1. Off Topic // オフトピック
  2. #158 ディズニーCEOボブ・アイ..
2023-04-06 1:12:11

#158 ディズニーCEOボブ・アイガー帰ってきた!世界最大エンタメ企業の組織編成

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◎今週のトピックディズニーのCEO交代を深堀ります / ボブからボブ / ボブ・アイガーとボブチャペック / Disney+を始めた立役者 / ディズニー幹部の内部事情 / ディズニーのクリエイティブ部門の組織体制と予算管理 / 部門別と職能別組織のメリット・デメリット / 経営の成功を計ることは難しいよ / ビジョナリー型CEOからオペレーション型CEO / ディズニーのプラットフォームの正体は何か? / ボブ・アイガー復帰、赤字をどうする! / トイストーリー5 / ぱっとしなかったディズニーIP期 / ジョブズ「まずはデメリットを上げてみると〜」 / ピクサー・ルーカスフィルム買収の裏話 / 買収するかも?な注目企業 ◎登場人物 ボブ・アイガー 現在CEO。マーベル、ルーカスフィルムなどの買収を担当、Disney+立ち上げ担当。 2020年2月まで15年間CEO、ボブ・チャペック氏に譲り、会長へ。しかし、2022年11月に復帰。 ボブ・チャペック 2020年からCEOに、テーマパーク担当などオペレーションに強い。2022年に退職 ケビン・メイヤー 元ディズニーのD2C、動画配信担当者。現在は、 Candle MediaのCo-CEO。TikTokのCEOを数ヶ月就任していたことがある。 カリーム・ダニエル ボブ・チャペックCEO期にウォルト・ディズニー・カンパニー DMED部門会長。ボブ・チャペック退任からのちに退社。 ◎参照リンク

https://www.notion.so/offtopicjp/158-bf93da1806384d22ac0281a363536825?pvs=4

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00:06
みなさん、こんにちは。草のみぎです。
宮武哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、ディズニーのプラットフォームは何?について話していきたいと思います。
はい、ディズニー結構、なんだろう、宮武さん好きですよね。
そうですね、ビジネスとしてすごい強いなっていうのは思いますね。
IPとしても好きじゃないですか、結構。
そうですね、スターウォーズとかマーベルとかもありますし、
そうですね、これだけ強いブランドってなかなかないなっていうのを思うので、
確かに。
特に世代を超えたブランドっていう、それが引き続き世代をずっと超えつつ、超え続けるっていうのは、
それこそ音楽とかは、やっぱりどっからタイミングで人気って落ちたりするじゃないですか。
はい。
それこそ多分わかんないですけど、もしかしたら最近の子供たちは、ビートルスを聞いたことなかったりとか。
でも、ディズニーって基本的に大人でも子供でも、ずっと認知度が高いので、
見きます、知らない人いないですもんね。
それが、単純にビジネスを作る上ではすごいなっていうのを思いますよね。
そういうIPが継続するっていうのは。
確かに。なんで今回はこのトピックを選んだんですか?
最近あまり動画配信のアップデートもしてなかったので。
なるほど。
多分オフトピックだとめちゃくちゃ久しぶりですよね。
確かにバイツとかではちょっとたまに話してますけど、久しぶりですね。
そうですよね。本当に多分数年ぶりっていう話だと思うので。
そんなにか。
多分そうなんですよ。多分2020年とか、21年やったかどうかだと思うんですよね。
その時はなんか、どんな話しましたっけ?
2019年末にディズニープラスが出てきて、そのタイミングで1回出して、2020年にアップデートを出したんですけど、
多分そのネットフリックスが大丈夫かとか、
多分ディズニープラスが結構追い上げますよね、みたいな話は。
言ってましたね。確かに。
してたと思うんですけど、あとアニメが結構重要になるとか。
そういう系の話をしてたのかなとは思うんですけど、
03:01
去年、あと今年ですかね、ディズニーとネットフリックスだと結構大きな経営メンバーの交代、COの交代があったっていうのもあるので、
それに合わせてちょっと動画配信業界のアップデートをしたいなっていうところで、
今週はディズニー、来週がネットフリックス。
CO交代しましたね。確かに。
そうですね。
今日ディズニーに関しては、このCO交代に関して結構話していくんですけど、
これが結構ディズニーにとってすごい重要なCO交代だからっていうところで、
ネットフリックスの場合、実はそこまで方針が変わらないんですけど、
ディズニーの場合、かなり方針が変わったっていうところで。
ディズニーの話なんていうか、ディズニーニュース初見者からしたら名前が同じじゃないですか。
そうですよね。
ボブ何さんだから、めちゃめちゃ難しいってか、あれ変わったんだっけみたいな気持ちになっちゃいます。
ボブからボブに変わったっていう、ファーストネームが2人とも同じっていうところですよね。
同じ白人男性だし、どっちがどっちだろうみたいな。
しかも戻ったっていうのがあるので。
カブワックしたみたいな。
そうですね、もともとボブアイガーさんが社長で、ボブチャペックさんっていう方に変わって、またボブアイガーさんが戻ってきたっていう、
ボブからボブからボブへっていうのが本当にわかりにくいっていう。
今回ラストネームで話すべきですね。
そうですね、一応必ずアイガーとかチャペックっていうのは入れるので、
アイガーって言うのはちょっとあれなんでボブアイガーって呼びますけど、
いいんですよ、アイガー。
アイガーって呼ぶのはちょっと失礼かなと思って。
アイガーさんってことですよね。
確かに、アイガーさんね。
結構、アイガーさんってすごいボブアイガーって言いたくなっちゃうのでボブアイガーにしちゃうんですけど、
けどえっとボブアイガーさんに戻ってきたことっていうのはめちゃくちゃやっぱりディズニーとって大きくてその
ボブ・チャペックさん時代のえっとやっぱり方針だったりまあ哲学というか経営の考え方っていうのが明らかに違って
でそれによっていろんな課題があったり場合によってはディズニーに会わなかったものがあったりして
でこの中でなぜ違いがあったのかとかそういうのをいろいろ考えるとこれは個人的な考えでしかないんですけど
06:04
そのボブアイガーさんとボブ・チャペックさんの中でのそのディズニーのプロダクトは何かと
ディズニーのプラットフォーム何かっていう考えが違うんじゃないかと
いうところが結構根本にあったんじゃないかというところなんですけど
ちょっと経緯を多分話したほうがいいと思うので
えっとボブアイガーさんっていうのがえっと
