00:12
おれたちライブスマター、おれまたは人生を無理やり楽しむための人間参加キュレーション番組です。
本番は今日も始まりました、おれまたです。まずは自己紹介からいきたいと思います。
宮口の元シナリオライター、Shojiです。よろしくお願いします。
また漫画家キンイワです。よろしくお願いします。
最後に元ワナビーで東京でウェブディレクターをやっています、Yoshidaです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。いやー焦った焦った。Iwaちゃんと連絡がつながらないっていうね。
すまん。収録の約束してたのにさ。何してたの?連絡がさ、取れないからさ、死んでるかと思ったよ。
バタリアンみたいになってた?そう、バタリアンみたいなゲロ吐いて死んでるかと思ったよ、ほんとに。
もう年々記憶力がね。何してたの?
いや、もうただ生きてたよ。コンビニ行ってました。コンビニ行ってた?うん、コンビニ行ってた。
今日土曜日だよね?今日土曜日だよ。しかもね、おれ土曜日だったはずだよな、収録って思いながらコンビニから帰ってきたの。
今日土曜日じゃん。そもそもね、今日が土曜日だっていうことを理解できてなかったね。
職業病だね、完全に。そう、漫画家ってさ、週間のさ、週で動いてないじゃん、曜日で。生きてないでしょ。
そうなの。だからね、まあわからんでもないけどね。すまん。
まあ、なんとか収録にたどり着くまでにすでに1時間を要したっていうことで。そうだね。ありがとう。いいね、みんなやらかしが増えてきてるね。
いいねいいね。嬉しい嬉しい。
ということで、今日も頑張っていこうと思いますけども、まあ今日、実はこの回って20日になるのかな?クリスマススペシャルですね。
そうだね。配信時期はクリスマスあたりですね。
クリスマス時期にね、素敵なゲストを迎えて今日も始めようと思うんだけども。サンタさんが来てるよ。
サンタさん。このサンタさんは破壊のサンタさんか天使なのか。
ということで、じゃあ早速吉田くんから始めてもらいましょうか。
わかりました。今まで岩さんの話を聞いたり、あとはゲストで和也くんに話を聞いたりと、
漫画家っていう職業っていう視点で、漫画家にフォーカスを当てて何回か話をさせてもらっていたんですが、
今回はですね、実際にその漫画家としてデビューをしている、また岩さんとは別の人をちょっとゲストとして呼んできまして、
ちょっとその方にまた色々と話を聞いて、その漫画家っていう職業について、もっともっと知っていけたらなと思っています。
03:07
ちゃんとしてる方って感じだよね。
うーん、ちゃんとしてるかなぁ。
不穏な空気がいきなり。
どうなんだろうね。俺はもう自分のルートしか知らないからさ。
経験値としても浅いからね。
漫画家角とあるものっていうのをよく知らないっちゃ知らないもんでね。
取り組みとしてはね、まっとうに、岩さんと違って一般的なルートで漫画家デビューしたと思うんですが、
なんだろうな、人として色々あります、この方。
事前に色々とゲストと話をして、どんな話しようかっていうことを
喋ったんですが、その中でもだいぶネタが盛り盛りで、
すごい話がいっぱいあったんで、その話は今回2人にはあまり伝えていません。
今回の収録で初めて聞く話がほとんどだと思うので、ちょっと楽しみにしてもらえればと思ってます。
スパイシーなやつなんだね、きっと。
ゲスト紹介をさせていただければと思います。
よろしくお願いします。
紹介させていただきます。
今回のゲストは、舞台俳優にハマって自己破産、
包み幸彦監督と肩を並べた破天荒漫画家、神谷美希さんです。
どうぞ。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ハードル上げまくりじゃないですか。
破滅のサンタですよ。
久しぶりです。
めちゃめちゃ久しぶり。
なんか色々と、すいません。
お邪魔します。
神谷さんの紹介を簡単に僕の方からさせていただければと思いますが、
前回ゲストで来てくれた梶谷君と同じで、もともと僕の同級生で漫画家としてレビューをして、
実際に伝採になったのは2作品ですかね。
そうですね。
伝採をされていたというところで、漫画家として活動している、
ただ、松治さんの生徒としても、松治さんがストーリーの授業を教えていたりとか。
