ったことだよ。
だから言うっていう結構強いイメージを持ってもらっていいかなと思います。
So far so good?
ここでは大丈夫ですよね、絶対に。だってこれしか情報ないし。
あーそうだよなー、sayはそうだよなーって多分思われたと思います。
それからよくI said〜〜とか言ったりするんですけど、
私はこう言いました。
言うってはっきり言いたい時はsay。
じゃあ逆に、私はこう伝えたよねーとか、
こうやって私にもっと伝えてくれるって言いたい時にはtellなんですよ。
まずsayとtellの違いは結構明白で、
言うのsayに対してtellは伝える、
だからtell the storyっていうようにお話を伝える、
伝えたいことがある時のtell。
印象としてはなんか優しいイメージですかね、sayよりかは。
あとは、これがちょっとややこしいのが教えるっていう意味もあるんですよ。
これかつて私恥ずかしいエピソードでもお話しましたよね。
教えるイコールteachだと思うじゃないですか。
そしたら今度はここにね、tellとteachの違いっていう文法英単語の違いがまた出てきちゃうんですけど、
私昔留学してた時に、
サマースクール行った時か、もうすぐじゃあみんなとお別れですっていう時期になった時に、
やっぱり連絡先とか交換したかったから、
当時ファックスですよ、本当にイメージアドレスなかったから。
電話番号教えてって言おうとした時に、
Can you teach me your phone number? 自分で言ったんですよ。
だって電話番号教えてだから絶対teachっていう動詞使うでしょって、
もう100%の自信を持って、
Can you teach me your phone number?とか言ったら、
向こうがteachとか言い直してきて、
もうその瞬間絶対間違ってるよね、というのが分かりましたよね。
で、その後でルームメイとかなんかに聞いたら、
こういう場合はtellを使うんだよって言われて、
全くピンとこなかった記憶があって、
だってtellっていうのは言うとか伝えるっていう風にしか習ってなかったから、
後から知ったけどtellは教えるっていう意味。
つまり、情報を教えてほしい時はtell、
勉強を教える時がteach、この大きな違いですよね。
だから、tell me your phone numberとかtell me your mail address、
電話番号教えてとかそういう時はtellになりますね。
だからtellはね、私結構好きな動詞ですね。
知れば知るほど深い。
I'm telling you the truth.
本当のこと伝えてるってばーって。
まあでもなんか、結構私たちが日本語で会話する時は、
伝えるという意味を込めて言うっていう風に言い換えちゃってるんで、
本当のこと言ってるってばーって言うかもしれないけど、
本当のことを実はあなたに伝えている。
でもなんかsayって言う時は、もっと言い切ってるかなっていうイメージですかね。
I'm saying the truth.
まあでもこれはあんまり言わないかな。
I'm telling you the truth.
あとは有名なバックストリートボーイズの歌詞で、
tell me whyっていうのがありますけど、
tell me why。
ねーこれ教えてよ。
つまり、本当のこと伝えてよ僕に。
あーややこしい。
でも教えるという意味が、
情報を伝えるとか物語、話を伝えるっていう意味ではtellを使って、
勉強を教える方がteachというのは、なんかわかりやすいですよね。
これがtellです。
なんかtell結構私好きなんだな。
ちょっと語りすぎましたね。失礼いたしました。
speakとtalkの違い
じゃあ次、speak。
これでわかりにくいのが、
speakとtalkの違い、私ほんと一番わかりにくい気がしていて。
speakは話すってことで、
会話や言語能力に関する行為に焦点を当てる動詞。
意味がさっぱりわかりません。
でもなんかspeakって言ったらどちらかというと、
話すですね。
一般的に話す行為そのもので、
例えば、she speaks English fluently。
彼女は英語を流暢に話すとか、
May I speak to your boss?
