1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #527 ◇モチベーションを下げな..
2023-08-11 14:37

#527 ◇モチベーションを下げない、仕事の「目線」

こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業

サマリー

施工管理の仕事において、彼は上司のために仕事をしているという目線は間違っていると考えられ、実際には他の人々のためにする仕事であることを意識する必要があります。皆さんには一歩先を見据える目線を持っていただきたいと思います。仕事をする際には、先輩ではない立場でありながら一つ先の目線を持つことが重要であり、それによって成長し、モチベーションも高まります。

00:03
はい、みなさんこんにちは。Raise PLAN TAKEDAと申します。
本日は2023年8月11日、金曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界、ゲーマーラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日もスタートしていきますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はですね、トカチは33度まで上がるということで、今日もね、暑い日になりそうだなというふうに思っております。
昨日もお話ししましたが、今、トカチ帯広の総合体育館というところでは、
作家屋さんの日本一を決める大会というのが繰り広げられているということで、
ちょっと動画を見たんですが、結構すげえなというふうに思っております。
いろいろ思うところはあるんだけど、派手に動き回るというような作業ではないにせよ、
やっぱり作家屋さんってね、コテを持ってジャッと鳴らしていくようなイメージってあるじゃないですか。
だけどそうじゃなくて、やっぱり作家屋さんもそうなんだ、どんな職種もそうなんだろうけど、
段取りだなというふうに思いながら見ていました。
やっぱりね、作家屋さんがコテを持ってモルタルみたいなものを塗るみたいなところではなく、
その塗る前段階でどういうふうに段取りをするのか、どういうふうに仕込んでいくのかみたいなところをカチッとやれば、
おそらくですが、作家屋さんの塗るという作業よりも、もっともっとスムーズになるし、
もっともっと技術が上がっていくんだなと、結局段取りなんだなというのを、
まじまじと見ててね、思いましたというところでございます。
やっぱりプロの動きは、まあそうだな、すげえなって思いましたし、
黙々と作業をするってすごいことだと思いません?
なんか普通に当たり前のように仕事をしているんですけど、
誰にも何も聞かないんですよね。当たり前ですよ、当たり前ですよ。
日本一を決めるわけですから、これどうやったらいいですかってことには何にならないんだけど、
誰にも注意されることができないという環境、
そして誰にも教えをこうことができないという、この環境下において、
自分の力と自分の考えと自分の判断だけで進めていくっていう、
そして全体的にね、全部を理解しているわけではないんでしょうけども、
先人たちの目線で評価されたときに、これで1位になりましたなってことになったら、
もう本当に名実ともに日本一だよなって思ったりします。
結構格式高い大会になっているような感じにはなりますが、
でもね、ちょっと面白そうだなということで、
今日10時半ぐらいかな、ちょっと顔を出してですね、
見学させていただきたいなというふうに思っております。
いろんなね、触手に応じていろんな大会があるんでしょうけども、
初めてこういうのに僕は触れますんで、少し楽しみにしております。
1時間ぐらいちょっと時間をとって、見させてもらいたいなというふうに思いますので、
もしもね、このお話、明日またお話させていただきたいと思いますので、
楽しみに待っていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
皆さん準備はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
皆さんこんにちは。ライズブラウン竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTube チャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、
仕事における目線を間違えないようにしましょうということで、
お話をしていきたいというふうに思っております。
仕事も特に今回は若手社員に向けてのお話になろうかと思うんですが、
仕事をやっている上で皆さんどうでしょうか。
この上司の言うことを聞きたくないとか、
なんで俺があいつのために仕事をしなきゃいけないんだよみたいな、
そういう不満って出てきたことないですかね。
僕結構あったんですよね。
指示を出される上司があまり好きじゃないというふうになった時に、
なんで俺があいつの言うことを聞かなきゃいけないんだみたいな感覚になることってあると思うんですよ。
だけどそんな時にモチベーションってなかなか上がらないですよね、仕事をね。
特に施工管理は一つの現場に入ると、
その上司とずっとやり取りをし続けなければいけないということになりますので、