6代目CEOですかね確かだったと思うんですけどそのディズニーで2005年にCEOに最初に任命されて
2020年の2月に退任を発表したと同時に彼の後継でその7多分7代目CEOだと思うんですけど
で入ってきたのがボブ・チャペックさんでこのボブ・チャペックさんはそのディズニーのテーマパークの担当者であったというところ
でこのニュース自体は去年バイツでも多分カバーしたと思うんですけど
その時は多分そのボブ・チャペックさんが株主への説明の仕方とかがちょっと下手っていうか
そこの期待値のちょっとズレがあってそれが結構大きかったんじゃないかっていう話をしたんですけど
ちょっともうちょっと今日は根本的な話をしていきたいなと思うんですけど
実際ここ3,4年間で何が起きたかというと2019年ですね
おそらくディズニー社内でその後継の話がいろいろある中であるめちゃくちゃ大きなプロジェクトをディズニーが始めたんですけど
それがディズニープラスですよね
アイガーさんが退任された方でしたっけ
戻ってきた方ですね
ボブ・チャペックさんが今やってるんですよね
今やってないです
あれ
ボブ・チャペックさんでボブ・アイガーさんっていう
今じゃアイガーさん
今アイガーさんが戻ってきました
なるほどです
チャペックさんがディズニープラス
これは2019年なのでボブ・アイガーさんですね
そっかなるほど
実はこのプロジェクトは結構投資とか買収とかディズニーが行ってこのプロジェクト立ち上げたので
ボブ・アイガーさんにとっては最も重要なプロジェクトなんじゃないかと言われてたぐらい
09:00
これって結構すごいことで
なぜかというとボブ・アイガーさんって15年以上CEOとして勤めてたんですけどディズニーの
その中でピクサーの買収マーベルの買収ルーカスフィルムの買収FOXの買収をやってる人なので
その中でこれがより重要なプロジェクトっていうことを言われてたのが
どれだけディズニーがこのD2Cプラットフォームを作りたかったかっていう重要性を表しているのかなと
結構買収がすごい良かったって言われてますもんね
そうですね
バムテックっていう元々アメリカのメジャーリーグベースボールの動画配信プラットフォームの技術を買い取って
そこから始めたんですけど
このディズニーがなぜディズニープラスを始めたかっていうのは
多分2019年のオフトベイクのポッドキャストで聞けると思うんですけど
すごい簡単に言うと個人レベルでのユーザーデータとかユーザーの思考っていうのを知りたかったと
コロナになってからボブ・アイガーさんが当時も多分70歳近くだったと思うので
なんで退任をして
71歳とかだった気がしますね
そうですね
代わりにボブ・チャペックさんっていう方が入ってきたんですけど
彼はもう26年以上ディズニーにいた本当にベテランで
彼も60代とかだからすごい後退ですよね
そうですね
結構オペレーション周りとかすごい優れた人だったり
すごいデータとかを見る人として言われていたので
割と市場から見ると安全な選択なのかなと
フル株でもありますし
そうですね
テーマパークを見てるし
データとか見てますし
変なことはしないだろうという風に見られていて
若干市場として後継ぎになると思われていたのが
ケビン・メイヤーさんっていう方なんですけど
ケビン・メイヤーさんがディズニープラスの担当者だった方で
彼が使用になるんじゃないかとずっと結構言われていて
彼が結局ならなくて
後に退任してTikTokのCEOになるんですけど
本当に一時的ですけど
後の
ただケビン・メイヤーさんが選ばれなかったことによって
結構ディズニープラスの経営メンバーとかも辞めちゃったり
12:00
そういういろんなことがあり
ボブ・アイガーさんもボブ・チャペックさんを選んだっていうのは
ちゃんと認識しないといけないので
なんで選ばれたんですかね
やっぱテーマパークが重要だから
知ってるから
やっぱりオペレーション周りが強い人
ボブ・アイガーさんのビジョンを実行してくれるんじゃないかと
っていうのが多分ボブ・アイガーさんの考え方で
おそらくですけど
ボブ・チャペックさんこれで2020年にCEOになって
コロナになってテーマパークとかもいろいろシャットダウンしないといけない中で
当然ながら自分がいいCEOだと見せたいじゃないですか
はい
ちょうどコロナのタイミングにディズニープラスの数字がめちゃくちゃ伸びてたんですよね
そもそもディズニープラスって
最初ローンチした時の予想が
2024年までに6000万人から9000万人ぐらいの登録者が
得られるんじゃないかとボブ・アイガーさんが
当時CEOだったボブ・アイガーさんが言ってましたと
ローンチしたのが2019年末なんですけど
その16ヶ月後には1億人を超えていて
めちゃくちゃなスピードで伸びていたので
ボブ・チャペックさんがそれを見て
さらにボブ・アイガーさんのストリーミングサービスがかなり重要なプロジェクトだと見た中で
これここにフォーカスするべきだと
もっといけるんじゃないかと
なので2024年までに6000万人から9000万人っていう目標値を変えたんですよね
それを2.3億人から2.6億人にしたんですよ
3.4倍ぐらいですよね
もともとの目標値の
かなり上がり方なんですけど
そういう話がある中でよくメディアとして
メディアの中で言われているのは
ボブ・チャペックさんが過去1,2年間
成長に重きを置きすぎて
コストを見ずに
いわゆるディズニープラス化
かなり赤字を
自由になってしまったので
ウォール・ガイがそれを嫌って
なおかついろんな
判断ミスがあったりとか
スカーレット・ヨハンセンの契約もありました
フロリダとの知事ともめたりとか
いろんな課題があったりする中で
2022年の11月8日に
ディズニーが決算発表のときに
投資家とアーニングスコールという
電話会議をして
15:00
そこで決算の説明をするんですけど
そこでかなり悪い印象を与えた
電話会議になってしまって
何が起こったんですか
56分くらいのプレゼンだったんですけど
めちゃくちゃカジュアルに
すごい赤字になっているっていうのを
言ってしまって
もうちょっと反省しろみたいなことですか
そうですね
なおかつディズニーワールドの
新しいアトラクションとかに
よりフォーカスしてて
重要視するのは
これだけの赤字をどうするのかっていうのを
話しましょうっていうのが
なんとなく印象で
何を新しいアトラクション作ってんだって
アトラクション作るのはいいかもしれないんですけど
その話をするのではなくて
課題がありますよね
それ解決してくださいよっていう
そうなんですよ
それで1日で株価が13%ぐらい下がって
ディズニーにとっては
何年ぶりかのこれだけの下がりぐらいだったので
その12日後にクビになってるんですよ
それでボブアイガーさんっていう方が戻ってきたっていう
ところなんですけど
このボブチャペックさんが
何をやったのか
もちろんこの電話会議
投資家との電話会議はもちろん悪かったかもしれないですけど
それ以前にいろんな多分問題があって
