1. おれたち LIVES MATTER
  2. #114 苦しい苦しい人をずっと..
2022-11-12 36:34

#114 苦しい苦しい人をずっと応援する気持ち(サブカル千夜一夜 Darkness #2)

思春期にがっつりと美少女ゲームを愛してしまった、よしだの00年代サブカル少年記第2回。

今回はやっと麻枝准さん編の完結編です。

よしだの麻枝さんへのラブレターを受け止めた後、ぜひ最新ゲーム「ヘブン バーンズ レッド」をプレイしてみてください。


Wright Flyer Studios × Keyが贈るドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド』


-----関連過去回-----

『サブカル千夜一夜 Darkness』シリーズ

#21 美少女ゲームって何なん?(00年代サブカル少年記)

#77 はじまりは麻枝准(サブカル千夜一夜 Darkness #1)


「おれたち LIVES MATTER」は自分らしく生きている人にも生きていない人にも送る、魂のデトックス番組です。毎週末更新(目標)!

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00:06
おれまたは、人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
みなさん、こんばんは。今日も始まりましたおれまたです。まずは自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
マッタン漫画家Kiwaです。よろしくお願いします。
おーす。Dreamyushaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
今回、Yoshida君いるね、ちゃんと。
うん、ちゃんといるな。
おはようございまーす。
おはようございまーす。
全く連絡なかったよね。
子供の寝かしつけとともに、気づいたら8時とかでしたね。
えー、あるよね。あるあるだよね。
わかるからさ、あんま攻めれないんだよな。
仕方ねーよな。
タイミング悪いことに、Yoshida君がとてもいてほしい回だったんだよね。
あ、そうなんでしたっけ?
そうなんですよ。メッセージいただいててね。
僕とShioちゃんでも紹介させていただいたんですけども、がっつりYoshida君に熱いメッセージを送ってもらってたんだよね。
そうだよね。
あー、湿地ですねー。
なんかさ、今日に限ってなんでYoshidaいねーのって感じだったよね。逃げたんじゃないかなーみたいなね。
あいつ勘付いたかみたいなね。
まあ、いわちゃん一周空いちゃったんで、どんなメールだったかっていうのをきっちりYoshida君にぶつけてやってくださいっていうか、Yoshidaも読んだんだけどね、ちゃんとその文字。
もう一回ですか?もう一回紹介させてもらえますか。
それじゃあ前回のメッセージ紹介させていただいたやつを、ちょっとざっくりYoshida君にもう一度お伝えしてですね、その上で応援していただこうじゃないですかということで。
応援し?
あのー、LINEスタンプさんからメッセージいただきましたね。
はいはい。ありがとうございます。
Yoshida君のゼロから漫画道をですね、とても楽しんでくださってる。
本当にありがたいことですよね。
ありがたいことですね。
マジ絶対キレてる人しかいないと思ってたんだけどね。
失笑しかない中、まだLINEスタンプさんはね、しっかりといつかやってくれるんじゃないのと思ってくださってるんですよ。
嬉しい話ですよ。
そうだよ、もう全部草生えてるからね、他の人とかね。漫画道?みたいな感じになってる。あったね、みたいな感じになってる。
嬉しいですじゃなくて、お前の場合は申し訳ないですだよ。
しかもLINEスタンプさん、どうこんなの?ってプロットまで紹介してくれてるんですよ、考えてくれて。
自分もLINEスタンプ作れてませんなんて、Yoshida君のとこまで降りてきてくれて。
Yoshidaに合わせてくれてる。
配慮ができる方ですね、それは。
なんでね、しっかりYoshida君にもレスポンスをね、いただきたいななんて思うわけですよ。
反応ね、科学反応が。
あのね、Twitterでね、かいわれさんがさ、ちょっと聞いておられない方にはわからない話かもしれないですけど、
Yoshidaが一回、俺ができなかったら罰ゲームを買うって言いながら罰ゲームをぶっちぎってる状態で、
その罰ゲーム案を集めたときに第一位だったコーンベッドっていう、工事現場でコーンの下敷きみたいなのがあったんですよ。
03:07
それだ、コーンベッド。
で、かいわれさんの案だったんですけども、俺が。
で、そのかいわれさんからコーンベッドを定期便でっていう新しいアイデアがあった。
アマゾンの。
コーンベッド買って叱られろよ。
で、罰ゲームをする気もない続けるって言いながらやってねえじゃねえかっていうところに関して、
ちょっとYoshida君の本音が聞きたいよね。
Yoshidaゼロから漫画道をやる気があるのかい、君は。
やりたい。
前回と一緒じゃん、それ。
やろうという気持ちも。
言ってた言ってた。
だから、それ言っちゃうと、ごめんなさいって言わずに、やる気はあるよって言うと、やらなきゃダメなんだよ、わかる?
