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おはようございます。 司会、ナレーター、花火鑑賞士、そして気象予報士の鶴岡慶子です。
日本の秋田県から発信しています。 昨日から日本列島が凍えていますよね。本当に強い寒気が入ってきています。
上空5500メートルぐらいに氷点が42度、 そして1500メートル付近には氷点が20度ぐらいの強い寒気が入ってきています。
大気の状態も非常に不安定になっていますので、 雷が伴ったり、あるいは凍圧線がすごく混んでますので、風がすごく強かったりとか。
風が強いということは、雪がその時降っていなくても、少し前に降った雪の吹きだまりがまた舞い上がって、非常に視界が悪くなったりという、そういうこともありますので、車を運転される方は本当に注意してください。
さて今日は、言葉の時勢について考えていきます。 昨日お店を経営している方と少し会う機会があって、ちょっとお話ができたんですけれども、
その時に本当に成功している方って、みんな同じことを言うんだよねっていう話をしていて。 それは何かっていうと、これからの目標をもうできたこととして、
もう私はこうなっているっていうお話をするんだよねって、 そうやって物事を実現してきたと話すんだよねと言ってたんです。
これはまさに言葉の表現を、その時勢を変える、時勢を変えた表現だということでもあるんです。 時勢っていうのは、現在過去未来のことです。
よく口に出して言えば、それは形になるんだ、夢は叶うんだと言われます。 夢が叶うの叶うは、口に十という漢字を書きます。
十っていう文字は、たくさんということを意味していて、 たくさん口にすれば夢は叶う。
叶うってそういう文字なんですよね。 じゃあ具体的に何をどのように口に出すのかということを考えてみたいと思います。
例えば、こうだったらいいな、ああだったらいいなと思うことを、 もう現在進行形で話してしまうということです。
例えば、3キロ痩せてあの可愛いワンピースを着ていたいなぁと思ったとしましょう。 それを時勢を直してみると、
私は3キロ痩せてあの可愛いワンピースを着ていると直すことができます。 もう着ているイメージが具体的に自分の体の中に染み込んでくる感じがしませんか?
こうやって目標とか何か叶えたいこと、こうだったらいいなって思うこと、 これを現在進行形に変換してみる。
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そうするとグッと自分の方に引き寄せられる感覚になるんだろうと思うんです。 自分の思い描いたこうなったらいいなっていうことの具体的なイメージが出来上がりますし、
それはカラー映像となって自分の方にグッと近寄ってくるような感覚にも思えます。 逆に今悩んでいることがあるとすればそれは過去形に置き換えてみましょう。
例えば今進めているプロジェクトがなかなか前に進まないということがあったとしましょう。 例えばそれがスタッフ間の連携がうまくいかない、それが原因だったとしましょう。
それを過去形にしてしまうんです。 なかなかプロジェクトが進まなかった、それはあのスタッフ間の連携がうまくいかなかったから。
これ過去形で表現すると自分からその悩みが少し切り離された感覚になるんだろうと思うんです。 切り離されるってことはその悩みと自分に距離ができるわけですから、
自分からの見え方としてちょっと小さくも思えてくるんですよね。 夢や目標は現在進行形にすることでグッと自分に近づいてくる。
そして悩んでいることは過去形にすることで自分からちょっと距離ができる。 こういうふうに時勢を切り替える、そういう表現をするだけで自分の周りに起こっていることと自分との関係性が
変わってくるんですよね。 言えば形になるというのは簡単に言いますけれども、じゃあ何をどのようにするんだっていうことがもしかしたらこの
時勢の切り替えというのがヒントになるのかもしれないなぁとも思いました。 鶴岡稽古の花火と天気と言葉と
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鶴岡稽古でした。