1. PTRPG部
  2. 部活動77 カタシロ #さぱシロ14
2022-03-11 1:23:01

部活動77 カタシロ #さぱシロ14

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads

Podcastで繋がった仲間たちと新クトゥルフ神話TPRGを遊んでみました!  


シナリオ:カタシロ 

シナリオ制作者:ディズム 様 

シナリオ配布場所↓ 

https://booth.pm/ja/items/2274429  


キーパー↓ 

さっぱ(https://twitter.com/sappa_trpg)  

プレイヤー↓ 

オルバ(https://twitter.com/Tynemouth068) 

(敬称略)  


PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 

やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください!  

メールアドレス podcast.trpg@gmail.com 

Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​  


本シナリオは、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『新クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。   

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」

00:02
スピーカー 1
今日は、シンクトルフシンワーティーRPG カタシロをやっていくんですけれども、キーパーをやります。さっぱです。お願いします。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
ということで、お、ですね、元気が一番。ということで、プレイヤーの自己紹介とキャラクターの紹介をお願いします。
スピーカー 2
はい、ポッドキャスト、おれまるから参りました。おるわと申します。今回使うキャラクターは、むなかたかいどうさんというキャラクターで、フリーのジャーナリスト、関西弁のひょうひょうとしたキャラになります。
スピーカー 1
今回のカタシロ、非常に楽しみにして参りましたが、ドキドキしておりますので、どうぞお手柔らかに。
むなかたかいどうさんは、ちなみに本名は不明って書いてあるんですけど、決まってはいるんですか?
スピーカー 2
ちゃんと決まってるんですよ。
決まってるんですか。こっそり聞いとけばよかったな。
あくまでまだむなかたさんなんで、大丈夫です。
スピーカー 1
なるほど、なるほどね。配信外でこっそり聞いとけばよかったなっていうのを、今思い出しても遅いんですけどね。
スピーカー 2
なるほどね。分かりました。
スピーカー 1
じゃあ、むなかたさんそうか。ジャーナリストですか。なるほどね。
いいんじゃないでしょうか。
スピーカー 2
怖え。怖えな。
スピーカー 1
別にちょっと今思わせぶりな感じにしてみただけなんで、特に何も意味はない。
はい、じゃあ早速始めていきましょうかね。
はい。
では、チンクトゥルフシンはTRPG、カタシロ始めていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
あなたは目が覚めると病室のベッドにいた。頭痛がひどい。体が思うように動かない。
そしてそこに一人の女性がやってきます。
気がつかれたようですね。私は医者です。
あなたは落雷にあって病院に運ばれてきたんですが、覚えていますか?
03:04
スピーカー 1
ということで、早速アイディアをどうぞ。
アイディア?
失敗です。
では、落雷にあったっていうのは特に記憶にもないですし、なんならそれ以前の記憶もないですね。
常識的なこと、例えばこの人が医者なのだろうということは、医者ですとも言っていたし、見た目からもわかる。
というふうなことでわかるんですけれども、
そういった社会的に生きるための記憶以外のことがすべて忘れているということに気がつきます。
スピーカー 2
あなた自身に関する記憶が抜け落ちているようです。
スピーカー 1
え?落雷に撃たれたんですか?
そうなんです。
え?てか、どこで?全然何も覚えてないんですけど、どこで雷に撃たれたんですか?
どこでという場所は正直私自体も把握しているわけでは、すみません、担当したのは私なのですが、救急車で搬送されてきたという形ですかね。
名前などは覚えていらっしゃいますか?
いや、名前も何も全然思い出せんのですけど、え?
そうなんです。
何もですか。
検査が必要です。
身体も本調子ではないかもしれませんが、しばらくすれば動けるようになるでしょう。
約束はできませんが、記憶もそのうち戻るでしょう。
数日は様子を見た方がいい。
3日間はここにいてもらいたいんですが。
スピーカー 2
3日間で記憶は戻るんですか?もっとかかるんですか?
スピーカー 1
そこは正直記憶の戻りに関しては、私でも明確なことを言うことができないところはありまして、3日で記憶が戻らなかったとしても、当院に通院していただく形で経過観察などをできればなと思っているという形です。
スピーカー 2
僕、通院って言われても、自分が誰なのかわからないんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
病院に運ばれてきた時の荷物がこちらにあるんですけれども。
06:07
スピーカー 1
あなたの身分証をあなたに渡してきますね。
お名前は何と書かれているんでしょうか?
スピーカー 2
記者証に胸型カイドウと書いてあるようにしますか。
これは記者の、あれですかね。
スピーカー 1
記者の胸型カイドウ、でもカタカナで書いてあるし。
もしかしたら記者をやられるときの仮の名前と言いますか、そういったものなのかもしれませんが、ここでは胸型さんとお呼びいたしましょう。
胸型さんにとってはその名前がきっと一番しっくりくる名前なのではないかと思うのですが。
スピーカー 2
はい。ちょっと全然自分の名前かどうかもわからないんですけど、名前がないと困りますもんね。
スピーカー 1
そうですね。ここではとりあえず胸型さんと呼ばせていただきますね。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
それから大変申し訳ないんですが、党員現在満床でございまして、ここは手術室なんですが、部屋が空いていなくて物々しくて申し訳ないのですが、ここで過ごしてもらうことは可能ですか。
スピーカー 2
全然構わないんですけど、ずっと混乱してるんで。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
わかりました。ここで大丈夫です。
スピーカー 1
ありがとうございます。
そうですね。混乱しているというのもありますし、もしかしたら人と話していると少し心が落ち着いてくるかもしれませんし、よかったら私とお話ししていただけませんか。
スピーカー 2
はい。全然構いませんけども。
スピーカー 1
ありがとうございます。胸型さんは囚人のジレンマというゲーム理論をご存知ですか。
スピーカー 2