なかなか若干意固地なと言いますか、
その気持ちって払拭できるものではないというふうに思うんです。
ただ、仕事というものはその上司のために仕事をしているのかと言われると、
そうではない部分がありますよねということで、
今回はですね、その仕事における目線を間違えないようにすることによって、
仕事のモチベーションって上がりますし、
なおかつ成長していくための目線、見る先っていうものを見やすくなるようにすることができますので、
皆さんにその辺の考え方を少しお伝えさせていただきたいなというふうに思いますので、
よろしくお願いいたします。
仕事の目線とは何か
まずはですね、なぜ仕事の目線を間違えるなというのはどういうことかというと、
まずよく考えてください。
組織ってものは必ず上から下に仕事が降りてくるっていうような仕組みになっているんです。
施工管理をやっていると、自分が現場の中ではトップの方に指示を出す側に君臨しているという格好になりますので、
なかなかそれを感じづらい部分はありますが、
そもそも会社の社長がこの会社を建てた理由って何でしたっけっていうところから掘り下げていくと、
多分ね、社会に対して貢献をしたいだとか、理念というものがあるはずなんです。
その理念を掲げてお客さんとやり取りをしながら、
じゃあこの建物を建ててくださいとか道路を建ててくださいっていう話になりますね。
分かりましたよということで見積もりを出したりしなければいけないわけですから、
その話を持ってきたら次は各部の部署にこういう風な依頼が来たから、
なのでお前らはちょっとこれをちゃんと仕事とするために何とかこううまく動いてくれという風な指示を出すわけです。
その指示を受け取った各部長がですね、じゃあこれに適切なのはって言って人を選定して、
今回お前見積もりをやってくれ、お前現場をやってくれという風にこういう風に人間を振り分けていくわけです。
じゃあ現場をやってくれと言われた職員はその指示に従い、
じゃあ自分の部下を何人か引き連れて、
じゃあ今回は俺が予算だとか工程は管理するからお前は図面をやってくれ、
お前は現場を仕切ってくれみたいな振り分け方をしていくって話になるんです。
こういう風に仕事っていうのは大元から順番にバラバラに分解されたものが下に降りていって、
皆さん一般サラリーマンと言われるポジションで働いている施工管理とは言えばサラリーマンですからね、
やっぱり上司の言うことを聞いて仕事をしていくということになるわけです。
皆さんもしも新人さんなんであれば先輩の言うこと、
先輩なんであれば上司の言うことを聞きながら基本的には仕事をしていることだというふうに思うんです。
そんな時にその先輩から降りてきた仕事がどうも負に落ちないというふうな部分だったり、
あとはその先輩がどうも好きになれないというようなところで、
上司のために仕事をすることに疑問を感じる
なんで俺があいつの仕事をしなきゃいけないんだと思ってしまいがちなんです。
これが間違ってはいけない目線というものなんです。
上司のために仕事をしている、これが何か組織というものなんだよというふうに考えがちなんですが、
皆さんが意識しなければいけない仕事の目線というのは、
その一個先を見据えましょうということになるんです。
例えば施工図を書け、基礎部施図を書けというふうな指示を出されたとしましょう。
お前時間があるんだからお前やれよみたいな感覚になってね、
何かこいつの言うことはどうも信用を受けないなというふうに思ったとしても、
でもよく考えてほしいです。
その施工図を書けと言われた指示、
確かにその先輩から自分に降りてきた仕事ではあるので、
僕はその先輩に返さなければいけないという義務は発生しますよね。
分かりましたと言った段階で、ここで契約成立ということになります。
ただし、その図面、本当に上司のためだけに、
仕事は他の人たちのためにするもの
超上司が喜んでもらうために仕事をしているのかというふうに考えるから、
その上司が好きか嫌いかとか、
言っていることが合っているか合っていないかみたいな判別をしてしまうということになります。
だけど、皆さんが施工図を書け、規則説を書けと言われた、
その施工図は誰のために書いているんですかというこの目線、
ここを間違えないようにしていただきたいなというふうに思います。
皆さんは上司から先輩から何かを言われて、
何かいけつかねえなって思ったとしても、
結局その図面、書かれた図面というのは、
上司が書きたくて書きたくてしょうがない趣味の一環でやっているわけじゃないですよね。
少なくとも鉄筋屋さんとか、片奥屋さんとか、
あとはね、土工屋さんだとか、電気屋さん、設備屋さん、
そういう図面を書いた先にある、
そこで必要としている人たちのために、
皆さんは書いているということになるんです。
だから、先輩からの指示を受けたから先輩に返しているのは確かにその通りなんですが、
でも、皆さんは一体誰のために仕事を、
何のために仕事をしているんですかという目線を、
そこをもう一つ飛び越した目線で考えられるようになっていただきたいなというのが、
今回のお話になるわけです。
モチベーションを高める目線
そういうふうに考えていくと、どんな良い効果があるのかというと、
まずは、先ほどのね、上司の気分だとか、
上司に対する感情だとか、
そういうものは排除して、
