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こんにちは、アンリー・ナイハラ・ニーナです。
こんにちは、PitPaの石部です。
はい、というわけで今回も、世界スタートアップチャンネル第4回をやっていきたいと思います。
これちょっと先週、前回、電子タバコのジュールの話をしたんですけど。
はい、めちゃくちゃ売り上げのある。
そうですそうです。世界最速のデカコーンと言われるジュールの話をしていたら、なんとタイムリーなことにGEOが辞めてしまったという。
すごい。
トレンド談ですかね。
はい、なんかタイムリーな話題だなと思いましたね。
というわけで調達ニュースに入っていきたいと思います。
今回、私が紹介したいのがORIっていう。
ORI。
2015年にマサチューセッツ州ボストンで創業された企業なんですね。
何をしているかというと、ロボティック系の家具を販売していて、どういうことだってなるじゃないですか。
ロボティック。
どういうことかというと、普通家具ってベッドとかウォークインクローゼットとかって、その場に設置したら当然動かないじゃないですか。
基本的には。
人力で動かすことはできるんですけど、それを例えばスマホとかで操作して収納するスペースが変えられたりとか。
動くんですね。
動くんです、そうなんです。
家具が動くっていうところがロボティックっていうところの要素なんですけど。
そのORIという企業が今月コスラとかからシリーズBで20ミリオンドルを調達していて、そこはちょっと面白いなと思ってるんですよね。
私がここまで言ったロボティック系の家具とか言ってもどういうことじゃって思ってる人も結構いると思うんですけど。
例えばベッドが、普通はベッドだけが置いてあるわけじゃないですか。
長方形のよくある。
そうじゃなくて、横から見たときにカタカナの小文字みたいになってるんですよ。
ちょっと皆さん頭の中で想像してほしいんですけど。
想像するついでに普通にググっていただければ多分すごいわかりやすいんですけど。
小文字みたいになっていて、当然その下の部分は普通にベッドなんですね。
これか。
ググって本当に皆さんに見てびっくりしてほしいんですけど。
一発でわかるんですよ。
一発でわかるんですよ、見たら。
私の語彙力が問われているんですけど。
それが、でもベッドって正直スペース取っちゃうじゃないですか。
普通は動かせないしなんですけど、それがワンタップで上に上がるんですよ。
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だからそのベッドがあったスペースが今まではベッドがあったから他に活用できなかったんですけど、
それを動かして上にほぼ天井みたいにしちゃうみたいな感じでスペースも有効活用できるということなんですね。
これいいですね。東京住んでる人とか部屋狭いし。
本当にまさに今石部さんが言った通りで、東京とか部屋が狭い人とかは、
そういうふうにすることで収納できたりしたらすごいスペース、部屋も当然広くなるわけだし、
それってすごい重要あるんじゃないかなと思ったりしてますね。
高そうですね。
高そうですね。正直多分高いと思う。
なんですけど、クローゼットとかも同じ要領で、これまではそこにあったら基本的には動かせないものだったのが、
図書館とかで、大学とかの図書館ってすごいいっぱい収納してある、すごいいっぱい本があるところに行くと、
棚を自分でボタンを押して動かすやつがあるんですけど、それに若干近いのかな。
これがどれくらいの人に伝わっているかわからないんですけど。
日本でもあるんですか、図書館で。
このロボティック系の家具ですか。
図書館の本棚に関してはあります。
それはどうなんだろう、大学以外にもでもあるんじゃないかな。
あるんですかね。
そこは結構私も、私結構図書館好きでよく入り浸ってるんで、って感じですね。
この家具は個人的にすごい欲しいと思う。
安ければ。
はい、安ければ。手が届く価格であれば。
という反面、これは私のガサツな性格ゆえの悩みなんですけど、
もし下に荷物を置いてしまっていたらベッドで寝れないって。
確かに。
家族はちょっと部屋をきれいに保つ必要が出てくるかなと思いますね。
最近家具のレンタルサービスあるじゃないですか。
あれと合わせるといいかもですね。高いけど借りれそう。
とか、それこそホテルとかでももしかしたら活用できるのかもしれないですよね。
というわけで以上が今回の調達ニュースでした。
オリリビングって検索したら。
