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2024-09-03 17:14

映画「至福のレストラン/三つ星トロワグロ」

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こんにちは、ninjinkunです。
昨日の日曜日に銀座まで出て、映画「至福のレストラン三つ星トロワグロ」というドキュメンタリーを見てきました。
これはですね、まず長い。
フレデリック・ワイズマンという監督が撮っているドキュメンタリーなんですけど、
私、この監督のドキュメンタリー、すごいファンでして、
と言ってもね、前作から見始めたんで、もちろん若ファンではありますが、
この方はいろんなドキュメンタリーをね、撮ってる人なんですけど、
とにかくね、どれも長いです。
で、今回の至福のレストランは4時間あります。
途中で休憩が1回入る。10分間休憩ですね。
ちなみに、私が前回見て非常に感銘を受けたボストン視聴者というドキュメンタリー、
これはアメリカのボストンの視聴者を文字通り取材したドキュメンタリーで、
視聴が結構中心的な人物で、それと市の様々なセクターの職員を捉えたドキュメンタリーで、
非常にアメリカの公共サービスというのがどういう感じで成り立っているのかというのが分かるし、
またこの視聴の意気込みもとても伝わってきて、
これすごく引き込まれたドキュメンタリーだったんですけど、
これは4時間半ありましたね。
これも映画館で見ました。コロナ禍だったと思います。
で、これですごく好きになったので、
他にもニューヨーク公共図書館Xリブリス、これは配信で見ましたね。
これも3時間半ぐらいあるんですけど、
配信で見るとですね、さすがに集中は持たないですね。
なので結構チマチマ見るみたいな感じになっちゃって、
自分は映画館事情主義者のところがありますが、
こういう長いドキュメンタリーこそやはり映画館で集中してみたいというふうに思ってしまいます。
日曜日に4時間、朝10時から昼の2時までやってたんですけど、
こんなことしてていいのかなっていう気持ちもなくはないですけど、見てまいりました。
これでこのドキュメンタリーは、フランスにあるミシュラン三ッ星を撮っているドロワグロというレストランが舞台です。
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このレストランはオーベルージュというか、泊まるホテルとレストランがセットになっているところで、
ここでこのドロワグロさんという人がオーナーシェフとして祖父の代から続いているお店らしくて、
息子さんたちと一緒に働きながら料理を作ってますと。
4時間ありますんでね、もうたっぷり。
最初の仕入れですね、地元のローカルマーケットで野菜を吟味する姿とか、
あとは牛を見に行く姿とか、とにかくいろんな原産者のもとに足を運んで、
説明を聞くということをすごくしている姿が結構印象的に入ります。
そこから厨房の中の様子、若手がめちゃめちゃ下ごしらえをしてて、修行中なんでしょうね皆さん。
いろんな国の人がいて、アジア系の人もいるし、黒人の人もいるし、
やはりランスの三つ星ともなると、おそらく世界中からここで修行したいという人が集まるのかなと思いますね。
で、それからレストランのホールですね。
今日来るゲストの人たちはこういう人でっていう説明をいちいちして、
この人はこういうアレルギーを持っててとか、この人は常連でとか、この人はVIPでみたいな説明を、
やはり予約ベースでやってると思いますんで、すごい情報が溜まってるっぽくて、
それを一人一人の求人の人に伝えていくという感じになってて、
あとは、うちの職場はセクハラ、パワハラは許さないみたいな、
だからそういうのがあったらホップしてほしいとか、そういうチーフの発言も流れたりして、
もうかなりね、サービスする人たちもたくさんいるので、やっぱり三つ星レストランになると、
こういうサービスがとても重要視されてるところだと思うので、
そうですね、こういう人たちへの教育とか指導というか、情報共有の徹底というのが、
すごく丁寧に行われているというのがわかりました。
それで、あとは本当にですね、たんたんとお客さんが実際ランチで来て、
そういうお客さんたちに料理がどんどん出て行って、
で、まあ厨房はね、本当に流れ作業というか、流れ作業というと適当みたいに聞こえますけど、
いろんな人の連携作業で、
まあ、魚や肉が焼かれて、それが燃え捨てられて、