実はその裏には結構ボブアイガーさんは絡んでたっていう
若干クーデターを起こしたっていう
そこまでのことじゃないですけど
ここの内部周りのお話はあるウォルシティトジャーナルの記事があって
引用元に入れておきますけど
そこでいろいろ裏方で何が起きたかっていうのがいろいろあるんですけど
そもそもボブチャペックさんがCEOになった時に
一応ボブアイガーさんは会社に残ってたんですよね
1年ぐらい
いわゆる会長的な立ち位置として
あんまりボブチャペックさんがアドバイスを求めないことに
ちょっと不満を抱えていて
ちょっともっと私に相談してほしいみたいな
ツンデレですか
ちょっとツンデレな部分があったかもしれない
もうちょっと引き継ぎというか
これまでのやつをいろいろしてほしいってことですよね
そういうのが多分あったと思いますし
18:02
ボブアイガーさん自身がCEOであるボブチャペックさんがいない中で
戦略ミーティングをやったりとか
いきなりちょっと輪の中外された感じはちょっと寂しいですよね
両者外し合ったっていうところがあって
なんかちょっとバチバチしてますね
そうなんですよね
最初からちょっとバチバチしてましたし
ボブアイガーさんはボブチャペックさんが
2.3億人から2.6億人の目標値も
それはちょっとやりすぎなんじゃないかと思ったりとか
なのでボブアイガーさんは2021年の終わりの方ですね
一応ディズニーを正式に退任するんですけど
一応ディズニーの経営メンバーとはやり取りを頻繁に
その後もやっていて
その中でさらにボブチャペックさん
その時はCEOであるボブチャペックさんが
CFOとも仲が悪くなり始め
元々ボブアイガーさん配下の
が選んだ経営メンバーとかをクビになったりとか
結構入れ替わりが起きたりとかし始めて
さらにテーマパーク事業ももちろんコロナの影響とかで
いろいろ課題が出始めて
その中でこういう
決算発表の電話会議があったと
そこで結構アクティビスト投資家が
一気に株を買い取り買い始めたりして
ボブチャペックさんが急遽レイオフしますという
メモを出さないといけなかったり
ちょまど チャペックさん結構厳しい時代の
CEOをされてますよね
難しいですよね
テーマパークは一時期シャットダウンせざるを得なくて
ちょまど 2020年からだからコロナがどうなるかわからない
くらいの時期に就任されたって大変だったなって思います
ただストリーミング事業はすごい伸びたんで
どっちもプラスもあればマイナスもあるっていう
株価は上がってたんで
そういう時期だったっていうのもあるんですけど
全体の株価が上がってたんで
2022年の11月8日に
決算発表の電話会議があるんですけど
その8日後の11月16日に
ディズニーのCFOが
ボブ・チャペックさんに言わず
ディズニーの取締役に言わずボブ・アイガーさんに電話するんですよね
CEOとして戻ってきませんかと
21:00
ちょまど それはメンツが保てない
そうですよね
その2日後に正式にボブ・チャペックさん首になって
ディズニーの会長がボブ・アイガーさんにも
正式にオファーを出すんですけど
ちょまど チャペックさんちょっと良くないから戻ってきてくださいよって
アイガーさんに言ったわけですよね ボブ・アイガーさんですね
ちょまど それはチャペックさんからしたらちょっと嫌ですよね
そうですね
こういう経緯があったんですけど
その中で実際
何がこれだけ不満を抱いたのかと
ディズニーのCFOだったりボブ・アイガーさんだったり
他のディズニー経営メンバーがなぜボブ・チャペックさんに
不満を抱いたのかっていうところが結構大きくて
それが組織体制の話になるんですけど
実はこれボブ・アイガーさんが
2005年にCEOになる前の時からの話をしないといけなくて
当時はボブ・アイガーさんがCOOだったんですよね ディズニーが
当時のCEOがマイケル・アイズナーさん
っていう方だったんですけど
当時はまだディズニーがピクサーとかそういうのをまだ買収してなかった時期
なんですけどいろんなIPを持ってたわけなので
ディズニーの組織体制っていろんなIPがいる中で
そのIPごとにクリエイティブディレクターがいるんですよね
そういう簡単に言うとLVMH
LVMHがハイカーにいろんなブランドがあると思うんですけど
その各ブランドにクリエイティブディレクターっているじゃないですか
それと同じような形でそれのIPバージョン
そうですよね統括する人がちょっと必要ですよね
いろんな映画とかアニメとかやってるから
テーマパークもあるし
ただマイケル・アイズナーさんが
作ってた組織体制はクリエイティブディレクターの上に
戦略委員会っていうのがあって
その戦略委員会が基本的に全部のプロジェクトとか予算を決めるんですよ
それを各クリエイティブディレクターに振るっていうのが
やり方だったと
それによってディズニーが一つのPLを抱えていて
そこからいろいろ判断してたと
クリエイティブディレクターごとにPLを持たなかった
ボブアイガーさんが2005年にCEOになった時に
何をやったかというとその戦略委員会をなくしたんですよ
クリエイティブディレクターに予算と権力を
24:02
基本的に与えたっていう
ボブアイガーさんからするとこれはハリウッドで成功するには
かなり必要なことで
結局全部の判断を委員会に任せるのは結構厳しいですと
それはどうして
結局ハリウッドで判断ってどう行われてるかというと
データを使うケースってそこまでなくて
朝ごはんのミーティングで急遽決めたりとか
人の関係性上でその場で決まるケースが多いので
たしかにそんな感じしますね
僕もそういうディナーとか行ったことないですけど
セッションっていうかそこで生まれる新しいものみたいな
結構ありそう
だったらしくて
なので委員会をその間に判断の間に全部入れてしまうと
そもそも判断できなかったりとかするので
それをなくして例えばディズニーの
ジェネラルエンターテインメントですとデーナ・ウォールデンさんという方に
権力を与えたりマーベルですとキム・ファイギーさんとか
ルーカスフィルムですとカスリン・ケネディさんという方に
クリエイティブディレクターにかなり権力と予算を
与えたというところでこれがいわゆる
15年間続いたわけなんですねボブ・アイガーさんがCEOになって
ずっとなってた間はなのでクリエイティブディレクター側も
このやり方に慣れてしまったっていうのもあって
2019年にディズニープラスがやってくるんですけど
ディズニープラスはケビン・メイヤーさんが
仕切っててただボブ・アイガーさんの配下にいたので
なので予算とかは別にケビン・メイヤーさん
決めることはせず
何をやったかとディズニープラスで
各IPフランチャイズごとにスロット枠を
渡したんですよね例えばですけど例えばマーベルは
3つ枠与えますと
スターウォーズは2つ与えますとか
その枠の中で何かしらのコンテンツを出してくださいと
ただそのコンテンツはケビン・メイヤーさんとか
ディズニー側は決めませんと
コンテンツっていうのはどこまでの話ですか?