オリリビング。
ORIかな?間違えた。あ、そうか。
ORIつづりは検索していただけたら出てくるので、ぜひ皆さんにも見ておーっとなってほしいです。
そうですね。ホテルっていうつながりでいくと、今週のニュースでちょっとびっくりしたのは
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オヨってあるじゃないですか、インドの。
オヨがコーヒーも始めるとか。
中国で1号店が出たみたいなニュースが出てたので、その辺もちょっと脱線しちゃったんですけど、ちょっと面白そうですよね。
オヨホテルが自社のコーヒーブランドをフェンランカフェみたいなところをオープンしたみたいなので。
オヨはホテル版、住居版のラッキンコーヒーって言われてるんで、ラッキンコーヒーマンの中国の有名なコーヒーショップですけど、
すごいその辺も引き続きニュースは見ていきたいなと。
じゃあ次の、今日のメイントピックにいきたいと思うんですけど、今回はクラウドキッチンについて話したいと思います。
クラウドキッチン最近日本でも登場してきてるので、知ってるよっていう人も多いと思うんですけど、
すごい簡単に言うと、今まで、例えばデリバリーサービスとかって、すでに店を持っているレストランとか、飲食店が注文を受けて、
実際にある店舗からデリバリーでオンデマンドで食料品を届けるよっていうのが従来のモデルだったと思うんですけど、
そうじゃなくて、ネット注文、オンデマンドに特化して、
例えばですけど、ウーバーイーツとかのフードデリバリーのアプリ内だけに存在するような店を作って、
もうイートインとかは完全になし。
で、注文を受けたら料理を作って届けるんですけど、
その時に飲食店、作る側が利用できる客席とかがないキッチンだけの店舗をクラウドキッチンって言うんですね。
なので、ネット注文とかにすごい特化したキッチンだけの店舗をクラウドキッチンっていう風に呼んでいます。
それってセアオフィスのキッチン版みたいな感じ?
そうですね。近いですね。
場所持ってる人がキッチン借りたい人にサービスを提供するような。
それもあるし、もう本当に何て言うんでしょう。
実際にもうすでにキッチン持ってるところを貸し出すのもあり得るし、
一方で、もう本当にそういうフードデリバリーの飲食店だけに特化して、キッチンしかないみたいなところもあるみたいですね。
海外では結構出てきていて、例えばクラウドキッチンズっていう名前に何のひねりもないスタートアップがあるんですけど、
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これはトラベスカラニックが始めたスタートアップで、調達とかについては全部非公開。
自分で始めたんですね、これ。
そうなんです。なので、ちょっと調達とか、ファイナンス状況についてはわからないんですけど、
デリバリーオンリーでやることのメリットとしては、
まず基本的にキッチンを曲がりするような感じになるので、
家賃とかがすごい低くて住むっていうのとか、
あとはデリバリーだけなのでホールの人がいらないレストランとかでいう、
基本的にはお会計みたいなのもないし、
お客さんにご飯を持っていくとか、片付けるとか、
あとは皿洗いとかもいらないし、お店の掃除とかもいらないので、
労働力も削減できるっていうのとかありますね。
ただ一方で、これはデメリットと呼べるかどうかは、
なぞっちゃあなぞですけど、そういう人たちってひたすらに料理を作り続けるわけですよ。
そこで働くことになる人たちって。
で、当然ですけど、たとえばお客さんがおいしかったって言って帰るところを見ることもないし、
ひたすらにキッチンで届いたオーダーに対して、
たぶん捌いていくってことになるので、
人道的なのかどうかって言われると、私は若干まだ首をかしげてるんですけど。
ピザ屋もそうですね。
そうですね。確かに近いですね。ピザ屋。
横にある。
そうですね。このGMBの近くにもありますけど、そこも一応ウォークインでも頼めるし、
たしか頼んだこと私あるんで、たぶん普通に頼めるし。
キッチンとかだとウォークインで頼むとかじゃなくて。
そうですね。スマホで、たとえばUberEatsだったりとか、
いろんな海外のオンデマンドのフードデリバリーサービスのアプリで注文するっていう感じですね。
お客接点が本当にウェブというか、アプリとかのものとして。
そうですね。オンラインだけっていう感じですね。
たとえばドイツとかではKiezっていうつつりが、
