1. Recalog
  2. 183. 2024/03/02 夜を越えて再..
2024-03-02 00:00

183. 2024/03/02 夜を越えて再び動き出すSLIM ほか

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以下のようなトピックについて話をしました。

枕: 新型コロナワクチン接種証明書アプリ終了

1: Azure OpenAI Service On Your Data

2: 5G基地局コア機能をAWSクラウドで

3: ADRAS-J

4: Nova-C

5: SLIM


本ラジオはあくまで個人の見解であり現実のいかなる団体を代表するものではありません
ご理解頂ますようよろしくおねがいします

サマリー

新型コロナワクチン接種証明書アプリが3月末に終了し、マイクロソフトのAzureがOpenAI Service On Your Dataを発表しています。NTT DOCOMOはAWSを選定し、オープンランの商用展開を行っています。マイクロソフトのAzureの使いやすさやIT部門との連携が課題となっています。NTT DOCOMOは、Amazon Elastic Kubernetes Service Anywhereを活用して、5Gネットワークの運用を簡素化し、AWSとの連携により5Gオープンランの運用を支援しています。アストロスケールの商業デブリ状況実証衛星アドラスJが初期運用を終え、デブリに接近して近傍運用技術を実証し、長時間放置されたデブリの状況を撮影する世界初の試みが行われています。米民間企業の月着陸船ドバシが月面で撮影した新たな画像を公開し、月の夜を越えたSLIMの観測再開に成功しています。一部の観測機能が使用できなかったものの、着陸は成功し、観測の成果も得られています。2024年3月2日の夜に、宇宙探査機「スリム」が再び動き始め、夜を越えることに成功しています。民間グレードの部品の採用が増え、宇宙事業がより身近に感じられるようになっています。

新型コロナワクチン接種証明書アプリ終了
スピーカー 1
とうとう終わっちゃいますよ。 そうですね。終わってしまいますね。
スピーカー 2
何の話やって。新型コロナワクチン接種証明書アプリが3月末に終了ということで、もう長らくお疲れ様でしたって言ったところではあるんですけれども。
まあこのアプリ自体は、世界的な傾向として、新型コロナワクチンを打ってる人、打ってない人で、
扱いが異なるとか、そういったサービスシーンとかも見られたので、日本政府として公的なものを出しておいた方がいいでしょうという形で提供されたんですけれども、
実体では日本国内ではあまり活用はされてなくて、結果的には不要だったというアプリの部類ではあると思うんですけど、
必要な役割を果たし終わったということで、3月末終了って感じですかね。
スピーカー 1
そうですね。まあちゃんとクローズできるのも偉いんじゃないかなという気はしていますね。
スピーカー 2
そうですね。別にワクチン接種自体が終わったわけじゃないので、何か続ける理由を探せば続けられるとは思うんですけど、
スピーカー 1
ちゃんと終わりましょうとしているのは偉いことだと思います。
そうですね。確かにあんまり使わなかったかな。なんか1回、2回なんかで使ったような気がしたんですけど、そのくらいだったかな。
スピーカー 2
私の場合はですね、地域の市役所の方で過去に受けたワクチン接種履歴の検索とかができるようになっていて、
そっちで前回受けた日にちとか調べたりとかしていて、あんまり自分で別途こういう証明書を必要としたタイミングがなかったんですよね。
その市役所が出してるやつだけ見せれば十分みたいな感じで。だったんで、ちょっと私としては使う機会がなかったですね。
スピーカー 1
なるほど。まあ確かに。なんか証明書みたいなやつで十分だったっていう話は。
スピーカー 2
そうそう。なんか紙とか送られてきてたと思うんですけど、あの紙の本当にそのまま大本が登録されてるようなページがあって、そっちで十分だったって感じですね。
まあその辺は地方によってね、だいぶ差があった対応だと思うので、そういった意味でカバーしきれないところを国がカバーするという意味で非常に良い対応だったのかなと思いますね。
スピーカー 1
うん、なるほど。
スピーカー 2
はい、ということで。まあ世の中ね、回転数は上がっていっているので、いらないものはやめていって、いるものを新たに開発するリソースにどんどん回していくというのは、
新陳代謝的に必要なので、そういう新陳代謝の機能があるというデジタル帳に引き続き頑張ってもらいたいなといったところですかね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい、じゃあそんなもんで本編の方いきたいと思います。
スピーカー 1
はい。
Azure OpenAI Service On Your Data
スピーカー 2
1点目、Azure OpenAI Service On Your Dataということで、プレスリリースがマブリッキーから出ています。
マイクロソフトはGPT35ターボもしくはGPT4に任意のデータソースを指定することで、そのデータ内容を読み込み、質問に対して内容を基に回答できるようになる新機能、
Azure OpenAI On Your Dataが正式サービスとなったことを発表しました。
例えば、社内規約や社内マニュアルなどを読み込ませると、PCの修理を申し込むための社内手続はといったような、
汎用の知識だけしか持たない従来のGPTを答えられない質問にも回答できるようになります。
任意のドキュメントを読み込ませるための支援ツール、Azure AI Studioには、Azure OpenAI On Your DataでカスタマイズしたAIをチャットボットとして公開する機能も備わっています。
カスタマイズしたチャットAIのサービスを、社内や社外に簡単に公開できるようになります。
Azure OpenAI On Your Dataで読み込ませることができるデータソースは以下です。
ローカルファイル、URL、Azureのストレージサービス、Azureの検索エンジン、Azureのデータベースといった形になっています。
プレスとしてはそれだけなんですけれども、こちらのサービスが登場してきた一番の背景としては、
企業の中で生成AIを使おうという話に今年度になってきたわけですけれども、
一番やりたいことというのは、生成AIに企業の中の仕事をやってもらいましょうという話になりました。
企業の中の仕事をやってもらうには、企業の中の情報を知っていないとやってもらえないですよね。
ということで、企業の中のデータ、いわゆる社内データと言われるものを渡す必要があります。
どうやってその社内データを渡すのかといった中で、いろんな渡し方があるんですけれども、
それの利便性や渡し方の工夫というのがデータによってですとか、各社の施策だったりということで非常にばらつきが大きいところでした。
Azure としては、そういった状況で一旦汎用的な答えとして、Azure Open AI on Your Data というものを出すことによって、
ユーザーの、まずは社内データを使ったAIというものをどういうふうに使っていけるのかというのを試してみたいという需要に
簡単に答えられるような機能として発表してきたというのが今回の内容になっています。