やりたい。やりたいという気持ち。
Yoshida君、もう一個チューブラリンの企画あるかな。
そうだよな。
なんだっけ。
サブカルセンアイチアダークネスってさ、美少女ゲームの歴史を話すって言ってさ。
ほんまや。
10年しかやってねえんだけど。
助手帳だけやって終わってるからな。
ほんまやね。
あ、あれねえ。
あれねえって言っちゃダメだ。
これはやめとこう。
変にできるよって言ってやらなきゃいけない。
やめるなよ。
いや、あっちは喋れるようになりました。
頑張ってゲーム一通りオーダーしたんで、喋れるようになりましたね。
今日やる?
今日?
うん。
だいぶアドリブだけど喋れないこともない。
いや、マジで?聞いてみる?アドリブで。
怖いな。
ちょっとね、いいよね。
でもその界隈の話聞きたいな。
今日そっち系の話しか。
そっち系しようよ。
事故ったらちょっとごめんなさいだけど。
前回の企画をやった時の回をさ、見てみたらさ、だいぶ昔のことになっちゃった。
それだっけ?
何ヶ月?半年以上前じゃない?あれ。
半年以上前だと思うよ。ちょっと待って。
ありました。第77話 始まりは前田純 サブカルセンアイチアダークネス vol.1 2022年2月26日
ほら、2月だ。
すげえ。時の立ち方が早いっすね。
あのさ、わくわくラジオさん同期なんですけど、わくらじさんが2周年記念ってやってたんですよ、この前。
ってことは俺らも2周年じゃない?と思って。
確かに。
何もやってないことを気づいた上に、吉田がいないとかいろいろあったから、結局うちは2周年記念も何もなく平常通りのまま時が進んでいってるので。
天体記録みたいだね。いいことじゃないですか。自然なんですよ。
うるせえよ。
うまいこと言うな。
もういいや。はい、じゃあ吉田くん一応、真ん中道の方はじゃあ、いつか再会するんですね。
やりたい。
えっとすごい、もうまっすぐの言い訳だけど、本業がとてもおかげさまで好調でして、時間がないっていうのはありつつ、あとご存知の通りめちゃくちゃツダの皮が熱いので、やります。それはやります。ちょっと待っててね、ハートって感じです。
あのですね、お前はツダの皮熱いからいいかもしれないけど、続きがありますか?ってメールが来るなんてさ、すごいことじゃない?覚えてるって。
ほんとよね。
そういうめちゃくちゃありがたいメールが来た時に、俺らが冷や汗をかくんだよ。めちゃくちゃ嬉しいんだよ。すごい嬉しいし、こんなメールもらえるなんてって思うんだけど、自分のことだったらさ、頑張らなきゃってやるんだけど、お前のことだから、俺が頑張ってもしょうがないからさ。
06:10
そうですよ。そりゃそうですよ。
やれよって思うんだよ、俺も。
やるよ。やりたい。ちょっと待ってて。
もういいよ。
落ち着くって。いろいろ、たぶん。
あのね、たぶんこれ、何回言っても同じことを言うからね、話が全く先に進まないんだよね。
いやいや、ちょっと待ってください。
分かった。じゃあ、やめてないんで、気長にちょっと。
気長にも待ってないらしい話だよな。
2年経つからね。
申し訳なさすぎるけど。
マジでごめんしか言えないですけど、頑張る。
一応それで、前回勝手に決めさせてもらったんだけど、ラインスタンプつくるずさんが、お前が賞を取る前にラインスタンプを作ってきたら、お前はコーンベッドを購入するってことは決まってるから。
あ、そうだ。
それは俺が決めたから、もうやってください。お願いします。
俺は賞を取るまでがゴールなんですね。
そうそうそうそう、ラインスタンプさんはラインスタンプを作るまでがゴールね。
オッケーオッケー。かかってこいよ。怠慢だな。
負け戦だけどな、お前は絶対。
こいよ。
負け戦。
いいよ。負け戦と思っても挑むんだよ。挑んでねえな。
挑んでないんだよ、お前は。
挑んでないんだよ。
かっこいい言い方すんな。
踏み出してないから。
えーと、じゃあまあそんな感じで、今日は吉田くんがサブカルセンエイチアダークネスという企画を続きをやりますって言ってるんで、そっちを聞くことにしましょうか。
そうですね。じゃあちょっと話しましょうか、そっち。
そうですね。前回何話したっけな。
前回はえーと、最近ヘブンバーンズレッドっていうゲームをリリースしたシナリオライターの前田純さんという方がいまして、その人にすごいハマったところから美少女ゲームにハマっちゃったっていう話を吉田くんがしたんだよね。