囚人のジレンマって言ったら、自白したら罪が軽くなるというか、相手を打ったら罪が軽くなるっていうような話だったと思うんですけど、あってますかね。
スピーカー 1
そうですね。
記憶が曖昧だから、これもよくわからないですね。何が一体本当なのか。
医者はこんな表みたいなのを持ってくるんですけれども、せっかくだからこのゲームと言いますか、これを胸型さんと私で、すみません、私は自己紹介をしていませんでしたね。
09:07
スピーカー 1
私は担当医の高梨と言います。よろしくお願いします。
スピーカー 2
高梨先生ですね。よろしくお願いします。
スピーカー 1
せっかくなので私と胸型さんでこのゲームをやってみようかなと思うのですが、
はい。
先ほどお話ししていただいた通りでありますが、2人が目飛した場合は、最も2人の刑が軽い懲役が2年ずつ。
どちらかが自白した場合は、自白した方が0年で、目飛していた方が10年。
両方自白した場合は両方懲役が5年というふうになるというものですね。
はい。
やってみようかなと思うんですが、答えはもう決まってますか?
スピーカー 2
そうですね。決まってます。はい。
スピーカー 1
わかりました。では私がせーのって言うので、同時に答えを言うという感じにしましょうか。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
はい。では行きましょう。せーの。
スピーカー 2
自白。
スピーカー 1
なるほど。私は自白で、村笠さんも自白ということなので、お互いに懲役が5年ということですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
村笠さんはどうしてこの自白を選ばれたんですか?
スピーカー 2
たぶんこの共犯で何か犯罪を犯したにしても、捕まった時点で僕はもうそれで終わりだと思っているので、
そこから先、刑を受ける前に、あなたの捕まったら話してしまわないといけないことは話すべきだと思います。
だから自白しました。
スピーカー 1
なるほど。
犯罪を犯すっていうことがどういうことなのか、何とも言い難いところではありますが、
最後まで墓場まで持っていく決意をするのか、それともやはり失敗してしまったら、ちゃんと罪を償うように言葉を言わなければならないのか。
それは人それぞれの考えですから、村笠さんはそういうふうに思われたということですね。
スピーカー 2
先生も自白なさいましたけど、何か理由はあるんですか?
スピーカー 1
そうですね。私の場合は、悪いことをしているのに、それを黙ったままにしておくっていうことがどうしても苦手というか、
12:09
スピーカー 1
やってしまった身ではあるのですが、少し申し訳なさというものは感じるので、しっかり話しておかなければと思うといった感じですかね。
スピーカー 2
やってしまった何かを先生なさったんですか?
スピーカー 1
そういうわけではないですけれども、何と言いますか、やる気満々でやっているのかどうか、このゲーム理論では問われていませんが、
何となく、罪を犯した意識っていうのには随分苛まれるようなタイプなんじゃないかなと、自分では思っているといった感じですね。
スピーカー 2
お医者さんだったら、いろいろお仕事中にそういうふうに思うことも終わりなんでしょうね。
スピーカー 1
いろいろなことはありますが、そんなことばかり言ってられないときが多いのは事実ですかね。
スピーカー 2
今話していて思いましたけど、自分のことを全然覚えていないのに、こういう理論とか、
あなたがお医者さんであったり、ここが手術室であったり、そういうことを覚えているというのは、すごい不思議な感覚ですね。
スピーカー 1
確かにそうですね。
まあでも、こうして話してみることで、もしかしたら、何て言うんでしょう。
宗方さんの内面的なこと、そういうのを自覚することによって、自分を思い出すってことができるかもしれませんから。
スピーカー 2
先生、一ついいですか。
スピーカー 1
はい、何でしょうか。
スピーカー 2
僕がここに運び込まれてから何日ぐらい経ってるんですかね。
スピーカー 1
そうですね。運び込まれた日からで考えると、2日ほど経っているかなといった感じですかね。
スピーカー 2
誰か僕を訪ねてきたりとかしませんでしたか。
スピーカー 1
いや、それが今のところはなく。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
だいだら、どこで雷に打たれたんですかね。
そうですね。
担当した救急隊員が見つかった場合は、話を聞いておきます。
お願いします。
はい。すみません。私はそろそろ外来の患者さんを見なければならない時間になってしまいましたので、宗方さんの検査は、
そちらの外来の患者さんを見終わり次第、こちらに来てやらせていただきますので、よろしくお願いしますね。
はい。すみません。先生忙しいのに話しかけてしまって申し訳ないです。
15:02
スピーカー 2
はい。では失礼しますね。
はい。お願いします。
スピーカー 1
そう言って、女性は出ていきました。
あなたは今、手術室のこの緑色のベッドの上にいます。
体が重い。そのためは手の届く範囲であれば、何か気になったものを調べることができそうです。
はい。部屋の中を見回すことってできますかね。
そうですね。はい。それくらいだったらできるかなとは思いますけど、一応ここに目のマークが出てると思うんですけど。
目のマークが。
それぞれまた調べることもできる。
はい。モニターみたいなやつがあるんですかね。
はい。はい。はい。
スピーカー 2
円図の左側に。それを見てみてもいいですか。
はい。ベッドサイドモニターですね。
スピーカー 1
ベッドの側には患者の心拍数や血圧などの異常を教えてくれる装置がある。
このような機械を使って、患者の心拍数や血圧などの異常を教えてくれる装置がある。
このような機械が出されているということは非常に危ない状況だったのだろうか。
97と98という数字が画面に表示されている。
その数字が何を意味するのかはわからない。
これについてもう少し詳しい情報が欲しい場合は、目星のロールをお願いします。
はい。
スピーカー 2
失敗。
スピーカー 1
じゃあちょっと、この数字何だろうなと思ったんですかね。
スピーカー 2
なるほど。今度反対側の方を見てみてもいいですかね。
スピーカー 1
はい。反対側は器具ですね。
ベッドの側にある台の上には器具が並べられている。刃物の類はない。
ということで、これについても詳しい情報が欲しい場合は、目星か知識、アイディアでもいいですし。
スピーカー 2
目星が一番高いかな。目星でいきます。
スピーカー 1
成功ですね。
成功?
はい。ではですね。およそ手術に使えそうにない器具というよりは工具が置かれているということに気が付きます。
スピーカー 2
工具?ここ手術室やのに?何されてるの俺。
え?自分の体を触ってみたりすることってできますか?
18:04
スピーカー 1
はい。そうですね。触った感じだと、体がすごくだるいなとは思うんですけど、大きな傷とかそういうのは目につく、見える箇所には存在しないなというふうに思います。
スピーカー 2
あー、でも雷に撃たれたって言ってたから、たまたまこれ置いてあるだけなんかなこの動画も、って言いながら納得します。
スピーカー 1
あなたはそのように、部屋全体を見るっていうのも一応やっておきますかね。