例えば映画だったりテレビ番組だったり
それは別に何でもいいんですね何でもいいんですよそれがクリエイティブディレクターが
コントロールできると
そのマーベルでこのキャラクターちょっと今年は押していきます
スピンをやりますみたいなのも決められるんですけど
いわゆるどのコンテンツをより出すかっていうのは決めますけど
27:02
実際のクリエイティブ周りの
IPの力とIPの予算っていうのはクリエイティブディレクターが
コントロールできるまま
スピンをやりますみたいなのも決められるみたいな
クリエイティブディレクター側が
ケビン・メイヤーさんはこれを例えばピクサーの最新の映画を
ディズニープラスに出したいですっていう権利はないです
これがいわゆるボブアイガーさん流の
動画配信プラットフォームを作った時のボブアイガーさんのやり方
だったのがボブ・チャピックさんに2020年になってから
そこが変わったんですよね
彼が入ってきた時に組織体制を完全に変えて
ディズニープラスとコンテンツ周りの
部門を全部一つの部門の配下に
入れたんですよそれがディズニーメディア&エンターテインメント
ディストリビューションDMEDっていう部署に
全てを入れたんですよね
ディズニープラスとコンテンツ周り
マーベルとかも含めてということですか? 全部ですね
マーベルとかあらゆるコンテンツが
クリエイティブディレクターの上にいるみたいなことですか?
クリエイティブディレクターの上にDMEDのトップである
カリーム・ダニエルさんっていう方が
全部判断しますと カリーム・ダニエルさんって
誰かというとボブ・チャペックさんの右腕の人で
彼は
コマース周りでしたり
テーマパークとかそういう授業に関しては
めちゃくちゃ経験値ある人で
ただ動画配信は経験値なくて
15年間ボブ・アイガーさん式のやり方で
クリエイティブディレクターたちが動いていたのが
急遽経験がない人に
予算を切り行かないといけないと
しかも動画配信にフォーカスしますみたいな雰囲気もあるし
そうですね
映画とか作ってた人からしたらちょっとえーって感じしますもんね
そうなんですよ だからこそ結構それでやめちゃった人とか
結構フラストレーションが溜まっていて
やりたかった案件だったり場合によっては採用したかった役者とかが
時間
承認間に合わなくて撮れなかったりとか
それこそ過去2,3年間なぜ
ピクサーで特定の映画とかありますけど
なぜそれが映画館に行かなくて
30:02
アニプラスで放映されたものとかあるじゃないですか
それはクリエイティブディレクターの判断ではなくて
DMEDの事業部の判断だったと
まあそうですよね 劇場でやりたいですもんね 作ってる人からしたら
そこも多分クリエイティブディレクターによっては
チョイス選択肢が欲しいわけじゃないですか
なんで今までのケビンメイヤーさんのやり方だと
これは必ずディズニープラスで出してくれる枠を
与えるのでそれは絶対埋めてくださいと
ただ何をやるかはもうお任せしますと
なのでディズニープラスに行くっていうのを知った上で
クリエイティブディレクターが動くので だから多分まだ良くて
この新しい手法の場合だと作ったものに関しては
どこにディストリビューションされるかっていうのは
全く分からないと
その権限がクリエイティブディレクターにはないっていう
結構でもPRの仕方とか色々変わってきそうですよね
そうですね そこも色々変わっていたのです
なので色んな組織体制が変わってきているのは
これを多分
この説明の仕方で聞くと
なんでやったんだろうっていう
これを失敗するのは当たり前なんじゃないかっていう
多分人もいると思うんですけど
でもやっぱ動画配信サービスを大きくしたいから
あと結構コロナの状況を当時分からなかったから
劇場をするか配信にするかみたいなのって
結構急遽決まってる感じが雰囲気あったので
現場に任せるより上の人が決めないといけないのかなっていう気も
ちょっとしました どうなんだろう
そうですね そこをクリエイティブディレクターが決めるべきなのか
上が決めるべきなのかあると思うんですけど
多分この組織体制の
変化っていうのは
会社って大体2パターンの組織体制になっているんですけど
一つが部門制で
もう一つが職能制組織
って言うと思うんですけど
職能制組織っていうのがCOの配下に
集権化されたもので
部門制はいろんな事業部があって
事業部制にあるものは各事業部がPLを持つ
職能制組織は
会社全体のPLを会社が見る
この違いっていうのは
33:02
部門制の場合ですと
自分たちのマーケティングとか自分たちの会計とか
バックオフィスとかやらないといけないんですけど
それによってより速いスピードで判断ができます
職能制組織に関しては
判断スピード遅くなるんですけど
でもそれで集権化された判断値ができるので
どっちが悪いかっていう話ではなくて
どっちも成功事例があって
ボブ・チャペックさんがやろうとしたのは職能制組織にしようとしていた
それが元々マイケル・アイズナーさんが
やってたものと若干似てます
そもそも職能制組織に関してはめちゃくちゃ
良い成功事例があって
それがAppleなんですけど
Appleって事業部ごとのPLって持たないので
全体のAppleのためになるかどうかっていう判断なので
そういうのもありますし 草野さんが言ったように
ディズニープラスを伸ばすっていうのが
最も重要なことだと思った場合
アセットを成長させるための
集権化された判断をするのは当たり前
ですし クリエイティブディレクターっていうのは
コンテンツを作るプロの人たちなので
そこにフォーカスしてもらって
ディストリビューション先を考えるっていうのは
彼らが心配することではないと
作ることに集中しようみたいな
っていうのがボブチャペキさんの考え方で
理論上めちゃくちゃ正しかったりするんですけど
現実に言うとクリエイティブ側の人たちは結構
それが嫌がったっていう
結局は上が判断するし
気持ちになりますよね せっかく作ったのに配信買えよ
みたいな 配信だけ買えよ
みたいなパターンとかありましたもんね
劇場やらないんだっていう
おくさのさんもユーザー側としてもこれ劇場出さないんだっていうのは
多分思った瞬間ってあったと思うので
それ以外にもクリエイティブ側が
嫌がる行動がちょこちょこあって
例えばディズニーのオペレーションの
再構築とかレビューをするために
戦略コンサルのマッキンジーを
採用したんですよ そのマッキンジーが
36:02
何を検討してたかというとクリエイティブ
ディレクターとかの権力があって
マーケティングとかPRを取って集権化
することによってコスト削減できるんじゃないかと
今までは各IPごとにマーケティングチームがその下にいる
マーケティングチームがあったりとか
