スピーカー 1
これ、ちょっと待って、この話どのくらい広げていいんかな?なんか、嫌やな。
えっと、ちょっとこれ語弊がないように言えるかな?ちょっと俺そこにコンプレックスがあって。
スピーカー 2
どういうことですか?
スピーカー 1
ちょっと、これもう本当にフラットに聞いてほしいんやけど、俺、男の人に性的興奮できないんよ。
スピーカー 3
はぁはぁはぁはぁはぁ。
スピーカー 1
できないことが、めっちゃ嫌なんよ。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
要は、散々タカイくんに言ったんやけど、なんなんの話とか言うんやけど、ちょっと羨ましさを感じていて。
スピーカー 2
なるほどね。その節はずっと感じる。
スピーカー 1
分かるよね。だから、俺っちゃあれなんよ。その、多分二人分かってくれると思うけど、マジで多分、そういった意味で偏見ないと思うちょっと。
ないないない。
同性愛者をバカにするとか、LGBTQとかに対して、その、何て言うんかな。
スピーカー 2
めっちゃ分かる。
スピーカー 1
本当に純粋に何とも思ってないわけ。
うんうんうんうん。
その、必要以上に持ち上げてもないし、必要以上に気持ち悪がる人とかもおると思うけど、それ全くないと俺は思っちゃうやんけど。
うんうんうんうん。
でもさ、俺は人類の全ての人の気持ちが分かりたいんよ。
うんうんうんうんうん。
なのに、分かれない、その、もどかしさがあって。
スピーカー 3
あー、なるほど。
スピーカー 1
で、一回俺、その、結婚決まったぐらいの時に奥さんを友達紹介するわっつって、俺の友達何人かと奥さんおって。
うんうんうん。
で、なんか、ちょっとそういう話になったんよ。
うんうんうん。
いや、俺ちょっともうやっぱ、いわゆる性的指向みたいなものが、みたいになった時に、なんかノリでよ。
うん。
え、じゃあもうちょっとそう、海外に行ってそういう店行ってきたらいいやみたいな。
うんうんうん。
その、もう結婚前にそういうのやっぱ体験した方がいいやみたいになって。
うんうんうん。
だからうちの奥さんも、なんかちょっと面白がってさ、あ、一滴一滴いいよいいよみたいな感じになっていってさ。
うんうんうん。
なんかこう、そういうノリになってったよ、あっちの。
うんうんうん。
いや、お前行ってこいよみたいな。
うんうんうん。
ってなってた時に、俺もう、受け入れられなさすぎて、それが。
スピーカー 3
へえ。
スピーカー 1
なんかね、うえ、うえ、ってなってって、パニックみたいになってきて。
うんうんうん。
どう言ったんやろな。
スピーカー 2
いや、わかるわかるよ。
スピーカー 1
いや、わかる。
わかる?
うんうんうん。
えっと、理論上そうなんよ。
うんうんうん。
理論上俺は、全ての経験をしたいと思っている。
うんうんうん。
で、みんなの気持ち分かりたいと思ってる。
うんうんうん。
で、言うたら、妻の、まあ当時まだ結婚してないけど、もうすぐ妻になる人の了承も得ているわけよ。
うんうんうん。
で、実際に一歩踏み出せない俺って思うのは、許せんくて。
スピーカー 2
はあ。
ははははは。
スピーカー 1
許せんのよ。
うんうんうん。
で、俺は大体その、なんでやってもないことに対してやらずに、わかった気になっちゃうんち、俺思うタイプだよ。
なるほどなるほど。
で、何も減るものないわけやん。
うん。
やらいと思っちゃうけど、マジで無理で。
うん。
で、俺ちょっとね、なんか気分悪くなって横になるわみたいな。
はははははは。
周りも、あ、ちょっとごめんちょっと、ちょっとふざけすぎたみたいになって。
うんうんうん。
一旦落ち着こうみたいになって。
はいはいはい。
ごめんごめん、みたいになって。
それくらいなんつーんかな、俺ん中でこう、分かれちゃうよ。その、あー、分かるかな。その、なんでも、チャレンジしたいし、人の気持ちを知りたいという、俺の、その、頭の部分よね。
うんうんうん。
でも、本能的に無理っつー部分で、ばっかん乖離してしまって。
はいはいはいはい。
で、俺多分、両極端で、人、平均よりも、どっちも外れちと思うよ。
うんうんうんうんうんうんうんうん。
それが、なんか同居しちゃって、一人の人格の中に。
はいはいはいはい。
処理つかんくなった、みたいな。
スピーカー 2
めちゃくちゃ、分かる。俺は。それ、いやいや。
うんうんうんうん。
きょんちゃんは、多分、そういう人間やろうな、っていうか。もうだって、30歳から、
うん。
33ぐらいかな。30歳から、タバコの禁煙の苦しさを知りたいっつって、そこまで一回も吸ったことないタバコを始める人よ。
スピーカー 1
ふふふふ。
スピーカー 2
だから、多分ね、世の中の全てを経験したいって思うよ、と思うよね、多分ね。
うんうんうんうん。
きょんちゃんち。
スピーカー 1
