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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
ドッグトレーナー、ペットロス専門誌、アニマルコミュニケーターである私が、
人と犬が共に、より幸せになるためのヒントをテーマに配信をしています。
時々、雑談ライブや歌を歌ったりしています。
12月17日火曜日、夜8時から9時まで、
ドッグトレーナーがこっそり教える、犬に愛されるコツのオンラインセミナーを行います。
こちら気になる方は、概要欄からお申し込みフォームをご覧ください。
さて、今回はもう一つ、告知をさせてください。
今週の日曜日、12月15日、実は私がスタエフを始めて丸4年が経つ、
そんな4周年記念日になります。
もうね、私がスタート、このスタンドFMをスタートしたのが、
2020年の12月15日でした。
12月14日にアプリをダウンロードして、
ホリスティック獣医のサラ先生のライブを聞くために、
スタエフをね、ダウンロードして、
そのまま15日に初配信をしたことを、
本当にね、昨日のように覚えているんですけれども、
早いもので丸4年が経っちゃうんですね。
今年はですね、実は明日、あさってと、私は旅行に出かけております。
なので、ちょっとね、4周年記念ライブとかができるかな、どうかなっていうところなので、
もしできたとしても、ゲリラライブになるかもしれません。
ただですね、明日の朝、かなり早朝なんですけれども、
明日、12月14日の朝、そうですね、5時から、
5時15分くらいまでの間は、多分ライブをできると思うので、
その間はライブをしようと思っています。
誰がそんな早い時間に、
ライブ聞きに来るんだっていう話があると思うんですけれども、
なぜそんな早い時間にね、ライブをするのかっていうことも理由も含めてね、
皆さんへの感謝をお伝えできればなと思っています。
14日、15日はね、旅行に出ているんですけれども、
旅先からね、ゲリラライブなどはできればいいなと思っているけれど、
本当にできるのかどうか、そもそも一人になる時間がほとんどないと思うので、
ちょっとわからないですけれども、
収録配信はね、15日に皆さんへの感謝ということで、
伝えたいなと思っています。
それでは本題にいきたいと思います。
今回は、人間を遥かに上回る能力でお仕事をする犬たち、
探知犬のお話をしようと思います。
以前も、その優れた人間にはないね、
嗅覚という犬独自の能力を生かしたお仕事をしているコロナ探知犬、
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コロナウイルスをね、探知する犬たちのお話をしたと思うんですけれども、
今回はまた違う探知犬のお話をさせていただこうと思います。
ちょうど昨日ですね、空港で働く動植物検疫探知犬の
ドキュメンタリーの番組を見ました。
同じ番組見た方いらっしゃるでしょうかね。
その番組の中では、空港をメインの仕事場とする探知犬たちが、
旅行客のスーツケースの匂いを嗅いで、
探知対象物の匂いを感知すると、その場でさっと座るというものです。
皆さんも空港や客船ターミナルなど、人と一緒に働いている犬たちを
ご覧になられたことがあるかもしれません。
ここでおそらく皆さんの中では、
あ、知ってる、麻薬をかき分ける犬だよね。
麻薬、探知犬ですよね、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
実は、探知犬には大きく分けて2種類の犬たちがいます。
先ほどの冒頭に申し上げたコロナ探知犬は物としてね、
どちらも違法物を国内に持ち込ませないという
重大な任務を負っていることは一緒なんですが、
片方は皆さんがよくご存知の違法薬物を探知する麻薬探知犬。
こちらは財務省、税関の担当団ですね、
全国に約130頭ほどが飼育されており、
犬種はジャーマンシェパードやゴールデンレドリバー、
ラブラドールなどの大型犬がメインとされています。
そしてもう片方は日本には持ち込み禁止とされている動植物。
これは具体的には動物の肉製品や果物や種、樹皮の付いた木、
それから生の植物などですね。
これらを匂いを嗅いで探知する動植物検疫探知犬。
これは農林水産省の管轄になります。
ちなみに農林水産省のホームページでは、
動植物検疫探知犬とは、
手荷物や国際郵便の中から動植物検疫の検査を必要とする
肉製品、果物などをかぎ分けて発見する訓練を受けています。
海外のいくつかの国で導入されており、その活躍が知られています。
動植物検疫探知犬はアフリカ豚熱、鳥インフルエンザ、
公定液などの家畜の伝染病や見栄などの植物の病害虫が
日本へ侵入することを防ぐという重大な役目を担っています。
また、海外から到着される方々に
身近で働く動植物検疫探知犬をご覧いただくことで、
動物検疫や植物検疫の存在を知っていただくことも
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大切な役割の一つです。