一つの部署にまとめたほうがいいんじゃないかと
難しいですね 何が正解なのか
なおあるので ただ
そもそもなんですよ もちろんそれによってクリエイティブ側の人たちは
すごい嫌がったっていうのはありますし
あるディズニーの経営メンバーが言ったことなんですけど
マッキンジーを使ったことがほぼないんじゃないかと ディズニーって
それがそんなに大したことじゃない
って聞こえるかもしれないんですけど ディズニーのカルチャー的なことから
言うとめちゃくちゃ大きなことだったっていうのを言ってて それだけやっぱり
クリエイティブとかIPに任せる
っていうのが今までのディズニーのカルチャーだった
それはそのウォールストリートジャーナルの記事で言ってるんですか
それはウォールストリートジャーナルの記事で
書かれてたことですね なので
論理上 このボーチャペックさんが行った戦略って実は
すごい正しかったり
するんですけど もしかしたらこの組織には合ってなかったり
で 難しいのが どのCEOも
自分の戦略に合った組織体制を
作れる権利を持ってるので
ボブアイガーさんもボブチャペックさんに後継ぎを任せたときに
いわゆるそのリスクの核の上でやってるわけなので
なんかバイズでも話したことあるような気がするんですけど
経営者の成功ってめちゃくちゃ難しいなと思って
これでその組織の変更で
クリエイティブに反発があったけど売上が伸びたから株主としては
ありがたいよねっていう ハッピーエンドというか
成功パターンだったら評価される人間になって
内部からしたら分かんないですけど 一般的には
大衆への
見え方としては成功なんですけど
何が正解かって本当に難しいですよね 成功が
本当にそうで それこそボブチャペックさんが
こういう組織体制を変えてた間に株価は上がってたので
なんで市場は
ボブチャペックさんがやってることが正しいっていうのを
株価ベースではありますけど見せてたんですよね
しかもこの
39:02
持ってる手札っていうか
持ってるアセットは基本的にボブアイガーさんから引き継いだものなので
なんでそれをボブチャペックさんなりに
使ってるっていうだけなので
もちろんボブアイガーさんにも責任はあるべきだと思いますし
でも結果として
ボブチャペックさんが辞めてから
ボブアイガーさんが戻ってきたときに
何を最初にやったかというとクリエイティブにもう一回権力を戻したっていう
このDMEDっていう部門を
閉じたっていう それによってカリームダニエルさん
DMEDのトップの人は退任したっていう
が起きたので
なのでまずは組織の変化っていうのが
大きかったとは思うんですけど
ここですごい個人的に興味深いのが
CEOの交代とか
するときによくビジョナリーなCEOが
CEOだったときにその次に
その人が辞めて後継を選んだときに
なんとなくオペレーション型になりがち
アップルとかそうですか?
アップルは例外なんですけど
オペレーション型になったときに
結構失敗するケースが多いんじゃないかなっていう
代表例がビルゲーツからスティーブバルマーさんになったとき
マイクロソフトですね
ちなみになんですけどスティーブバルマーさんが
マイクロソフトのCEOになったときに
ボグチャペックさんと同じように組織体制を変えたんですよ
まさに職能制
組織に変えたんですよ
彼はOne Microsoftと呼んでたんですけど
結果失敗して、別にだから失敗したっていう話ではないと思うんですけど
ビジョナリーCEOが
後継にビジョナリーの
後継を選ばない理由ってなんだろうって思ったときに
もしかしたら
自分のビジョンを実行してくれないんじゃないかって思っちゃうから
別のビジョン持ってるから
だから実行してくれる人を選ぶのかなっていう
確かに、あとなんかやっぱり創業者CEOとか
カルチャー思想のある経営者の人のもとで働いてたら
その人のカルチャーがあるから
42:02
自ら新しいカルチャー作ってやるぞっていう幹部の人って
あんまりいなそうな気もしました
そこを発掘するのって難しいですよね
こいつなんかいい思想持ってるなというか
考え方あるなみたいなの
難しい気がしますね
たしかに、なかなか全然違う方向性の人が
その幹部に入ってなかったりしますからね
メンバーみんな同じ方向性に行くっていうのが
よくあるパターンだと思うので
逆に外部から引っ張ってくるみたいなのが反対のやり方なんですかね
そうかもしれないですね
やっぱり方向展開をしたいときはよくありますよね
なるほど
今回ボブアイガーさんが戻ってきたことによって
一応2年ぐらいは残るっていうのを言ってるので
そうすると割とすぐに後継ぎを多分考えないといけない
っていうところなのでそこに対してどうするのかという課題は
これから多分彼が考えないといけないですと
あくまでも一時的な
そうですね
だるいな
ここでお知らせが
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4歳から15歳のお子さんを対象にしたケンブリーキッズもありますので
チェックしてみてください
はい
ボブアイガーさんとボブチャペックさんの
なんかその組織をなぜこれだけ違いを違い考えがあったのか
っていうところは
根本的にそのディズニーの見方が違ったのかなと
具体的に言うとディズニーのプラットフォームとか
ディズニーのプロダクトってなんだと思ったのかが
おそらく違いがあったのかなと
思うんですけど
多分ある見方だとディズニーってアウトプットのプラットフォームだと
例えば映画でしたりディズニープラスみたいな動画配信とか
Huluとかも同じですね
テーマパークとか
いわゆるそのディストリビーションのプラットフォームとして
ディズニーのプロダクトが存在しますと
これがおそらくなんですけどボブ・チャペックさんの考え方で
だからこそディズニープラスをひたすら伸ばして
それを中心とした事業を作る
45:00
ボブ・アイガーさんはどうやってディズニーを考えていたかというと
おそらく彼がディズニーの本当のプラットフォームは
テーマパークとかではなくIPのフランチャイズだと
なんでルーカスフィルムっていうプラットフォームがあり
ピクサーっていうプラットフォームがあり
マーベルっていうプラットフォームがありと
なんで各IPごとのプラットフォームがあるからこそ
各プラットフォームごとにPLを渡すのが当たり前だと
ボブ・アイガーさんが当時ディズニープラスを立ち上げた時
どういう思想だったんですかね
そこもわかんないですよね
ただよりディズニーの顧客を理解することによって
それが各IPプラットフォームにとって
ベネフィットを与えるっていうのは思ったのかなと思うんですけど
ボブ・アイガーさんって過去何回かディズニーワールド
テーマパークでは価格の値上げってしたことあると思うんですけど