そうですね。
1年近く前の話だったね。
これが覚えてるからね。
すごいね。すごいな、お前。
お前すごいな。よく覚えてんな。
すごいよね。正直さ、本当にすごいと思う。
で、その前田純さんという素晴らしいシナリオライターの方にハマって美少女ゲームへの第一歩を踏み出した吉田少年はその後どうなっていくかっていう話ですか、今回は。
そうですね。僕というか前田純さんにフォーカスを置いて、またちょっとお話をしたいなと思ってるんですが、
多分前回の話だと、前田純さんっていわゆる美少女ゲームのライターとして一世封尾したけども、社内での開発チームとのコミュニケーションであったりとか、ユーザーからの評価というところで、
結構成功もしつつも大きくバッシングを受けたりして、メンタルを病みつつも活動し続けてる方というようなところまでお話したかなと思って。
そうだね。詳しくはその前回を、この話の概要欄にもちゃんとリンク載せとくようにするんで聞いていただけたらってことですね。
ぜひぜひ。代表作でいうと、エアー、カノン、クラナドっていうギャルゲーと呼ばれるもの、あとは同じ会社で出したリトルバスターズっていうゲームも非常に売れてます。
09:00
なんかあれだよね、2000年代のオタク界隈ですごく名前を聞かれた作品たちだよね。
そうですね。
その界隈では知らない人はいないぐらいの。
だからあんまりそこに触れてなかった、俺とか岩ちゃんでもタイトルはなんか聞いたことあるなっていう感じだよね。
聞いたことはある。
いわゆる泣き芸っていうジャンルのバイオニアというか、泣き芸といえば前田さんだよねっていう方ですね。
ゲーム作りから一時離れることになりまして、なんでそうなったかというと、クラナドっていうすごい評価されたゲームの、そこからスピンアウトした作品を一本作ったんですね。
それがメインヒロインじゃなくて、また別のサブヒロインのその後のお話みたいなところを作ったら、
結構そのオチというか、お話が主人公が死んでしまうようなオチの作品を作られたんですね。
そしたら結構というか、ファン層が当時ピュアな方が非常に多かった、ハッピーエンドがあるものだと思っていたユーザーからするとすごい大ショックだったようで、
某掲示板ですね、僕もおりました2chでボックボックに叩かれまして。
なんかそう考えるとそうだよね、2chっていいところも僕ら過去に語ってるけど、口座やりやりの掲示板ではあるよね、まあそういうところではね。
まあ評価する声っていうのもある程度あったんですけど、それ以上にバッシングが大きくて、そのゲーム、PCゲームだったんですけど。
なんていうタイトル?
俺それなんか名前だけ聞いたことある気がするな。やっぱすごい有名作を作ってるんだね。
そのPCで作ったのPS2に移植して、そこではちょっと最後のオチを若干変えて、死んでないんじゃないかみたいな匂わせをさせて終わるみたいな、そういう修正もしてました。
で、まあその最後のオチも変えてみたけど、それはそれで変えるんだったらやるんじゃねえよみたいな感じでまたボコボコにされて。
辛いね。
で、そこから結構病んでしまって2ヶ月ぐらいですかね、おっとかの給食に追い込まれてしまったと思われています。
で、そこでどちらかというとメインで出ることはなくて、更新の育成っていうところで、さっき言ったリトルバスターズってゲームの作成の方に入っていったような形なんですね。
で、その後結構スカッと活動が止まって、ゲーム作りからどうも離れたんじゃないかみたいな状態までになっちゃったんですね。
で、そのタイミングで僕が当時いくつだ?2007年ぐらい?何年前だ?13?15年前?
15年前になるね。
すごいね。僕が16歳の時ですかね、前田さんのゲーム出ねえなって思って、そこから2年ぐらいしたらちょっと表にまた出始めたんですね。
12:03
そしたらアニメの方に進出をするということで、アニメ脚本家という形で、エンジェルビーツっていう作品。
それも知ってるわ。なんかあれだよね、K-ONが流行った後ぐらいに出てきたやつだよね。
そうそうそうそう。タイミング的には同じぐらいかな。ちょっとそこを定かじゃないですけど。
全然内容は違うけど、一応バンドモノみたいなイメージじゃなかったっけ?