学生の頃から知ってますね。
縁深い方ということで、今回来ていただきましたので、ちょっと色々とお話聞ければと思っております。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっとね、自己紹介でだいぶ色々とネタバレをしてるんですが、この方、自己破産しております。
はい。
おとどし言っちゃいました。
激アツだね。
ちょっとさ、初っ端からパンチが強いんだけど。
裁判所で理路整然と怒られてきました。
はい。
はい。
はい。
はい。
06:00
はい。
はい。
もうすいません。すいません。本当にすいません。
裁判所行くんだ、自己破産って。
そうなんです。
自己破産がもう軽いジャブぐらいの。
ジャブだよね、きっとね。
うん。いいよ。
自己破産はとりあえず知っておいていただけたらありがたいなって。
ああ、いいな。
あのさ、初っ端からさ、かずやくんを超えるパンチ打ってきたね、いきなり。KOパンチ打ってきたね。
そう、いったでしょ。
こういうのがあるんですかね。
じゃあ、今回は自己破産の仕方も学べる。
全然何でも聞いてください。
破産しなくてもできないっていう方がいらっしゃったら、私にDMを送っていただければと思います。
何の宗教始めの木だよ、それ。
ちょっとじゃあ、ちゃんと順を追って話さないと、もう楽しい話がいっぱい出てきちゃうから。
そうですよね。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
聞きたいことを丁寧に聞いていければと思うんだけど、きっと脱線するだろうなと思っていますが。
そうですね。
えっとですね、一応漫画家のなり方というか、どういう経緯でデビューまでしたのかっていう話をちょっとまず聞ければなと思ってまして。
聞きたい。
はい。
で、初めて伝採した作品って何でしたっけ、神谷さん。
えっと初めてがミキちゃんいよいよアウトっていう自助伝というか。
自助伝ね。
ですね、漫画ですね。
そうだね。
俺持ってるよ、買った。
ありがとうございます。
リスナーの皆さんもぜひググって、ちょっとあの、URLとかTwitterでもこの説明文でも話していただくんですが、
えっと、すごい内容で神谷さんこれざっくり。
大体私のことわかります。
そうだね。ざっくり内容を。
自己紹介漫画。
自己紹介漫画。
それなりにクレイジーな内容で。
でも自助伝で神谷さんってこんな人だよっていうのが全部ギュッと濃縮された漫画じゃない、あれって。
そうだね。
あれがさ、あの、連載されて単行本に至る流れってどういうことなの、あれ。
いや、あの、覚えてるところで言うと。
覚えてるところで言うとね、後でちょっとその話もしよう。
後でちょっと話が前後するんですけど。
覚えてるところで言うと、デビューのきっかけは、あの、吉田くんと一緒に作った漫画だったんですよ。
はい。
で、その漫画の中で一番最初に出てくる漫画は、
覚えてるところで言うと、あの、デビューのきっかけは、あの、吉田くんと同じ学校で、
庄司さんもいらっしゃった学校の卒業制作の展示会みたいなのがあって、
その展示会に、あの、門川の出版社の方がたまたま見に来てて、
で、そこでちょっと目に留めていただいて、ちょっと声かけていただいて、
一旦ちょっと、あの、本社の方で話を。
お、へー。
でも今のままじゃ全然君ダメだから、あの、5年10年計画で育てていくけど、いい?って言われて。
09:02
でもね、上谷さんね、在学中から何かキラリと光るものがあったよ、本当に。
本当ですか?
うん、本当にあった、あった、それは。
面白い漫画描けますもんね。
本当ですか?ありがとうございます。
なんか照れる、普通に照れますわ。
いや普通に褒めた、普通に褒めた。
褒められる経験が全然ないんだよな、もう。
やめてやめて、つだくない、つだくなる、そんな話は。
ちょっと、キャラが崩壊してしまいます。
じゃあ元に戻ろうか、キャラ。
はい、はい、撮影すぐするんで戻してください。
あの、っていうので担当についていただいて、
それから、結構長かったんですよ、連載になるまで。
そうなんだ。
多分数年か、たぶん4、5年かそのぐらいは、
アシスタントとバイトを掛け持ちしつつ、
多い時は多分4個か5個ぐらい掛け持ちして、
アシスタント?