ボブ・チャペックさんほどやらなかったり
ボブ・チャペックさんの考え方だと
これは普通にビジネスとして見ると正しい部分があったり
正しくない部分があると思うんですけど
テーマパークの需要がめちゃくちゃ上がっていれば
価格を上げてもいいはずなんですよ
理論上考えると
なるほど
需要が高いのでそれに合った価格帯を出しましょうと
ボブ・アイガーさんってもちろん価格を多少上げてはいましたけど
基本的にはテーマパークのチケット代でお金を取ろうとしてなくて
やっぱりブランドアフィニティを作る場所だと多分考えてた人なので
特に世代を超えたいい思い出を作る場所
それによってお金儲けできると
なんでそういうビジネス的な視点と長期的なIP的な視点
っていうのが多分一個の違いとしてあったと思います
じゃあこの中でボブ・アイガーさんは今後何をやるのかと
今のCEOですよね
どうなるんだろう
戻ってきて何をやるのかと言うと
まずは赤字問題を解決しないといけないので
ディズニープラスの
そんなに赤字なんですね
1.5ビリオン以上赤字だったので
かなりの赤字でした
市販機の計算発表のところでは
48:00
なので
しかも市販機で1.5ビリオンだったと思うので
×4っていうところではあるんですけど
最初に発表しているのは7000人レイオフしますと
どこの部門ですか
これはもう全体的に
5.5ビリオン分のコストカットをしますと
というところでまずコストを下げないといけない
っていうところがあるのと
おそらくなんですけどディズニープラスの価格はおそらく上がります
今は広告のティアがあるんですけど
それが月額アメリカだと月額7ドルで
広告なしの売出ですと月額11ドルなんですけど
それが月額10ドルと15ドルになるんじゃないかなっていうのは
それはもう完全に予想でしかないですけど
多分2、30%くらい価格帯を上げて
コンテンツ投資をそこまで去年と比べると増やさなければ
おそらく黒字化までいけるはずなので
そこを多分まず目指していますと
ディズニープラス自体は今一つ課題があるとすると
ディズニープラスのユーザー数の計算方法が
もちろんディズニープラスっていうサービスがあるのと
あとその下にホットスターっていうサービスがあるんですよね
インドのやつでしたっけ
そうですねこれがインドの動画配信サービスで
ただそのインドのユーザーはホットスターを使っている主な理由が
クリケットの推奨するため
国民的スポーツ
国民的スポーツですよね
ただこれはバイチでも話したことあると思うんですけど
ディズニーがクリケットの
多分来年からだと思うんですけど
オンラインの配信権利の更新時期が
で負けたんですよね
テレビの権利をまだ持ってるんですけど
動画配信の権利がなくて
なんでそこでユーザーが結構落ちるんじゃないかと
ところがあるんですけど
なんで結構何千万人って
ホットスターユーザーがいるので
ユーザー数は下がりますと
ただ一人当たりの単価は低いのでインドの場合は
なんで全体的にマージンは上がるんですよね
あらり率は
結果としてどうなるか見ないといけないですけど
ディズニープラスの価格を上げることによって
ユーザーがそこまでディズニープラスの中だと
離脱しなければ
51:01
おそらく黒字化くらいまでいけるのかなっていうところと
あとやっぱり利益率を上げるために
これはもうボブアイガーさんも言ってることなんですけど
既存人気のフランチャイズに
よりフォーカスしますと
なんでトイストーリー5を出したり
まだ出るかっていう気はしましたね
もういいだろうって言うのもあるんですけど
ファンなので絶対見るんですけど
まだ5も続くんだみたいな
新しい子供の下に行っちゃいましたからね
あとアナ雪とか
あとズートピアとか
あれもやっぱり人気なんですね
めちゃくちゃ人気で
それこそ専用の庭園パークができるんじゃないかって言われてる
それが本当かどうかわからないですけど
もちろんフルとかどうするかとか
ESPNをどうするかっていうのを
ボブアイガーさんもいろいろ考えないといけないんですけど
フルって完全ディズニーの配下じゃないので
そしきは別なんですね
フルって別の会社なんですけど
ディズニーが今多分70%ぐらい持ってるんですよね
残りの30%を来年までに買い取らないといけなくて
そういう契約書になっているんですけど
それが9ビリオン払わないといけないんですよ
残りの3割を獲得するために
なるほど
まあまあなコストなんで
確かに
でももしかしたら統合されるかもしれないってことですよね
IPとコンデンスが
その可能性もありますね
残りの3割ぐらい持ってるのは
コムキャストっていう別の会社なんですけど
これは別の人の案が出したのが
ディズニーがESPNスポーツ番組をコムキャストに売却して
その代わりにフルの9ビリオンのキャッシュを払わなくていいようにするみたいな
こととかできるんじゃないかみたいな話があるんですけど
正直そこは何が起きるかわからないんですけど
ボブアイガーさんの
15年間のディズニーのCEOとしての経歴を見ると
おそらくやることは買収をすることっていう
買収のプロ
買収のプロですよね
何するんですかね
何するんだろう
これがボブアイガーさんのレガシーじゃないですか
2005年にCEOになった一番最初の取締役ですよ
取締役界で何をやったかというと
取締役界でそのディズニーの
当時のディズニーの最近出した映画のパフォーマンスとかを出したんですよね
54:05
あんまり良くなくて
さらにディズニーの映画とかキャラクターが
あんまり子供とか親に響いてないですと
あまりなんか親近感を作れなかったですと
じゃあどこがそれを作れてるのかというと
ピクサーでしたと
なので一番最初の取締役界で
スティーブ・ジョブズにピクサーの買収検討を
聞いていいかっていう許可を最初の取締役界で取りに行ったんですよ
めちゃめちゃ狙ってましたね
そうですねめちゃめちゃ狙って
その取締役界で彼がもう一つ言ったのは
ディズニーのアニメーション部門が死んだ場合
この会社も死にますよと
なのでやっぱり良いIPを作るもしくはIPの作る舞台を持ち続けるのが
ボブアイガーさんの中で
このウォルト・ディズニーのレガシーを残すためにはめちゃくちゃ重要だったと
たしかになんかディズニーの2000年代前半の
2005年から就任されてるんですもんね
2005年以前のアニメって本当に記憶にないものが多いですね
なんかアトランディス・トレジャープラネットとかなんか
あれなんか見たっけみたいな
90年代が黄金時代だったはずで
リトルマーメイドとかライオンキングとか
多分そこら辺に出てたもので
2000年から多分2005年までの映画が
正直多分パフォーマンスめちゃくちゃ悪くて
しかも多分言われても
なんかそんな映画あったかもなみたいな
ホーテッドマーション?