そう、バンドモノ。
バンドモノだよね。
死後の世界で戦い続ける。なぜ戦い続けるか理由がわからないが、戦い続ける学生たちのお話。
ちょっと待って、戦うってバンドやってるアニメのイメージがあったの?違うの?
バトルモノなの?
バトルモノ。死後の世界を舞台にした青春ドラマっていう位置づけで、
その中で高校生、高校が舞台なんで、球技大会があったり、学校生活があったりっていう中で、バンドもテーマになっていて、
そのバンド、ちょっと油断というか、前回の話でも言ったかもしれないんですが、
そのバンドの中の劇中歌を歌っていたのが、もうすでにビッグアーティストになったリサさんがボーカルとして、
これは前田さんが抜擢したと言われてるような方ですね。
アニメ脚本家として復帰をされたというか、表舞台にまた戻ってきましたと。
で、これ自体きっかけがあったのが、アニブレックスのプロデューサーの方が、すごい、要はキーオタク、前田純オタクで。
ファンだったんだね。
そうそうそう。で、その方が熱烈にオファーをして、アニメ作りましょうと。
あれ、オリジナルアニメだったの?
オリジナル、そう、完全オリジナルアニメで脚本を作ってもらって、
ワンクールですね、12本あって作成をして、これは概ね好評に終わりまして、
バンド自体も、劇中バンドの中でリサさんっていうアーティストを発掘したりとか、
そこは後年にも影響があったんじゃないかなっていうような作品でした。
その後また、シャロットっていうアニメの脚本、これも同じ座組で、
アニブレックスの多分トバさんっていうプロデューサーと、
あと同じ制作会社さんと前田さんの脚本でアニメを作られたりとか。
これが2012年か2015年ぐらいの間で活動されて、
アニメ脚本家という形で表舞台に再度出てきました。
結構ここも脚本自体は、とても前田さん的な脚本で、
前田さん的っていうのが、彼、とにかく野球ネタが好き、バンドネタが好き、
魔法的な幻想的な世界で、舞台設計としてファンタジーが絡んでくるような話。
これをどの作品でも結構共通していて、アニメも同じフォーマットで作っているような感じだったんですね。
どうしても13話っていう中だとゲーム脚本書かれていたんで、ちょっと収まりきらない。
15:01
ゲームめっちゃ長かったりとかね。
そうそう。登場人物めちゃくちゃ出しちゃうので、結構個々のエピソードが語りきれなかったりとかもあって、
当時のキーファンとかネットの方とかは割とちょっと受け止めきれないというか、
もっとできたんじゃないかみたいなので、なかなかポジティブな評価っていうのがちょっと少なかった印象は、
僕の見ている範囲だとありました。
そんなこともあり、またちょっと病気にもなってしまって、日常生活も結構厳しいような状態になってしまって、
2015年ぐらいからですけど、完全にもうまた表舞台から出てこなくなってしまって、
どうしてるのかどうしてるのかっていう中で表に出てきたのがゲームシナリオ。
そして改めてゲームを作るぞとPRとともに発売されたのがヘブンバーンズデッドっていうゲームですね。
これ、ソシャゲですか?
ソシャゲです。スマホでできます。
なので、成功してるように見えて、結構濃いオタクが多かったりとか、
あと期待値がとにかく高まり続けた。
なんかそういうイメージあるわ。すごく期待値が高いっていうね。そういう熱烈な分だけね、すごくファンの人が。
ゲームもそうなんですけど、アニメにも結構恵まれていて、エイアーとかクラなどが京都アニメーションさん、
すごい高品質なアニメを作る製作会社さんが作って、アニメも非常に出来が良かったりとか、
ゲーム自体も泣き芸といえば、もう出すもん出すもんとにかく注目をオタク会話では浴びてしまうような形だったので。
本人も結構おっしゃってるんですけど、クラなどで全部出し切ったって言っていて、
投げんすよクラなどって。普通にクリアしちゃうと2,30時間とかもっとかかるんじゃないかぐらいな感じで、
シナリオが詰め込まれまくっていて、本当に出し切ってしまっていて、
なんとかなんとか自分の引き出しを中から引っ張り出して作り続けていた2015年頃までっていう感じですね。
で、もともと彼の志望ってゲームシナリオじゃなくて、ゲーム音楽の方だったんです。
シナリオ以外のところでもゲームサウンド作ったりとかっていう活動もされていたので、
クラなどもそうですし、あとはレトルバスターズとか、劇中の音楽も手がけていたんですけど、
なんか批判をされつつも、わりとそっちの方での才能ってどんどんやはり目に見える形になってきて、
それがアニメのリサさんに提供した楽曲であったりとか、あとはヤナギナギさんってアーティストをご存知ですかね。
ヤナギナギさん、何名前は?