スピーカー 2
そうですね。見てもいいですかね。目星でいいですかね。
スピーカー 1
見渡すくらいであれば特に問題はないかなとは、全然大丈夫ですよ、いいかなと思うんですけど、基本的にあなたの見える範囲では手術室なんだろうなというふうに思うといった感じですかね。
スピーカー 2
はーい。
スピーカー 1
場所としては手術室といった感じなのに、どうしてこんな工具が置かれてるんだろうってちょっと不自然に思ったといった感じかもしれないですね。
スピーカー 2
はーい。
スピーカー 1
ではあなたがそのようにいると、
誰かいるの?
おそらく隣の部屋でしょうか。そちらから声が聞こえてきます。
スピーカー 2
誰かって、今読んだ声が聞きたけど、誰かそっちにいるんですか?
スピーカー 1
僕です。
スピーカー 2
隣の部屋の人かな?
スピーカー 1
うん、そう。僕隣の部屋にいるんだ。入院してる。
スピーカー 2
そっか、隣の部屋は普通に病室なんかな?
スピーカー 1
多分そう。そこの部屋はそうじゃないの?
スピーカー 2
ここ、お医者さんから手術室って言われてて、他の病室がいっぱいだからとりあえずここにおってくれんかって言われて今おるんやけど。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
なんか今から改造されそうな気分やね。
えらい元気いいけど、どうしたの?なんで入院してんの?こんなとこ。
スピーカー 1
事故にあっちゃってね。
21:00
スピーカー 2
事故かいな。
スピーカー 1
交通事故。結構大きい事故だったから、それでちょっと大変なことになっちゃって。
だからずっとここにいるから暇なんだ。よかったら話し相手になってくれない?
スピーカー 2
俺もここにおるんやけど、体だるくて動かんくて、しかもなんか全然事故、なんか雷に撃たれてここに運び込まれたらしいんやけど。
スピーカー 1
え、雷?
スピーカー 2
全然覚えてなくて。
とりあえずこうやって喋ってるから大丈夫やと思うんやけど、なんにも覚えてなくて。
スピーカー 1
記憶がないってこと?
スピーカー 2
そうそう、自分の名前も思い出されへん。
スピーカー 1
え、君も?
スピーカー 2
なんか身分証みたいなやつが出てきて、名前がムナカタっていうらしいんやけど、全然自分の名前みたいな実感もないし。
いつどんな所で雷に撃たれたのかも覚えてないし。
スピーカー 1
え、なんにも覚えてないの?ほんとに。
なんか自分の名前とか、昔何やってたとか、そんなんが全然思い出せんくて。お医者さん見たらお医者さんとか分かるんやけどな。不思議なこともあるねな。
そうなんだ、大変だね。あ、でも、でも、でも、僕のお母さん、もうめちゃくちゃすごいお医者さんだから、きっと治してくれるよ。
あ、お母さんお医者さんなん?
スピーカー 2
うん。
へー、あ、そうや、君名前なんていうん?
スピーカー 1
あ、僕はね、あきら。高梨あきら。
スピーカー 2
高梨あきら、高梨ってもしかしてさっきの先生かな?
スピーカー 1
うん。お母さんに会ったの?
スピーカー 2
さっきまで話してた、あの女の先生が高梨さんって言ってた気がするけど、そうなんかな?
スピーカー 1
あ、じゃあ多分そうだよ。
僕のお母さんここで働いてる。
スピーカー 2
そっか、へー、なんかずいぶん親切にしてくれたけど。そっか、君のお母さんか。
スピーカー 1
いや、お母さんはね、もうね、めちゃくちゃすごい先生だから、お母さんに任せてればきっと大丈夫だよ。
スピーカー 2
ほんま?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
ほんま早いとこ、記憶は戻ってほしいな。
スピーカー 1
うーん、そうだね。
スピーカー 2
そこで動かれへんの?
スピーカー 1
うーん、そうだね。でもね、お母さんね、僕のこともね、一生懸命治そうとしてね、頑張ってくれてるから、だから僕も諦めないんだ。
スピーカー 2
うーん、えらい強い声な。
24:00
スピーカー 1
うーん、まあ、僕きっとね、きっと僕はお母さんの自慢の息子だから。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
まあ、僕にとってもお母さんは自慢のお母さんなんだけどね。
スピーカー 2
すごいな、そんな言えるぐらい好きだよな。
スピーカー 1
うん、そう、だから僕は体が治ったらお母さんみたいなお医者さんになるのが夢なんだ。
スピーカー 2
おー、立派やね。
うん。
すごいすごい、応援してるで。
スピーカー 1
ありがとう。
スピーカー 2
まあ、早くお医者さんになって、俺治してな。
え?いやいやいや。
それまで治ってなかったら困るけど。
スピーカー 1
え?いや、大丈夫だよ、胸形さんのことは、お母さんが治してくれるから。
スピーカー 2
そやな、そんだけ立派なお母さんやったら治してくれるな。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
もう早いとこ、何とかなってほしいけどな。
あー。
スピーカー 1
そうだねー。
スピーカー 2
えー、あなたが。
はいはい、いいですよ。
スピーカー 1
いいですか?
いいです。
あなたがそういうような話をしていると、あなたのことを強烈な眠気が襲います。
まだ体力が戻りきっていなかったようです。
泥のように眠りに落ちる直前、隣の部屋から、
おやすみ、という声が聞こえた気がします。
目が覚めました。
あなたは相変わらず手術室にいます。
だが様子がおかしい。
視界が白黒になったり、ちらついたり、正常ではない。
一体どうなっているのと心配していると、誰かがやってきます。
胸形さん、おはようございます。調子はどうですか?
スピーカー 2
先生、すごい視界がチカチカしたりぼやけたり、よく見えないんですけど。
スピーカー 1
視界ですか?
スピーカー 2
昔の壊れたテレビみたいな感じで、全然見えないんだけど。
僕、目開いてます?
スピーカー 1
いや、開いてます。細目ですけど開いてます。
スピーカー 2
細目ってよく言われてた気がする。ちょっとだけ記憶が刺激された気がする。
スピーカー 1
外見的特徴も大事なのかな?
眼球というか視界ですね。
目の検査をした方がいいかもしれませんが。
なるほど、わかりました。
また外来の患者さん見終わり次第の検査に、眼球の検査を追加しますね。
スピーカー 2
はい、お願いしますね。
27:02
スピーカー 1
記憶の方はどうでしょうか?
スピーカー 2
今、目が細いって言われてたような気がしただけで、全然壊していくことは思い出せないです。
スピーカー 1
なるほど。
そうですか。なるほどな。
昨日もお話しした通り、村方さんの考え方を知ることで、自分がどういう人なのかわかるかもしれませんから。
今日も少し、視界のこともありますから心配もあるかもしれませんが、少し私とまたお話ししていただけますかね。
スピーカー 2
はい、全然いいですけど、ちょっと目閉じててもいいですか?チカチカするんで。
スピーカー 1
ええ、もちろんです。
スピーカー 2
今、開けてても閉じてても一緒だろうって思ったでしょ?
スピーカー 1
いや、そんなことないですって。見えてますからちゃんと。
スピーカー 2
記憶がちょっと刺激された気がする。
スピーカー 1
村方さんはそういう冗談を言われることなんだな。