それを求人の人に渡ってみたいなところが、すごく丁寧に書かれていて、
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あの厨房もね、すごい明るい開放感があって、
広い厨房で、いくつもそういう作業台があるんですけど、
とても素敵な職場だなと思いましたね。
ちょっと驚いたのは、ガスのレンジがなくて、全部IHだったので、
今はこういう厨房もIHになってるんだと思って、結構びっくりしましたね。
まあ、いろいろ制御しやすかったり、温度とか時間が制御しやすかったり、
火事にならなかったりするので、選ばれてるかもしれないですけど、
なんとなく、レストランの厨房イコールガスみたいなイメージがあったので、
結構びっくりしましたね。
まあ、そんな感じで進んでいって、
あと、フレディック・マイズマンのドキュメンタリーはですね、
こうなんか、結構淡々と進んでいくんですけど、途中で、
なんていうんですかね、スチール写真みたいに、
印象的な景色とか、
例えば、そのテーブルの上に瓶が2本乗っている、
そういう、なんていうんですかね、ちょっと絵画的な、
静止画みたいなカットが入って、
そこの後ろに、この音声は最初のシーンから連続して続いてるんだけど、
そういう静止画的なカットがパッパッパッパって入るっていうね、
この印象的な、ちょっと一種アート的な演出が入るのが結構特徴なんですけど、
今回もそれがあって、そのレストランの中の美しい様子とか、
あとは結構周りが畑とか農場があるので、
そういうところの様子とかが映っていって、
とても美しく演出されてました。
なのでこういうのが入ると、
いわゆるドキュメンタリーっていうよりはもう少しアート映画みたいに見えて楽しいんですよね。
この辺りが、ブレイク・バイズマン映画見てるなっていうので楽しくなるところですね。
で、そうですね、あとは面白かったのは、
そうそう、結構日本の食材を使ってるんだなと思って、
シソとか醤油も置かれてて、
醤油はサラダとかのドレッシング作るのに使ってましたけど、
ズームされたら日本の醤油だったんで、
ソイジャンって言ってましたけど、ソイジャンは中国語なのかな?
醤油入れてましたね。
で、シソはシゾウって言われてて、
たぶんね、この差し支えの発音が苦手なのかわからないですけど、
みんなシゾウは日本のバジルでっていう風に、
実際の料理を説明する人もお客さんに説明してて、
で、あと他にもいくつか味噌を使ったソースとかもあって、
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かなりこのシェフ、日本に詳しいんだなと思ったら、
最後の方でシェフのインタビューというか、
お客さんとの常連さんとの会話の中で、
そういうのがちゃんと撮られてるんですけど、
私はかなり早いうちから日本料理に感化された1人だと思うみたいなことを言ってて、
日本にも行ったし、食材を買って帰ってきて、
自宅でフランスで再現してみるのがとても楽しかったって言ってて、
なんで周りからは、あいつは日本かぶれだとか言われたけど、
全然その自覚はなく楽しくやってて、ははははみたいな感じで、
そういう風に最後の方で言ってたんで、やっぱりと思って、
まあなんとなくね、嬉しくなりますね。
という感じでどうぞ。
やっぱりこういう、私三ッ星のレストランは日本では行ったことがありますけど、
海外だとですね、二ッ星のレストランにはウィーンで行ったことがあります。
めちゃめちゃ緊張しました。
なので、その時は街のレストランだったんで、
ここはですね、もっと田舎というか森の中にあるレストランなんで、
雰囲気は結構違うんですけど、やっぱりサービスをする人がすごいたくさんいたり、
ソムリエの人とかがすごい気合を入れてワインの説明をしてくれたり、
あとはシェフと話す機会があったり、
我々もウィーンの時はチップがよくわかんなくて、
とりあえずいっぱい払っておいたら、
休日の人が食べ終わった後にシェフに会いに行こうって言って、シェフに会いに行って、
どっから来たんだ、東京からみたいな感じでちょっと軽く話すっていうイベントがあったりして、
多分ね、チップを外んだからだと思うんですけど、
そういう、こういうなんて言うんですかね、
お店の人と客が結構近いような、そういうところが多分高級レストラン、
もちろん、街のレストランでもお店の人とお客さんってそれなりに近くなってるところはいっぱいあると思うんですけど、
高級レストランだとそれが多分サービスの一部になってるというところはあるのかなと思います。