一方で、ただそういったファイルを渡すだけでは、実際の仕事に対してやりたいことをやっていけないといったような実体験的な例も出てきていたりするので、
この Azure Open AI on Your Data で本当に期待している通りの解決ができるかどうかというのはまだいまいちなところはあると思うんですけれども、
一旦これで少し味見してみようが、みんないろいろできるようになった。
いわゆる技術の民主化の手助けとして大きな貢献をしているのかなということで、共有です。
スピーカー 1
良さそうですね、という感じですね。
それ以上の感想があまりない感じもあるんですけれども。
機能としては確かにすごく明日からでも使えそうという感じがして、すごく欲しいなという感じですね。
あとは会社が導入するだけという感じなので、全社導入していただきたいという感じですけれども。
スピーカー 2
Azure の方はやっぱりクラウドとしては各部門がやりづらいという側面はあったりするので、
ちょっとこういうのが出てきたからといって、じゃあ明日から始めようってできる会社がどれくらいあるかはすごく微妙なところではあるんですけれども。
Azure の場合はですね、 AWS とかと違って、自分の Windows OS との紐付けとかいろんなところの関連が強すぎてですね。
例えば Teams とか M365 にログインしたときの認証情報って Windows PC にも残ってたりするんですよね。
その認証情報を使ってアクセスすることで、いつもログインせずに簡単にアクセスできますよというのを、
Windows OS とクラウド側でシミュレースに連携しているというのが Azure のクラウドで行われていることなんですけれども。
今回のような AI 専用に自分たちのビジネス用に別の部分を作ろうってなったとき、
その Windows の中に入っている認証情報が邪魔して、もう一つの自分たちの環境の方にスイッチしにくいとか、
いろんな微妙な制約があったり、あとは会社の名前のドメインで登録されているような環境っていうのを複数個作ろうとすると、
マイクロソフト社の管理上困るっていうのがマイクロソフトから来たりとか、いろいろ導入の課題があって、
AWS ほど、じゃあすぐ明日から始めようが難しい環境ではあるので、
この辺の AI としての利便性が上がってくれるのはいいんだけれども、
一緒に Azure としての使いやすさ、クラウドとしての利用のしやすさっていうのも上がっていかないと、
すべての企業がすぐこの恩恵を受けられるというわけではない辺りがちょっと日本的には難しいかなって感じですかね。
スピーカー 1
でもそれなんか難しいですよね。どうなんでしょう。マイクロソフト側の努力でそれはなんとかなるもんなんですか。
スピーカー 2
難しい。マイクロソフト側の努力、努力なのかな。難しいですね。
基本的にマイクロソフトのスタンスとしては、各会社の IT 部、社内のマイクロソフトアカウントを管理している組織のテナントというか、
会社名のドメインの環境っていうのがあったら、その下にいろんな環境をきっちり分けて作れるというのがAzure のいいところで、
一つ環境が用意されていたらその中を細々切り分けて、その Azure クラウドというのを広げていけるというのがAzure のいいところとして打っている部分なんですよね。
ただ、日本の場合は管理している IT 部と現場の開発チームだったり部門というのがちょっと距離が離れていて、
そこの連携が組織的に難しいという事情が存在してしまっていて、なかなか進まないという日本の従来の IT 部との関連性が逆に足を引っ張っちゃっているところなので、
マイクロソフトというよりはこういうものが出てきたので、もうちょっと会社全体の最適化というのを改めて試行した方がいいのかなというのが、
日本のトラディショナルカンパニー的な欲求になってくるのかなと思いますけど。
スピーカー 1
そうですね。マイクロソフトの想定している会社の縦割りというか、
役割分担と日本企業の役割分担の仕組みがちょっと違うというのがあまり良くないところですねという感じなんで。
そうですね。
それをでも、そのためだけに会社の構成を変えるというのは結構コストだなという感じはありますけども。
スピーカー 2
そうですね。
よくあるのはティラシーの問題で、会社の中の IT 部としてはやはりなるべく安全方向に対応して、
セキュリティーインシデントが発生しないように自分たちで管理できる領域を明確化して、
その中でハンドリングできる範囲だったらまだ連携できるよというのが基本スタンスだと思うんですけれども。
そういうスタンスを貫き続けていると、こういう AI の話から遅れていってしまいかねないというのが外部イベントとして発生したので、
ポジティブに捉えたらそういう機会をチャンスにして、IT 部の中からとか声を上げる機会にしてもらうのがいいんじゃないかなと思いますけど。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
IT 部の中でもサンドボックス的なところと本当に守らなきゃいけないところを分けるとかね。
はいはい。
そういうところで、年度からずっと Azure が AWS とか一番トップのトップベンダーである AWS に対抗して
AI で噛みつこうとしているという話をしてきましたが、この辺もその一環で、
AWS ではまだまだこういった日本の会社によくあるローカルデータとかレガシーなファイル群というのを扱えるような仕掛けというのは出てきていないので、
これは一つまた日本企業には非常に刺さるニュースだったのかなと思います。
スピーカー 1
はい。使えるようになったら嬉しいですねという感じですね。
はい。
スピーカー 2
この件は以上で、次がですね、
NTT DOCOMOのオープンラン商用展開
スピーカー 2
AWS の公式のニュースです。
NTT DOCOMO 日本全国で展開する 5G 無線アクセスネットワークで AWS を選定ということで、
ちょっと内容は長いんですけど、回答のみながら読んでいきます。
AWS は NTT DOCOMO のオープンな 5G 無線アクセスネットワーク、オープンランの日本全国での商用展開に選定されたことを発表しました。
オープンランは無線接続を介してデバイスをネットワークに接続する役割を担う無線アクセスネットワークの革新を通じて、
オープンで仮想化された完全に走行運用可能なモバイルネットワークへと移行する取り組みです。
AWS はまたモバイル業界におけるオープンランの取り組みを世界的に推進する DOCOMO のサービスブランドである OREX にも参画します。
デジタル経済の進展に伴い、日本のモバイルトラフィックは過去10年間で15.4倍に増加しています。
生成AIなど先端技術の活用が広がる中、
通信事業者は人々の生活やビジネスに不可欠な携帯電話サービスの品質や信頼性を保ちながら、
5G ネットワークの展開コストを低減する必要に迫られています。
AWS は今後、DOCOMO がコンテナ管理ソフトウェアである Amazon Elastic Kubernetes Service Anywhere を同社の 5G オープンランに展開することで、
自動クラスター管理ツールにて 5G ネットワークの運用を簡素化し、
同社の 5G オープンランの運用を容易かつ最適化することを支援していきます。
Amazon EKS Anywhere により、通信事業者が 5G コアネットワークから運用及びビジネスサポートシステムまでの
