2023-06-28 09:05

【Podcast Ambassador】テキストと音声の最適化を考える // S03E20

Podcast Ambassador ポッドキャストアンバサダー

ポッドキャストが好きになる番組〜この番組は、Podcast ディレクターである新井里菜が、奥深い音声の世界をご案内していきます。

▶︎今日のテーマ 【Podcast Ambassador】テキストと音声の最適化を考える

▶︎Hosted by Rina Arai / 新井 里菜(Podcast Director)

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サマリー

このポッドキャストでは、テキストと音声の最適化について話しました。最高の原稿を書くために必要な要素について考察し、両方の最適化方法を検討しました。

テキストと音声の最適化について
ポッドキャストが好きになる番組、ポッドキャストアンバサダー。この番組は、ポッドキャストディレクターである、あらいりなが、奥歩館音声の世界をご案内していきます。
毎月第4週目は、ポッドキャストアンバサダーです。ポッドキャストディレクターとして活動する私が考えていることを、授業にお届けしていきたいと思います。
さて今日はですね、私が最近本当によく考えているテーマ、テキストと音声の最適化について取り上げてみたいと思います。
私もですね、音声で配信をし始めてから3年今日経ちました。最初からですね、原稿を書いてそれを読むというタイプの配信がほとんどなんですけれども、どうやったら音声でわかりやすい原稿を書けるのか、いろいろ試行錯誤をしてきました。
そこでですね、テキストじゃなくて音声で情報を届けるために何が重要なのか、最近考えていることをお話ししてみたいと思います。
さて、最近考えている大きなテーマ、テキストと音声の最適化です。これ一言で言うとどっかのビジネス書のタイトルみたいなんですけれども、要はですね、ポッドキャストのための最高の原稿を書くためにはどうしたらいいか、ここを見つけたくてですね、考えているテーマなんです。
ポッドキャストもいろんなフォーマットがあって、私もゲストをお呼びするインタビューも大好きですし、原稿なしで友達とワイワイ話すタイプもすごく好きなんですけれども、比較的自分がこれまで配信してきたエピソードの中で多いのが、しっかり原稿を書いて一人で喋るタイプというフォーマットです。
それこそ今担当しているニュース番組、ニュースコネクトもそうですし、ボイシーでやっていた英語ニュース、ボイシーニュースブリーフもそうでした。比較的下調べをしていうことをまとめてそれを配信するというタイプが多くて、そうなるとですね、実際にレコーディングボタンを押す前に結構な時間を割くプロセスがあるんですよね。
私もこれまで何百とそういった原稿を書いてきた中で、自分なりのコツみたいなものはあるんですけれども、それを今そこから体系化していきたいと思っていて、そうなった時に音声から学んだことだけではなくて、テキストから学ぶ、テキストによる文章術みたいなところからの視点を取り入れることはできないかなと思って、最近ですね、改めていろんな方法を試しているところです。
じゃあ、テキスト媒体である文章術っていうのは音声媒体にも役立つのかって言ったところなんですけれども、改めて本当に役立ちます。
今ですね、戦略的ビジネス文章術という本を読んでるんですね。
これニュースコネクトで水曜日担当されている元朝日新聞社の野上さんが出筆された本なんですけれども、そこでですね、新聞記者がどう文章をまとめてきたのか、あとそれこそ新聞記者だけじゃなくても仕事でのプレゼントから普段のツイートに至るまで、普段の生活でもちょっとした文章を書くことがある人なら、誰でもですね、ほーと思う文章の書き方というのを体系的にまとめられてある本です。
もちろんこれは目で読む文章を念頭に出筆された文章術の本だと思うんですけれども、中にあるいろいろな方法とかメソッドっていうのが、実は音声でも伝えた時にもすごくわかりやすいものが多くて、これまで自分が経験値としてこれは音声で伝える時のコツだなと思ってきたことと重なる部分もすごく多くありました。
特に私の場合は、普段今だと国際ニュースというジャンルを日々扱っているので、特にこの新聞記者がどういった順序でどういった考え方で文章を作っていくのかっていうのが本当に個人的にも役立ってます。