生活をしてたんですけど、
すごい漫画家っていう感じ。
ザー貧乏みたいな感じの暮らしをしてて、
今ちょっと漫画だけに焦点を当てて話すと、
何回かカドカーの賞に出したんですけど、戦外で、
数年ぐらいくすぶって、やっと受賞させていただいて、
その後、読み切りを載せようっていうことになったんですけど、
その読み切りのワンがものすごい煮詰まって、
ニッチもサッチもいかんぞってなった時に、
私の闇の数年間を知る担当さんが、
一番面白いのはあなた自身だよ、みたいなことを言っていただいて、
俺が今まで見てきた中で一番面白いのはって言ったところで、
私が今まで出してきた、見てもらった漫画の中で
一番良かったやつ言ってくれるんだろうなって思ったら、
お前だよって言われて、え?私?みたいな感じで、
嘘だーって思って、
自分では至極まっとうに生きている、
自己破産した後で言うのなんですけど、
自己破産するまでは至極まっとうに生きていると思ってたので、
なので、これでダメだったら仕方ないかって思いながら、
今まであった出来事をとりあえず過剰書きにしてって言われて、
過剰書きと言われてもなーって思いながら、
とりあえず友達がこういうことをやってたよ、あんたみたいなことを言ってくれたやつを、
わーっとワードで書き出して、それを持っていって、
いいじゃん、みたいな感じになって、
普段の行動がいいネタだよ、やっぱりやるじゃん、みたいな感じになって、
そこからその担当さんが、いいと思うエピソードに丸をつけていって、
12:00
これをとりあえず自助伝として、
なんか自分のキャラクター作って書いてきてって言われて、
書いたやつが読み切りで、当時多分Webコミックで、
そうだったね、最初Web課なんかだったね。
コミックニュータイプっていうカトカーのWebサイトに載せていただいて、
結構反響があったみたいで、ありがたいこと。
より多分、あまりにも底辺なので、
きっと読む側に安心感を与えたんだと思うんですよ。
こんなやついるんだから全然自分大丈夫かと思っていただいたんだと思うんですけど。
反響があっても嬉しいかどうか微妙な気持ちになるね。
でももういいですよ、何でもいいやと思って。
しかもその時にちょっとだけ話逸れるんですけど、
エンドカードっていうのが付いてて、
そのエンドカードっていうのが、
ほぼ全裸の私の写真が漫画の一番最後に載ったんですよ。
俺それね、見たよ。
どうしたのって思って、あれ。
あれ親にも言われました。
悪い親に見せたんだ。
これはいただけないって。
これ、お母さんは言うよな、これはいただけないって。
どういうことなのこれって。
読み切り云々よりも何これ。
でもぶっちゃけ言うと、あれ私許可出してないんですよね。
言ってたね。
マジか。
勝手に。
アウトだね。
アウトなんですよ、勝手に入れられたんで。
あの時に出版社を訴えていれば多分ちょっと、
生活は楽になってるよね。
生活は楽になっているはずなんですけど。
自家破産しなかったかもしれないね。
そうなんですよ。自家破産しなかったかもしれない。
左手打ち屋のようなそんな感じの、
悠々自的な生活を送れたかもしれないんですけど。
なんか、あれなんですよね。
面白いのあったと思って、その後載っちゃって、
最新作をバンバン取りまくっちゃったんですよね。
ダメじゃん。
何枚かあるんだ、あれ。
でも一番最初に送ったのは5枚だったんですよね。
そもそもなんでそんなほぼ全裸の写真があるんだっていう話なんですけど。
送れって言われた理由も、
でも担当さんも結構おかしくて。
ウェブサイトに載せるときに、
作者のアイコンがあったりするじゃないですか。
よろしくお願いしますみたいなの横に。
大体は自画像とか、動物とかを書くらしいんですけど。
ちょっと可愛い感じのキャラクターがいるんですね。
で、どうする?みたいなことを言われて、
どうしましょう?みたいなことを言われたら、
俺ちょっといい案があるんだけどって言われて。
何かと思ったら、
目を手で隠してデーってやってる、
デリヘルみたいな感じの。
アングル感出さねえって言われて。
アウトアウト、提案が。
あ、面白いなそれ。
思っちゃったんだ。
15:01
もう次案なんだよね。
何かそういうバカな写真ある?って言われて、
あ、めっちゃあります!って言って。
めっちゃあった理由が、
確か22歳ぐらいの時かな。
私の寝起きの顔と、
レディーガガのすっぴんの顔が若干似てるって、
友達の中で話題になって。
わかるわかる。
話題になって、
友達の中で話題になったんだ。
その友達が、
もうこうなったら、
神谷じゃなくてガガ谷っていう写真集撮ろうぜ!
