2022-03-05 24:08

Episode23:駐在喜悲こもごも 後編

前回の続きのエピソードになります。シンガポール在住・ゆきとフランス在住・かなでお送りします。

シンガポールに渡航するまでに3年かかったゆきさんの話から、しんどかった中でも得てきたものについて話しています。

ゆきさんの話に共感しすぎて、口調がラフになっており申し訳ありません。


概要は、

・ワンオペ時代に得たもの

・ワンオペストレスへの対応

・子どもに背中を見せる

・自分の人生設計が壊れた帯同経験

・帯同の間で得た大切にしたいこと

・空白での再確認

・働く=自分の価値なのか?

・みなさんへの質問


【今日話している人たち】

シンガポールでの茶話会については、ゆきのインスタ @y3happy_motherscoaching_sg

フランスの茶話会については、かなのインスタ @kana.waku から確認できます。


海外子育てでもやもや、誰かと話したいーという方、ぜひ一緒にお話ししましょう。

月に一度の座談会の日程などはこちらから

https://m.facebook.com/motherscoachinginternational/?ref=group_browse


00:03
こんにちは、Mothers Coaching School Internationalチームがお届けするポッドキャストへようこそ。
この番組では、海外で子育てするママや、海外にゆかりのあるお子さんを持つママたちが、聞いてホッとしたり、くすっと笑えたり、明日からも頑張ろうと思っていただける時間にしたいと思っています。
私たちマザーズティーチャーの体験談のシェア、ゲスト対談、リスナーパンからの質問などを通じて、ちょっと子育てが楽になるコミュニケーションのヒントをお届けしていきます。
今日もフランス在住カナとシンガポールのユキさんでお話ししていきたいと思います。
逆に安定した感じって感じだよね、今は、子育てにおいても。
そうですね。
3人で暮らすっていうのは、そうそうないじゃないですか。
基本は家族、お父さんお母さん、子供みたいな。
今までだったので初めて想定外に旦那なしの親子で住む、母子だけの生活を過ごして、それの経験も普通だったらできなかった経験だったので、それはそれで良かったですね。
そうだね、5ヶ月間ワンオペですもんね。
長女が小学校になってて、下の子はまだ1歳とか0歳でしたけど、長女が小さなお母さんみたいなで張り切ってくれて、結構お手伝いしてくれたりとか、なんかあったら私と長女でどうにかするしかないっていう団結感みたいな。
私も日常、家の中で話した相手が長女しかいなくなっちゃうんで、今まで以上にすごくいろんなこと話したりとか、ちょうどマザーズとか活動とかを始めた頃だったので、結構こういうことを今日はしてみたいな報告してたら、子供も先生のお仕事って言ってたんですけど、マザーズのこと、ティーちゃんのこと。
今日は先生のやつ何したんとか、結構仕事、仕事ってこの取り組み、自分がやってる取り組みに興味を持ってくれるようになったと、っていうのもなんか良い変化だったなと思います。
すごい素敵、そうか。
私ワンオペしてたけど、そんな風に思えたかな。
2020年の12月から2021年の6月まで半年。
03:00
同じくらいですね、本当に。
ワンオペして、その時も、こっちもね、一回ビザが取りやめになって、申請できなくなったから、4月に特交予定が延びたんですけど、6月にね。
その時とか先が見えない、それこそ、私も3月に退職したんですよ、そして。
3月に退職して、4月に行く予定だったのが、ビザ取れないみたいな子が1歳だったので、保育園なくなったら私が家で見なきゃいけないじゃんみたいな。
ちょっとそれはもうしんどいから、どうにかしてでも仕事をしようって言って、ちょっとパートさせてくださいって言って、前職のところにお願いして。
戻ったんですね。戻って良かったですね。
そうですね、先の見えない感じとかがだいぶストレスで、土日めっちゃイライラしてた。
ちょーっとイライラしてて、このイライラやばいと思って、マジャーズ受けたっていう。
ワンオペやったらね、子供見といてっていうのもできないですね。
ちょっとお願いします、言いづらかったんだよね。
言えてたらもうちょっと楽だった。
コロナの環境がなおさらそうさせたっていう感じですよね。
やっぱりずっと一緒にいるのはしんどいから、私も一時保育使って預けてましたし、ストレスになるから土日とかは、
預けるというよりは親子で友達とかに来てもらって、子供は子供で遊びつつ、大人同士でお昼から飲んでみたりとかして、
それはストレス発散になってましたよね。
人を頼るっていう、頼れて良かったよね、私たち。