ということで、県州は麻薬探知犬に使われている大型犬たちよりも
中型に属するビーグル犬が多いですが、
ひと夏っこいラブラドールも活躍中です。
140頭ほどが全国各地で活躍しているそうです。
空港で出会った犬たちが動植物検疫探知犬なのか、
麻薬探知犬なのかはすぐに分かります。
特に、農植物検疫探知犬は農林水産省のベストを着て
お仕事をしています。
あなたが旅行から帰宅するときに探知犬に寄って来られたからといって
麻薬持ってないよと焦らないでくださいね。
番組では、元保護犬のミックス犬さんが国内で初めて訓練を終えて
この動植物検疫探知犬になり活躍されているという姿が
フォーカスされていました。
ビーグルやラブラドールが特別犬種として選ばれているのは
優れた嗅覚と人への順応性と好奇心ですが、元保護犬にも
その道が開けたということは、彼らの可能性を示す
素晴らしいことだなと感じています。
こういったお仕事をする犬たちは、どういう生活を実際にしているのでしょうか。
以前、警察犬のお話をしましたが、警察犬は直轄警察犬と
食卓警察犬がおり、圧倒的に食卓警察犬が多いものの、
彼らは普段は一般家庭犬として家庭で暮らしています。
ですが、直轄警察犬をはじめ、
麻薬探知犬や動植物検疫探知犬たちは、あくまでも働く犬として
お仕事以外の時は、一般家庭ではなく専用の犬舎、専用の場所で暮らしています。
訓練を行い、実動を一緒に行うハンドラーは飼い主ではないんですよね。
犬は集団で生きる生き物ですから、本来は集団の中にいてこそ安定はできると思いますが、
こうしたお仕事犬たちは、こうした特殊な境遇で暮らしていることにより、
お仕事に対するモチベーションや集中力がますます上がっていくものでもあります。
お仕事をする犬たちにとって、訓練やトレーニングというのは、
唯一無二の人との関わりが濃密に持てる時間です。これは実動の時間もそうですね。
私も昔、イギリスのヒースロー国際空港で働く麻薬探知犬のトレーニングに参加したことがあります。
その時に、犬たちの教育的な嗅覚がどのような段階を経て鍛え上げられていくのか、
ということをじっくりと学ばせていただきました。
その時でさえ、麻薬探知犬のトレーニングでは、モチベーショントレーニング、
つまり、褒めて喜ばせる、やる気を引き出す、というトレーニング手法がメインでした。
そして彼らのトレーニング、訓練というのは驚くほど地味なものの積み重ねなんですね。
それを本当にステップステップ、すごくスモールステップで少しずつ少しずつレベルアップをしてはまた戻り、
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またレベルアップしてはまた少し何歩か後退して、というのを本当に細かい作業を繰り返し繰り返ししていくんです。
実動犬数7000犬以上という素晴らしい実績を持って活躍している動植物検疫探知犬と、
今年合格したばかりの元保護犬の探知犬、それらがテレビで、番組内で放映されていましたが、
その2頭のお仕事の態度というのは全く違っていました。
そこでは長年のキャリアと詰め上げてきた経験から来る貫禄というような落ち着きがありました。
人間の数万倍数億倍と言われる犬たちの嗅覚、それを発揮させるか否か、
それは人間が犬に与える機会、経験次第であるということも分かってきます。
そしてその犬の最大の能力を引き出す活動、行動を行わせる機会を与えるということは、
犬自体をどんな状況においても落ち着きがあり、自信に満ちた振る舞いに向かわせることになるということを、
この番組を見て改めて通説に感じました。
これは一般家庭のおワンちゃんたちでも少なからず共通することがあるなぁと私は思っています。
犬たちが持っている能力、それを発揮させるか発揮させない、無きものにしていくのかというのは飼い主さん次第。
ただのお飾り犬として愛想よく静かにマスコットとして求められるときだけ遊んだり触らせたりするということが、
犬にとって彼らが生き甲斐を感じることなのかどうか、
彼らがどんなことを生き甲斐、つまり楽しい、嬉しい、喜びと感じるのか、
うちの愛犬はどんなことが好きで、どんなことに意識を向け集中し喜ぶのかな、
それを知ることが愛犬の持っている可能性を引き出し、犬自身の本能を満たすことでもあると私は思っています。
お仕事をする犬たちの嗅覚が訓練やトレーニングによって引き出される。
これと同じように一般家庭で暮らしているワンちゃんたちの持っているポテンシャル、可能性や能力もまた、
飼い主さんや周囲の方々が関わりによってその機会を与えることによってどんどん開花していくものでしょう。
そしてそれは、愛犬さんの日々の生きる意欲、つまりQOLを引き上げ、引いては寿命を延ばす、何よりのアンチエイジングだと私は感じています。
ということで今回は私のスタイフ4周年の告知ですね、それとお仕事をする犬たち、探知犬についてお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。