っていう話になって。
書き集めて、レディーガガっぽい。
ビニールテープだけでドレス作ったりだとか、
胸にお椀だけ乗っけて、
金髪のカツラかぶって。
写真にしちゃったの?
写真にして、
写真集を作ったんです。
愚かだ。
神谷君とはまた別のヤバさがあるな。
めっちゃ寒かったです。
2月とかにもう、
震えながら前座になって、
次このパーネって言われて、
ちょっとだけ布があるみたいな感じの、
極限状態で作ったやつがあって、
それのデータの顔がちゃんと隠れてるやつを、
送っちゃったんだ、それ。
送りました。
顔の部分しか使わないって聞いてたんで。
顔の部分だけなら、
ガガっぽいサングラスをかけた何かだったんで、
送ったんですけど、そしたら、
それが顔じゃない部分使われたわけ?
そうなんです。
全身使った上に、
神谷が何人もいるみたいな加工されて、
最後に言ったら、
これは著者のすごく強い要望の末、
載せています!みたいな文まで。
嘘つけ!お前!
ヤンヤンさん、詐欺師だよ。
詐欺師だよ。
読み切りを自分がやったと思って、
自分で読んで、
一番最後のページに行くまでに、
親の方が一番最後のページに行ったんですよ。
タブレットで読んで。
親が、ちょっとミキ何これ?って、
部屋に入ってきて見せられたのが、
それで、何それ?って。
見覚えはあるけど、何それ?って。
見覚えはあるけどね。
見覚えはめちゃくちゃあるけど、何それ?って、
一番最後のページまで行ったら、
お母さんに怒られてる。
怒られる。
これは頂けないわ。
すごいね。
担当さんも昭和の担当さんみたいな。
いや、ほんとそうです。
なんかね、今は平成を過ぎて、
令和の世にそんなにいてらしいよ。
担当さんもだいぶね。
ハラスメント中のハラスメント。
ほんとにハラスメントですよ。
後々に色々やり合うんですけど。
18:00
いや、すごいな。
ちょっと待って、読み切りだけでこんな話あんの?
すげえな。
とりあえず読み切りが、そんな感じで。
読み切り乗ったんで。
いろんな、いい意味でも悪い意味でも反応があって。
で、そのまま連載行こうっていう話になっての連載でした。
変な話、何もなしてないのに自助伝出すことになったってことだよね?
そういうことです。
なんか急に現れたやつが、急に自分のこと語り始めたみたいな。
本市連載始まるみたいな感じだった。
やべえ。
ついに待ってたっていう文載せられて、
もう誰も待ってないだろうと思う。
で、デビューして連載が始まったんですか?
連載が始まったんですけど、
その連載も、連載始まったって聞いて、
済むなおに喜べなかったと言いますか、
なんか、読み切りは一生のつもりで書いたというか、
もうこれ書いたら死んでもいいやぐらいの感じで、
全部さらけ出してたんで。
で、エンドカードも出たし、
もうさらけ出した感じで、
いや、一生二冊目ってダサくない?みたいな感じの。
死に損ないましたみたいな。
ロックスターみたいな。
ロックすぎるんだよ。
二冊目の一緒出てきました。
でも本人生きてますね、一緒に。
すごい恥ずかしくて。
でも何とか色々あって連載をしたんですけど、
連載中の話をしてくれって一番最初に吉田さんに、
頼んだんだけどさ。
言われたんですけど、
連載してたのが多分2017年だと思うんですよ。
2018年に本が出たので。
でも2017年、私、これ医者にも言われたんですけど、
記憶障害で記憶が本当にないんですよ。
いや、すごいね。
連載中の記憶まだまだないんでしょう?