そうなんそうなんよ。
スピーカー 2
だから、なんかそこが、ちょっと、めちゃくちゃ経験したいのに、ダメだってなってしまう自分が、もうめちゃくちゃ嫌って。
スピーカー 1
めちゃくちゃそう。だって、しかも、理論上、なんの痛みもないんだよ。
うんうんうん。
だから、目をつぶってないと思ったら、ないやん。
うんうんうん。
ないっつったら、ちょっと、逆に失礼かもしれんけど、その、別に失うもの何もないんよ、理論上。
うんうんうんうん。
やけど、この恐怖感に勝てんかったよね。
うんうんうんうんうんうんうん。
なんか、ちょっと、それが、ものすごい、いまだにコンプレックスというか。
うんうんうんうんうん。
スピーカー 3
え、ちょっと、確認していいですか。それって、要は、ニューハーフの風俗に行ってみる、みたいな。
あ、言うたらそういうこと。
スピーカー 1
そういうことそういうこと。
スピーカー 3
うんうんうんうんうん。で、その、体験してみたいと思っているはずなのに、その一歩を踏み出せない自分の、この葛藤で苦しみすぎて、気分悪くなったって話。
スピーカー 1
あ、そういうことそういうこと。
そういうことそういうこと。
スピーカー 3
いや、すごい。
スピーカー 2
これ、きょんちゃんの話し方がさ、すごいこう、賢い人の喋り方するうき、みんな分からんかもしれんけど、だいぶ変よね。
正直。
みんなだって、この、あ、賢いし、あ、きょんちゃんの話しっち、そうだなーっち、みんな聞きがちなんやけど。
だいぶ変なこと言いようきね、これも。
スピーカー 1
いや、それはそう。
スピーカー 2
普通の人は、いや、こん、そんな嫌に決まっちゃうやんで、終わる話が、そこで、ぐあ、ぐあ、なんて、気分悪くなって、体横にするんばよ。
スピーカー 3
確かに、めんどくさい。
スピーカー 2
正直、だいぶ変きね、それ。みんな気づいちゃうかからんけど。
スピーカー 1
そうなんや。
スピーカー 2
それも変やきね。
スピーカー 1
いや、だから、俺が最初、うえ、とか言いようの。
まあ、そのとき、まあ、言っちゃうと、おちくんとかりょうちとかがおったんやね。
おちくんりょうち、あと、ひでもおったんかな。
あの、ラジオ仮説のひでとかもおって、みたいな感じのメンツやったきさ。
もうちょっと、りょうちがまた悪ノリするやん。
スピーカー 2
するね。
スピーカー 1
もう、まあ、俺同級生やね、りょうちっつうの。
で、もうなんか、最初はだっけ、俺、リアクションと思っちゃうやん、たぶん。
うんうんうんうん。
なんか、でも、なんか、おちくんは、その、いわゆる、その、メンタルコーチしようきさ。
うんうんうん。
気づくわけよ。
あっ、ちょっと待って。たぶん、りょうちさん、これ、きほねりさん、まあまあ、ちょっと、言っちゃってるかもしんない。
そう、おちくんは、その、心を扱う仕事しよったきさ。
あっ、たぶん、これ、ちょっと、様子がおかしくて、たぶん、ちょっと、動機も、バーッ、言っちゃったんよ。
で、おちくんからドクターストップかかって、あっ、ちょっと、ほんと、やめましょう、みたいな。
うんうんうん。
でも、いや、俺、あれさ、おちくんがおらんかったら、ちょっと、もうちょっと、言っちゃったかもしんない。
あー。
なんか、で、で、だから、そう、これ、普通じゃないやん。普通、こんなことで悩まんやん、たぶん。
スピーカー 2
悩まん悩まん、普通は悩まん。
スピーカー 1
だから、まわりは、たぶん、気づかんと思うよ。ただの、いじりと、リアクションと、思うと思うし、俺も、最初、そうやったしね。
うん。
その、話の始まりのとき。
うんうんうんうん。
なんやけど、俺も、ちょっと、おかしくなってきてた、途中から。なんで、俺、こんなに、パニックみたいになっちゃうの、みたいな。
あははははは。
あれ、なんやったんかな、っていう感じだよ。
はあ。
すげえ。
スピーカー 2
ははは。
へえーん。そっちはそっちで、へえーん。
スピーカー 1
あー。
ははははは。
正直。
だから、気づいたら、どう言ったらいいんやろな。この話っち、一般的に、こんなんで悩むわけない、って話と思うよ。
うんうんうんうんうんうん。
で、一般的に、こんなんで悩むわけないやん、って話っち、その辛さが伝わらん、みたいな話と思うよ。
うんうんうんうんうんうんうんうん。
で、自分も、こんなんで悩んじゃいけんよね、みたいなことやから。
うんうんうんうんうんうん。
それで、深刻じゃなく振る舞うんやけど。
うんうんうんうんうん。
その中で深刻っちゅうことに、俺も気づいてない基礎。
はいはいはい。
どんどんダメージ溜まってって、途中で寝込む、みたいな感じになる。
うんうんうんうん。
いや、これ、あの、キャッシュレスの話と同じだよ、たぶん、俺ん中で。
スピーカー 3
うんうんうんうん。
スピーカー 1
あれ、この話、タカヤ君としたっけ?
