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2022-05-18 15:37

野球解説者・清水直行さん ロッテ応援のYouTube番組開設への思い

ご本人へのインタビュー音声。プロ野球ロッテの元エースとして活躍した清水直行氏。現役引退後はニュージーランドに渡って野球振興活動に携わり、その後はロッテの投手コーチ、沖縄初のプロ野球チーム・琉球ブルーオーシャンズで初代監督も務めた。現在、プロ野球解説者を務める傍ら、You Tube「清水直行703(なおさん)チャンネル」でMCを務める。

 数多くのプロ野球OBが You Tube に出演する中、清水氏は古巣ロッテの話題に特化したトークを展開。今回はチャンネル解説の思いや、完全試合を達成するなど急成長を遂げる佐々木朗希投手の将来性などについて、語った。

 

■この番組は

産経Podcast「音声で聴く スポーツ、ここが知りたい」は、アスリートご本人やコーチ、団体運営者の肉声インタビューをお届けします。

【制作】産経新聞東京本社・運動部
【更新】毎週水曜日(予定)

 

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音声で聴く産経Podcastでお届けするスポーツ、ここが知りたい。産経新聞運動部の田中光鶴です。
今回は、プロ野球元ロッテのエースで、現役引退後はニュージーランドで野球振興の活動を行い、その後にロッテの投手コーチ、
さらには沖縄初のプレー野球チーム、琉球ブルーオーシャンズで初代監督も務めた清水直幸さんにお話を伺いたいと思います。清水さん、本日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
清水さんは現在プレー野球解説者を務める傍ら、YouTube、直さんチャンネルでのトークも人気を集めています。
清水さんにとっては、解説も含めて野球のお話をするというのは、ほとんどライフワークになっていると思うんですが、
どうですか?現場で指導という立場から、お話をするという立場になっているのは、今のご自身はどんな感じで野球を見られているのでしょうか?
もともと話すことが好きなので、解説、そしてYouTubeでもちろんたくさんお話いただくんですけど、全く苦になっていないというのが正直な意見です。
これまではユニフォームを着て、現場で1選手であったり、選手たちと会話をしていたんですけど、現場を離れて、視聴者の方であったり、自分の意見を大多数の方に届けるという部分では、
言葉を選ぶのはすごく難しいんですけど、自分の意見であったり、これまでの経験であったりというものをアウトプットしていくということは、とても楽しいですし、知ってもらいたいなということもたくさんあるので、今はすごく楽しく仕事をさせてもらっています。
清水さんのYouTube、なおさんチャンネルなんですけど、1つ大きな特色があると思うんですよね。ロッテの話題に特化していて、チームとか選手を応援するという内容になっていると思うんですよ。
プロ野球のOBの方、いろんなところでYouTubeのチャンネルをされていると思うんですが、1つの球団、特にロッテは清水さんが、ご自身がエースだったチームでもあるんですけど、そのチームに特化して話すというチャンネルというのは、かなり珍しいと思うんですけど。
こういうチャンネルを作りたいと思われたきっかけというか、理由というのは何かあるんでしょうか。
そうですね。まず、一番自分が話せるところは何かということを探した時に、やっぱり一番長くいたマリンズのことと、野球はもちろん好きなんですけど、その中でも一番愛情を持って接しているといいますか、深く関わってきたのはマリンズなので、マリンズのことをたくさん話したいなというのが1つと。
03:12
12球団と言っても、やっぱり広すぎて、見たこともない選手のことを話すのは、どこか腑に落ちないところが自分にもあって。
もちろん、キャンプとか行けば見れるんですけど、いろんなコーチングであったり、監督業もしたという経験もあると、やっぱり選手を長く見ていって、初めて意見をしたり、選手の変化に気づくことがあるので。
でも、僕としては、このマリンズという球団を特化して、長く見ていって、小さな選手の変化であったり、成長であったりというのを見れる範囲が、僕のキャパとしては、マリンズの1球団しかなかったというのが正直なところでもありますし。