今日持ってきた題材はですね、レセウスの船というパラドックスですね。ご存知ですか?
スピーカー 2
はい、船をどんどんパーツごとに修理していって、全体が変わってしまった時に同じ船と言えるのかどうかとかそういう話でしたっけ?
スピーカー 1
そうですそうです。これについて、結果的に全てのパーツが置き換えられた船は同じレセウスの船と言えるかどうか、どう思いますか?
スピーカー 2
僕は言えると思ってますね。
人間の体も細胞が入れ替わって、毎日どんどんどんどん入れ替わっていくじゃないですか。
そうですね。
お医者さんの前で言うのもあれですけど、聞いた話だったら何年かで骨まで入れ替わるという話も聞いたことがあるんですけど、
でもやっぱり昔から自分は自分で、人は人で、変わらないので、たぶん体が入れ替わってもそのまんまなんだろうなとは思ったことがあるような気がします。
なるほどなるほど。確かにそうですね。
スピーカー 1
パーツというのも変ですが、細胞は置き換わり置き換わり変わっていっていますから、それでもずっと胸肩さんであることは変わりないですからね。
スピーカー 2
そうですよね。逆に違うとは誰も言えないと思うんですよ。その元の胸肩さんであることは変わっていっていますからね。
30:10
スピーカー 2
そのパーツであったり元の体がずっと続くわけじゃないんで、だから自分が自分やと思ってたら何かが変わってもどこまでも自分なんだろうなとは思いますね。
スピーカー 1
なるほど。胸肩さんは自分の意見をしっかり持たれている方なんだなというのを、昨日から少しずつお話ししていて感じますね。
スピーカー 2
そうですかね。記憶がないから余計にそういうのにこだわりたくなっているのかもしれないですね。
昔のことが分からないというのがすごい不安ではあるんですけど、でも不思議ですね先生。何でこういうふうな話を昨日もそうですけどするんですか。これは治療か何かの一環ですか。
スピーカー 1
もともと話の題材としては、思考実験関連のものを考えることもとても良いと言いますか、脳を働かせて考えるということ自体がとても良いことですし、それに私が好きだというのもあるかもしれないですね。
スピーカー 2
先生も忙しくて疲れているのに、あ、そう先生思い出した。
スピーカー 1
何でしょう。
スピーカー 2
昨日隣の部屋のアキラ君でしたっけ。先生のお子さんですか。
スピーカー 1
そうですね。アキラと話してくださったんですね。
スピーカー 2
昨日アキラ君が声をかけてくれて、壁越しにちょっとだけしゃべったんですけど、すごくいい子ですね素直で。
スピーカー 1
そうですね。私の自慢の息子です。
スピーカー 2
アキラ君も自慢のお母さんや言ってましたよ。
スピーカー 1
あの子がそんなことを言っていたんですね。
スピーカー 2
お母さんが絶対治してくれるからって励ましてくれました。
スピーカー 1
そうですか。もう息子に言われたからってわけじゃないですけど、私も頑張りませんとね。
スピーカー 2
全然アキラ君を見たわけじゃないんで、アキラ君も交通事故にあったとか言ってましたけど。
33:00
スピーカー 1
そうなんです。結構ひどい事故だったので。
スピーカー 2
そうみたいですね。声はすごく元気だったんで。
はい。
お母さんが絶対治してくれるって言ってましたよ。
スピーカー 1
すみません。私また外来の患者さんを見なければいけない時間になってしまいました。
はい。
先ほどお伝えした通り、外来の患者さんを見終わり次第の検査に、眼球の検査も追加して検査を行いたいと思いますので、またよろしくお願いしますね。
はい。お願いしますね。
スピーカー 2
はい。お願いしますね。
スピーカー 1
はい。じゃあ失礼します。
混ぜていきます。
あなたは今手術室のベッドの上にいます。相変わらず体は重いですが、昨日よりも動けそうです。少し歩いて気になったものを調べることができるでしょう。
はい。えーと、とりあえず左から順番に見ていっていいですか?
スピーカー 2
はいはいはい。
左はこれは何でしょう?
画面左で大丈夫ですかね。
そうですね。画面左でごめんなさい。
はい。わかりました。では、左側ですね。
えーと、過温装置ですね。ベッドから少し離れた位置に温風で体温を適温に位置するための装置があります。
これについてもう少し詳しいことを知りたい場合は、そうですね、目星、生き耳、アイリアかな?ぐらいがくれるんじゃないでしょうか。
スピーカー 2
相変わらず目星が一番高いので目星でいきます。
はい。わかりました。
あ、失敗。
スピーカー 1
よかった。7半だとファンブルーの値が変わるんでよかった。
スピーカー 2
やっぱりまだ目が開いてないみたいですね。
スピーカー 1
確かにさっき目つぶってますって言ってましたからね。それの影響かもしれないですね。ちょっと急に目を開けたんでちょっとね。
慣れてないからかな。
スピーカー 2
そっか、じゃあ、そっか、そうですね。
メガネメガネにしときましょう。
スピーカー 1
メガネになっちゃった。
本体がメガネだったってことなのか。
何も見えない。
はい、じゃあ右側も。
スピーカー 2
じゃあ右側も見ます。
資料ですね。
スピーカー 1
少し歩いた先にある棚には以下のような患者の名簿と詳しく資料が収められています。
36:03
スピーカー 1
これ、目にカーソルを合わせると見えます。
というのをすっかり忘れてました。ごめんなさい。
大丈夫です。
スピーカー 2
一番左の列に名前。
スピーカー 1
真ん中に適正率1、右側に適正率2と書かれた名簿のようなものがあります。
これについてさらに詳しく知りたい場合は目星もしくは図書館でいただきます。
はい、図書館。図書館はなかった、あるか。
スピーカー 2
名投資でも目星の方が高いんやな。
うんうん。
スピーカー 1
目星で、よいしょ。
スピーカー 2
成功。
はい、成功です。
スピーカー 1
では、その資料の次のページにこのような走り書きがあるということを発見します。
両方の適正を持った人間が見つからない。引き続き患者から高い適正率を持った人間を探す。
両方の適正を持った人間が見つからない。引き続き患者から高い適正率を持った人間を探す。
スピーカー 2
んー?
両方の適正率。
何のことやろ。異色か何かかな。
1、2、3、4、5、6、2。
適正率?
なんか、なんとなく嫌な予感が出てきたよ。
んー。
スピーカー 1
よいしょ。
スピーカー 2
94、13。
九州。
あ、といった。
もう一回ベッドサイドのモニターを見てもいいですか。
スピーカー 1
はい。はいはい。
スピーカー 2
すいません。
九州7、九州。
あ、で、エキス。
で、なんやろ。
それに九州。
九州。
すごく嫌な予感がして、そわそわしてきます。
スピーカー 1
あなたが、そのようにそわそわしていると、
えー、隣の部屋からまた声がかかります。
39:02
スピーカー 1
こんにちは。
スピーカー 2
あ、アキア君?
スピーカー 1
うん、村方さん、こんにちは。
調子どう?
スピーカー 2
いや、なんかちょっと動けるようになったんやけど、目がチカチカしてなんか、すっごい見にくくて。
スピーカー 1
目の調子が悪いんだ。
スピーカー 2
なんかお母さんが後で見てくれるみたいなんやけど、
全然なんか、すっごいチカチカして壊れたテレビみたいになってるから、
せっかくちょっと動けるのに、危ないからあまり動かれへんな。
スピーカー 1
確かに、転んだりしたら危ないからね。気をつけて。