連載中の記憶が、
連載、そうですね。
2017年7月から12月までの記憶がぽっかりなくなって、
本出した?出した?みたいな。
読んでもこれ書いてた?みたいな感じが。
じゃあその直前の記憶からワープしてる感じになる。
そうなんです。
なんで2018年の冬かな、
もう冬が来たときに2年ぶりだと思って、
めちゃくちゃ感動しましたよ。
秋か。
秋の記憶とかも全然ないんで、
2年ぶりの秋だ。
もみじ綺麗だなって。
でもそれじゃあ実際、
自分が本出した記憶がないってことは、
連載通んねえなみたいな感じ?
連載通ったのが、
4月、5月あたりに連載決まって、
21:02
連載決まった記憶はあるんです。
書いてる間の記憶がなくて、
なんか連載決まった、
本出た?いつ書いた?みたいな感じの状態です。
よっぽど辛かったのか、
体が記憶を消してるの?
でもだいぶ、
そのとき精神病を4つぐらい併発してたんで、
多分それのせいだと思います。
それだけのものを犠牲にして書いた作品。
漫画読んでね、
弟にムカついて、
私の弟はいないって壁に頭打ちつけるエピソード。
やりました。
これはすごい青春だなと思って、
ちょっと感動すらしてしまったんだけど、
現実を全否定するスタイル。
本当に殺そうと思ったんです。
本当あの回は痺れたよ。
ギャグにすらなってない。
じわっときた。
泣きそうになっちゃった。
ありがとうございます。嬉しいです。
包丁があって、
それで弟のコップを叩き割ったのを覚えてるんですよ。
プラスチック製のカップを真っ二つにしたんですよ。
これがあるからあいつは水分補給ができるんだと思ったら、
めちゃめちゃ憎く思った。
パカーンって言って。
最高ですよ。
そのままあいつもって思ったら止められましたね。
ガチ実話じゃん。
ガチ事案でしたね。
絶対に受け入れないっていう強いですね。
連載の辛い話とか、
連載で良かった話を聞こうと思ったら、
記憶ないんすもん、この人。
聞けねえんすよ。
記憶ないの?ってなって。
全て物語ってるよな。
書いてた記憶ちょっとないですね。
あれ書いてたエピソードはちょっと前のことだったり、
いろいろあるんですけど。
書いてた時がちょっと飛んでます。
漫画家志望の人に全く役に立たない話になっちゃってる。
そうだね。
そうなんですよ。
余談ちょっといいですが、
いっぺん愛媛のFMラジオに、
去年同じくらいの時に呼んでいただいて、
その時に愛媛から、
愛媛初の活躍してる人を、
MCの結構有名な方が取材して、
そのまま生放送ではないな。
取材してくださるみたいな感じだったんですけど、
その方がミキちゃんいよいよアウトを読んでなかったみたいで、
てっきり愛媛から漫画家を志して上京した女の子が、
いよいよ曲折を得て、
24:01
いろいろありながら苦労しながらも夢を叶えて、
一冊出したっていう本だと思ったらしく。
その手でずっと話されてるんで、
話が全然噛み合わないんですよ。
そのMCの方が、
漫画家目指してる方いっぱいいらっしゃると思うけど、
たぶんこの本を読んだら絶対何か身になるから、
絶対読んだほうがいいと思います。ミキちゃんアウトって。
いやいやマジで読まないほうがいいです。ほんとに読めたほうがいいです。
反面教師以外は絶対読まないほうがいいですってめっちゃ言ってたんですけど、
いやいや漫画家の方ってそうやって謙遜しちゃうから、
全然大丈夫なんですよ、みたいなすごい良い方だったんですけど、
ほんとに汚れなんです。
汚れって言うんだよ自分で。
いやーあれは良かった。
ありがとうございます。嬉しい。
良かったね。
小路さん、岩さん安心してほしいんですけど、
この人もう一本連載持ってたんで、
ちゃんとそこの話を聞いていけば、
漫画家っていう仕事がもっとわかるはずなんで、
知りたい知りたいです。
もう一本の話に行かせていただこうかなと思います。
お願いします。
神谷さん、もう一本連載したタイトルと内容を教えてもらっていいですか。
はい。もう一本がコミックにはなってないんですけど、
上野パンダ島ビキニーズっていうのがあって、
漫画バージョンは虹色サバイバルっていうタイトルがついてるんですけど、
アイドルのやつ?
