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博多の夜には雨が似合う しとしと心に染みるけん
お前と飲んだ焼酎が 今じゃ一人の友達ばえ
よかろうも涙は酒で流しあうか 男は未練を語らんもん
強がりばあってん女骨 忘れられんとよ
泣かす泣かすの水面に月が浮かぶ 夢の続きが映るごと
水筒をとってつぶやいた 夜風がそっとさらってく
よかろうも酒に浮かべりゃよか 過ぎたことならしゃあなかと
強がりばあってん女骨 もういっぱいたかと
人は情が深か 素原優しさ知っとったとに
馬鹿な俺ばえへばなした 悔やんでも戻らん時ばかり
よかろうも夜風に酒を預けよか 未練は流して生きちゃるばえ
強がりばあってん女骨