スピーカー 2
ありがとう。
めっちゃチカチカする。
目が開いてないとか言うな。ほら、開いてないとか言うな。
スピーカー 1
何の話してるの?
スピーカー 2
あ、そっか、見えてんのか。
いや、ごめんごめん、一人言一人言。
スピーカー 1
えぇ、そうなんだ。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
うーん、でも、目の調子が悪い。初めて聞いたの。
初めて?
スピーカー 2
え、なんか、初めてって、なんか今までにこういう人がおったん?
うん。
スピーカー 1
なんかね、隣の部屋に前にも来た人が何人かいてね。
その時に、その時も僕は相変わらず暇だったからさ、
少しおしゃべりしたんだけど、
うーん、頭がぼーっとするとか、なんかちょっと言い方悪いけど、
あんまり話が通じてないなぁみたいな人とかはいたけど、
目の調子が悪いって言われたのは初めてだなぁ。
えぇ、普段開いてないからかなぁ。
スピーカー 2
えぇ、開いてないの?
スピーカー 1
どうやって歩いてるの?
目が細いから、目開いてるんかってよく言われたような気がするよね。
スピーカー 2
あ、なんだ、そういうことかぁ。
スピーカー 1
あ、そっか、見えてへんもんな、ごめんなぁ。
スピーカー 2
うん、見えてないからね。
スピーカー 1
ごめんごめん。
スピーカー 2
もう、ちょっとチカチカするから。
ちょっと嫌やね。
治るといいね、目。
スピーカー 1
うん、ありがとう。
うん。
いやぁ、実はさ、前にそこの部屋に来た人たち、
うん。
なんか、運び込まれた次の日っていうか、
中田さんで言うと今日?
うん。
なんか、あんまり喋れなくなっちゃう人とかいたから、
えぇー。
心配してたんだ。
あー。
でもまぁ、ここも手術室やしね。
スピーカー 2
もしかしたら、怪我して運び込まれて、
述語なんか悪かったのかなぁ。
42:02
スピーカー 2
うん、そうなのかなぁ。
スピーカー 1
うーん。
前に来た人みんな無事やったらいいけどね。
スピーカー 2
うーん。
そうだね。
スピーカー 1
あ、そうや。
うん。
スピーカー 2
なんか、こっちに敵成立がどうとかって書いてあるんやけど、
なんかそんな話とかって聞いた?
うん。
いやぁ、何の話?
スピーカー 1
うーん、
どっか、
うーん。
なんか、いっぱい人の名前と敵成立って書いてあるのが見えて、
スピーカー 2
なんか、移植手術でもやったんかなぁと思ったんやけど。
そうなのかなぁ。
いやぁ、えぇー。
スピーカー 1
うーん、でもあんまり今までの人、
まぁ、話しても、
生意気、
生意気いったっけなぁ。
うーん。
そっかぁ。
うーん。
まぁ、
そっかぁ。
スピーカー 2
うーん。
まぁ、手術してやしね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
ごめんごめん、変なこと聞いたな。
スピーカー 1
う、ううん。
スピーカー 2
あ、それにしても目がチカチカする。
うーん。
スピーカー 1
でも、目が悪いって意味では、
僕も一緒だなぁ。
スピーカー 2
ん?あきらくんはもう見えへんの?
スピーカー 1
うん。実はね、
そう、目が見えないんだ。
そう言ったけどさ、ほら。
身体が動かないって話はしたけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
実は目もね。
スピーカー 2
あらぁ、そっかぁ。
すごい事故に巻き込まれたよなぁ。
スピーカー 1
うーん、そう見たい。
スピーカー 2
早くお母さんが治してくれたらいいなぁ。
スピーカー 1
うん。
お母さんがきっと治してくれると思う。
あ、そうだ。
あのさ、あのさ。
うん。
僕ね、
ずっと病院にいるからさ、
全然友達がいなくって。
だから、
もしも、僕が元気になって、
中田さんも元気になったら、
会ってくれる?
スピーカー 2
もちろんもちろん。
こうやって話したら普通に友達やね。
スピーカー 1
あ、僕たち友達?
スピーカー 2
うん。
当たり前やん。こうやってちゃんと話せるんやから。
そういう人はみんな友達やね。
スピーカー 1
そうなんだ。
なるほどね。
スピーカー 2
うん。
どっか行きたい所あるん?
45:01
スピーカー 1
行きたい所かぁ。
うーん。
どうだなぁ。
えー、でもなぁ。
うーん。
うーん。
いや、行きたい所いっぱいあるからなぁ。
いや、もうずっとここにいるからさ。
もう、とりあえず外に出て、
ご飯食べれるだけで、もうめっちゃ最高かも。
スピーカー 2
そやね。まず普通のことができるようになったらいいな。
うん。
スピーカー 1
まぁ、それから、やっぱりこれは僕のことだけだけど、
学校にも行きたいなぁ。
スピーカー 2
あー、そっか。え、あきらくん今いくつ?
スピーカー 1
僕はね、えーっと、うーんと、
たぶん、15歳。
スピーカー 2
たぶんってどうした?
スピーカー 1
いやー、もうずっとここにいるからさ、
だんだんわかんなくなってきちゃって。
スピーカー 2
そっかー、病院に長いこといるのも大変やなぁ。
スピーカー 1
まぁでも、お母さんに前にお誕生日祝ってもらったときに、
15歳って言ってたから、15歳だと思う。
スピーカー 2
そっかー。
外出たら楽しいぞ。
スピーカー 1
あぁ、そうなんだ。
いや、絶対楽しいよね。そうだよね。
スピーカー 2
楽しい楽しい。
いっぱい勉強もせなあかんけどな。
スピーカー 1
うん、確かに。僕、お医者さんになりたいんだから。
うん。
ちゃくちゃ勉強、いけない。
スピーカー 2
やだー。
まぁ、でもお母さんがお医者さんやからな。
いろいろ教えてもらえるやん。
スピーカー 1
うん、確かにそうだね。
うん。
ふんふん。あぁ、じゃあ。
あっ、うんうん。
僕も頑張る理由がまたできたなぁ。
スピーカー 2
うーん、せやな。頑張る理由ができたら、
病院におっても大丈夫やろ?
スピーカー 1
うん。約束だからね。
うーん。
そんな話をしていると、
また今日も強烈な眠気があなたを抑えます。
歩けるようになったとはいえ、まだ体力が戻りきっていなかったようです。
泥のように眠りに落ちる直前、隣の部屋から
おやすみという声が聞こえた気がします。
目が覚めました。あなたは相変わらず手術室にいます。
視界はクリアになっています。体の調子も昨日より良くなっています。
48:06
スピーカー 1
そこに医者がやってきます。
村方さん、おはようございます。調子はどうですか?
スピーカー 2
おはようございます。おかげさんでよう見えるようになってますわ。
スピーカー 1
あっ、ほんとですか。よかったです。
スピーカー 2
昨日ほんとチカチカして気持ち悪かったんですけど、今ははっきり見えてます。
スピーカー 1
あ、そうですか。
そうです。
ほっと胸を撫で下ろすような。
記憶の方はどうでしょうか?
スピーカー 2
いやもうそれがさっぱり、名前も全然思い出せんさ。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
相変わらず誰も僕を訪ねてきたりしないですか?
スピーカー 1
うーん、そうですね。
会社の方などから電話があってもおかしくないような気はするのですが。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
うーん。