エンドツーエンドでのネットワーク革新を進める際に、
AWS リージョン内の他の AWS サービスとのインテグレーションが容易になります。
AWS は DOCOMO による AWS を活用したハイブリッドクラウド環境で実行される 5G コアの開発も支援しています。
世界各地で気候変動に伴う自然災害が激甚化、頻発化する中、
通信事業者はネットワークの逼迫や障害というリスクに対処したいと考えています。
DOCOMO は 2022 年に AWS グラビジョンプロセッサーと
Amazon EKS を活用したハイブリッドクラウド環境における
クラウドネイティブな 5G コアソフトウェアの動作に関する技術検証を開始しました。
その後 1 年以内に検証環境において 5G コア消費電力を平均 72% 削減することに成功しているほか、
通信キャパシティが必要となった際や障害、自然災害時に DOCOMO のオンプレミス NFV インフラストラクチャーと
AWS 間のシームレスな切り替えを可能とする高度なキャリアグレードの冗長設計を完了しています。
さらに昨年、Amazon が提供する低軌道衛星ブロードバンドネットワークである
プロジェクトカイパーは DOCOMO を含む日本企業との戦略的提携を発表しました。
今後は産官部や当省部など、これまでサービス提供が難しかった地域や被災地などにおいて
カイパーと同社のネットワークを接続し、迅速なサービス提供についても検討を進めていく予定です。
ローカル5Gの展開
スピーカー 2
ということで、以前ローカル 5G と NTT DOCOMO、AWS みたいな話はチラッとしたかなと思うんですけれども
そういった技術検証を進む中で、正式に AWS が選定されたというニュースになっています。
どの辺りが今までやってきた NTT DOCOMO の範囲で、どこからが AWS になるのか
この提携によって次どうなっていくのかというのをざっくり説明します。
正しさが担保できているかどうかはわからないですが、説明すると
NTT DOCOMO としては、これまでノキアとの連携を通じて、いわゆる基地局の中のアプリケーションの開発を進めてきました。
電波塔の下にいる各無線端末、スマートフォンとかそういったものがつながってきた際に
その端末がどこに認証してどういうインターネットにつながるのかというような
そういった管理処理などのアプリケーションを通じて、いろんなところに転送されて
私たちはいつもどんな場所にいても柔軟に切り替えてインターネット接続ができるという環境が提供されていました。
この中でいう電波塔から一旦基地局の設備に入るまでは従来通りなんですけれども
その基地局設備と AWS のクラウドネットワークというのをつないでおいて
その基地局から実際どういうパケットをどう処理するのかというアプリケーションレベルの話については
AWS 上で行うと。これによって電波塔やつながってくるまでの経路さえあれば
サービスとしてキャリアサービスとしては展開し続けられるという状態が維持できますし
クラウド上にあって仮想化されているのでその規模を広げたり小さくしたり
またその可用性を担保するために別のリージョンに確保しておくとか
そういったようなさまざまな冗長化手段を取ることができるので
去年度やもっと前とかのいろいろあった障害 NTTドコモが1日2日使えなくなりましたとか
津波が来て電波塔が落ちてどうにもならなくなりましたみたいな話とか
そういった障害に対して十分な冗長性を担保することができますと
今後発生するところとしてはクラウド上にできた大規模な5Gコアアプリケーションというのは
ローカル5G個別の顧客向けだったり小さな地域単位といった際でも
そのコアアプリケーションを小規模化したものを展開すれば良いという形になるので
クラウドで検証していたそのアーキテクチャというのが
そのままローカル5Gにも転用していける可能性があります
そうなるとAWSとNTTドコモとしてはその仮想化を柔軟に活かしたローカル5G展開をすることで
より現場導入性を上げることができますし
ユーザーは個別の基地局の設備費という形ではなく
仮想化されたところの利用になるのでアップデートやハードウェア障害というのを
スピーカー 1
ローカル5Gの管理作業から外すことができますといったところで
スピーカー 2
顧客から運用しているドコモからその仮想サービスを提供しているAWSまで
参法良しな取り組みとなってくるだろうというのが想定される未来となっています
5Gの展開と国のインフラ
スピーカー 1
途中からちょっとわからなかったんですけど
この記事の内容は普通の5Gって言っていいのかな
そうですスマートフォンでつながっているアレです
AWSで強化してます連携強化してますよという話で
さっき最後に言ってたローカル5Gの話は
スマートフォンでつながる5Gと技術的には同じだから転用して使いやすいよという話
スピーカー 2
AWSとしてはローカル5G展開用のサービスというのは
世界では既に運用が始まっていて
AWSプライベート5Gというサービスを使ってそれに申し込むと
基地局セットが送られてきてそのままAWSが始められるみたいな
そんなサービスを展開していたりするんですが
日本でそのサービスはまだ展開されておらず
スピーカー 1
AWSとしてはベンダーを探している状態でした
スピーカー 2
今回このAWSとNTTドコモの連携というのがいいねとなった際には
そのままローカル5Gのベンダーと選ぶ方が
当然ドコモとしてもAWSとしても良い未来でしかないので
ほぼほぼ9割キューブそのローカル5Gの展開
AWSのサービスのメインベンダーとして
NTTドコモが選ばれるだろうという風に私が想定しているところです
スピーカー 1
なるほどね
まあいいんじゃないでしょうかという感じですけど
最近ドコモさんは普通に携帯の品質がかなり大変なことになっているという話も聞くので
ここら辺で巻き返してほしいなと思う
一方どうなんだろう
5Gの展開で今そもそも5Gの展開率があまり高くないというか
展開するのにかなりコストがかかっているイメージなので
そこを頑張るのは確かにいいんだけど
なかなか大変そうだなというか
さっとできるものでもないので
なかなか大変そうだなというイメージですね
そういう意味であれかな
ローカル5Gがもっと流行れば
いろんな導入コストが削減できて
削減というか安くなって展開しやすくなるのかなという気がしますけど
スピーカー 2
ローカル5Gがそもそもどこまで流行るかなという感じもあるので
スピーカー 1
なかなか難しそうですね
スピーカー 2
ローカル5Gは現状でいうと導入コストに見合わないというのが正直なところだと思います
ものすごい高い基地局設備費と環境工事コスト
あとはローカル5Gというこれまでにない独特な無線をどうやって運用するのかという
新規の現場学習コスト等々を考えると
導入実現性がまだ低いというふうに見るのが
世の中の一般的な視点かなと思います
この活動を通じて良くなるところは
その基地局の設備導入費というのが
初回コストではなくて継続運用費みたいな形で
定額を払っていく形になります
ということで初期投資費を比較的低く抑えられる
ような形に変わっていくんじゃないかなとは思うんですが
依然としてその継続利用費が高いじゃんという話になってくると思うので
もう少しローカル5Gとはいつつも
地域単位で利用するとか複数の事業者で利用するような
そういった世界も作っていかなければならないなといった話と