そうです、アイドル。
アイドルのやつね。
そうですね。
これは企画から話してもらった方がいいかな。
そうですね。企画から話します。
私が記憶をなくす前のある夜、
出版社の担当から電話がありまして、
出版社と舞台制作会社が合同で、
舞台と漫画を同時にスタートさせるっていう企画を上げてるらしくて、
それのまず決まってるのが、
7人の女の子がビキニで無人島に遭難する話っていうのだけ内容決まってて、
その7人の女の子のキャラクターを考えてほしいっていう風に言われて、
その後漫画連載の方もやってほしいっていうことで、
舞台の方は舞台の方で脚本の方がいるんで、
キャラクターというかキャラクターの名前とか性格とかだけ一緒で、
そういう企画があったらしくて、
で、私がその7人女の子のキャラクターを作って提出をしたんです。
で、その後にアイドル企画にするみたいな感じになって、
27:03
とりあえず最初はそういう話じゃなくて、
普通に舞台にするためにオーディションをしなきゃいけないっていうことになって、
そのオーディションになぜか私も呼ばれて、
アイドルオーディションにね。
そう、アイドルのオーディションの審査員。
で、それの舞台の監督が某トリックとかスペックとか。
某トリックとかスペックとか。
継続とかもやってるね。
そうそう。
あとは20世紀少年とかね。
そうです。
あの、つつみゆきひこ監督がやられるということで、
おーすごいと思いながらそのオーディション会場に行って、
なんで、わー生のつつみゆきひこ監督だーって思いながら、
とりあえずオーディション会場に。
俺も会いたいもん。
みんな会いたいよ。
すごくいい方ですよ。
で、その審査員の中で、
並びが、つつみゆきひこ監督真ん中のその横に、
舞台制作会社の会長さんがお座りになって、
その横にうちのところの編集長が座り、
で、上谷。
で、上谷の横にヤバイ担当さんみたいな感じの。
なんで上谷そこ座ってんだって感じだよね。
そう、なんでここにおるんやみたいな。
誰やお前みたいな感じで。
で、そっからもう可愛らしい女の子が50人ぐらい次々と。
で、なんか私も全然漫画家になってんのかなんてないのかよくわかんないようなやつが、
急にその女の子たちの資料をバンと渡され、
で、普通に見て可愛いなーって思いながら、
で、あと歌唱審査、ダンス審査、演技審査みたいなのがあって、
それも一応私真面目に書いたんですよ。
ビブラートが効いて。
多分お飾りみたいな意味合いだったと思うんですよ。
漫画企画も一緒に指導しますっていう説明のための、
多分編集側はお飾りみたいな感じで座ってればよかったんですけど、
めちゃめちゃ真面目に審査して、
可愛い子いっぱいいるからテンションも上がっちゃって、
美しい歌声だとか、目が綺麗だみたいな感じの、
こうバーって書いて、
で、その後、全部終わった後に、
次々読み上げていくんですよ、監督とか会長さんと、
あと脚本の方もいらっしゃって、
誰々役は何番と何番と何番がいいと思いますみたいなのを、
基本的にその3方が読み上げていって、
で、ホワイトボードみたいなのがあって、
ホワイトボードに私が書いた立ち絵みたいな、
ビキニの女の子の写真の横に、
この役がいいと思うみたいなのが貼っていくんですよね。
で、すごい空気もピリピリっていうか、
30:04
ピーンとしてるんですよ、
氷みたいな感じになってるんですよ。
で、とりあえず黙っとこうと思って、
懸命懸命。
もう気配を受けして、
漫画側は3人とも気配を受けしてたんですけど、
脚本の方が、
とりあえず次の仕事があったみたいで、
とりあえず私、
何番と何番は誰々がいいと思いますっていう、
メモだけ残してすいません、ちょっとお先失礼しますっていう感じで、
お帰りになって、
その上げた番号とキャラクターが、
私がメモした誰々は何番の子がいいみたいなのと、
全く一緒だったんですよ。
で、それでもうフィーバーしちゃって、
脳みそが。
ふわっ、感性一緒やんと思って。
で、そのままタグが外れたようにいって、
急になんか、
すいません、ちょっとよろしいですかって、
スイッチ開いちゃって。
で、会長さんも監督も、
ちゃんと話聞いてくださる方だったんですよね。
だから、どうしましたみたいな。
私も、
私も誰々と誰々は何番と何番がいいと思いますって言って、