まあまあまあまあ、なんと言いますか。
気を取り直してというのは変ですが、今日もお話の題材を持ってきたので、私とお話ししていただけますかね。
スピーカー 2
先生今日もですか?
スピーカー 1
え、ダメですか?
スピーカー 2
いやいや、先生忙しそうやのに、大丈夫かなと思って。
スピーカー 1
いえいえいえ。もちろん患者さんとコミュニケーションを取るのが大事な時間ですから。
じゃあ、是非お願いします。
いや今日は、内容を選定している時にもうちょっと時間がなくて、パッと一番上にあったのを取ってきちゃったんで、ちょっとなんか物騒な話になってしまったんですけれども。
スピーカー 2
え、物騒な話?
スピーカー 1
臓器駆使っていう試行実験をご存知ですか?
スピーカー 2
臓器駆使?いや、ちょっと聞いたことないですね。
スピーカー 1
なるほど。じゃあ説明させてもらいますね。
はい。
臓器駆使というのは、ある人間を1人積極的に殺して、それより多くの人間を助けることは良いことだろうかという試行実験です。
この話は次のようなルールで行われます。
1.公平なくじを健康の人に引いてもらう。
当たりが出たらその人は殺される。
2.殺された人の臓器をすべて取り出し、臓器移植が必要な人に配る。
3.移植は必ず成功するものとする。
51:01
スピーカー 1
4.くじに不正行為は起きないものとする。
5.必要殺す以外に臓器を得られないものとする。
こういった話になるんですが、中田さんはこれについてはどう思いますか?
スピーカー 2
どうと言われましても、くじでも何でも殺したらあかんでしょう。
自分で臓器移植するのに提供しますとか言ってるんやったらいいですけど、
どんなにくずな人間でも生きてる以上それを殺して臓器をまた移植するっていうのはちょっと僕は許せないですね。
そうですね、多分それを知って臓器を移植する人も移植受ける人もちょっと僕は受け付けられないかもしれないです。
スピーカー 1
例えばですけれども、自分が臓器を移植してもらわないと死んでしまうような、そんな状態だった場合でもやっぱりそれは受け入れられないなと思いますか?
スピーカー 2
そうですね、ちゃんと臓器を善意で提供してくださる方がいらっしゃればありがたく頂戴しようと思いますけど、
スピーカー 1
もしそれが出どころがよくわからなかったり、今出てきたくじで殺されたりとかしたいのが取り出された臓器だったりするのであれば、僕はもういらないです。
なるほど。
スピーカー 2
そうですね、はい。
スピーカー 1
お話に少し言いましたけど、やはり自分の意見をしっかり持たれている。
スピーカー 2
そうなんですかね。
スピーカー 1
そうだと思いますよ。
スピーカー 2
ちなみに先生はこれはどう思われるんですか?
スピーカー 1
そうですね。
医者として人が殺されるというのを見過ごすというか、そういったものは何とも言いがたいところではありますが、
54:11
スピーカー 1
例えば、そのくじで選ばれた人間が私なのだとしたら、私はそれを受け入れるかもしれないですね。
スピーカー 2
そうですか。
スピーカー 1
もともと、私自身が臓器提供に対しては肯定的と言いますか、
自分はそういう機会があるのであればしたいと思っているという部分もありますし、
それで多くの人を助けられるんだったら、死にたいわけではないですが。
スピーカー 2
そうか。やっぱりお医者さんをされてたら、そういう考えにもなるのかなとは思いますね。
やっぱり人がたくさん亡くなったりするのをご覧になっているでしょうし、
そういうのを見ると考えも変わるのかもしれないですけど、僕は記憶を失っているから何とも言えないですけど、
ただ、やっぱり僕はダメだと思います。
スピーカー 1
なるほどなるほど。何と言うの?
私の意見は私の意見ですし、舟方さんの意見は舟方さんの意見ですから、
それぞれの意見があって誓るべきと思いますね。
スピーカー 2
そうですね。当然そうだと思います。
スピーカー 1
ああ、いけない。また私話しすぎてしまって。すみません。
スピーカー 2
先生お忙しいのに大丈夫ですか?
スピーカー 1
いえいえ。でもそろそろ行かないといけない時間になってしまいましたね。
明日は一応予定では退院ですね。記憶はまだ戻ってはいないということなので、
これから通院していただくといったことになるかもしれませんが、またその手続き等については明日説明させていただきたいと思います。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
はい。では失礼しますね。
はい。
また、あなたは昨日よりもとても元気になりました。
57:02
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そのおかしは一箇所です。
スピーカー 2
はい。調べてみます。
スピーカー 1
はい。
隣の部屋に続いている扉です。
今の体の調子なら扉を開けて隣にいる秋田君に会いに行くことができるでしょう。
スピーカー 2
どうなんか体がちょっと軽いし目も戻ったし、元気やな今日は。
秋田君は?
秋田君?
スピーカー 1
秋田君は?
はい。はい。おはよう。
スピーカー 2
やっぱりそっちの部屋か。おはようおはよう。
おはようおはよう。ごめん寝てた?
スピーカー 1
うん。ちょっとぼーっとしてた。
そっか。
二度寝しそうになってた。
スピーカー 2
いいな。幸せだね。二度寝三度寝は。
スピーカー 1
もうでも二度寝もしすぎてね。
今だからやることないから眠るくらいしかね。
スピーカー 2
そっか。
こっちはちょっと体動くようになって。
スピーカー 1
元気になってるね。
スピーカー 2
もう目もよく見えるし。
スピーカー 1
よかったね。
スピーカー 2
秋田君多分そっちの部屋だと思うんやけど扉が開いてるっぽいからそっちに行けそうなんやけど行ってもいいんかなこれ。
スピーカー 1
うん。いい。
行ってるならいいんじゃないかな。
スピーカー 2
いいんかな。じゃあちょっと扉を開けて行ってもいい?
スピーカー 1
うん。いいよ。昨日も言ったけどちょっと僕はの方から見えないけどいいよ。
スピーカー 2
うん。わかった。
この扉を開けてるんですかね。
スピーカー 1
はい。開けてます。
スピーカー 2
開けてみます。
スピーカー 1
はい。わかりました。
隣の部屋は薄暗いですね。部屋の中央がぼんやりと光っています。
おそらくそっちの方にベッドがあるんだなということはなんとなくその光でわかりますね。
スピーカー 2
秋田君?
スピーカー 1
なに?どうしたの?
スピーカー 2
ごめんごめん。ここの部屋めっちゃ真っ暗やったからちょっとびっくりしたんやけど秋田君おるんやんね。
スピーカー 1
うん。いるよ。
そっちの明かりの方から声が聞こえてきます。
スピーカー 2
明かりの方に?ちょっとごめん暗かったら全然見えへんだけどぶつかったらごめんやね。
と言いながら明かりの方に?
スピーカー 1
うん。転ばらないように気をつけてね。
スピーカー 2
うんうん。
1:00:04
スピーカー 1
あなたが行くとそこにはベッドがあります。
そしてそのベッドに横たわっているのはあなた自身でした。
もちろんあなたはベッドのそばに立っている。立って横たわる自分を眺めている。
ではベッドで寝ている自分は誰なんだろうか。どうして自分が二人いるんだろうか。