そもそも5Gの電波塔や基地局の展開というのが
各キャリア3社の自分たちの持っている財力と展開力では
なかなか網羅性が上がらないという状態に対して
国の中の光ファイバを全国に広めるような
国としてのインフラ事業として発注されている
NTT4の中でやっている事業の部分に
キャリアが展開するんじゃなくて
5Gの電波塔とかも全部そういった国のインフラの一つとして
みなして展開しキャリア3社はそのインフラを利用する利用費を払って
そこでアプリケーションとしてサービスを展開するような形に
変えるべきではないかというような議論も出てきつつあるので
もしそうなればこのAWSを含めたインフラというのは
もう公共のものになってその中でどの事業者というか
プロバイダーキャリアがサービスを展開するかという形になり
その上で利用するエンドユーザーとしては
比較的費用を抑えられる可能性も出てくるかなと思います
スピーカー 1
確かにそれは良さそうですけど
戦略の一環として国が整えるってのはありなのか
なんかすごい…なんていうのかな
ローカル5Gって言っても各社エイタイカトク微妙に違うから
そこの調整が難しそうだなと聞きながら思ってたんですけど
導入したらこれじゃないみたいな感じになる
スピーカー 2
あると思いますけど
このニュースで言われている課題の発端が国の課題じゃないですか
自然災害の激甚化とか地方の課題でもありますけど
その課題解決の目指す先として
企業の事情努力や競争によって地域に優位さが生じて
結果的にこの自然災害に対するリスクヘッジ力が下がるというのは
国としては避けたいんじゃないですかね法制としてでも
スピーカー 1
生命インフラですよ国がだから整えますよっていうことの一環として提供する
スピーカー 2
そうですね
いきなり多分国としてこのAWS NTTドコモを採用しますって
言い切るのは流石に癒着が過ぎるという表現はあるか
実績がなさすぎるのと本当に頼れるのかわからないといったところで
見定めているところがあると思っていて
そもそもAWS自体が国内企業ではないといったところで
国内の生命インフラをどこまで任せられるのかみたいなところも含めて
あると思うので
今はまだNTTドコモとAWSの何らかの取り組みとして位置づけてますけど
将来的にはそこまで持ち上げたいんじゃないかなとは思っています
スピーカー 1
まあ確かに需要というか要求はあるよねっていう感じはするけど
どうなんだろう現状の4Gとか3Gも結局のところ
NTTっていう国営だったところが普通の企業になったところが運営しているわけで
また国営にするっていうのはスタンスを戻すなという感じがあるというのと
どうなんだろうなっていうのと
今メタル回線がもうおしまいですっていう話になっていて
そうなんだよね
スピーカー 2
法整備が逆のことも起きてて確かに本当になんかもやもやするところで
今おっしゃった通りNTT4の回線で今メタルの領域を逆に国の運用から外すみたいな話が出てるから
スピーカー 1
どうなんじゃろいって感じはするけど
スピーカー 2
確かにメタル赤字垂れ流しっていうのはわかるから
スピーカー 1
もっと使いやすいところに集中してそっちを国として押し出すっていうのはなくはないだろうけど
本当にそううまくいくのかなという感じがしてますね肌から見ると
スピーカー 2
それは私も非常に共感するところで
生命インフラとして考えるんだったら一つだけで行こうみたいなのはリスクが高すぎるので
メタルとこの無線ネットワーク両方必要な生命インフラとして
うまくそのインフラとアプリケーションレベルを分けて
国の範囲とそのビジネスの範囲を分けていくような
スピーカー 1
そういう世界を作っとかないといけないと思うんですけどね
もう一つ
スピーカー 2
その辺りはすみません私も法律の専門家じゃなくて
なんかわからない
スピーカー 1
そうですねどういう青写真描いているのかっていうのがまだちょっと勉強不足なので
スピーカー 2
そうですね
NTT法については肌からあんまり知識ない側から見ると
なぜ必要なのかがあんまりピンときてないので
スピーカー 1
その辺はまた勉強して話せるところがあれば共有したいと思います
スピーカー 2
私からは以上で次お願いします
アドラスJの初期運用
スピーカー 1
宇宙ビルさんの記事で
アストロスケール実証衛星アドラスJデブリへの接近を開始
世界初の試みというタイトルの記事です
宇宙ゴミの状況を調べるために打ち上げた
アストロスケールの商業デブリ状況実証衛星アドラスJが
初期運用を終え
日本時間2月22日午後8時ごろ対象となるデブリへの接近を開始した
ミッションの対象となるデブリは
2009年に打ち上げられたロケットH-2Aの第2弾であり
全長は約11メートル直径は約4メートル重量は約3トン
対象デブリに接近して近傍運用技術を実証し
長時間放置された対象の運用や損傷劣化といった状況を撮影する
アドラスJは実際のデブリに安全に接近して
デブリの状況を明確に調査する
世界初の試みになる
アドラスJはまず地震に搭載するセンサーで
測位情報と地上からの観測値などの情報を基にした絶対広報で
推進機スラスターでデブリに接近する
その後数キロメートルまでは可視光カメラで接近
赤外線カメラに切り替えて数百メートルまで接近する
その後はレーザーで距離や形などを検索するライダーで近づく
可視光カメラから赤外線カメラライダーといったセンサーをシームレスに切り替える必要がある
こうした流れも難易度の高いものであり
運用者は高速で移動しながら望遠鏡・双眼鏡・虫眼鏡を切り替えるイメージと説明している
運用が終了した衛星などのデブリは
自らの位置情報を発信しない非協力物体であり
外気や寸法などの情報が限られ
位置データや姿勢制御などの協力が得られない
そのため劣化状況や回転など
実際の軌道上での衛星の状態を把握しながら
安全にRPOを実施することは
デブリ除去を含む軌道上サービスの重要な基盤になる
アドラスJは相対的に自らの位置を制御するための
斜め向きの8本のスラスターと
効果的に大きな推力で大きく軌道を変更するための
まっすぐな4本のスラスターを使い分けることで
ダイナミックかつ繊細な動きが可能という
本体サイズは約830×810×1200mm
デブリの接近と観測
スピーカー 1
重量は150kg
アストロスケールはデブリ除去などの実証実験を目指す
宇宙航空研究開発機構JAXAの
商業デブリ除去実証プロジェクトの
フェーズ1の契約相手方として選定され
アドラスJを開発している
今回のミッションが成功すれば
実際にデブリを捕獲して大気圏に再突入させる
CRD2のフェーズ2実施の足掛かりとなるということです
ということでこのラジオでも
時々話にあだわっているスペースデブリの
除去のための技術検証の
第一段階としての衛星が打ち上げられましたよという話で
スピーカー 1
昔から話はあったんですけど
最近各国を活発に開発していて
日本もそれの流れでやりますよということで
まず近づいて観測するところまでかな
こいつができるのというところをやりますよという話です
無事に打ち上げられて接近も今進めているようなので
そのうち結果が出てくるんじゃないかというところで
今のところ順調ですねというところでの紹介です
スピーカー 2
もう素晴らしくいいですねという感じで
本当にアストラスケールさん自体がこういうことに取り組もうと
言ってから結構な年数を渡っている認識があって
5年くらい前にはもう話として上がってたと思うので
