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おはようございます。花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。 この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
今日も最後までお付き合いください。 イチロー選手がアメリカの野球伝道入りを果たしました。
名選手であれば誰でもが選出されるわけではないというのは、2014年には野本秀夫氏、2018年には松井秀樹氏がそれぞれ候補にはなったんですが、結果、得票率が満たなかったということで、1年で候補から外れました。
イチローの得票率は99.7%。 わずか1票は及ばなかったものの、日本人としては初の伝道入りを果たしました。
イチローはシーズン260にやんだという、もうとてつもない記録を打ち立てたということもありますし、あとは160キロの豪速球とか豪快なホームランが接見していた当時のメジャーリーグに登場して、
野球ってそれだけじゃなくて、打って走って守る、本当にすべての分野で魅力があるんだよっていうことを、イチローがみんなに思い出させたっていう感じだったと思います。
打つということについてはシーズン最短打262本。これは2004年なんですけれども、歴代一位です。
走るということについては、投類数通算509個です。 そして守るですけれども、あの強権ですよね。
日本の野球界でもゴールデングラブ賞を7回受賞しているほか、メジャーリーグでも10回受賞しています。
日米通算記録を見てみますと、通算案打数が4367本。 これはピートローズのメジャーリーグの記録を超えています。
そして通算投類が706個です。 野球の打つ、走る、守る、これをイチローが見せてくれてたんだなって思います。
そういった意味ではメジャーリーグを進化させたのがイチローであったということなのかもしれません。
今回満票に1票届かなかったということについてイチローは記者会見で、 1票足りなかったことはすごく良かったと笑顔で話しているんですよね。
そして続けて、不完全な中で自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思う、という非常に印象的な言葉を残しました。
本当にイチローが発する言葉って、いつの時もとても印象的だなって思うんですけれど、
2023年のWBCで大谷選手が憧れるのをやめましょうと言って、この言葉が非常に話題になったんですけれども、
WBCの第1回大会、2006年の時にイチローがやはり同じようなことを言ってチームメイトをコブしているんですね。
なんて言ったかっていうと、これも一言一句同じではないんですけれども、このようなことを言っています。
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ロットやジーターがいても関係ない、自分たちが一番なんだって言っているんですね。
あとは私がすごく覚えているのは、ユミコさんとの結婚会見の時に話した言葉です。
結婚はそんなにいいもんじゃないよということを耳にすることがあるけれども、自分は結婚っていいもんだと思えるように生活していきたいというようなことを言っていました。
もっと上手な言い方だったような気がしますけれども、なんか当時キュンとしたのを覚えています。
そしてイチロー、引退会見の時もユミコさんへの感謝の言葉を口にしていて、なんて素敵な夫婦なんだろうって思いました。
そして今回です。一票足りないというのはすごく良かったと、生きていく上で不完全だから進むことができるというような、そういうことを考えられるなんて、なんて謙虚でなんて前向きなんだろうと思いました。
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