上司とお話しさせてもらえますか?とかね。
あと私の一番好きなミュージカル、
レントというミュージカルがあるんですけれども、
結構その全体のお話を通して、
電話をかけて、
留守番電話にメッセージを残すというシーンが、
ちたほらあるんですけど、
留守番のボイスメッセージで、
よく音声だと、
日本人だったら結構機械の音声を使うじゃないですか。
でも意外と私アメリカにいた時に、
みんなボイスメッセージ自分で残してるんですよ。
もう覚えてるな。
私これ何回も練習したのかもしれない。
という一連の流れがあるわけなんですけれども、
そのレントでは一言だけ、
スピークって言うんですよね。
最初何言ってるんだろうって思ったんだけど、
話してっていうことですよね。
すごい雑ではあるし、
目上の方から電話かかってきたら、
びっくりしちゃうかもしれないんですけど、
すごいラフな感じでスピークって言っていたので、
その後で要件を話すという時に使えるかなと思います。
特定の相手に話しかける場合っていうのは、
でもここまでいくと、
sayとtellとspeakは全然違うかなというイメージではありますが、
次talkが出てくるんですよ。
talkも話すという意味なんですよ。
じゃあspeakとtalkの違い、
これ私まだに迷うことがあるかなって思うんですけど、
talkは話すとか、
speakよりもtalkは会話をするという感じかな。
よりカジュアルな会話やコミュニケーションを指す動詞ですね。
通常、複数の人が関与する会話の時にtalkを使うんですけれども、
speakとtalkで圧倒的に違うかなっていうのは、
talkの方がカジュアルっていうイメージでいいのかな、
会話的?会話?
さっきのsayがyouっていうのをはっきり表すように、
speakとtalkの違い、speakの方が話すという。
例えばクレームを入れたい時に、
上の人と話させてくれっていう時は、
Let me speak to the managerみたいな感じ。
Let me talk to your managerとも言えるけれど、
talkだと会話、よりカジュアルという意味で
speakが出てくるとドキッと感がありますかね。
speakもtalkも入れ替えたところで文法的には間違ってはないけれど、
カジュアルのがよりtalkの方がマスというイメージ。
会話を表現したければtalkを使うといったところでしょうか。
Talk to me please。
お願いだから私と話してよ。
Talk to me 会話してよ。
よりだからちょっと心を閉ざしている、
お友達だったり、
自分が先生の立場だったら、
生徒さんが心を閉ざしてて全然黙っちゃってたりする時に、
speak to me と言うとすごい固い感じがするんだけど、
Please talk to me.
You can tell me anything. Just talk to me.
てるとトークの組み合わせはすごく柔らかくて温かい感じがしますね。
話そうよ。私に伝えてよ。いいですよね。
やっぱりだから会話っていうイメージかな。
We need to talk.
これが恋人間で言われたら結構もう冷め切ってる中という感じですよ。
We need to talk.
イコール、距離を置きましょうみたいな。
そのことについて会話をしなければなりません。
という感じですかね。
いかがでしたでしょうか。
使い分けのポイントまとめ
ちょっとまとめちゃいます。使い分けのポイント。
日本語でちょっと説明するので。
わかりー。
憎い部分もあるかもしれない。
Say は発言内容に焦点を当てて、
You ですよね。
She said she was tired.
彼女は疲れたと言った。
Tell 相手に情報を伝えたり教えることですよね。
He told me a secret.
彼は私に秘密を伝えてくれたとか教えてくれた。
Speak は言語を使って話したり会話をする行為に焦点を当てる。
She speaks Japanese fluently.
彼女は日本語を流暢に話す。
そして最後に Talk は会話や対話そのものを指してカジュアルな会話を使う。
Let's talk about it later.
Talk to you later.
