2021-04-26 08:31

イギリス動物愛護団体【BATTERSEA】を知っていますか?

【動物愛護団体】と聞いてどんなイメージを持たれますか?

残念ながら、日本ではその認知度は低く
活動も小規模なところが多いです

動物愛護の先進国、イギリスでは
日本の大企業に匹敵する規模の動物愛護団体が
いくつか存在します🐶

今回は、以前もお話した
イギリス最大級の動物愛護団体のひとつ
【BATTERSEA】での経験をお話する第1弾です🥰

サムネは、バタシー・オールドウィンザーにて
最初に受けた1週間のトレーニングクラスの後
師のJohn と、私のパートナー犬(施設に収容されていた)
フラットクロスのAlexくん✨✨

やんちゃだけど優秀な
今でも忘れられないワンちゃんです💕
(私がめちゃくちゃ若い時です)

【BATTERSEA 】
Battersea.org.uk

※日本語翻訳でも閲覧出来ます!
「ペットのアドバイス」→「犬のアドバイス」では、
【BATTERSEA way】という独自のトレーニング方針から
犬のトレーニング方、迎え方、トレーナーの選び方、保険や盗難等を動画とともに紹介しています🥰
役立ちますよ✌️

#犬#ペット#動物#保護犬#動物愛護団体#動物保護#里親#レスキュー#トレーニング#イギリス#BATTERSEA#いつもありがとうございます

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こんにちは。横浜で15年以上、犬の保育園の先生を行っている、なおちゃん先生と申します。
こちらの番組では、たくさんのワンちゃんや飼い主さんと関わってきた私が、日本の犬と飼い主さんのQOLをあげるおテーマに、犬のあれこれについて、私個人の見解からお話ししています。
時には子育てメタや、留学時代や旅行の思い出などのお話もお届けしています。
さて、以前の配信で、イギリス最大級の動物愛護団体【BATTERSEA DOG & CAT HOME 現BATTERSEA】に3週間ほど滞在したことがあったというお話をしておりましたが、
今回はその愛護団体【BATTERSEA DOG & CAT HOME 現BATTERSEA】についてお話をしようと思います。
動物愛護団体というと、皆さんはどんなイメージを持たれますか?
日本では残念ながら、イギリスに比べると、まだまだ小規模で身内経営、有志のボランティアで成り立っているところが多く、一般的な認知度も低いので、ペットを迎えるときの選択肢に入る人は少ないかもしれません。
ですが、動物福祉の先進国でもあるイギリスには、長い歴史と巨大なスポンサー、豊富な人材と充実した施設、プログラムを持った組織団体としての動物愛護団体がいくつもあります。
BATTERSEAはそのうちの一つ、1860年の創設から100年以上の歴史を持ち、大手企業ほか王室からの支援も受け、年間7000頭以上の動物をケアする巨大な動物愛護団体です。
働いているスタッフさんは、正規職員から技術ボランティア、一般ボランティアを含めると数千人の規模に上ります。
ロンドンを起点とし、オールドウィンザー・ブランズハッチに施設を持ちます。
私がなぜここに滞在することになったかというと、このホームのトレーナーの監督で、アドバイザーでもあるトレーナーさんが、セミナーをここでしたからなんですね。
最初は1週間のセミナーで、私はウィンザーの町に宿泊してセミナーを受けていました。
これは1週間のセミナーの中で、講義と実践を行うもので、1人1頭ずつ、この私オールドウィンザーに収容されている犬たちとペアを組み、課題をクリアしていくというものだったんです。
内容はリードをおとなしく付け外しする、呼び戻しをする、おとなしく他の人や犬と挨拶をする、ブラッシングをするなどでした。
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私は黒い若いフラットクロスのオス犬の担当となりました。
今まで見たこともないワンちゃんと初めてコミュニケーションを築くところからのスタートとなりました。
最終日の修了テストで、私はなんと全ての項目をクリアすることができたんですが、これは主催のジョン先生の目を引いたようで、