結構スーパーセンターとかに向かってるのかな。
あ、そうなんだ。
もともとガゼルって名義でニコニコ動画にいらっしゃった方で、
彼女とコラボしてアルバムを出したりとか、音楽周りの活動も豊富にされていて、
18:05
そこはあんまりちょっと表に出づらい部分ではあって、当然皆さん好きな人は知ってたというわけなんですけど、
脚本でいろいろボコボコにユーザーに戦いつつも音楽は作り続けているっていう、
なんか屈折したものづくりへの向かい方をされている方だなっていう印象があるんですね。
そんな音楽もすごい好きで、そこに対して才能もあって思いもある。
脚本に関してもすべて出し切ってしまいつつも、世間に求められているからなんとか仕事をしていたみたいな状態で、
2010年代過ごして病気になってしまってっていう、すごい追い込まれたというか、
満身創痍。自分はどこに向かうべきだみたいな状態で作ったのが、
ヘブンバーズデッドだと思っていて、これすごい面白いんですよ。
やった?
やりました、やりました。評価もいいんですよ。
前田さん自身ツイッターでおっしゃったのがこんなに褒められたの初めてって言ってて、
あのなんでしょう、報われてきてるんですね、今になって。
実際そのヘブンズバーズデッドってどういうゲームかというと、
これももうとても前田さん的な世界観でストーリーが構成されてて、
謎の生命体に襲われた地球が危機に瀕していて、
その生命体は一般的な兵器を全く通じなくて、
その唯一生命体に抵抗できる兵器を扱える、武器を扱える子たちを主役にした、
これも要は終わった世界での学園モノみたいな。
学園モノがやっぱ多いのかな、基本的に。
メインの主役の子は元伝説的ロックバンドのギター・ボーカルでした、みたいな。
なんかアニメっぽい感じの設定だね、面白そう。
前田さんが好きなものを盛り込んでいて、
音楽もさっき言った柳々さんと一緒に作っていたりとか、
結構今まで前田さんが培ってみたものっていうのを全て盛り込んだような形にしてますと。
なんですごい良かったかと言ってるかというと、
ちょっとこれ褒めてるかどうかって微妙な言葉になってしまうんですけど、
前田さんの世界観って結構フロー不思議が大きくなったりとか、
あとは設定の部分を最終的にファンタジーのところで、
奇跡が起きるから問題になった事象が解決するっていう奇跡って要素がすごい大きくて、
それって具体的に何みたいに弱かったりもするんですよね。
あとどうしても今まで恋愛ものを作っていたので、
主役の男の子がヒロインの女の子と結ばれるっていうところをストーリーとして描かなくちゃいけなかった。
結構ハードルあるじゃないですか、恋愛ものとして。
でもそのヘブンズバーレット、そしゃげっていう媒体になると、
一個一個のストーリー結構短くていいんですよね。
21:01
一つのステージの中の話でよくて、
かつ舞台がファンタジーなんで、何やってもいいじゃないですか、変な話。
ファンタジーっていう世界観が。
あと今回男の子のキャラが出てこなくて、基本的に女の子だけのキャラなんで、
無理に恋愛を描かなくてもよいっていうので。
本当に男いない状態なの?
そうそう、全くいないです。
じゃあ恋愛的な流れってないの?