見方を変えると、そういったことをやっている方が、YouTubeの中でもおられなかったので、1つ、こういうカテゴリーがあってもいいなというのは、制作する方とか、放送作家の方とも含めて、こういう特色を出していくということで、僕もすごく賛成で始めさせていただきました。
なるほど。先ほどおっしゃっていたように、非常にロッテ愛というか、チームに対する愛情がトークの中から感じられるんですけど。
実際、このYouTubeチャンネルでお話しされる内容については、選手のプラス面に特化されていますけども、あまり耳の痛いことは言わないようにしてあげたりとか、何か心がけていることっていうのはあったりするんでしょうか?
そうですね。心がけているのは、本当に今おっしゃったように、まずやっぱりいいところを褒める。いいとこ探しをしていこうというのは、指導の中でも僕が心がけていたところでもありますし。
このプロ野球って、シーズンが長いですから、トータルで見てあげなきゃいけないということもあって、あんまりこの1つのプレーにケチをつけてダメ出しするんではなくて、いいとこをたくさん掘り出しながら、
そればっかりやってると、どこかで気持ち悪くもなるので、「ここは直した方がいいよ?」とか、「今日のここはちょっと頂けなかったな?」ということは、実は入れるようにはしてるんですよ。なので、大きくは基本的にはプラスなことを話す。
でも、「課題として」という言い方で、マイナス面というものは、「課題」というところに置き換えて話しています。ということが心がけています。
今までは、どちらかというと、選手にそういうふうにいいとこを言ってあげたり、伸ばしてあげて、課題を伝えていたものを、今度はファンの方々に、「この選手はこういうとこがいいんですよ。」とか、「今日はこういうところが良かったけども、もっと良くなるにはこういうところが課題ですよ。」というのを、どちらかというと解説してあげているようなイメージですかね?
06:11
そのイメージが本当に正しいと思いますね。なので、ファンの方も、こういったYouTubeっていうチャンネルは、やっぱり楽しみながら聞くもんだと思ってますし、何かしら自分に得るものがあって聞くので、耳障りの悪いことばかりをずっと話していても、なんか共感を得られないなという部分が、僕はこのチャンネルに関してはあるので。
ファンの方がたくさん見ていただいているので、そういった印象は残らないように、というのは心がけてますね。
実際、チャンネルのコメント欄にも、ロッテについての清水さんがお話しされているトークについて、かなり好意的な声が多いように見えるんですが、実際、ご自身の狙いとご意見を届けているのを見ていて、今のところの手応えというのはどんな感じですかね?
そうですね。正直、今後、どこまで登録者数とかが伸びていくのかというのはわからないんですけど、少なからず、そのコメントには、ちょっとひどいコメントもないですし、応援してくださっている方がほとんどなので。
僕は、そういうチャンネルでいいなと。数を増やせばいいとは全然思っていなくて、そういった見ていただける方が見心地のいいというか、一緒に応援できるようなチャンネルというものを目指しているので。今後、展開としては、もっともっと深掘りをして、ロッテの歴史をちょっと遡ったりとか。
これもロッテに特化してるんですけど、そういった1つのものに特化していくというのが、僕は時代もそうだし、このYouTubeというところでもやってみたかったことの1つなので。野球というところの、さらにもっと絞った、マリーンズというところに絞って、1つのことをやっていくというのは面白いかなと思ってますね。
なので、コメントは全部読んでますし、もっとたくさんのコメントに答えられるような企画も考えて、ロッテファンという部分は消さずにやっていきたいなと思ってます。
本期、ロッテは佐々木老樹選手が完全試合を達成して、着実に成長遂げていると思うんですが、実際、佐々木投手のピッチングというのは清水さんも解説で、球場でご覧になられているというふうに伺っているんですけど。今後の可能性というのは、清水さんから見たら、どういうピッチャーになっていくという。
そうですね。もう、可能性というか、伸びしろはまだまだあると思ってまして。スピードというのは、「じゃあ、ここからプラス10キロ速くなって、170何キロ投げられるか?」って言ったら、僕はそうはいかないと思ってるんですよね。
09:10