私は次の月に開催される2週間のプロ向けセロナセミナーに半額で、しかも私ウィンザーのスタッフ寮の空き部屋に宿泊して受けさせてあげるから来ないかというとんでもないオファーをいただいたんです。
私の語学力は到底プロ向けのセミナーに及ばないですし、そもそもその当時はプロとしてドクトレーナーとして活躍する、活動する前でしたから不安もいっぱいでしたが、それよりも好奇心の方が価値。
私はそのセミナーに参加することにしたんですね。
私ホームは、本拠地は私ロンドンになるんですが、オールドウィンザーにも支部がありまして、ロンドンに比べると少し郊外なので、のんびりして敷地も広く緑が多い印象でした。
ジョン先生のプロ向けセミナーのコースを受けながらスタッフ寮に滞在させてもらっていた私は、スタッフさんたちと仲良くなり、ホームのお手伝いや本拠地ロンドンに行く機会もあり、イギリス最大級の動物愛護団体の実情を知る貴重な体験をすることができました。
今でもお付き合いのあるホームのスタッフは今やロンドンチーフの一人だそうです。
パタシーでは、動物のレスキュー、保護ですね、保護、これはケアですね、保護をステイ中の構成プログラム、トレーニング、メディカルケア、そしてリフォーム、里親に出すというプログラム、リフォーム後のアフターケア、すべてがプロフェッショナルと連動して行われます。
例えば、一頭の犬が飼い主さんから引き取ってほしいという要請があったとします。
すると、このレスキュー専門のスタッフが趣、飼い主さんとヒアリング、そして犬のカウンセリングをして施設に連れ帰ります。
施設についてからは、こちらはこちらで専門のメディカルチェックと行動、性格のチェックがあります。
ここで問題があるようなら、こちらもまた専門の獣医さんやトレーニング専門のスタッフがリハビリをします。
問題がなければ、専門スタッフよりカテゴリー分けがなされて、それぞれの個室に移動します。
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このカテゴリー分けは、例えばちょっと臆病とか、遊び好き家族向けとか、ゆったり過ごす老夫婦向けとかです。
マッチングのための専門スタッフもいて、リホーミングスタッフと呼ばれます。
新しい犬が欲しいとホームに訪れた人々のカウンセリングを行い、適した犬を紹介します。
まるで婚活サイトみたいですよね。
私が最初のセミナーで担当した黒いワンちゃんも、私がテストをクリアしたおかげで、この子は○○ができますと紹介パネルに書かれたことで、もらい手がつきやすくなったよと後で言われました。
犬と対面し、双方が納得したら引き取り、リホーミングとなりますが、問題行動のカウンセリングやトレーニングを継続する必要があるワンちゃんには、
施設スタッフがある程度行ったり、しつけや教室、イベントも開催しています。
そして私のホームページを見ていただくとわかるんですけれども、
こちらでも無料でトレーニングの方法や、それからトレーニングさんを紹介されているサイトがあったり、ページがあったりですね。
こちらからそちらから、オンラインのコースにも受講を申し込むことができます。
すごいのは、これらの活動の大半は寄付で賄っているということです。
もちろん、以前配信でご紹介した世界最大のドッグショー、ザ・クラフトでもブースがあり、オリジナルグッズの物販や寄付を募ったりしていることもあります。
残念ながら、人と一緒に一般家庭で暮らすには不向きと判定された子たちもいます。
そのようなワンちゃんたちの中でも、可能性のある子たちは特別なトレーニングを受け、行動改善プログラムを受けて、適所に引き取られることもあるんですよ。
そのうちの例として、私が感動したお話がありますので、次回にまたご紹介したいと思います。
本日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
あなたとワンちゃんの今日が、ますます輝けるものになりますように。
それでは次回もよろしくお願いいたします。
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