ですね。いかがでしたでしょうか。
英語の使い分け
改めてこう違いを聞いてみると、
あーそうかそうかってよりわかりやすかったかなと思うので、
ぜひ会話のきっかけにしてみてください。
これらもね、結局どれを使おうがなんとなく相手に言いたいことは通じるんですけれども、
ちゃんと狙い打ちで合っているとわかっているものを使えた方が成長しますからね。
参考にしてみてください。
今日お話ししたフレーズや単語は、
note というサービスの方で文字起こしをしております。
note へのリンクは番組詳細欄に記載しておりますので、
こちらもぜひお役立てください。
さて、今回も番組へのコメントをいただいているので、
ご紹介させてください。
ニックネーム、まきおにぎりさん。
レイニー先生、はじめまして。
私は大阪に住む産婦人会で、今は大学院生をしています。
旅行が大好きで、思い立って大学生の時にはいけなかった憧れの語学留学に行ってきました。
今年の5月から9月までの5ヶ月間をトロントで過ごしました。
初めての海外生活、ホームステイ、ルームシェア、いろんな国の友達との出会い、
30代ではなかなか味わえない最高の経験でした。
学校の友達は20歳、20歳前後の子たちが多く、日本ではとても想像できませんが、
日々10個以上年下の子たちと遊んでいて、それもまたいい経験になりました。
トロントに住み始めてから、通学中に英語の勉強のためにポッドキャストを聞きたいと思って出会ったのがレイニー先生の番組でした。
本当に今日から役立つフレーズがたくさんで、滑舌がよくハキハキ話すレイニー先生のお話は聞いていて心地よく、留学中の心の支えでした。
留学の最初の2、3ヶ月はちょっとずつですが、どんどん話せるようになることが増えている実感があったのですが、
それ以降は決まったフレーズばかり使ってしまったり、非ネイティブの学校の友達とはそんなに苦労せずコミュニケーションができてしまったりすることもあり、
伸び悩んでしまい、ここからどれだけ勉強を続けてレベルアップしていくかが大事で、英語学習に終わりはないことを強く実感した良い経験となりました。
その一方で、帰国してからどうやって英語学習を続けていくかを悩んでいます。
もともと留学前の1年間は英会話教室に1回40分、週1回程度通い、留学直前の1ヶ月はオンライン英会話フィリピン講師を毎日、あとは本を使って単語や文法の学習をしていました。
帰国後は大学院に戻り英語論文を書いているところなのですが、なかなか前ほどには英語学習の時間を作れておらず、今はスピークというAIの英語学習アプリを1日30分している程度です。
やはり日本では圧倒的にアウトプットの場が少ないということを帰国してから強く実感しました。
1つ質問です。カフェなどでお会計する時に店員さんが、It's gonna be $5という場面がありました。
gonna beを使う人が多いように思うのですが、It's $5とはどうニュアンスが違うのでしょうか?教えてください。
最後に余談で個人的な番組の楽しみ方なのですが、番組の最後にレイニー先生がTill then, byeという声のトーンが毎回違うのを聞いて、
今日はご機嫌なのかな?今日はちょっと疲れているのかな?と想像しながら聞いています。
まだまだ伝えたいことはあるのですが、これからも番組の更新を楽しみにしています。
また改めて、第1回から繰り返し聞いて、英語学習のモチベーションにして頑張ろうと思います。応援しています。
質問への回答
暖かい熱いメッセージ。
巻きおにぎりさんありがとうございます。それはそれは人生の財産となる経験。よくぞ行動を起こしてくださいました。
留学したいって思っててもできなかったという声はよく聞きます。
気づけば結婚、出産、子育て、年齢的にも今留学はできないという風になって後悔しているという方もいる中で、実際に行動に起こされたこの5ヶ月というのは本当に何にも変えられない経験だったと思うんですよね。
もちろん英語学習は何歳からでも遅くないし、そういった今は子育てとかに追われていて大変な方でも、
一回そこを卒業したらシニアの留学だってできますからね。
いつまでもその気持ちを抱えたままというよりかは、もし機会があればぜひ皆さん行動に起こしてみていただければと思いますが、
巻きおにぎりさんもやっぱりそうなんですよ。日本にいて英語を話す機会って圧倒的にないから、
もしよろしければぜひぜひEnglish Partnersで体験で済まずいらしていただけたら嬉しいなと思います。