ゆり的な、女の子同士の絡みとかはあるんですけど、
それって描き方として、男女の恋愛よりもう少しライトに描けるじゃないですか。
言ってるの伝わりますかね。
イチャイチャぐらいの話で済むので、
そうすると話を重くさせすぎず、
ちょうどいい感覚で一人の子に絞って、
ゲームの1章2章で作れたりっていうのがあって、
ファンタジーなんで破綻もしづらいっていう。
かつ、そしゃげなんで、
前田純っていう脚本家に触れることが初めての子たちがいっぱいいるんです。
その子たちに対してはすごい新鮮で、
オチがやっぱりちょっと感動系、泣かせるようなお話とか、
少し不幸があるキャラクターが、
なんで活動を頑張っていたのかっていうと、
こういう不幸な事象があったからですよみたいな。
一個ちょっと提携として前田さん的なストーリー展開っていうのも、
結構新鮮に受け止められていて、
そこまでガッツリ50時間、クラウドみたいにやらなくても、
ライトに前田純が楽しめるっていう。
そうか。50時間もさ、ちゃんとパソコンゲームでやるってなると、
相当コアなことになるよね。
かつ、ゲーム音楽でも、
他のそしゃげ、どれくらいなのかわかんないですけど、
そしゃげ音楽としてもしっかり作られていたりとか、
どこも高品質に作られているのが、
結局前田さんの音楽性の部分もあるし、
苦労して脚本が書けない間にやっていた音楽の活動の部分が、
しっかり結びついて、
つながり関係性とかもあったんですけど、
そういった部分でも、劇中音楽としても品質が良かったりとか。
なんか、何でしょうね、古いファンから見ると、
良かったねって言える作品だと思っていて、
ちょっとなんか、勝手に安心してしまったというか、
本当に僕のすごい個人の感情なんですけど、
認められたよね、改めて前田さんっていう作品。
なんかさ、あれだよね、お前の話はさ、
ファンがさ、すごく友達のように心配してるだけの話になってるよね、今。
そうなってきました、完全に。
好きなんだなーっていうのがね、伝わってくる。
これも言葉を選ばずに言うと、
やってることはずっと一緒なんですよ、前田さん。
何でしょうね、ファンタジー的な世界観で、
困難が出てきて、その間にコメディリーフでバンドのボーカルが出てきてとか、
あとはその、劇中で絶対野球をやってとか。
24:00
なんか、そう聞くとさ、なんかバンドのイメージすごい多いよね。
大体やっていると思う。
そのお約束が、ちゃんとヘブン・バーンズ・ジェットにも入っていて、
これもさっき話したんですけど、
それがちゃんと楽しまれてるっていう状態が嬉しいっていう。
なんかね、おかしな見方になっちゃうんだよね、俺。
なんかもう、何でしょうね。
もう良かったねっていうのに全部で聴読したんだよね。
前田さん良かったねみたいな。
だから、今この時に素直に面白いと言ってくれる人が一番多い時期になったよねっていうのが、
もう本当に吉田くんとしてはホッとしてる感じなのね。
ホッとしている。
ファンとして。
そう、なんか楽しんでほしいなとか思ってしまうんですよね。
今、評価されている部分であったりとか。
なんか一時ね、小説とかも書いてて、
自分を投影したキャラクターみたいなのを出してますっていう触れ込みというか、
コメントもあって、
どれどれって読んでみたらずっと死にたい死にたいって言ってる人がやってきたんですよ。
これはダメだと思って。
それもなんか頑張って読んだんですけど、
物語というよりも完全に心配の方に気持ちが向いてしまって。
ファンとしてね。
そう、それもそう。
なんか純粋にその前田さんの、何だろう、ここ2015年ぐらいからの最近、
もう僕も全然そっちの業界に触れてないんですけど、
たまに検索してそういう小説が出て、読むと、
あー大丈夫かな、病気になりました、みたいな、あー大丈夫かなみたいなのが続いてる中で、
しっかりゲームリリースされて、
今のちゃんと咀嚼のプラットフォームで作られて、
クオリティも高いものができて、認められてっていう、
なんかその、2000年、2003年ぐらいから俺見てるのは、
前田さんの作品を。
ほぼ20年ですよね。
20年のもう、
長い、長い。
そんなうよ曲折、もう勝手にファンなんで横から見てるだけなんですけど、
うよ曲折を経ての今が、なんかもう、よかったねーみたいな。
なんかさ、聞いてると、もちろん作品大好きなんだろうけど、
それで吉田くんがさ、そういう泣きげえって言われる美少女ゲームの、
一時期一世風靡した作風っていうのにハマった根源になってる人っていうのはすごいわかるから、
そういう作品としてのファンっていうのはもちろんあるんだろうけど、
なんか今の話だと、それ以上のなんていうんだろう、前田純さんについての全体を、
楽しみって言うとちょっと違うかもしれないけど、心配も含めなんだけどもちろん、
その人のファンになってない?吉田くん。
いや、もう前田さんのファンなんですよね。
作品のファンっていうのは全然もう薄くなっちゃってる。そうおっしゃる通りで。
それで言うと、アニメ制作会社進卒で入ったときに、
そういう作品が好きで、自分でも当時言っていたので、
そういうものを作れるためにはどうしたらいいんだろうって思って、
前田さんが触れていた作品を、あの人は狂気的にブログにも全て書いてたんで、
27:06
この曲をこう聴いて、こう聴いて、この作品を聴いてみたいな。
確かに上から下まで一通り触れようと思って、全部はいかなかったけど、
だいたいもう出したんですよね、私が、そのとき。
そうすると、いよいよ思い出が強くなってくるじゃないですか、前田さんとかに。
19歳くらいなんで、まだ感性もある程度ピュアだったと思うんで、
そこがわりと土台になって、今になっている部分もきっとあると思う。
じゃあもう、ただの作品ファンではなくて、吉田という人格の一部を作った人なんだね。
いや、あると思う。マジでそうあると思う。あると思うが、
でもなんか、心配と不安っていう気持ち持つ。
2015年、7年前くらい?
