00:06
こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てネタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けいたします。
前回は、私が受けているユダヤの教えのお話をさせていただきました。
ユダヤの教えは、ご存知の方も多いと思うのですが、では実際にユダヤの成功者の方と直接お会いしたことがあるという方は少ないと思います。
興味のある方、お尋ねくださいね。
また、こちらで学んだことのシェアもしていきたいと思っております。
さて、今日は犬と赤ちゃん、そしてママについてのお話をしてみたいと思います。
犬と子供のテーマは、過去回、親友・宿敵、犬と子供、仲良くなるコツについて配信がありますので、そちらもどうぞ聞いてみてくださいね。
概要欄にURLを貼っておきます。
犬と赤ちゃんのテーマについては、様々な意見があると思います。
そこで今回は、トレーニングという面よりも、まずは私の経験談からお話しし、
そこから赤ちゃんを迎える飼い主さん、赤ちゃんとワンちゃんと一緒に暮らしていらっしゃる飼い主さん、
そしてお孫さんの誕生を迎える飼い主さんへ、何かのヒントになればと思います。
私は8年前に長男を、3年前に長女を出産しています。
その間に一度、竜山も経験していますが、そのすべてに愛犬は接してきました。
そしてその度に、彼の態度は違っていました。
子供を出産する前は、私の生活はまさに犬と仕事でした。
赤ちゃんや子供と犬にまつわる知識は、トレーナーとしてもちろん知っていましたし、
お子様のいる家庭へのレッスンや、これからお子さんが生まれる家庭でのレッスンも行ったことがあります。
ですが、今振り返ると、知識はあれど何も分かってなかったんだなぁと思います。
お子さんのいらっしゃる家庭での相談事は多く、それはお子さんの年齢によっても大きく関わってきます。
また、そのご家庭にワンちゃんが先にいるか、後にいるか、でも問題は変わってきます。
今回は、先にワンちゃんがご家庭にいて、後から赤ちゃんが生まれる場合についてのお話です。
03:06
これは、結婚などで家族が増える場合もそうですが、赤ちゃんが増える場合には、
2つ前の配信でもお話しした分離不安が突然起きるようになったり、
トイレなど今まで愛犬ができていたことができなくなったり、
突然吠えが多くなったり、体に不調が出たり、元気や食欲がなくなったりすることもあります。
これは、今まで愛犬中心に過ごしてきた飼い主さんの関心や行動基準がすべて赤ちゃん中心になったことへの、
ワンちゃんの適応不足からくるものです。
人間でも、上の子の赤ちゃん帰りというのはありますよね。
個体差はありますが、赤ちゃんの登場で何らかの変化を起こすワンちゃんは多いです。
また赤ちゃんを産んだばかりのママさんは心身ともに余裕は全くありません。
特に初めてのお産の後はより一層だと思います。
私も長男を産む前からお腹に愛犬を乗せたり、赤ちゃんが生まれるからよろしくねと語りかけてきましたが、
いざ出産を終え実家に戻ってきた時の愛犬の顔は今でも忘れられません。
きっと私自身の匂いもかなり変わっていたと思います。
なんだ?という戸惑い全開の顔つきを彼はしていました。
赤ちゃんが鳴くとめったに物音では吠えない愛犬も立ち上がったり、
夜中でも起きてソワソワオロオロしたり吠えたり落ち着かない仕草が続きました。
もともと愛犬は小さい子には慣れる練習はしていたのですが、
何分人見知りで小さな子にはそんなに好きではなかったんですが、
赤ちゃん、本当の新生児というのは多分初めて見たんだと思います。
赤ちゃんの鳴き声に鳴らしておけばよかったなぁと私は思いました。
私は産後1ヶ月実家に帰っていて、
あんな小さな赤ちゃんという存在に家族全員が振り回されていることに驚きを感じましたが、
愛犬はもっとだったでしょうね。
家族が赤ちゃんを抱っこする時間は増え、代わりに愛犬を抱っこする時間は減りました。
赤ちゃんの匂いを嗅ぎに近くまでやってきて、
そっと匂いを嗅いでは離れていくという愛犬の仕草を私はよく目にしました。
私は産後、体力が回復せずに、
そして息子はほとんど寝ない赤ちゃんで疲れ切り、
2人目の娘の時には帝王石灰の傷跡の治癒も良くなくて、
06:00
愛犬の散歩にはほとんど行けず、
彼が大好きなトレーニングもせず、心の中でごめんねと罪悪感を抱いていました。
赤ちゃんが生まれると周囲の人間はどうしてもそちらにかかりきり、
ママさんは特にです。
そしてその突然の変化にワンちゃんは戸惑い、ストレスを感じることはあります。
愛犬にはものすごく大きなストレス的な行動というのは出なかったのですが、
可愛がられれば可愛がられていたほどその変化は大きく出ると思います。
赤ちゃんに対する犬の態度に敏感になる人たちもいます。
私はあまり気にしませんでしたが、
確かに犬の唾液というものはあまり清潔なものではなく、
肌バリアの弱い赤ちゃんはあまり舐めさせては良くないかもしれません。
ですが赤ちゃんにワンちゃんが興味を持ったときにはどうか叱らずに
そっと両者の仲立ちをしてあげてほしいのです。
赤ちゃんを抱っこして愛犬が匂いを嗅いだり、少し舐めようとしたら褒めてあげてください。
赤ちゃんのことはその後すぐお湯洗いすれば大丈夫だと思います。
ワンちゃんが興奮したり、あえて赤ちゃんを避けるようなら無理に近づけなくてOKです。
愛犬が赤ちゃんの鳴き声や動きに突然吠えても叱らないであげてください。
赤ちゃんに初めて触れるワンちゃんもどんなものかわからないので不審感でいっぱいなのです。
赤ちゃんは生後しばらくは動きませんから、私は犬の方を制限するのではなく
赤ちゃんの居場所を決めておくことにしました。
長男の出産当時は4ヶ月で仕事に戻りましたので、
保育園が始まる前は連れて出勤もしていました。
その時は犬用のサークルに長男を入れて周りから犬たちがなんだこれはと観察していましたよ。
あまりお勧めはできませんけどね。
犬はとても環境適応能力に優れた生き物ですから赤ちゃんの存在をだんだんと受け入れていきます。
ですがこの存在に慣れてきたこと、赤ちゃんは動き出すんですね。
そうなると話はまた違ってきます。
長男はとても活発だったのでハイハイする前からよく動き回っていました。
目線の近い愛犬にはとても興味があったようで目を離すと近づいていってしまいました。
私的にはこの動き出しから歩くまでというのが赤ちゃんと犬の中で一番気をつけないとはいけない時期だなと思っています。
お孫さんであればもっとです。
次回はこの動き出しからのお話と私の対処法、
そして今まさにこんな状況のママさん飼い主や飼い主さんご家族の方へのメッセージをお届けしたいと思います。
09:07
最後まで聞いていただきありがとうございました。
あなたとワンちゃんの今日がますます輝くものになりますように、次回もどうぞよろしくお願いいたします。