スピーカー 1
そうですね
デブリ除去の基盤となる衛星
スピーカー 2
ようやくフェーズ1に着手できたということで
非常に喜ばしいと思いますね
スピーカー 1
そうですね
実際どのくらい需要があるかというのもあったりすると思うので
最終的な形態がそのデブリ除去形態が
どういう感じになるのかというのもあると思うんですけど
スピーカー 2
まずは接近して観測するという話
そうですねミイラ取りがミイラになるんじゃないけど
結局デブリを増やす形にならないようにしなきゃいけないので
気になるのはこういうRPを近傍観察っていうのを
どれくらい何回くらい続けられるのかって言ったところなのかなと思っていて
何回くらい何年くらいって言ったほうがいいのかな
そのデブリ除去を最終的にやる手段がまたフェーズ2で
起こうとしてつくとして
いずれにせよその対象のデブリにある程度近づいて
処理するという行動原理自体は変わらないから
今回近傍運用というかそういった観察にとどめて
実際の除去まではやらないっていうところにとどめてると思っていて
じゃあその近づく接近するみたいなスラスターの運用が
打ち上げコストそのデブリ除去設備を打ち上げるコストと
運用期間が十分に担保できないと難しいと思うので
今回はH2Aの一部だけが対象のデブリのようですけれども
その後もどれくらい動けるのかとか
そういった情報もちょっと注目しておきたいなと思います
スピーカー 1
まあまあそうですね
コスト費用対効果的な話をすると
なかなか難しいものがありそうだなというのはあって
大抵はいわゆるゴミなわけで
それに対して何百億もかけて除去装置を打ち上げるのは
果たして費用対効果に合うのかどうかという話はありますけど
まあなんでしょうね
そのスペースデブリが分解してばらけてしまったら
最悪除去機能を持たないというか
本チャンで観測衛星がしたかった衛星にぶつかってしまったら
そのゴミがそれこそ何百億の損だったりするので
それを考えるとペイしようと思えばペイできるのかなという感じがしますけど
まあどっちにしろでもそうですね
できるだけコストを下げたいという要求もあると思いますので
それを含めて今回のそういう多様なセンサーを使っていって
実証実験的にどういうメリットを実際実運用上どういう結果が得られるか
というのを含めて
例えばこのセンサー使い勝手良かったら
このセンサーだけでやろうみたいな話もなるかもしれないですし
そういうところを含めて検証していくところができているということだけで
まずはいいんじゃないのかなというところだと思いますね
あとそうですね
今回の2段目はかなりデカめのスペースデブリだと思うので
ロケットの第2弾そのまま丸々という感じなので
そういう意味では接近しやすいんじゃないのかなという感じはしていて
下手するとネジ1本みたいなランクにもなりかねなくて
そうするとなかなか接近はできるけど何ていうのかな
それこそ費用代効果の話が出るかなという感じもありますので
スピーカー 2
大きめのサンプルに関してはこういう対処法になるかなというところでまず話し合うのかなと思います
基本的にデブリの大きさとリスクは比例するんですかね
スピーカー 1
そうとも言えないのかな
衛星にぶつかった時のダメージといえばネジ1本でもダメだと思いますけど
そうなんだじゃあちょっと難しい議論になっちゃうね
と思いますけど大きいゴミは何かしらの要因でバラけた時に小さいゴミになるので
大きいうちに落としちゃえっていう話はすごく優先度が高いと思いますね
スピーカー 2
確かに確かに
スピーカー 1
というのと小さいゴミは小さいエネルギーで回収できるんですけど
大きいゴミは大きいエネルギーを使わないと回収というか軌道を変えられないので
そういう意味で大きいゴミの方が処理にエネルギーがかかるという話もあるんじゃないかとは思いますけどね
スピーカー 2
あとちょっと気になってたのが大きさとして
830×810×1200っていうサイズですけど
このサイズっていうのは結構相乗りしやすいサイズなんですか?
このためにちゃんとロケットを打ち上げなきゃいけない規模なのか
メインの衛星打ち上げに便乗できる大きさなのかがいまいち分かってなくて
大きすぎるとも小さすぎるとも言えないサイズ感に見えてて
スピーカー 1
どうなんだろう?
相乗り…相乗り…相乗り…
ちょっと厳しい
端っこにちゃんと乗せればいいっていうレベルのサイズ感ではないですけど
相乗りしようと思えば相乗りできるサイズ感ではあるかな
スピーカー 2
その辺のギリギリな感じですかね
デブリ除去の頻度というか
基本的にはメインで打ち上げるロケットの本数と
もっと民間需要や国の需要に応える意味で
スピーカー 1
ゴミが増える方が多いじゃないですか当然
スピーカー 2
こういったデブリ除去装置っていうのが相乗りできるサイズみたいなところに収まってないと
打ち上げ機会が得にくいなと思って
スピーカー 1
このサイズ感が妥当なのかどうかみたいなところがちょっと気になっただけです
どうなんでしょうね
どういう運用になるかちょっと私もわかんないんですけど
マジでデブリ除去というサービスが本格化するとしたら
それ一本でロケット打ち上げても全然ペイできるデブリになると思いますよ
要はこいつというかデブリ除去ロボットを30台一括で打ち上げるとかね
そうかそうかそういうやり方が
メインになるレベルだと思うかなと思いますけどね
そうですね
スピーカー 2
下手になったら
数機だけ開けてそれを頑張ってスラスラ吹かせて運用して続けるよりも
一気に打ち上げてミッション決めて一気に落とし切るっていうのを
1年2年くらいかけてやり切った方が絶対いいですね
スピーカー 1
いいんじゃないかなと思います
下手にメインの衛星の投入軌道の邪魔しても仕方がないかなと思いますし
スピーカー 2
そうかそうかそうですね確かに
デブリを落とし終わった後はこいつが本来の業務の邪魔にならないように
ちょっと役目を終えて帰ってこないといけない
帰ってくるというか終了しないといけない
スピーカー 1
どかないといけないかと思うしなというところではありますかね
スピーカー 2
確かに確かに
なるほどありがとうございます
スピーカー 1
はい
そうですねという感じなので
今後にこの機体かなという感じですというところで1本目のおしまいです
広告が出る
全面広告聞けないんですけど
ソライさんの記事です
ドバシの月面撮影と着陸船の詳細
スピーカー 1
米民間企業の月着陸船ドバシ月面で撮影された新たな画像を公開着陸時の詳細も判明というタイトルの記事になります
アメリカの民間企業インティニティブマシーンズとアメリカ航空宇宙局NASAは
日本時間2024年2月29日
インティニティブマシーンズの月着陸ミッションIM-1の着陸船ドバシが月面で撮影した新たな画像を公開しました
同日に開催されたテレカンファレンスでは着陸時のより詳しい状況が語られています
IM-1はインティニティブマシーンズ初の月着陸ミッションで
着陸船ドバシにはアメリカ航空宇宙局の商業月輸送サービスCLIPSの下で選定された6つのペイロードと
民間の6つのペイロード合計12のペイロードが搭載されています
IM-1ミッションのドバシは2024年2月15日にスペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられた後
23日8時24分に月面着陸することに成功しました
アメリカとしては1972年12月に実施されたアポロ17号以来約51年2ヶ月ぶり