ああ、そう思われますかやはりみたいな感じになって、
いい意見通ったみたいな感じの、
またテンションがもう一個上がっちゃって、
で、横からめっちゃ担当の、
お前は黙ってろみたいな目線を掴んでるんですけど、
でも、すいません、ちょっとホワイトボード見えないんで見える位置いっていいですかって。
で、担当が立ったこいつ!みたいな顔して、
ですけど、
そしたら、もうなんかもう、
監督と会長と、
なんか神谷みたいな、
話し合いで、
お前誰だよみたいな、
ありからみて。
で、なんか、
いや、やっぱりビギニなんで胸は合った方がいいですよね、
みたいな感じの、
最強胸作れますからね、みたいな。
何ポジションなんだよ。
お前誰だよっていう、
感じの、
それがいろいろあって、
舞台にもなり、
その舞台と同時に、
大体ミキちゃんアウトと同じくらい、
だから、
日本同時、
大体日本も連載してた時期。
同時連載だったんだね。
同時連載ですね。
で、こっちの連載も始まりっていう感じですね。
内容は全然違う感じで。
じゃあこれも連載中の記憶ねえじゃん。
これ連載した記憶が、
記憶取り戻した後入ったやつは覚えてるんですけど。
両方記憶ないじゃん。
そうなんですよね。
フィーバーした時はまだ記憶喪失前だったんで。
すごいよね。
でも記憶はないってことは、
出来上がったものを見て、
これはって思うよね。
え、何これって思う。
めちゃめちゃビギニの女の子描いてんじゃんって。
33:01
すごい。
でも気が付いたらすごい女体が、
腕が女体を覚えてたみたいな感じになってて。
どうすか、庄司さん岩さん。
聞きたいことがあったら聞いてもらっていいですけど。
あのね、
もう、
何を聞けばいいか分かんないよね。
何でも聞いてください。
本当にファンタジックな世界。
なんか昔、なんだっけ、
すごい有名な物描きさんでさ、
ラモさんか。
なんとかラモさんっていらっしゃいましたね。
中島ラモさん。
なんかこう酒飲まねえと小説は書けねえつって。
結局体壊してたと思うんだけども、
もうベロンベロンに酔っ払って記憶もなくなるような状態で
朝起きると原稿が出来上がってるっていうのを
繰り返したっていう。
なんか聞くんだけども、
それのめちゃめちゃ長期版って感じだよね。
長期版ね。
連載2個終わらしてるんだもんね。
ロック過ぎだろ。
結構ヘビーだもんな、連載2個終わらして。
ヘビーだよね。
しかもオリジナルでしょ。
オリジナルですね。
すごいすごい。
上野パンタもだってあれ真面目な話だったもんね、普通に。
企画があって漫画作ってたもんね。
大変そうだよね。
一大プロジェクトだよね。
そうですね。
割としばりじゃないですけど、
もう無人島に遭難ってなっちゃってるんで、
他の小道具とかが全く付け合えないし、
服とかももうビキニ1枚なので、
カクタス要素もないっていうのがちょっと覚えてます。
どうですかね、漫画家の職業伝わってますかね、これ。
でもね、イメージの中であった漫画家という修羅の国の住人っていうイメージがずっとあったんだけど、
やっぱそうだなって感じは。
使えなかった。
やっぱさ、なんていうかさ、この前の和也くんにしてもさ、今回の神谷さんにしてもさ、
伊賀ちゃんもむちゃくちゃなところあるんだけどさ、やっぱどこかネジ外れてるよね。
ネジ外れてるよ。これが本物だよ。
漫画家書くあれみたいな。
天才性を感じるよね。
なんか本当に、やっぱりその、俺やってるのってコミカライズなんだけども、
そのコミカライズの人って割と自分を漫画家って言わない人も結構いて。
コミカライズしてます、仕事でみたいな感じの。
なんかこうそういう絶妙な立ち位置なの。しかもジャンルもジャンルだしっていうので、
別にそんなヒゲする必要はないとは思うものの、やっぱなんか絶妙な、業界でも絶妙なポジションなんで。
果たして漫画家なのかみたいなところも思ってる人もいるだろうし、思ってるから。
やっぱりね、毛色が違う感じはするよね。別にみんながみんなあれを、
36:02
コミカライズの人をどうこうっていうわけでは全然なくって、
初っ端からオリジナル目指して漫画家目指してっていう人って、こうなんだろうなっていう。
記憶を失うものなんだ。
それは偏見がすごいよ。こんな人ばっかだったら大変だよ。
怖えよな。
なんかね、あれだよね。漫画家っていうかロックスターみたいではない?