それよりも、ピッチングというものの幅が、どんどん経験を積むことによって広がってくるなというふうに見てます。その1つは、今、基本的にはストレートとフォークなんですね。この2種類で、ここまで、今、日本で最高峰であるプロ野球で結果を残せているというのは、ちょっと異次元な選手の1人なんですね。
さらに、急死がないわけではないので、カーブであったり、もう1つ、今後覚えていくのに、チェンジアップというボールも有効かなと思ってるんですけど、そういったボールが入ってくると、さらに手を付けられなくなるんじゃないかという可能性すらあるので、もっともっと見ていきたい投手だなというふうに思ってます。
しんさん、かつてロッテのエースと呼ばれて、2005年には日本一にも貢献されています。今、佐々木投手の技術的な部分、こういうふうにしたらいいんじゃないかというお話を伺ったんですけど、エースと呼ばれていくと、賞賛もされますが、批判もされたり、いろんなものの対象にもなっていくと思うんですけども、佐々木投手が球界のエースと呼ばれていくようになるために、
精神的な部分、メンタル的なもの、いろんなものを含めて、どういうところが今後、彼のエースと呼ばれるために、技術的なこと以外でも必要になる部分というのはあったりしますかね?
そうですね。一番は、彼はまだ20歳そこそこなので、今年3年目を迎えている選手で、なかなか責任感という言葉は、僕はすごく大事だと思ってまして。その責任感というものが、いろんなところに出てくると、エースとして成長していってくれるんじゃないかなというふうには思ってます。
これは、自己管理はもちろんのこと、やっぱりチームの成績ということに対しても責任を持つということですね。自分の成績というのは、若い頃は自分の成績でもいいんですけど、徐々に、やっぱり自分の成績ということ以上に、チームの成績というものは、やっぱり自分の中でウェイトを置き出した時に、やはりチームの中での責任感というのが出てくると思うんですね。
なので、今、彼は純粋に投げることが楽しくて、試合に自分が勝つことももちろんですけど、そういうことが楽しいというところに、さらに責任感であったり安定感であったりというものが、どんどん植え込まれてくると、彼はそういった階段を登っていくんじゃないかなという気はしますね。
エースとしての素質はもう十分にありますか?
12:20
一年、二年で終わるようなピッチャーではないのが、まず絶対条件でありますし、それを3年から5年、そして10年くらいチームの中心となるピッチャーになっていくのが、やっぱりエースというものだと僕は思うので、そこには必ず人が評価する世界ですし。
成績だけではなくて、行動であったり考え方であったり、どんどん年を重ねると、またその先輩としての振る舞いであったり、そういったものも全て加味されて、彼というものがエースというふうになっていくと思うので、それ以外のところというのが、今後彼が歩んでいく中では必要かなと思います。
なるほど。清水さんのエース論というのが非常に勉強になりました。今のところ少しYouTubeの話に戻るんですが、清水さんの一人語りというのが好評になっているんですけれども、今後例えばOBの方を呼んだりとか、チャンネルどういうふうにしていきたいというようなものがあるのか、それともこれはもう自分が一人で好きに話して応援したいんだというようなものなのか、
少しナオさんチャンネルの将来性についてもお話を伺いますでしょうか。
そういう計画をしているのが1つと、ロッテのOBの方にもちろん出ていただくのは楽しみにしているんですけど、もう少しコロナの状況が明けてから、ロッテの選手としてのOBだけではない、これもまたちょっと深掘りして、違うロッテの関係の人たちを呼んだりとか。
野球野球してるんですけど、そこをちょっといろんなところを掘っていきたいなと思っています。なので、今のままずっと続ける。ここが基本的には主にはなると思うんですけど、いろんな展開というのを今考えているので、ちょっと楽しみにしていただけたらなと思います。
まだまだ広がっていくチャンネルという感じですか?
そうですね。いろんな可能性を秘めたチャンネルでもあります。
わかりました。これからも楽しみに見ていきたいと思います。今日は清水直幸さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
15:01
ありがとうございました。
いつでも大丈夫。ぜひフォローをお願いします。
15:37

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