民間としては世界初の月面着陸かっこ何着陸になりますと
ただ計画を上回る速度で設置したとみられるドバシの機体は
着陸後に傾き月面で横転していることが明らかになっていますということで
ちょっとかいつまんでもしてもらいますと
撮影されたカメラの画像を見ると
機体の上部から下部を見下ろすような角度で設置されているカメラの視野に月の地平線が映っていることが分かりましたと
要は横向いてるねってことが確認されていますと
詳しい状況を確認した結果
そもそも着陸するときに高度測定データを観測する
ドップラーライダーというの
レーザー距離計が使用できないことが判明していたため
精密着陸技術の実証用ペイロートとして搭載されていた
ドップラーレーダーをナビゲーションシステムに組み込むためのソフトウェアは急遽開発して着陸を行われたと説明されていました
特感で作りましたという感じなんですけど
実はそのドップラーレーダーのデータが有効であることをソフトウェアに示すフラグが見落とされていたため
実は使えてなかったということが判明していて
実際に使用できたのは感星計測装置と光学ナビゲーションのデータのみだったことが今回で明らかにされました
特感で作ったけど使えませんでしたという話で
自分のセンサーだけで使えていました
その結果実際の高度よりも高い位置を飛行しているとナビゲーションシステムが判断したまま
私は着陸地点から約1.5m手前の高地に計画を守る速度で設置することになってしまった模様です
設置時の衝撃で少なくとも1本の着陸脚が損傷したものの
着陸時の状況とペイロードの搭載
スピーカー 1
エンジンが噴出し続けていたおかげで機体は着陸した状態をしばらくキープすることができ
エンジンの出力が低下するにつれて穏やかに横転したものとみられています
ヘリエムタンクなど機体外装の部品が月面に設置したことで
伸ばし位は軽度12度の表面に対して約30度の角度で安定することになりました
CTOのティム・クレイン氏は他のシステムの動作状況を基に
もしもレーザー距離計が作動していれば我々は完璧な着陸ができたでしょうと語っています
またNDLを含むNASの6つのペイロードは全て動作し
ランドロードしたデータを分析する準備が進められています
クリプスのプロジェクトサイエンティストを務めるNASのスーレディラ氏は
全てのペイロードが一定の目標を達成していますと語っています
一方でNAS以外のペイロードの一つとして搭載されていた
エンブリー・リトル航空大学のセルフィー機、撮影用小型機、イーグルカムは
2月28日早くに放出されていた伸ばし位から約4m離れた場所に着陸したものの
カメラもしくは着陸船と通信するためのWi-Fi信号が正しく動作していない可能性があると述べており
セルフィー撮影には失敗した可能性があります
イーグルカムは高度30mで放出された後に着陸する伸ばし位を撮影する予定でしたが
レーダー距離計の代わりにドプラレーダーを使用することになったため放出が見送られていました
なお伸ばし位の着陸地点では夜が近づいており
既に太陽電池パネルの一つに太陽光が当たらなくなっていることから
IM-1ミッションは終盤を迎えています
インテリティブマシーンズは伸ばし位の電子機器やバッテリーが寒さに耐えて
月の夜を起こすことができた場合に備えて
2、3週間以内に行使を試みるということです
まず民間初の単着陸成功おめでとうございますということで
世界初の海峡が更新されましたということです
アメリカとしてもかなり久しぶりというか半世紀ぶりなんですけど
着陸しまして月バブルが再来しておりますという感じです
ただいろいろ頑張って単着陸には成功したんですけど
こけてしまいましたという話でスリム君と同じような状況になっています
ちょっと状況がまた違うのが面白いところで
その高度計が使えなくて地面の高度を見合わやったっていうのは
Hakuto Rと同じような感じだったんですけど
今回は地面が高すぎて着陸成功したという
スピーカー 2
良かったのか悪かったのかという感じでこれもまた面白いところ
観測データと着陸の結果
スピーカー 2
面白いというかすごくもやもやしますね
日本人としてはHakuto Rと同じ小僧になってんじゃんっていう気持ちで聞いてたら
こっちは着陸成功として報じられてしまって
うーんというもやもや感がありますね
スピーカー 1
まあそこら辺はありますねとは言いますけど
着陸成功は着陸成功区でそのHakuto Rとは状況が違うのっていうのがあって
スピーカー 2
まあもちろんそこは違うんですけどね
スピーカー 1
そうですねまあそこら辺もなんだろうな
まあある意味なんだろうな腕の見せ所の一部だったのかもしれないというか
予想外の状況が発生したときに
Hakuto Rは着陸ポイント的にクレーターの縁を超えてしまって
地面が遠のくところを移動しながら降りてしまったっていうのが問題だったのが一つだったと思ったので
もしそこがより平面になるようなコースを取っていたらもしかしたら成功したかもしれないと
スピーカー 2
まあ確かに確かに
スピーカー 1
そういうのも含めると偶然の結果ではあるとはいえ
なかなかそこまで考えるのも大変なんだけど
そこまで考えた方が生存確率が上がるなみたいなそういう話が
スピーカー 2
得られるなというところもありますねと
スピーカー 1
で足を下りつつ頑張って着陸してくれたのですけれども
横倒しになっていてこれもスリム君と一緒なんですけど
アンテナが地球の方を向いていないので電波がめちゃくちゃ弱いとか
太陽光パネルが思ったより電力を発電してくれてないとか
いろいろゴタゴタがありつつ着陸が成功して観測機器がある一定の成果を出力してくれている
それを受信できているというところまで確認できているので成功ということで
今頑張ってますという感じですね
今日あたりでも多分でも日没になっちゃったので一旦おしまいかなという感じですね
スピーカー 2
民間としての世界初ということでそれは実際は大変素晴らしいことだと思いますし
またハクターRも頑張って追従してもらいたいなと思って
ハイスペースさんのところを見ていきましたけど
まだちょっと次の予定は立ってないところだと思うので頑張ってほしいなというところと
やっぱり横転してしまうというのはどうしても起き得ることだという前提で
いかに柔軟な着陸ができるかという
以前スリムとかで話をいただいたような
いろんな着陸体制を想定できるような仕掛けというのも
また今後の重要な開発になってくるのかなというのが今回聞いてでも思ったところですね
スピーカー 1
そうですねなかなかそれも難しいなというのもあって
今回着陸が成功した直後に何か横転してるんじゃないかという話はあって
直後というか観測データを見る限り
この詳しい話が出る前は受信が単純に高すぎたからこけてるんじゃないかみたいな話もあったんですよね
軽車値に着陸してしまってと思ってたんですけど
実は足がそもそも降りてたって話になって
このレベルになるとなかなか何があっても着陸できるレベルっていうのを想定を超えているなという感じなので
なかなか難しいなという感じですね
スピーカー 2
そもそも足で降りるんじゃなくて胴体着陸を前提として
その後のバッテリー駆動で太陽光の位置とか電波の向きを調節できるように着陸後に動かして
また夜を越えられるような体勢を目指すみたいな
そういった世界とかできないものなんですかね
スピーカー 1
まあ確かにどちらかというとそれはローバーみたいな発想かなという
仮想という感じで
ありはありなんですけども