誰のためにやるんだという目線が見えてくるというのが一つの理由になります。
だから、モチベーションって上がりやすいですよねという話なんですよ。
続きましては、その先にいる人たちを見据えることによって、
その人たちが必要としているものは何なのかというふうに考えられるようになっていくということなんです。
上司がこれをやったら喜ぶからというようなものが、
必ずしも職人さんにとって必要なものとは限らないわけですよね。
だとしたら、僕らが仕事、
僕らが丁寧に書かなきゃいけない理由というのは、
上司がこれをやると喜ぶからとかではなくて、
これを書くと職人さんがわかりやすいからとか、
これを書くとカタオク屋さんの質問が一つ減るようになる。
だから詳細を1個書いておくかとか、
そういうふうに目線をどうやったらいいですかという、
聴く先輩をベースに据えるのではなくて、
それを使って仕事をする人はどう考えるのかというのを常に見据えながら、
先輩のもう1個先にあるものというのを、
先にある人、物に対して仕事をしているんだという感覚を持つと、
成長しやすいし、工夫しやすくなるというのが2つ目の理由なんです。
そして3つ目の理由と言いますか、
これにつきましては、
1個先じゃなくて、
もっともっと先を見据えるということだってできるが、
でも皆さんがやるべきは1個先なんです。
例えば施工図を書いてくれと言われたと。
施工図を書きますが、
それを誰が使うんですかというと、
先輩のもう1個向こう側にいる職人さんが使うわけですね。
でもそのさらに先という話になると、
職人さんはなぜそれを使うのかというと、
丁寧な仕事をするためであり、
その先には建物を建てるということがありますね。
建物を建てるのは何のためなのかというと、
オーナーさんが使いやすいとか、
そういうような目線が出てくるわけです。
そういうふうになってくると、
要は僕らが今施工図を書いているのは、
本来施主さんを喜ばせるための仕事ではあるんだが、
そこまで飛んでしまうとピンとこないというのが1つあります。
そこまで飛んでしまってもモチベーションってリアリティがないんじゃない。
この施工図は施主が喜ぶために書いているのか、
なんでということになってしまうんですよ。
この安全日誌は施主が喜ぶためにやっているのか、
なんでというのがピンとこないですよね。
なのであくまで皆さんの目線としては、
1つ先だけを見据えて仕事をしていくという、
この目線を間違えないでいただきたいなというふうに思うわけです。
もう1点重要なことがあるんですけれども、
成長につながる目線
その1つ先だけを見なければいけないというのは、
結局皆さんはこれから先輩になるわけです。
そして上司になっていくということになりますよね。
この階段というのは、
一気にスパーンと飛ばしていくということはなかなか難しいものになります。
だから皆さんが成長していくフェーズとしては、
続きましては先輩になって、
続きましては上司になって、
続きましてはもっと上に上がっていくということもあるかもしれませんが、
その先輩が僕に出した指示というのは、
一体誰のためのものなのかというのを
1段階向こう側を見ることができるようになれば、
つまりは先輩と同じ動きが、
同じ考え方ができるようになってくるという話です。
つまりはそれをやり続けることによって、
1つ先の目線を見失わないようにすることによって、
皆さんは常に先輩の目線で仕事ができるようになってくるわけで、
結局いつ先輩になったとしても、
迷うことなく成長し続けることができるという話です。
皆さんが先輩になったならば、
じゃあ上司から降りてくる仕事のその先に、
これは誰のために仕事をしているんだというのを
しっかりと踏まえた上で仕事をしていくと、
結局は皆さんにとって成長にもつながりますし、
あとはモチベーションにもつながっていくということになります。
改めて言いますが、
やっぱり気に入らない上司というのはたくさんいると思います。
そういう時にその人のために仕事をしているって思うからこそ、
なんかイラッとする部分が出てくるんですが、
でもそれってやっぱり必要性が高いから言われているわけで、
その言われたことというのは、
先輩に褒めて欲しいとか、
先輩に認めて欲しいということをもう一歩脱却して、
もう一個先にあるね、
何のために、誰のためにこの図面を、
仕事をやっているのかということを考えていくと、
もう少し視野が先輩に対してのキャッチボールではなくて、
先輩ではない人、
もう少し広がった目線で、
僕たちは何のために仕事をしているのかを考えやすくなり、
そしてそれがスムーズに成長していくための種になるんですよ、
ということが分かっていただけたと思っております。
ということで本日につきましては、
成長するために目線を間違えないようにしましょう。
仕事における目線というのは、
特に若手の皆さんにつきましては、
一つ先、何が何のために仕事をしているのかを常に意識すると、
誰へのメッセージとして、
今あなたは仕事をすべきなのかということが見えてくると思いますので、
ぜひこの辺を頭に置いて仕事をしていただければなというふうに思っております。
ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
14:37

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