そんな映画ありました
パイレーツ・オブ・カリビアンぐらいですかね
ヒットしてるなってもしかしたら
そうですねアニメーションじゃないやつ
アニメーションじゃないか確かに
そうなんですね
なので2006年にディズニーはピクサーを買収して
2009年にディズニーはマーベルを買収して
2012年にルーカスフィルムを買収して
3年おきですね
で2019年にフォックスを買収するんですけど
最近ボブアイガーさんの本を読んだんですけど
そこでいろんな買収のストーリーを
彼も書いているので
そこからすごい面白かったのが
ピクサーの買収をするときに
ボブアイガーさんとスティーブ・ジョブスさんが
買収について話し始めたときに
ある部屋の中で
スティーブ・ジョブスさんが
57:00
プロコンのリストを作りましょうと
ホワイトボードで買収すると
良いこと悪いことって書いて
スティーブ・ジョブスさんはさすがスティーブ・ジョブスさんだなと思うのが
悪いことをめちゃくちゃ書き始めた
この買収によって
買収が成立したら
全然ピクサーが判断できなくなるみたいな
スピード感が落ちるとか
いろんなものをめちゃくちゃ書いて
まずはコンテンツが良くないと
まずはダメなところに行きましょう
スティーブ・ジョブスさんは
全部悪いところを書き終えた後に
ボブアイガーさんに
じゃあ良いことは何?って聞いて
何個か出したんですけど
結果 具体的に数字は分からないですけど
2対10とか
数的には悪い方が多くて
アイガーさん頑張れ
そうですよね
良いこといっぱいあるよって書いて欲しかったですね
その場合書いて欲しかった
ボブアイガーさんそれを出なかったらしくて
それでダメだと
折れちゃった
ちょっと折れちゃって
スティーブ・ジョブスさんに
この倍数ちょっと難しいかもしれないですね
言った時のスティーブ・ジョブスさんの発言がすごくて
多いからって関係ないからって
良いことのどれだけインパクトがあるかっていうのが重要で
量じゃなくて質だと
そこからいわゆるどんどん進んでいって
結果良かったんですけど
結果その倍収することになりましたと
発表する日に来ましたと
発表するのがその日の午後1時だったんですよね
急遽その12時15分その45分前に
スティーブ・ジョブスさんがボブアイガーさんにちょっと散歩行こうと
こんな時期に
散歩行こうと言って
で散歩にスティーブ・ジョブスさんは散歩するのが好きなんで
そこでいろいろ話すので
そこで話し合った時にスティーブ・ジョブスさんが
これ12時半頃ですね
これ絶対秘密にしてくれと
がんが戻ってきたんだと
一回がんになって一回治療して治したんですけど
スティーブ・ジョブスさんが戻ってきちゃいましたと
いわゆるスティーブ・ジョブスさんはそのボブアイガーさんに
1:00:03
もし撤退したければ今のうちできますよと
ボブアイガーさんもこのタイミングで言うっていうのはあったんですけど
いやそうですよね
ただまず言うのが多分大事で
スティーブ・ジョブスさんは他に誰にも言ってなくて
もちろん結果としてボブアイガーさんはそれでもやるっていうのを言って
結果両側にとってOKだったんですけど
そういう話があったり
スターウォーズの買収に関しても
ディズニーランドってスターウォーズのスターツアーズっていうアトラクションがあるんですけど
それがいわゆるスターウォーズをオマージュした
スターウォーズと一緒に連携して作ったアトラクションですけど
2011年の5月にリオープンしたんですけど
その時にジョージ・ルーカーさんが行きたいと
見に行きたいと
っていうのを言って
ボブアイガーさんがこれはチャンスだと
言ってその日の朝にレストランを貸し切って朝ごはんをしましょうと
その時に売却とか考えてますか?みたいなことを
しれっと聞いて
ジョージ・ルーカーさんは今はちょっとあまり興味ないですと
ただボブアイガーさんがピクサーの人たちを
ちゃんとケアして
ちゃんとクリエイティブの人たちを自由にさせたっていうのはめちゃくちゃ良かったですと
へー評判が良かったですね
特にジョージ・ルーカーさんはピクサーって元々ルーカーフィルムの配下にあったので
それをスティーブ・ジョブズにジョージ・ルーカーさんが売ったので
なのでやっぱり自分のちょっと子供のように見てたっていうのはあって
結果として
売却するタイミングの時は電話しますと
でその7ヶ月後にジョージ・ルーカーさんが電話したんですよね
なるほどやっぱすごいですね
やっぱMAの歴史が
もちろんマーベルとかいろんなフォックスとかもいろいろあるんですけど
やっぱり買収っていうのをやるのかなと
なるほどじゃあもうすでに動いてますねこれは何か
おそらく
接触はしていますねどっかに
1:03:00
じゃあどこを買収するのかと
で個人的には一社広報があると思っていて
それを買収することによって今ディズニーが抱えている2つの課題を解決できると思っていて
一つが後継ぎ問題でこれはちょっと後々話しますけど
もう一つがディズニーの子供向けコンテンツの課題
課題があるんですか
課題があるんですよ
これが2021年の11月の決算発表の時に
ボブ・チャペックさんが発言したことなんですけど
彼がいわゆる投資家から質疑応答の時間があって
質問されたのが今後特定の属性とかで
課題だったり新しいチャンスってあると思いますかっていうのを聞かれたんですよね
例えばより大人向けのコンテンツを作るチャンスがありますとか
多分そういう回答とかいろいろできたと思うんですけど
ボブ・チャペックさんがそこで言ってすごい引っかかったのが
幼稚園児とか保育園児の人気の復活のチャンスがあると思う
っていうのを言ってたんですよね