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やっぱ重たすぎるのかな本体が
スピーカー 1
気候が増えるんでそれをやるんだったらやっぱりローバーみたいに
移動して観測するということをミッションに含めるべきだなという感じはありつつ
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動力を持っちゃうという時点でそこまでのことをするんだったらもっと別のことになっちゃう
スピーカー 1
ありつつそもそもローバーを着陸させるというのはかなり難易度が高いんで
ローバーとは別の装置で一回着陸した後ローバーを出すみたいなシステムとかが多いので
そもそも何着陸ができていないという現状から言うとちょっとミッション難易度が高すぎるかなという印象がありますね
スピーカー 2
あとはローバーに起こしに来てもらうとか
スピーカー 1
起こすためのローバーが必要ですからそれはという感じなんで
スピーカー 2
ローバーを空中で展開して後から来てもらって起こす
スピーカー 1
そうですねなのでそういう意味では
こけたとってある程度の成果は得られているという意味では成功は成功なので
100点を求めるという意味ではまだ改善の余地はありつつも
この失敗のために機構を増やすというのもちょっと過剰な見込みすぎるかなという感じはちょっとあるかなと個人的には思います
スピーカー 2
基本的に見直すべきは折り方や測定器の改善センサシング能力の改善といったところをまずは頑張るべきという感じなんですかね
スピーカー 1
そもそもそうですねそもそも使えたい機能が使えてなかったという話があるので
それがちゃんと使えてなかったことを改善すべきでないと機能を増やしたところでそれも使えない可能性もあるといえばそうなのかなというところで
そもそもレーザー速位系とバックアップではですらなかったんですけどプラレーダー系がうまく接続できなかった
あたりを今後の改善策とするのがまず成功法かなと思います
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はい了解です
スピーカー 1
以上ですというところで最後テックプラスさんの記事になります
JAXAの月探査機スリム月の夜を越えることに成功観測再開へというタイトルの記事になります
宇宙航空研究開発機構JAXAは24年2月26日月面に着陸した探査機小型月着陸実証機スリムについて月の夜を越える越夜に成功したと発表した
スリムは着陸地点が日没を迎え太陽電池に太陽光が当たらなくなったため1月31日から冬眠状態にあった
越夜を想定した設計ではなっていないものの無事に眠りから覚め運用再開を果たした
運用チームはさらなる観測の可能性にワクワクしていますと期待を語っています
ということでちょっと斜め読みしますけど
1月28日に日差しの角度が変わり太陽電池による発電ができるようになったことから運用を再開したんですけども
31日なので28日29日33日4日間ですね観測してて着陸地点が日没を迎えたことで冬眠状態に入りましたと
スリムの再起動
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月は昼と夜を14日ごとに繰り返してまして月の昼の温度は100度を超え夜は-180度まで下がると
この温度差に耐え夜を無事に越える越夜は難しくスリムはそもそも越夜はできる月にはなっていないので再度復活できるかどうかは未知数でしたと
ところが2月25日の夜運用チームがスリムにコマンドを送信したところ応答があったとし
通信機能を維持しての月面での越夜に成功したと発表しましたと
この時は通信機能速度温度が非常に高かったことから短時間の運用のみで通信を終了したものの
26日は後方カメラで月面の撮像に成功しカメラ通信機能が正常であることが確認されたと
また観測を行うためのマルチバンド分光カメラによる観測の準備も進めており
前回見えなかった部分を撮像する後はコマンドを作っているということになっているんですけども
ここら辺はちょっと情報がアップデートありましてマルチバンド分光カメラは
起動には成功したんですけども分光状態で撮るという制御がうまくいかなかったらしくて
そこの追加の科学データは得られなかったという状況になっていますと
今日だっけ昨日だっけあたりにもう一回また夜が来てしまったんで
また一旦透明状態に落としましたという情報になっています
なので運が良ければまた半月後に起動できる可能性があるという状況になっていますと
とりあえずここまでですかね
えつやについての詳しい情報も載っているので記事の方読んでもらおうと思いますという感じです
以上です
スピーカー 2
めっちゃすごくない
スピーカー 1
まあそうですね
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なんか普通に読みましたけどものすごくないですかこれ
これ世界初じゃないの
スピーカー 1
えっとねえ
えつや自体は結構できているところもあるんですけど
基本的に普通えつやをするときは
その透明状態でも凍りつかないように
ヒーターみたいなやつとか
そうですねヒーターかな
を抱えているっていうのは普通なんですよね
スピーカー 2
そういうのがなく良い状態でえつやしたっていうのは確か1機か2機ぐらいだったような気がしていますと
そうっすよね
なんかひたすらすごいすごいとしか言いようがないんだけど
これそもそもなんか全然なんでできたのっていう感の方が強くて
ワクワクもするし日本の技術力すげえっていう気持ちにはすごくなってるんですけど
できるはずなくねっていう感も頭の中にあって
ヒーターなしで集積回路ってそんな温まったら復活するもんでしたっけ
普通にシリコン崩壊してそうですけど
シリコン崩壊というよりはハンダとかの熱収縮率の差のギャップの吸収できなかった部分によるクラックとかが多いと思うんですけど
スピーカー 1
まあそれはあるんですけど
技術力がすごいっていうのはちょっと言い過ぎかな個人的には思っていて
スピーカー 2
何がすごかったんですかこれ
何がすごくてえつやできたのかがいまいち分かってない
スピーカー 1
個人的にはちゃんと作ってたらえつやできてしまったという方が正しいかなと個人的には思いますけどね
スピーカー 2
その採用するチップがそもそも宇宙に耐えられるようにバスの幅とか設計されている専用のチップ群だと思うんですけど
そういったものが設計通り実装されていればそれはえつやに耐えられる性能がそもそもあったという話ですか
スピーカー 1
いやえつや用の使用設計はしてないという話になっているのでそうではないですね
ただ宇宙という過酷な環境で壊れずにミッションを達成するという目的なもとを信頼性のある製造をした結果としてえつやができてしまったのでという話じゃないかなと思っています
まあそういう意味で
それの設計力っていうのはどこにあったんですか
まあ過去の世間とかもあるとは思いますけど
ただ今回えつやができたからヒーターを抱えずにえつやをするできるじゃんと言ってしまうのはちょっと個人的には
たまたまうまくいったことに対してじゃあ次回からもやってねっていう感じなので言い過ぎかだと思っています
あーなるほどね
できたじゃんってたまたまそれうまくいっただけじゃんっていう話なのでえつやをするんだったら個人的にはちゃんとヒーターを抱えるなり