K・E・A・T・Z、発音もしかしたら違うかもしれないですけど、
っていうところがクラウドキッチンやってたりとか。
すでに10店舗ぐらいはバーチャルレストラン。
バーチャルレストラン。
バーチャルレストランっていうのは、
それこそ10店舗を持たずに、
デリバリーのみでサービスを展開するレストランのことをバーチャルレストランとか、
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ゴーストレストランとか言ったりもするんですけど、
そういうところを囲っている。
そこでキッチンを持ってバーチャルレストランなり、
元々すでにバーチャルじゃなくてレストランというか、
すでに展開しているところでもいいんですけど、
そういうところに対してキッチンを提供して、
あとはUberEatsとか、それこそデリバリーをやっているところと連携することで、
そこで注文を受けて、配達はもうUberEatsとかにやってもらうみたいな。
この会社は基本キッチンを貸している会社なんですね。
そうですね。
そういうバーチャルレストランって言われる方々。
あと話若干戻るんですけど、
さっき言ったトラベスクラニックがやっているクラウドキッチンズは、
中国に進出するんじゃないかとかも言われているので、
そこはまだ確かではないものの、今後も見ていきたいところですね。
なるほど。
実際に店舗を自分だけで持とうとすると、
お客さんが座るテーブルとかの固定費とかはもちろんですけど、
冷蔵庫とかも当然買わないといけないし、
いろんなものを買わなきゃいけない、買い揃えないといけないですけど、
それをしなくていいっていうのが、一つ大きな魅力としてあるみたいですね。
あとは、中国ではパンダセレクテッドっていうところが、
2016年に北京で創業されたスタートアップなんですけど、
そういうところも始めていたりとか、
このパンダセレクテッドに関しては、
すごいミステリアスだけど、すごい結果を残している、
タイガーグローバルマネジメントっていうVCがあって、
そこから今年2月にシリーズCで15ミリオンドルぐらい、
ちょうど尽きてたりとかもしますね。
謎なんですね。
全然情報を出さないんですよ、タイガーグローバルマネジメントは。
基本中国で投資する会社なんですか?
いや、そうでもないですね。
パンダセレクテッドとかに関しては、
同社が発表しているデータによると、
どういうふうに利用するかというと、
最初に初回だけ払う入会費みたいなものがあって、
それプラス月額の利用料を、
だいたい月に15万ぐらいとかで貸しているみたいですね。
これは実際に中国で今サービスやっているところで店舗を持つよりは、
半分ぐらいに家賃が抑えられるらしくって、
それはすごい魅力的ではありますよね。
家賃が半分になるっていうのは。
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いいですね。
さらに、例えばデータ管理とかのサービスを提供して、
それはエクストラというかオプションなんですけど、
オプショナルでつけるということもできるみたいですね。
このパンダセレクテッドは、
中国とか上海とか深圳とかのいわゆるテック系の大都市を中心に、
120店舗のゴーストキッチンをすでに展開していて、
ラッキンコーヒーとかの中国国内ブランドを中心に、
800ぐらいの企業をカバーしているらしいです。
めっちゃ成長しているんだなと思いましたね。
純粋に人口が多いっていうのもありますけど。
ただ、こういうのに関しては、
どの飲食店も飛びつくモデルでは当然ないので、
例えば土地がすごい高いところでは成り立ちやすいけど、
そうじゃないところではそんなに魅力がなかったりするかなと思ったり、
あと、店を構えていることがステータスになり得るような飲食店だったりとか、
もしそういう意識があるような飲食店には向いてないのかなと思ったり。
あと当然ですけど、ネットでの注文、
オンラインフードデリバリーがある程度浸透していないと厳しいモデル。
それを前提にしているモデルではありますよね。
じゃあ今日はこんなところで終わりにしたいと思います。
クラウドキッチン。
あとは、もしまだしていらっしゃらない方がいれば、
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あげるたびにぜひそちらのほうもお願いしたいと思います。
では、今回はそんなところで。
以上、第4回世界スタートアップチャンネル、
エハラニーナでした。
ありがとうございました。