漫画家ってロックスターなんじゃないのか。昭和の漫画家のさ、次長年とか見ると。
ロックな部分はないとやってらんないっすよね。
こんなことやってられないっすよ、ほんとに。
すげーよな。
漫画は手段の道っすね、ほんとに。
やっぱ手段の道か。
手段の道ですね。身体か心かその両方がどれかは壊す。
あなた全部壊す。
財の瓦だよね、ほんとに。
極率に積み上げた人生を崩されて、また積み上げるみたいな。
そうそう。財の瓦みたいな感じのところがめちゃめちゃありますね。
漫画家の友達か誰かが、漫画家はみんな心の闇の黒インクでペンを握って描いてるみたいなこと言ってた。
全員納得してましたもん。
確かに。
すごいなー。
一つさ、一つさ、学生の頃から知ってる身としてちょっと聞いてみたいんだけど、
その学生の頃に漫画家になりたい、漫画家を目指すぞっていう印象と、
その手段の道に入ってからの漫画家を目指すっていうので、やっぱ違いとか心の変化とかなんか、
変わった、変わった、全てが変わったなーとかって感覚がある。
それとも最初からこんな感じかなーっていう印象だった?
なんか、何でしょうね。
ちょっと待ってください、思い出します。
記憶がね、曖昧だから。
最初その、
あー、専門に入ってっていう時も結構迷ってたんですよね。
その漫画コースとかいろいろゲームクリエイターコースとかいっぱい。
あったね、あったね。
いろいろあって、入学の本当に直前ぐらいまでどこのコース行こうか迷ってて、
で、結果、一番触れてたというか、書いてて楽しいのは漫画だなーと思って、
漫画コースに行ったんですけど、
確かにまさかこんなことになるとは思ってはなかったですね。
まさかこういう人生になるとは、
全然親とかも想定してないし、誰も想定してなかったと思うんですけど、
でもこうしかならなかったんだろうなと。
でもやってる時は、今話すとシュラじゃんってなるんですけど、
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実際その、
何ですかね、こういうとあれですけど、
いろいろ掛け持ちでめちゃくちゃ働いてた時も、
精神病4つ併発した時も、記憶なくした時も、
全部楽しくはあるんですよね。
楽しかったんだね。
ずっと楽しいんですよ。
ずっと楽しいんで生きていられるんですよね。
それも病状の1つだよね。
それは!
それは天然もの?
これは多分病状の1つです。
山道から連れてきたやつ。
これ多分4つのうちの1つです。
特殊能力みたいに言うんじゃないよ。
4つの特殊能力。
4つの特殊能力を今持ってるから。
4つの特殊能力のうちの1つですね。
うっそ!分裂みたいな感じはダメだよ。
ちょっと待って、ちょっと待って。
1回切ろうかな。
1回じゃあ吉田君。
ちょっと待ってくださいね。
重いな、重いんだけど、
前後編に分けさせていただきたくて。
一応漫画は修羅道っていうのが分かったから、
一番初めに言ってくれた神谷のよく分かる自己破産方法を
ちょっと次話そうかな。
修羅を深めていくだけの回になりそうだね。
足りない、足りないよ全然。
前後編じゃ足りないっすよ。
前中後になるかもしれないけど、
じゃあ一旦ここで切って、
神谷によく分かる自己破産方法に移りたいと思うので、
じゃあ一旦ここで切ろうと思います。
おめでとうございます。クリスマスなのに。
クリスマスのプレゼント。
クリスマスをまたいで修羅の。
悩んでる人がいるかもしれない。
クリスマスのうちにこうやって自己破産すればいいなっていうのが分かる。
じゃあ一旦ここで切ります。
分かった分かった。でも今の聞いたら、
どんなクリスマスを送っても楽しく生きてる感じがするよすごく。
そうですよ。
ずっと楽しいですね。
そうですね、じゃあメリークリスマスって一旦ここは切ろうかな。
あと数日でクリスマスだしね。
じゃあ行きますか。
メリークリスマス。
ありがとうございました。
ありがとうございました。