それを聞いた時にあれと思ったのが復活っていう言葉で
復活っていうことは人気じゃなかった時があったのかと
ちなみに復活って英語でどう表現してるの
ここではresurgenceっていうところですね
もう一回そこが人気になると
ところが今人気じゃないっていうことで
ということはディズニーが一番フィットしそうである子ども層の支持率が下がってるんじゃないかと
やっぱディズニーチャンネル払わなくなったみたいなことなんですか
それは多分大きいですよねおそらく
さらにその電話会議で言ってたのがもっとD2Cに行く必要がありますと
この領域でこの属性では
おそらくなんですけど
これはもう僕の仮説でしかないんですけど
これっていわゆるYouTubeに負けてるんじゃないかと
それは言わないでください
言わないほうがいいですか
グローバル全体のYouTubeの登録者ランキングはもう絶対子ども向けの人たちですもんね
具体的にココメロンに負けてるんじゃないかと
それを言うと草野さんは多分わかると思うんですけど
どこを買収するかというと
何でしたっけ名前忘れちゃったな
1:06:02
ココメロンを買収したキャンドルメディアっていう
作ってる人も結構プロなんですよね
どこの人でしたっけ
ココメロンを作ってる人はわかんないですね
ムーンバグっていう会社ですけど
このキャンドルメディア
キャンドルメディアを買収することによって
ココメロンのIPを持てるので
それはまずめちゃくちゃでかいです
子ども向けのコンテンツの課題解決につながるんじゃないかと
もう一つの後継ぎ問題の解決にもなって
なぜかというとキャンドルメディアが
一人目がケビンメイヤーさんです
それでした一緒に思ったの
元々ディズニープラスのトップであったケビンメイヤーさんが
トップなのと
もう一人創業者がトムスタークさんっていう
トムスタークさんが
ケビンメイヤーさんがトップなのと
もう一人創業者がトムスタークさんっていう方で
元ディズニーのCFOなんですよ
その人はあれですか
ボブ・ジャペックさんと揉めた人ではないです
違う人なんですね
その前の世代の人なんですけど
まずはケビンメイヤーさんは
ボブ・アイガーさんのビジョンをおそらく信じてます
もう一つがケビンメイヤーさんとトムスタークさんって
ボブ・アイガーさんの買収にめちゃくちゃ関わってた人たちなんですよ
アイガー派閥だったのか
そうなんですよ
マーベルの買収、ルーカスフィルムの買収、フォックスの買収は
ケビンメイヤーさんとトムスタークさんは2人ともずっと入っていて
トムスタークさんに関してはPIXARの買収のチームにもいたと
友達ですね
なのでこのキャンデルメディアを買収することによって
いろんな課題を解決できる可能性はあるんじゃないかなと思っているので
今年買収してほしいなっていうのがあるんですけど
めちゃくちゃありそう
そうですね、今日はここで
これはもう完全に予想でしかなかったので
ここで終わらせるんですけど
いわゆるバイツで前に話した
株主の期待値っていうのはもちろん一部の原因ではあるんですけど
もう一つがやっぱりプロラクトの考え方とか
いうところがある中で
これからのボブ・アイガーさんってどうするかというと
次の後継ぎを決めないといけない
だからこそこのキャンデルメディアっていう会社を買収するんじゃないかなっていう中で
1:09:03
ただ一つ多分ボブ・アイガーさんが考えないといけないことは
ビジョナリーなCEOを採用するだけだと多分足りなくて
オペレーション型の人も一緒に採用
高CEOなのかCEOなのかわからないですけど
入れないといけないのかなっていうのは思うので
それはどうして
結局実行する人は必要なので
そうですね
オペレーション型の人をCEOにするべきかっていうのはちょっとわからないですけど
ただ両軸必要なのかなと
もしかしたらその両軸がケビンメイヤーさんとトムスタグさんかもしれないですし
トムスタグさんって元CFOでもありながら元COOでもあるのでディズニーの
強っ
ただ明らかなのは
ボブ・アイガーさんが戻ってきたのは一回後継ぎを失敗してるからっていうところで
これをもう一回失敗さすがにできないので
誰が選ばれるか
ここがすごい重要なポイントになるかなと思うので
今年は多分選ばれないですけど
ただディズニーがもしどこかを買収するとそれが見えてくるかもしれないと
ある意味でもキャンドル未来の人は
カルチャーもわかってるし企業化的な
そのビジョナリーさもあるし右腕もいるし
なんかすごくパーフェクトな感じがしますね
そうですね
あとは価格の問題とか
そうですね
FOXでそもそも70ビリオンぐらいディズニーはお金払ってるわけなので
この景気の中でどこまでキャッシュを使いたいか
あるものの明らかに何かしら動かないといけないので
今年来年にかけてボバアイガーさんは多分コストカットだけではなく
次の世代を持って連れてくるはずなので
そこがディズニーに関しては見どころかなというところで
来週はNetflixのポジショニングの話になるんですけど
Netflixのポジショニングの話と
あとは少しだけIPとかメディアの今後について
めっちゃ楽しみですね
話していけたらなと思います
今回も聞いていただきありがとうございました
気になった方はオフトピックJPのフォローお願いします
1:12:01
そしてメンバーシッププログラムオフトピッククラブも
ノートでやっているのでぜひ気になった方はチェックしてみてください
それではまた次回お会いしましょう
さよなら
さよなら
01:12:11

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