スピーカー 2
俺は聞いたね。こないだ、あの、八木原翔ちゃんと会ったときに。
スピーカー 1
あっ、生配信でしたんか、これ。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
俺、現金社会が嫌いで、キャッシュレスに何かしてないことに対して、ものすごい嫌悪感と怒りがあるわけでしょ。
スピーカー 3
そうですね、樋口さんそういうタイプですよね。
スピーカー 1
キャッシュはあったんよ現金はあったき
うん
一旦俺全額貸すと
うん
で返してもらって
うん
じゃあ消費者金融に返しよう分えっと俺に返してっつったんよね
うんうんうん
で高井くんからするといやいやそれ悪い場合っちになるやん
スピーカー 3
うん
はいはいはいはいはい
スピーカー 1
普通そうやん
うんうんうんうん
そういう目線でちょっと考えてほしいんやけど
うん
俺60万以上ずっと銀行に口座があったんよ
うん
で当時まあその投資とかあんま知らんかったき株式や不動産投資はしてなかった
うん
だから銀行の口座に入れちょったら増えもせん減りもせんただの60万つう数字があるだけなんよ
うんうんうんうん
それを高井くんの口座に移動して数年後に返ってくることっち俺んとっては痛くも痒くも何のデメリットもないわけ
うんうんうんうん
で唯一考えられるリスクは貸したまま高井くんが逃げるやん
うんうんうんうん
でその関係をそのようなことを高井くんがまあするデメリットの方が大きいやん高井くんにとって
うんうんうんうん
それはせんなと思ったんよ
うんうんうん
だからこの時点で俺んとってデメリットがゼロ
うんうんうん
ここまでわかる?
うんうんうん
デメリットゼロなんよ
で当時議事としてコンビを組んじゃったよね
はい
でそれで高井くんがバイトに入るってことでネタ合わせができんとか
はいはいはい
あったわけ
はい
でなんでバイトに入らないけんかって言ったらお金稼がないけんわけよ
はい
だから月1万のあれっちバイトに1日2日入る金額なんよ
うんうんうん
この金を高井くんが消費者金融に利子として払わんでよかったらバイト1日2日休めるやん
うんうん
だからコンビの活動ちょっとできるやん
そうですね
ちなったら俺んとって今高井くんが利子を払うっちゅうことっちゅう俺んとってデメリットがあるよ
うんうんうん
だから迷惑なんよ高井くんが消費者金融に利子を払うっちゅうことは
うんうんうん
だからいや悪いっちゅう気持ちがあるかとか知らんけど迷惑やけん
うんうんうん
これ視覚有るよね感覚
スピーカー 2
これねあのね芸歴2、3年で吉本の一番下のライブでを芸人にこの考のできるわけない
ははは
スピーカー 1
たしかにたしかに
スピーカー 2
うんうんうん
俺あとにもさっきにも初めて言われたんやけどお願いやき貸させてちゅわれたやん
そんなコトバ言いたことあるお金別にいやいいいいこっちがい言うのよ
お願いやき貸させてちゅわれたけど俺
うんうんうんうんうんうんうんondern
いやいやそれはもうもちろん俺からしたらねプラスでしかないそんなのは
いやいやそれはもう本当にありがとうってお願いしたけど
マジで60万その後すぐ振り込んできて即これで返してって言われて
貸してくれたわけね
スピーカー 1
その時の感覚っち優しさでもなんでもねえけどね
迷惑やないよ俺からすると
非効率的な金の減り方しようことが俺にとって迷惑やん
だからそっちにイラついちゃう
だから借金したことにイラついちゃうっていうよりは
そうなのよだから高井くん借金して
お前売れてねえ芸人のくせに借金して
金もないのに利子返させてがイラついちゃうんじゃないよ
高井くんはその時金ないから借金して利子が払ったよ
俺の中に口座が中に金いっぱいあって