このような異様な光景に散地チェックを行っていきます。成功1、失敗1D10です。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
失敗1D10。
1D10です。
じゃあアイディアを作りましょうかね。
スピーカー 2
アイディア。
スピーカー 1
こんなところでエクストリーム。
こんなところに。
はい。ではですね。
スピーカー 2
ロータル散地を8減らすんですかね。
スピーカー 1
そうですね。減らしてもらって。
BMRと入力してもらっていいですかね。
スピーカー 2
BMR。
スピーカー 1
そのまま押してください。
ごめんなさい。
では身体症状、身体症状症ですね。
ラウンドは2ラウンドなんで、10秒くらいかな。
狂気によって視覚や聴覚に異常が生じたり、四肢の一つまたは複数が動か、2ラウンドじゃない3ラウンドでした。
四肢の一つまたは複数が動かなくなる。
スピーカー 2
はい。
えーと、視覚、聴覚、四肢の一つ。
なるほど。
じゃあまたちょっと目が。
スピーカー 1
また目が。
スピーカー 2
また目が。目が見えなく。
はい。
スピーカー 1
あー、また、またなっちゃった。
あれ、どうしたの?
あれ、来てる?
もうこっちに来てるの?
スピーカー 2
ごめん、アキラ君今なんか、俺なんか、自分がそこにいるように見えたんやけど。
え、なん、ん?
スピーカー 1
ごめん。
スピーカー 2
ごめんな、混乱してて今、目が見えへん。
スピーカー 1
あー、あー。
え?
えーとですが、これ自体は1分くらいしたら解けるので。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
目は見えるよ。
目は見えるようになります。
大丈夫?
1:03:00
スピーカー 1
中田さん、やっぱりちょっと悪いのかな?みたいなことを言っている声が聞こえてくる。
そちらの方を見る。
はい。
それはベッドの脇に置いてある機械が付随したシリンダーから聞こえてきていました。
そのシリンダーは緑の液体で満たされており、中には脳みそが浮かんでいた。
彼の声は、このシリンダーに付随した機械から聞こえてきている。
スピーカー 2
え、あ、アキラ君。
スピーカー 1
ん?ん?ん?何?どうしたの?
えー、あなたがそのように戸惑っていると、部屋に医者がやってきて、シリンダーに近づいていった。
そして、そのシリンダーに付いているスイッチのようなものを切ると、アキラの声は聞こえなくなりました。
もうそんなに動けたんですね。
体を自由に動かすのは、もう少し情勢が必要だと思ってたんですけど。
お、先生。
スピーカー 2
はい。
これはちゃんと説明してもらえるんですかね。
スピーカー 1
はい、説明してもらいます。
アキラとお話しされたということなので、お聞きしたかもしれませんが、
あの子は体の原型が留められないほど重症を負いました。
暴痛事故で。
なんとか脳だけを保存しようと試みたんです。
幸い私は保有がありました。
そういったことができる種族との交流が。
ベッドにいるのは…
村岡さん。
あなた自身の元の体です。
今のあなたの体は作り物です。
人形にあなたの脳みそを移し替えました。
移し替えました。
私の息子は…
アキラは人形にうまく接続できなかったんです。
機械に移し替えるには時間が経ち過ぎていたようで、うまく順応できませんでした。
1:06:01
スピーカー 1
でも、あなたの体なら…
徹底成立98%のあなたの体なら、きっとこの子になじんでくれる。
そして、その人形の体もあなたになじんでるでしょう。
ちょっと調整は必要でしたが、
規制率は97%でしたから。
スピーカー 2
17ってあの枕元のモニターに映ってた数字はそういうことだったんですか?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
先生、いくつか僕の質問に答えてもらってもいいですか?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
僕はここに雷に撃たれて運び込まれたって言ってましたけど、
嘘ですよね?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
僕はここに来る前の記憶も何もないんですけど、
それはあなたの仕業ですか?
スピーカー 1
うちの仕業というか、脳を人形に移し変えた際に、
一時的に機能が低下しているのか、
記憶が一時的に失われてしまうみたいです。
スピーカー 2
つまり、この先戻るか戻らないか分からないっていうことですか?
スピーカー 1
いえ。時間が経過すれば、記憶は必ず戻ります。
スピーカー 2
あと、僕のいた病室というか、あの手術室に何人も名前があって適正率が書いてあったんですけど、
あれは全部、僕みたいに連れて来られた人っていうことですか?
スピーカー 1
もともとは本当にここに運ばれてきた患者さんだったんです。
でも、いくら探しても、適正率の高い人がわからなくて。
スピーカー 2
あの人たちは無事なんですか?
スピーカー 1
そうですね。あの人たちは問題なく元の体に戻って、日常生活を送っています。
あきら君はこのことを知っているんですか?
いえ。あの子は知らないです。私が勝手にやっていることなので。
1:09:11
あきら君、いつ頃事故にあったんですか?
スピーカー 1
そうですね。きらが事故にあったのは、何年前になるかな。
7年とか8年とか、それくらい経っているような気がします。
スピーカー 1
あきら君はずっとその間このままやったってことですか?
いえ。
スピーカー 2
さっき、交流があるとか言ってましたけど、あれは一体何ですか?
スピーカー 1
医者である私が一番よく理解しているんですが、こんな技術は現代の技術では可能です。
未来の技術と言いますか。
あ、そうでというのは、先生もよくわからないってことですか?
スピーカー 2
正直、私の理解の範囲を超えているものではありますが、それ以外に、あきら君の理解の範囲を超えているものではありません。
スピーカー 1
じゃあ、先生はずっと何年も一人でこんな秘密を抱えてやってきたんですか?
そうですね。
先生は、あきら君の理解の範囲を超えているものではありませんか?
はい。
スピーカー 2
あきら君の理解の範囲を超えているものではありませんか?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
先生はずっと何年も一人でこんな秘密を抱えてやってきたんですか?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
先生は今からどうしたいですか?
スピーカー 1
私から野村和さんに伝えたいこと、ただ一つ。
あなたが元の体に戻りたいというのならば、私は100%失敗せずに戻すことができます。
1:12:05
スピーカー 1
先ほど野村和さんにも言われましたが、他の方は問題なく日常生活に戻っています。
この人形は、現状村方さんに馴染んでいますし、適性率も97%で高いですが、その体にちゃんと会う人が見つかったのは初めてですから、
その体を使っていくうちにどのようなことが起きるか、正直保証はできません。
スピーカー 2
この先、この体に何かあったら、それは治せるんですか?
スピーカー 1
昨日でしたかね。
目の異常であるとか、そういったものは調整すれば治せるものでした。