頼れない人いっぱいいる気がする。
それこそ、ちょっと行っていいのかなとか、私しか頼れる人いないのか、私が頑張らなきゃとか、
思ってる人いそうだなーってちょっと心配してて、頑張らなくていいよねっていうところもありますよね。
ゆきさんの子供に自分のあったことを話してすごいいいなって。
自分が活動とか、ゆきさんもそうだし、私も仕事してて、活動してて話せることがあったっていうのも良くないですか。
そうそうそうですよね。
ただ遊びに行ったとかそういう話じゃなくて、自分が頑張っていることについてってことですよね。
そうそうそうそう。
それこそ待ってたり、何もしてないとさ、
今日も家にずっといたよーみたいな話しかできないと、聞いてくれなくなるじゃないですか、たぶん。
だから、行動してたっていうのもすごい良かったんだなと。
背中を見せるではないですけど、それに近いというか、
06:03
その時ずっと休中だって、その前はちゃんと働いてましたけど、
当時のその正社員として働いた仕事内容を子供に説明するというのは結構難しいというか、
簡単に言うとパソコンの前でカチャカチャしてたり、
打ち合わせで人と喋ってるだけで内容を説明しろって言われて、ちょっと難しいみたいなことだったんですけど、
子供も育休してる間に大きくなって理解度が上がり、
アマザドコーチの内容とかの方が結構子供に説明しやすい。
だから、子供にわかりやすい内容のことで頑張れたっていうのも良かったなと思いますよね。
それもあるし、そうですね。
パソコンでホームページ作る仕事とかだったとしても、
あれですよね、やっぱ自分から動いてるじゃないですか。
降ってきたものじゃないっていうか、
いっぱい語れるよね、たぶん。
そうですよね。
私のこと聞きたいことあります?
1回目は簡単に聞けると思うんですよ、シンガポール行った時は。
それがね、1回目の方がしんどかったんですよ。
あれ?
気持ち的に。
それはコロナで?
じゃなくて、私は育休中にシンガポールに帯同したので、
仕事のことがずっと頭にありました。
ブランク、このブランクをどうやって埋めようかとか。
今、私教員だったんですけど、
学校の現場を長女を妊娠して産休入ってから、
で、その間に次女を産んで、
で、復帰しようと、
次女1歳で復帰しようって思ってたら、
旦那がシンガポールに行くってなったから、
え、私働こうと思ってたのに、みたいな。
その時点では3年か、3年。
ブランクは3年で良かった。
自分の人生設計がすごい昔はあったから、
20代で妊娠、出産して、
で、3年くらいしょうがない、休んで、
その後はバリバリ働くという、
もう完全な自分勝手な人生設計があったので、
それが旦那の態度をすると壊れるっていうのが、
一番最初のストレス。
でもワンオフェで日本にいる自信もないから、
じゃあ行くよ、みたいな。
バリ行く中の間だけ行くわ、みたいな。
あとプラスです、旦那の海外婦人に
帯同するので3年休めたんですよ。
だからしょうがない5年間は行くよ、みたいな。
って言って行ったんですけど、
やっぱりずっと頭にあったのは仕事のブランク。
09:02
だから向こうでできる教員経験の仕事はないか。
と思って、日本語補修校ってあるじゃないですか。
そこで働いたりとか。
働かれたんですか?
働いてました、1年半くらい。
で、TCS受けて教員になった時にも、
教員時代も私すっごい自信なく仕事してたので、
もっと自信あるように仕事したい、
ある中で仕事したいと思ってたから、
TCS受けたりとか、
これからは英語の時代でしょと思って、
英語全然できないけど、
英語の指導者の資格みたいなのがあって、
それを1日3時間、3ヶ月間受けるっていう講座を取ってみたりとか。
すごいですね。
英語の先生のわけではなかったんですよね?
全然違う。
でも小学校では教えるから、
小学校教員なんですけど、
小学校では全部やるから、
せっかくシンガポール来たし、
と思ってやったりとか、
その先しか見てなかったんでね。
2年くらい経って、
で、3女妊娠して、
シンガポールでですね。
シンガポールで妊娠して、
で、ちょっと楽しくなってきた頃に、
生活自体も。
で、3年いる、
3年から5年婚姻予定だったんですけど、
2年過ぎたくらいに、
旦那の会社が、
もうここのオフィス閉めるから、
日本帰りますみたいな、
言い始めて、
私は妊娠中で、
急に帰るとか言われても、
この先の、
私のなんかね、
もうちょっとシンガポール楽しもうと思ってたら、
この先のプランがまた崩れるわけですよね。
いや、無理ってなって、
冗談なに、イライラ、イライラを。
出産して、
3ヶ月後まで帰るのは、
伸ばしてもらったんですけど、
生後3ヶ月の子を国際線に乗せるの?
とか、いろいろ思いながら。
大変ですよね。