24か、僕が。24は今のウェブ業界に飛び込んだくらいかな、僕が。
自分も大変な時期にはとても触れられなくて、引きずり込まれるんだよね、だいだらに。
逆に今は結構、おかげさまで仕事もプライベートも好調な状態で、
まあ、心に余裕のある時期ってことだね、今は。
他のビックリ触れてみたら、いいじゃん、前田さんいいじゃん、みたいな。
なんかね、人生若干シンクロ、無理矢理させてる感があって。
けどそうだね、怖いね、前田さんが好き。
そうだよね、完全に。
すごい吉田君の深い愛情を今感じているわけなんだけども、
その前田さんの作品って、ちょっと俺間違ってたら申し訳ないですけど、いわゆるキー作品っていうのは前田さんの?
そうですね、ほぼほぼ。
って考え方でいいの?
当然別のライターさんも書いたりしてるんで、全てとは言えないですけど。
そうか、そうか、キーっていうのはあれか。
レーベルですね。
レーベルだよね、そうだよね、そうだよね。
さっき言ったクラナドとかカノンとかって、
俺美少女ゲームはやらないんだけど、やっぱすごい有名すぎて耳に届いてくる。
オタクの界隈にいればどうしても届いてくるのね。
ただこう、これやっといたほうがいいとか、見といたほうがいいとか、
見てないなんて、何て言ったらいいのかな、バッタモンだみたいなことを言う人はたくさんいる中で、
よくよくね、僕あんまり恋愛物とか見たり読んだりする機会が少ないのよ。
まあ単純に好みの話だよ、いいとか悪いとかなんだよね。
なんでなんか恋愛物とかあんまり見ないし、美少女ゲームってやったことないしな、みたいなこと言うと、
まあ違うんだってみんな声を合わせて言うのね。
クラナドは違う、カノンは違うって、一緒にしないでくれみたいな感じで。
まあ揃いも揃ってたまたまなのかもしれないけど、みんな怒るのにする。
一緒にするなって。
お前が見てたようなもんと一緒にするなっていうような。
こういう映画が好きで楽しいをするんだけども、一緒にするなって言って。
俺別に何も言ってないのにエロゲー舐めるなみたいなことで怒りだし。
あれはだから相性が深すぎたってことなのかな、吉田くんの今の話を聞いたら。
30:00
自己投影というか、同化してたのかなっていう、一つになってる人たちに対して、
デリケーターのことを言ってしまってたのかもしれないなと思って、それで怒ったのかなとか、
ふとね思い出したよ。みんな怒るんだもん。
めちゃくちゃこれは散々好きで好きでないって言って悪口っぽくなんですけど、
普通にギャルゲーのジャンルだから、それ以上でもそれだけでもないと思っていて。
別に悪いことじゃないよね、それは。
結構ピュアな恋愛ものをかつ泣かせるみたいな作品に、当然ドラマとか映画はあるわけですよね。
ヨーガもそうですし、邦画もありますよね。
そこと比較したときに全然違うのか、すごい突出してるのかっていうと、そうではないと思っていて、
オタク界隈の当時の人たちが触れられる感動できるコンテンツが、それしかなかったんじゃないかなとちょっと思ってます。
逆に言うとさ、いわゆる同じようなピュアな恋愛ストーリーとかって、他の媒体でもいっぱいあるわけじゃない。
そことの決定的な違いって何なんだろうね。
作家性がすごい出るとこじゃないですか。
個人のね。
なるほど。
要はカノン、キー、クラナード、エイアーモカは前田純っていうものがすごい出ていて、
これ前田さんだよね、この描き方とか。
それがさっき言った4作品って結構共通シリーズみたいな感じなので、
一通りやると書きぶりとか、こういうノリだよねって出てきて、
より前田さんの、前田武士とか、会話に来てって言うんですけど、
すごいわかりやすくなってくる。
一方で、アングラだからこそ一人の作家が音楽も作って、脚本もやってっていう、すべてできる。
そこは多分他の当時の媒体、テレビでやってたドラマとか映画とかよりは、
より個人の考えとか好きなものっていうのがわかりやすく受け止められるっていうのは、
差としてはあるんじゃないかなと思うんですね。
でもなんか今の吉田くんの話聞いてるとね、
ある程度お家芸っていうのができてるわけじゃないですか、こういうジャンルっていうか。
前田武士だよね、まさしく吉田くんが言ってたね。
それを織り込んだ上での見方と、全くないものの見方で感想は当然違うとは思うんだけれども、
さっき言ったところで、世代を越えて前田武士を知らない子にもこのヘブンズ・バーンレッドっていうのが受けてるっていうのは素敵なことだなっていうのが吉田くんのさっきの話だよね、きっと。
なんだろうね、出来上がったのかな、もしかして。わからないけれども。
ついに長年の試行錯誤で完成形になったのかな。
いや、差し上げて媒体が良かったと思う。無理しないでいいし、要は期間も長いじゃないですか、差し上げて。
違うんだよ、吉田くんは前田さんの体調感が見たい。無理しなくていい。
そうだよね。完成まで2年缶詰で死ぬ気にならなきゃできないとかじゃなくて、アップデートあるからちょっと体調のことも考えながら制作できるかもね、みたいな視点だもんね。
33:07
出来上がったものじゃなくて、もう人格あるんだよね。それでもちょっと素敵な話だよね。
そうだね、好きなんだなっていうのはね。
いい話だな。
親戚のお兄さんみたいな感じの遠まきに見てる感じがあるかもしれないですね。
親戚のすごい頑張っていろんなことをやりながら、苦しみながら頑張ってるお兄さんを見てるみたいな感じ?