1レッスン60分なので結構たっぷり。やっぱりせっかく5ヶ月鍛え上げた英語力というのをブラッシュアップというかキープアップするにもいいかなと思いますね。
私のしゃべるトーンの語尾が違うって。ちょっとマニアックな。お恥ずかしいですが。
声って正直ですよね。だから今日はレイミー先生すごい鼻声って思われてるかもしれないんですけれども、
お聞き苦しくてすいません。前回と今回の収録ではちょっとですね、鼻の調子が悪い日に収録が重なってしまいどうしようもなくて失礼いたしました。
今日のエンディングは語尾を上げてみたいと思いますが。
同じ意味ではあるんですが、確かにIt's gonna be $5っていうことの方が多いですよね。
ニュアンスとしては、5ドルになりますっていうのと5ドルですっていうのの違いじゃないかな。
日本語でも500円になりますっていうのと500円ですという違い。
でも多分、It's gonna be $5の方が自然な使われ方だということだと思います。
いい質問でしたね。ありがとうございます。
引き続き私も頑張っていきたいと思いますので、まきおにぎりさんもぜひお仕事を頑張ってください。
さて、この番組ではご感想やリクエストをお待ちしております。
感想やリクエストは日本語で構いません。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
Apple PodcastやSpotifyではレビューもできますので、こちらにもぜひレビューをお待ちしております。
Apple Podcastでは番組全体へのレビュー投稿ですが、Spotifyではエピソードごとのレビュー投稿もできますので、それぞれお好きな形でレビューを書いてもらえると嬉しいです。
それでは最後に今日のアレコレイングリッシュ。
アレコレイングリッシュはイングリッシュパートナーズの講師たちが出演をしておりまして、
こちらInstagram、YouTube、Facebook、TikTok、そしてXでご覧いただくことができるので、ぜひぜひフォローしていただけたら嬉しいなと思います。
今日お届けしたいのは、ネイティブが使わないビッグマウス。
これちょっとややこしいんですけど、ビッグマウス、和製英語っていうか横文字のものってどうしても英語なのではないかと思いがちなんですけど、
日本語で言うビッグマウスというのは、大口を叩いたりとかちょっとホラーを吹く人のことをビッグマウス、あの人ビッグマウスだよねとか言ったりするじゃないですか。
確かにこれを英語にするとビッグマウスにはなるんですけれども、それって単純に口が大きいってことなんですよ。
She has a big mouthって言ったら、口が大きいね彼女みたいな使い方なので、日本で言うビッグマウス、要は大口を叩いてるよねっていうふうに言いたければ、
She has a big mouthって言うと、実は2つの意味があって、物理的に口が本当に大きい人のことも言うけれど、
Have a big mouthで、おしゃべりなとか、口が軽い人のことを言うんですよね。
彼女は口が軽いから、私はもう何も伝えないよと言いたければ、
She has a big mouth so I won't tell her anythingというふうに使えるので、
She is a big mouthという使い方、isじゃなくて、have a big mouthで文法的には正しい。
けれど、その場合は大口を叩くとか、ホラーを吹く人のことではなく、
She has a big mouthだったらおしゃべりなとか、口が軽いという意味でした。
ぜひ頭に入れていただけたらと思います。
今日もレイニー先生の今日から役立つ英会話をお聞きくださりありがとうございました。
皆様とはまた来週金曜日にお目にかかりましょう。
ちょっと元気に言ってみました。
さあここでレイニー先生の活動を紹介させてください。
まずはレイニー先生が運営するオンライン英会話スクールイングリッシュパートナーズでは、
私たちと楽しく生きて英語を身につけたいという方を大募集。
無料体験レッスンも行っています。
また、英語を通してどなたかのお役に立ちたいという英会話講師も大募集。
オンラインレッスンなので、どちらにお住まいでもレッスンができます。
早朝レッスンや夜のレッスンができる方、海外在住の講師も募集しています。
詳しくはイングリッシュパートナーズでも検索してみてくださいね。
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