でも、もちろん何か不具合があれば、私のできる限りの手は尽くしますし、サポートさせてもらいたいとは思いますが、
実際にどんなことが起こるか、未知の技術であるため、全てはわからないんです。
ですから、私は息子のためにあなたの体が欲しいと思っています。
それは変わりません。
でも、この選択はうむ、中田さん。
お任せします。
私からのお願いは、あなたの体を譲ってもらえないか。
スピーカー 2
先生、最後に一つだけいいですか。
スピーカー 1
はい、何でしょうか。
スピーカー 2
先生、僕が目を覚ました後に、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
罪の意識があるとか、いろいろ思わせぶりなことを言っていましたけど、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
やっぱり先生は、こういうことをすることに、全く抵抗がないわけじゃないんですよね。
1:15:01
スピーカー 1
そうですね。
もしも、それに抵抗がないんだったら、今きっと私は、この話を中田さんにはしていないと思います。
あの扉も鍵をかけて、あきらには絶対に会えないようにしていたでしょうね。
スピーカー 2
無言で中田先生のことを抱きしめてあげてもいいですか。
スピーカー 1
はい。
えっと、あの。
スピーカー 2
一人でずっと悩んであったよね。
これだけ、一個だけお願い聞いてもらっていいやろか。
スピーカー 1
何でしょうか。
スピーカー 2
これを聞いてもらったら、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
俺の体はあきら君にあげる。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
俺の体このまんまでもいいけど、記憶だけはちゃんと戻るように、何とかしてくれへんか。
スピーカー 1
必ず。お約束します。
スピーカー 2
先生頼んだね。
スピーカー 1
わかりました。あの子のため、ありがとうございます。
医者がそう言うと、あなたの視界は暗転します。
あなたは気がつくと、自分の家に戻っていた。失われた記憶も戻っている。病院での出来事も覚えている。
あれは夢だったのか、現実だったのか。
ふと、体のある一部分が、よく見るとわかることなのだが、他の部分とは違う色になっていることに気がつく。
なたして、その体は本物なのか、偽物なのか、それがはっきりするのは、もう少し後のことだろう。
では最後に、むなかたさんから言葉をいただいて、このセッションを終了にしたいと思います。
1:18:07
スピーカー 2
はい。なんか、記憶がなかった時のことまで覚えてるっていうのが不思議やけど、そのうち、俺の体に持ってるあきら君と、どっかで会えるんかな。
お前こそ俺の体に馴染んでくれたらいいけど、15歳って言ってたしな。
俺の体で、申し訳ないけど、どっかで会えたら、なんかおいしいもんでも食いに行きたいな。
先生も元気やったらいいけどな。
まあなんか、この体、どうなってるか知らんけど、普通に病院行けるんかな、これ。何も考えてなかった。
まあ、なんとかなるやろ。
スピーカー 1
では、シンクトゥルフ神話TRPG、片城、これにて終了させていただきます。お疲れ様でした。
スピーカー 2
お疲れ様でした。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
いやー。
スピーカー 1
3値報酬をやっておきましょう。
はい。
1D10回復ですね。
スピーカー 2
1D10、めっちゃゴリゴリ削られたんで。
スピーカー 1
いやー、ちょっと、おー10点。
スピーカー 2
いいですね。
スピーカー 1
黒字ですね。
スピーカー 2
黒字ですね。
あれ、何倍だったっけ?
スピーカー 1
多分ね、77に。はい、そうですね。
いやー、どうでしたか?
スピーカー 2
いやー。
スピーカー 1
あー。
はい。
スピーカー 2
何でしょう。今まであんまり深く考えたことがないことを突きつけられた。
でも何でしょうね、途中というか、
アキラ君の脳みそが浮かんでるのを見たときに、何か刺してしまって。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
はい。あのー、絶対こう、あの医者の言うこと聞くかと思ったんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。あのー、ロール続けてたら、
すごくなんか、先生がすごく辛そうなのが分かってしまったんで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
身体はあげてしまいました。
スピーカー 1
いやー、もう、身体絶対くれないんじゃないかなと個人的には思っていたので。
あー。
まあ、やっぱ、何と言いますか、あのー、増育児の話があったので。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあ、あの話をした後だっていうこともあって、まあ正直、
まあ、わかってはいる、許されないことをしているということはわかってはいるので、
本当に、いやもう本当に申し上げないという感じで、説明をさせてもらったといった感じになってましたね、私のロールプレイ的には。
1:21:08
スピーカー 2
いやー、いやー、もうその申し訳なさがにじみ出てて、
攻められなかったです。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はーい。
いやー。
そっか、こういうことか。
スピーカー 1
そうですね。これがみんながやってくれていた片城でした。
スピーカー 2
なるほどー。
これでみんなの片城がやっと聞ける。
スピーカー 1
そうですね。
そうですね。13個ありますからね。
スピーカー 2
13個。
すいませんね、あのサパ城ってついてるやつですよね。
スピーカー 1
あ、そうですそうです。
スピーカー 2
やったー、全部見よう。
スピーカー 1
ぜひ、いろんな選択があって、いろんな理由があってっていう感じなので、
スピーカー 2
皆さんの考え方をね。
いやー、これね、キャラが違ってたらなんか選択も違ってただろうなって、最後ちょっとふと思ってしまいましたね。
スピーカー 1
うーん、そうですね。
まあその、ロールプレイとしてキャラクターに徹して望むのか、
自分がやっぱ出てきちゃうのかっていうのはもちろん人によるっていうのもあるんで。
スピーカー 2
そうですね。
中田さんは自分よりでだいぶ考えてるキャラなんで。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
最後は城に放題されるところなんかそっくりだと思いましたけど。
スピーカー 1
いやー、そっか。
コメントにはアナザーもぜひと書かれてます。
ことしさんが僕のも見てねと。
あー、見ます見ます。もうやっとみんなの見れるぞ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
という感じで配信は終わっていきたいと思います。お疲れ様でした。
ありがとうございましたー。
ありがとうございましたー。
スピーカー 2
ありがとうございましたー。
スピーカー 1
ありがとうございましたー。
01:23:01

コメント

スクロール