まだそれやってんのかよって見つつも、
やり切ってるなーみたいな?
そうそう、すげーなー、まだやってんだなーみたいな。
なんか入りをしないでもいいんですけど、入りをさせるぐらいがいいと思って、気使わせるぐらいが一番いきやすいと思うんですよね。
あんだけ成功してるんだから、それぐらいになってればいいのにって思いますが、そうできないとこも愛してしまうとこなのかもしれないですね。
そうだね。
なんかいい感じにまとめたのかどうかわかんなくなってきた。
人間味というかね。
すごい伝わったのは、吉田本当に好きだねっていう感じで。
またラブレターでしたね。
またラブレターだね。
そうなんだよ、吉田が前田さんという人間も含めて作品好きになっちゃってるってことだよね。
追いかけなしだよね。
メンタルやるんだよ、前田さんの私生活が、会話見ると。
で、一応今回前田純さんはとりあえず喋り尽くしましたか?
そうだね、喋ったと思う。
で、じゃあ今後このシリーズはどういうふうに発展していくんですか?
俺聞きたいやつある。
聞きたいやつある?
美少女ゲームってさっきも言ったけど、俺詳しくないんだけども、
結構そのいろんな映画とか漫画とかで風変わりなものっていうのなんかないのかなって調べたりすると、
美少女ゲーム界にもなんかすごい三大うつ芸とか、
陳芸とか奇芸みたいなものっていうのがタイトルが上がってくるので、
なんだっけな、これねタイトル違った間だけど、
さよならを教えて。
全然わかんないわ。
なんとかの歌みたいな。
なんかとりあえずなんかやべえゲームですみたいな紹介されてるものが何個か上がってくるんだけども、
吉田くんってそういうのは踏んでるのかなと思って、
そういうジャンルのもの何か知ってたらまたぜひ聞かせてほしいなとか思います。
さやの歌じゃない?たぶん。
それかもしれない。クテルフっぽいなんかの。
あれっすか、まどまぎのウロブチさんが脚本でさやの歌って。
そうなんだ。
そうかそうか。
じゃあやっぱ有名なのかな。
有名ですね。
さやの歌なら、さやの歌っていうかウロブチさんについて話すと面白い。
全然実は知らないんだよね。
やとしいです。
まどまぎとかアニメだとフェイトゼロとかですね。
フェイトゼロか。
あとはブラックラグーンのノベライズとかも書いてある。
そうなんだ。
ブラックラグーンにまどまぎはまどかまぎかですね。
そうですね、僕はブラスデータが大好きなんですけど、
ブラスデータって何って感じですよね。
ちょっとそこら辺をじゃあ次はすごく名前を聞いたことある方だし、
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聞きたいです。
有名な方だし、まどかまぎかぐらいは見たことある人なんで。
ウロブチさんはそんなに前田さんみたいに強い思い入れないから、
フラットに話せないと。
前田さんはさ、なんかもう前田さんの解説じゃなくて、
お前の思い入れじゃん、ただ。
ラブレターだから。
じゃあとりあえず次回からは別の話に広がっていくということで、
このシリーズも一応楽しみにしておいてください。
ということでよろしいでしょうか、お二人とも。
じゃあ今日は終わりにしようと思います。
ありがとうございました。
ご視聴ありがとうございました。
ご視聴やってください。
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