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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて日々感じたことなどを語る声の日記です。 日本の秋田県から毎朝更新しています。
先日行ったお寿司屋さんで、カウンターに座ったんですね。 職人が握る姿を見ていました。
まずは生ビール2杯オーダーすると、生リャンっていう声が飛び交うんですね。 ずっといろんな会話を聞いていたら、
2つ頼んだ時には、リャンっていう言葉が聞こえますし、 他にはピンもよく使われているらしいなぁと思いました。
2アー3スではなさそうだと。 ピン芸人のピンだわって思ったんです。
それからリャンっていうのは、リャン面テープとかっていうのは聞いたことがあって、 両方の両ってことか。2ってことなんだなって、だんだんわかってきました。
じゃあその次、3以降はどうだろうと思ったんです。 これからお話しするのは、ピン、リャンも含めて、お寿司屋さんのインゴだそうですけれども、
お店によって多少違いはあるんだということではありましたけれども、 ピン、リャンの次、3は下駄だそうです。
なぜ下駄なのかっていうと、鼻を通すのに3つの穴が開いていることから、3を下駄と言うそうです。
以下、4は駄利、5目の字、6論字、7面白いです。 西南だそうですけど、これね、何かっていうと方角です。
7時が南西の方角にあるからなんです。 そして8、バンド。8巻が由来。
9の際というのは、一桁の最後、境目の際ということですね。 そして10は何て言うか。
ピンマルとかジャスピンとか、他にもいっぱい言い方があったみたいなんですが、ピンマルなんて10ってことですよね。
なるほどと思いました。でもこれ、皆さん覚えるんですね、まず。 お客様のオーダーですから、数を間違えてしまっては大事ですよね。
まずこの数字を抑える、しっかりとわかるっていうことが大切なんですけど、 ということは私、ちょっとアルバイトするのは大変なことだなっていうふうにも思いました。
ところで、生ビール1丁、生ビール2丁じゃないんですね。 生りゃんって言ってましたね。
この1丁2丁のこの丁という字は、最も良い時期の盛んな様子を表すという、そんな意味もある漢字だそうです。
ということで、大衆的な飲食店ではお店の雰囲気をかっけづけるために使うそうです。
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注文を数える際に1丁というふうに言うようになったそうです。 1丁挑戦してみるかというような、そんな意味合いもあるようです。
1丁という言葉、そういえばチェーンのお弁当屋さんでのり弁を頼みますと、
受付カウンターから奥の厨房に向かって、のり弁1丁っていうのを聞いたことがあります。
私はこれを初めて聞いた時に、ラーメン屋さんみたいだなって思ったんですよ。 意味合いとしては1人前っていうことで使っていて、かっけづけるために言っていたっていうことなんでしょうね。
いずれこの丁はお豆腐とか拳銃とかを数えるととは別に、ケーキ漬けのために使われるっていうことなんですね。
ということで考えると、お客様が使う言葉ではありません。 あくまでもお店側が使う言葉なんですね。
お店からラーメン1丁ちょうだいなんていうふうには言いませんということです。 お客様側が言わないという言葉で言うと、もう少し紹介すると、
お茶のことをあがりってお寿司屋さんでは言いますけれど、これもお店側が使う言葉ですし、
お会計のこともおあいそうって言うんですけれども、これもお店側が使う言葉なので、本来はお客様は使いません。
でも結構お客様の方が、おあいそうお願いしますって言ったりしてるんじゃないかな、それを聞いたことがあるなと思うんですけど、
特にこのおあいそうについては、店側がご愛嬌がなくて、おあいそうがなくて、すみません、申し訳ありませんという、そんな意味で使う言葉だそうですから、
お客様から言ってしまうと、これは失礼なことになってしまいますので、注意が必要だなと思います。
数にまつわるお話、123、ピン・リャン・ゲタ、ピン・リャン・ゲタ、また聞きに行きたくなります。
この配信はアップルポッドキャスト他各種プラットフォームでお届けしています。 ではまた明日もお会いしましょう。
鶴岡慶子でした。