ちょっと裏で調べたんですけど昔できてたやつもあってそれはただ外部に熱が包囲しないよう寒い時でも自分の中で熱を保てるように徹底的な断熱構造をとっていたみたいな話があるらしいので
そういう構造をとるなりちゃんとすべきそういう設計をすべきだと思いますという話ですね
ただ今回できたという結果はあるのでどのぐらいグレードを下げてもできるかという話になるのかもしれないですけど
まあそれもまた難しいたまたま動いてたけどクラックは入ったとか全然ある話なので中身開けて見ることもできない現状
スリムグレードでいいじゃんという話にするのはちょっと飛躍しすぎだなと思います
スピーカー 2
それはわかりますわかります
なんか製品の対応温度マイナスか20から60度ってなってて80度になっても動いたけどって言ってるのと一緒ってことですか
スピーカー 1
そういう話そういう話それは安全率考えて動くかもしれんけどみたいな話
スピーカー 2
そうですよね結局もともとの安全率の中に入れるための仕掛けっていうのは入れとかないと結局ここまで来た時のエツヤが実際にうまくいかなかった
エツヤを目的とした時にうまくいかなかったっていうことの損失の方が大きいんだからちゃんとそこは設計しましょうよという
スピーカー 1
そういう話やなあと思いますね
それはその通りだと思いますね
今回なんか頭からひっくり返ってたおかげで熱収支が良くなってた可能性とかもあるらしいので
スピーカー 2
面白いなそれは
スピーカー 1
結構やっぱり大気はないので熱が出ていくのって地面からが大きいらしいんですよね
ひっくり返っているので地面に対する投射角というか設置部分が少なくなってて実は良かったかもしれないとか
そういう話もあるらしくてちょっと検証未検証な情報ですけど
そういうのも含めて今後のためになるデータはいられているかもしれないのでそこは面白いところだと思いますけど
スピーカー 2
そうですねエーツエア号に復帰した時の温度とかその辺のロギングが走っているのであれば
そういうデータは非常に面白いでしょうね
スピーカー 1
いいと思いますとさっき言ってたマイナス180度になるとかも結構衛星で結構定点的に観測しているデータから得られた結果らしいんですけど
地面で実際に取ったデータみたいな精密なデータはやっぱりあまりないらしいので
スピーカー 2
赤外線とかの外部観測データってことですかね
スピーカー 1
そういう感じかな
スピーカー 2
そういう意味でも良いデータが得られたのかなという気はしますので今後に使えると嬉しいんじゃないかなと思いますと
スピーカー 1
いいですねいいですね
スピーカー 2
はいという感じなのでまた半月後起動してくれると嬉しいなぁとワクワクしながら待っているところであります
チップを開発してた人たちとかはすごく嬉しいんじゃないですかね
宇宙に行く時の冗長設計すごくここまでせんといけんのかよみたいな気持ちで取り組んできてた人それなりにいると思うんですけど
やっぱりいるわーって気持ちになる良いニュースかなと思います
スピーカー 1
まあそうですねまあいるわーというのはありつつ
スピーカー 2
安全率を見たおかげでこういうことが起きるんだったらもう全然頑張るよって気持ちになるけどな
スピーカー 1
プラスアルファ取れるって話はあるのでね
スピーカー 2
ごめんごめんどうぞ
民間グレードの採用
スピーカー 2
最近JAXAは民間グレードの部品を多用するっていうのを進めているので
スピーカー 1
そういう話はそういう話だと思いますけど
ちなみにそのソラキューもなんか本当かどうかはちょっとわかんないですけど
ソラキューのガソセンサーってガチであのおもちゃ出てるのと全く同じものが使われているらしいみたいな話もあって
スピーカー 2
お家にあるソラキューのカメラ宇宙に行ってますよという夢のある話もあったりするらしいので
スピーカー 1
そういう意味でも民間グレードでも動くものは動くとは思いますし
どこまで求めるかっていうのは難しいところであると思いますね
スピーカー 2
考え方というか受け止め方だけの話として聞いてみたいんだけど
民間グレードの採用さっきのカメラガソセンサーもそうだけど
っていうものをその宇宙のところでも採用してたりとかこうやって実用が増えてるっていうのは
宇宙の環境っていうのはこれくらい厳しいからということで
定義された厳しさが実際にはそこまで厳しくない運用ができそう
月に行くくらいだったらっていう条件付きかもしれないですけど
そういう話なのか民間グレードのやっぱり品質がどんどんどんどん上がっているからなのか
スピーカー 1
なんかどういう要素なんですかねどう捉えといたらいいんですか
衛星をコスパよく打ち上げるために使ってそのギリギリを攻めているというのが
スピーカー 2
正しいんじゃないかなと個人的には思いますけどね
戦慄を今までかなりちゃんととってたところから
もう少しリスクをとってもいいんじゃないかという判断になっているだけ
民間レベルの採用についてだけで言えば
スピーカー 1
かなという感じもあって
確かに開発してないんで外から見た話ですけど
確かに宇宙の環境っていうのが実際どんなもんかっていう情報が積み上がってきているんで
ギリギリを攻められるようになってきていますというのもあったりするし
民間グレードを選定するにあたって
ただ民間グレードだけど選別はしたりするので
100個買ってきていいやつ1個使うみたいなことをしてたりもするので
そういう方法をとっても
安くなって性能が出るのであればそれでいいと
わざわざ宇宙グレードを別注で設計してもらうより
全然コスパが良くて性能が出るのでそれでいいよねという
それも市場に流れているものをピックした結果としての実力が持っているという
知見が得られてきているという話もあると思いますし
両方かなとは思いますけどね
スピーカー 2
じゃあ結構
宇宙事業の変化
スピーカー 2
宇宙に関わっていないエンジニアたちでも
自分たちの民営製品レベルの品質を維持しとけば
こういったところの採用がポロッと普通に生まれてくるかもしれないという時代になりつつあるという感じですかね
スピーカー 1
そうですね
それを期待して作るものではないと思います
スピーカー 2
もちろんもちろん
そうじゃないけど
そういうことがあり得るという話自体は嬉しいじゃないですか
感覚的には草野球をやっている人たちが
スピーカー 1
プロ野球チームにスカウトされるみたいな気持ちになるというか
民間グレードでも草野球というよりは
社会人野球ぐらいの性能があると思いますけど
スピーカー 2
表現が悪かったです
社会人の会社のチームとしてものすごい真面目に
プロと同等レベルに頑張ろうという意気込みでやり続けてたら
ちゃんとプロのチームのスカウトの人たちが見てて引っこ抜いてくれたみたいな
スピーカー 1
そうですね
そういうのって
スピーカー 2
目指すものじゃないけど
スピーカー 1
そういうことがあり得るというだけでだいぶモチベーションが変わりません?
確かにね 夢がある話ではありますので
スピーカー 2
なのでなんか宇宙が比較的身近に感じる
宇宙事業が身近に感じられるような話になっていっているのであれば
個人的にはいい変化だなと思っているっていう
そこが言いたかったです
そうですね
ありがとうございます
スピーカー 1
という感じで本日は以上ですかね
スピーカー 2
はい それではお疲れさんでした
スピーカー 1
はい お疲れ様でした
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