お腹大きい状態でも、自分もしんどいですけど。
産んでからのがいいかなと思ってね。
上の子たちもいますしね。
そうそう。
1ヶ国目。
つらかったことだけ言うと。
っていう感じかな。
会社に戻るつもりの設計がどんどんずれて、
納得した頃に。
何ヶ月くらい、
日本で先生を戻ったんですか?
所属してたのは、
学校開いてなかったけど、
教員は仕事しに行ってたから、
4月から、
次の3月まで1年間戻れて、
その後パートを2ヶ月させてもらったんですかな。
その1年でもすごい楽しかったな。
12:02
担任はしてなかったけど。
担任はしてないし、
英語は教えたけど、
英語の資格もあんまり使ってない気がするけど。
でも駐在経験、
シンガポールの駐在経験あったから、
すごい昔イライラっていう言い方が良くないけど、
昔あんなに自信なかったりとか、
子供の反応が気になったことが、
仕事のブランクあったとしても、
私の中には大事にしてるものがちゃんと分かってて、
それをもってちゃんと子供の前に立てたから、
駐在して良かったなって本当に思うよね。
その大事にしてるものは、
ちなみに聞けたら聞いてもいいですか?
あたしと小鳥と鈴とっていう試合あるじゃないですか。
中学校で習うやつですよね。
それでみんな違ってみんな良いって最後にやるじゃないですか。
全然分かんなかったのね。
前回に日本でやってる時は、
今教室で国語のこれを教えてるんだから、
これを教えなければならないし、
子供はこれに対して一生懸命考えてほしいみたいな。
って思ってたんだけど、
子供にもいろいろ事情があって、
集中できない時もあれば集中できる時もあって、
親もいろんな親がいて、
その中で育ってきてるんだからいろんな子がいて、
得意なことも不得意なこともあるから、
みんな違ってみんな良いよねみたいな。
あたしはこの教科書に載ってるこれを教えるけど、
ここの教室にいてくれるだけでいいし、
頑張っている姿が見れればそれでOKで、
頑張れてなかったら次じゃあ私がどう行動するかだけだよねみたいな。
みんな違っていることに対してすごく、
さっきの寛容になれるよねっていうのにもつながるかもしれないですけど、
あまり比べるということをしなくなったのが良かった。
頑張ればいいだけだよ、自分が頑張ればいいだけだよねって思うのがすごいですよね。
もし子供が勉強しなかったら、ちゃんと勉強しなさいって怒るんじゃなくて、
自分がその行動を振り向かせれるかっていうところに
意識を向けているってことですよね。
そうですね、そういうことだね、きっとね。
自分が何するかだけかなっていう。
ご教室ではそう思えたかな。
本当はね、子供に、自分の子供こそ、
寛容にというか見守ってあげないといけない部分とかもあるかもしれないですけどね。
そう、ほんと比べる必要はないなっていうか、
比べられないというか。
15:00
だからテストをするのがあんまり好きじゃなくなった。
それはしてください。
そうですね。
全力を出してっていうのと、
今は全力でやればよくて、
テストを返した時には別にテストの点がどうこうはあんまり関係なくて、
この後自分が直したいところとか見つかったなら、
それについて動けばいいよねっていうことを言えるようになった。
そうですね、やっぱり海外生活を通して、
世界の見え方がだいぶ変わってますよね。
そんぐらい私も変化ができたらいいなと思いました、聞いて。
すごい芯があるじゃないですか、
教師を頑張りたい、もっとよくしたいっていう目標があったのもすごくいいですよね。
ブレてましたけどね、ざっくり言ったから話してないけど。
いやー、自信なかったから、
私教師向いてないからさ、別の道よ、みたいな。
思って就活、シンガポールでも就活したからね、私。
すごいですよね。
働きたい、稼ぎたい。
仕事っていう概念もね、お金をもらう仕事をしてない。
前回言ったかな、私は価値がないみたいなのもちょっとあった時期もあったから、
そっちにブレたこともあったし、
このPCSとかマザーズコーチングとか受ける前に、
他の人のコーチングとかも何個か受けてるし、
いいと思うよっていうか、なんて言われたか忘れましたけど、
そういう後押しもあって、徐々に、
やっぱり私は教師やりたいんだっていう軸ができてきたっていう方が正しい。
再確認の時期でもあったというか。
そうですね、確認できた時期。
だからやっぱり空白ができたのことも、
私の人生においては良かった。
私のやりたいことが、かなさんはやり終わってる感じですね。
いいな、やっぱり自分探しというかで。
専職みたいなのが見つけたいですよね。
お金もちょっと、そんなに大量には使ってないけど、
お金もちょこちょこかけてるし、
だけど迷ってたら、ちょっと迷って、
自分で取捨選択しないと全部はゲットできないからなんですけど、