これ具体的な方法は本をぜひ手に取って読んでほしいと思うので控えるんですけれども、皆さんが思い浮かべるような文章を書く時には5W1Hがあった方がいいとかですね、結論が先に来る話し方とか、そういったところでポッドキャストの本編でも役立つこともあるんですけれども、実は音声メディア、ポッドキャストは音声メディアとはいえ、テキストで表現しなきゃいけない部分というのもあるんですよね。
それがエピソードのタイトル、ここは特にそれこそ5分なり10分なりの音声で伝える何千文字もの情報を限られた文字数のタイトルにどう収めるか、ここはですね、特に本当に文章術が役立つポイントだなと思います。
一方で、音声だからこそ必要なポイントというのも徐々に炙り出していってるんですけれども、その中では例えば発話の仕方とか、声のトーンのコントロールの仕方とか、息継ぎとかそういった部分もあるんですが、リスナーさんが聞いていて理解しやすい文章構成、ここもですね、ちょっとした工夫が必要だなと思っています。
ポッドキャストの原稿作成
さらに相手が聞いて分かりやすいということは、喋り手である自分もですね、喋りやすくないとやっぱりですね、伝わりにくいと思うんですよね。だったので、そこも聞きやすさと喋りやすさっていうのがやはり天秤に両方かけられなきゃいけないなというふうに思います。
そんな時に自分の喋りにどんな癖があるのか、ここを知ることも結構重要で、他の音声配信者さんもそうかもしれないんですけれども、自分で配信したポッドキャストというのは必ず自分で聞いてるんですね。
最初はそれこそ自分の声を録音したものをですね、後から聞くのって結構変に感じたこともあるんですけれども、それこそ配信する前のチェックという意味でも、配信した後でも必ず自分のエピソードを聞く。
そうすると、ああ、全くこれ同じこと言ってるなとか、自分だからこそ傷つくですね、癖みたいなのがあるんですよね。で、そこから今はですね、それをどういうふうに改善につなげていってるかというと、その癖が嫌なら、必要なら、別の言い方に変えていく。
それを次のエピソードの原稿を書く時にですね、例えば違う同義語を探して言い換えてみるとか、そういった表現を探してみて、次のエピソードに生かすというのも最近ちょこちょこしています。
で、あとは人のもちろんポッドキャストも聞いてですね、あ、この言い回し素敵とか、この言い回しわかりやすいと思ったものも使ってですね、次のエピソードの原稿に加えてみるというのも、これもすごく非常にいいなと思います。
こうして自分の音源を聞いて変化をつけていったりとか、他人の音源を聞いてはこれわかりやすかったっていう表現を真似していく、この繰り返しはですね、もちろん文字でもそうだと思うんですけれども、やっぱり言い回し、あとそのトーンの言い回しとか、そういったところもですね、音声で聞いた時に心地よいという感覚で真似するっていうのは特有になってくるのかなというふうに思います。
ちょっといろいろ長々と話してしまったんですが、今もですね、現在、シークオーケーでテキストと音声をそれぞれ最適化するための要素というのを整理しています。
またちょっとずつ見えてきたこうした要素を自分の放送に反映してですね、より音声で聞いてわかりやすいエピソードというのを届けていきたいなと思っている毎日です。
さて、ということで今回はテキストと音声の最適化、ポッドキャスターのための最高の原稿を書くためにはどうしたらいいかというトピックで、現在本当に考え続けていることをお話ししてみました。
結構止まらなくなって早口になってしまったんですけれども、ポッドキャスターの皆さんもですね、音声やりながらツイッターで配信をしたり、ブログも公開したり、結構テキストと音声の両方駆け持ちされている方もすごく多いと思うんですよね。
皆さんを表現方法、ちょっと実は書いてますよとかどうやって書いてるっていうのを、そんなところをまたですね、もしよかったらマニアックなところをいろんな配信者の方にお伺いしてみたいなと思います。
よかったらツイッター、ハッシュタグ、ポッドキャスターアンバサダーでお声掛けいただいたり、お便りフォームもご用意しておりますので、ぜひお話ししましょう。ご連絡お待ちしております。
今後も毎月第4週目は、ポッドキャストディレクター新井が考えていることをザックバランにお届けしたいと思います。
さて、次回は月曜です。第1週目、こちらはポッドキャストニュースをお届けします。音声業界の注目の話題や最新のリサーチなどをご紹介していきたいと思います。ぜひお楽しみに。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。この番組はポッドキャストディレクターの新井里菜がお送りしました。それでは次回のエピソードで。
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