ちなみにウィーンの時はまだ英語がそんなに得意じゃなかったんで、
よくわかんないまま、ははははみたいな感じになりましたね。
このドキュメンタリーの中でも、多分アジア系の人が一人で旅に来てて、
説明を聞いて、そこまで英語が得意じゃないのか説明をいろいろ聞いて、
That's nice. Thank you. みたいな感じで終わってて、
まあそうなるよねみたいな、謎の共感が目を開いたりしましたね。
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説明してくれる人たちもやっぱりフランス語がメインで、
なんかね、後から他の資料を見たら、
お客さんも7割がフランス人で、外国人は3割って言ってたんで、
やっぱり説明もフランス語メインで、
シェフも英語で説明をするんですけど、
いややっぱ苦手だわフランス語混じるわみたいな感じで喋ってて、
三ッ星だからてっきりみんな英語ペラペラなのかと思いきや、
たぶんね濃淡はあると思うんですけど、
みんながみんなそうじゃないんだなーとかそういう面白さがありましたね。
こんなとこかな。
なのでこういう三ッ星のレストランの裏側がすごく丁寧に見えるという意味でも、
あと単純に美しい映像がとにかくいっぱい見れるという意味でも、
この四福のレストラン三ッ星トロバグルはおすすめです。
いやー4時間ってね長いなって普通は思うと思うんですけど、
結構ねあっという間に見れちゃうんですよねなんてかしらないけど。
どうも私ドキュメンタリーの方が長時間見ても苦痛じゃない気がしますね。
たぶん4時間の普通の劇映画だと結構疲れるんじゃないかな。
そうですね他にもミナマタマンダラっていう、
これは6時間ぐらいあったのかなっていうドキュメンタリーを見た時も、
結構ね見れちゃうなと思ったことがあったので、
なんかね特にワイズマンのドキュメンタリーはすごい面白いので、
長時間でも楽しめるかなと思います。
各種配信でも見れますね。
この映画はまだたぶん配信ないと思いますけど、
それまでのワイズマンの作品いくつか、
そのボストン視聴者もたぶん配信で見れると思います。
ここかな。
この日は10時から2時まで映画見るとめちゃくちゃお腹すいて、
見た映画館はたぶんね中でご飯食べても、
普通にサンドイッチぐらいなら食べても美味しそうな、
シネスイチ銀座っていう銀座の本当に中心にある素敵なアートシアターという感じのとこなんですけど、
あと年齢層が高め、ただし皆さん見ないでください。
見終わったらもうめちゃくちゃお腹すいてて、
どうしようと思って、
いくらフランス料理の映画を見たからといって、
その後いきなりフランス料理を一人で食べに行っていくっていうのはなかなかハードルが高いので、
近くにある世界の朝食を食べれるレストランっていう店があるんですけど、
近くにある世界の朝食を食べれるレストランっていう店に行こうと思って、
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行ったことなかったんで行ってみたら、
2時過ぎでも2人か3人並んでたんで、
待つの嫌だなと思って、
結局ナイルレストランっていうインド料理の新店ですね、
こちらに行って、
ヌルギーランチという定番の鶏肉を用意してくれて、混ぜて食べるランチを食べて帰ってきました。
このナイルレストランは前に読んだ、
この小日記でも喋ったインド料理の本、
インドの食卓そこにカレーはない、でも言及されていて、
あとそのRRで知るインド現代史にも出てくるんですよね。
なんでかっていうと、ここのレストランを創造したナイルさんっていう人は、
インドの独立のために結構活動してた活動家の方で、
日本で京都大福大学に留学して、
日本で仕事をしつつそういう活動をしてたという人で、
この人が開いたレストランが、
非常に一番古いインド料理レストランの一つと言われていると思うんですけど、
ここで日本にインド料理の普及にすごい貢献されたという方ですね。
他にも政治的な活動もいろいろしてる人で、
前に一回来たことはあったんですけど、
今回は本も読んでから来たので、また考えひとしをという感じでした。
というので、ちょっと話が混ざっちゃいましたけど、
今回は映画、私服のレストラン三ッ星トロワグロ、
4時間のドキュメンタリーを見てきた話をしました。
ありがとうございました。
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