迷ったら動くって大事だなって、
過去を振り返れば思います。
でもやっぱ駐在、働けない?働きにくい?
じゃないですか、フィジョンの関係でね。
今厳しくなっちゃいましたもんね。
私いた時ね、もうちょっと緩くて、
働きやすかったんだけど、
そこがちょっと残念。
18:01
そうですね、そこがなおさら価値がないみたいなのに、
持ってしまいやすいポイントというか。
しかも働いてなくても価値あるんだよね。
だって日々こうやって暮らせてて、
ご飯を作らないと私はここにいる意味がないとかさ、
子供とか旦那さん、掃除しないと言う意味がないって、
そういうのも思ってた時期があったんですけど、専業主婦という立場だとね。
でもそれもそんなことないよね、自分がやりたければやるし、
ここにいて楽しければ周りも、
少なくとも家族は安心して過ごせるんだったら、
1日2日3日ぐらい掃除しなくても楽しい方がいいよねみたいな。
楽しく掃除できるときはしたらいいけど、
楽しくないときとか他にやりたいこととか、
エネルギーを注ぎたいときがあるときは、あるときはそっちやってもいいよねみたいな。
楽しくいられるんだ。
存在意義みたいなことですね。
作業に、自分のする作業に価値があるっていうよりは、
自分がいるだけで、
気持ちをちゃんとイライラしない自分でいられればいいかなみたいな。
楽しく過ごしているお母さんがいるからこそ、
子どもも楽しく学校行けたりとか、
旦那さんも安心して仕事ができたりとかっていう土台を、
私たちのモチベーションが作っている的な感じですかね。
大げさですけど。
なるほどね。
モチベーションで作り上げてるっていう面もあるよね。
すごい大金持ちの奥さんは働いてなくて、
毎日ランチ行ったりとか、いいホテルでハイティーしたりみたいな、
遊んでばっかりみたいなのは、遊んでるんじゃなくて、
奥さんはいるだけで旦那さんは頑張れるから、
存在価値があるんだよ。
旦那さんのそばにいるのが仕事だみたいなのも書いてあった本が前に来たことがあって、
すごく昔なんでうろ覚えですけど、
そういう人たちは毎日遊んでるんじゃなくて、
あの人がいることが大事なんです。
っていうような話の内容だったんですよ。
まさか自分が思えるようになるとも思わなかったね、最初の時から。
ねばならないとか、罪悪感の塊だったから。
そこはでも少なからずともありますよね。
私も結構エネルギーを他に注ぎたいことがあると、
家事をほったらかしにというか、掃除機ずっとかけてなかったりとか、
たくさんあるんですけど、
自分の中の優先順位としてやりたいことを優先してるんですけど、
やっぱり心の底で働いてもないし、
21:02
なのに家事をしてないな、みたいな。
思っちゃうことありますよね。
思っちゃいますよね。
やることが向かう先がはっきりしてくると、
もっとクリアに、今はこっちにエネルギー注いで、
でもちょっと汚れてきて気になるから、今ちょっとさっさと掃除しちゃおうとか、
そういう時間、エネルギーの使い方ができるようになるといいな、
っていうのが今目標かな。
なんかいろいろ経験して作っていくんだろうなって思ってるから、
とりあえずね、渡航できたって一個クリアだから、本当に。
次はどう動くか。
自分の本当のやりたかったことを再確認してそこを極めるのもいいし、
もうちょっと違う角度で自分を試してみるのもいいですしね。
するだけでいいからさ、何してもお茶してもいいからさ。
やってみたいことやってみるのが空白の使い方かなと。
たくさん話させてもらいましたが、最後に皆さんに考えていただきたい問いをまたちょっと一個投げかけさせていただきます。
ゆきさんお願いします。
自分の過去の振り返って辛かった時を思い返した時に、
その辛い経験の中でも自分が得られたものっていうのは何だったかっていうのを
また思い返してもらえればいいかなと思います。
ゆきさんの場合はいっぱいあったけど、結構私が面白いと思ったのは
家族長女ちゃんとの関わりが深まったみたいなところがすごいいいなと思ったし、
私は自分のやりたいことがはっきりしたっていうところかな。
皆さんはどんなことを得てきたのか、多分いっぱい得てると思うので、
あとは辛かった時のことは辛かったね頑張ったねって言って、
まずそこは自分も焦燥を込めてほしいなと思います。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
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それでは
See you next time.
24:08

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