1. 高校国語について話すラジオ
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2024-12-25 08:31

47.生徒に計画性って言うのに、教員の計画性ってさ。

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計画って大切ですよね、わかる。

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第47回、高校国語について話すラジオの時間となりました。
この番組では、高校の国語科教員であるなんばが、
普段の授業の話や研究の話などをして、
国語科の先生のみならず、いろんな先生に、
授業や教育について考えてもらうことを目的としたラジオです。
みなさん、こんにちは。パートナリティを進めます。
なんばむっとです。よろしくお願いします。
今回、第47回ということなんですが、47回でお話ししたいのは、
次年度の年間指導計画を立てるということを、
お話しできたらいいなと思います。
どうなんですかね。みなさん、いつ頃ぐらいから、
年間指導計画って考え始めてますか?
学校の中には、ある程度決まったフォーマットがあって、
それに従って授業を行っていく、みたいなところも、
あるんではないかなと思います。
ただ、僕が聞いている範囲だと、
中学校はシラバスというか、教科書の構成的に、
前から順にやっていくところが多いので、
年間指導計画がイコール教科書の配列、
みたいなところが多いんですけど、
高校でちゃんと年間指導計画を立てている学校、
聞くには聞くんですけど、意欲的に行っている学校で、
大体のところは、そんな聞かないなっていうのが正直なところですが、
それは僕の周りっていうフィルターがかかっているので、
もしかしたら、みなさんの所属している学校とかは、
年間指導計画がありますよ、当たり前ですよ、
みたいなそんなところなんですかね。
どうなんでしょうか。気になりますね。
ということで、そんなこんなありつつ、
僕の学校は年間指導計画がほぼあってないようなものなので、
基本的には授業者が一任されて、いろいろ準備をしていく、
そんなような形なんですけれども、
次年度どこの科目を持つか分からない、
それこそどの学年に入るか全く分からないのが現状なので、
どの学年に入ってもいいように、
3課年の年間指導計画をバババーっと自分の中で考えていこうかなというのが、
今回のところになっているんです。
時間があるので、1年生の現代の国語言語文化から始まり、
論理、国語、古典、探究、最後は大学入試演習というのにつながっていくので、
そこをうまく見通しを持ちながら指導できるように、
組み込んでいけたらいいかなと思っています。
やっぱり教科書を読まないと始まらないというか、
教科書に全て準拠しなきゃいけないわけではないですけれども、
せっかくある素材は使っていきたいなと思いますので、
教科書をベースでまずは3課年分の教科書を全部読んでみて、
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どんなコンテンツが入っているのか、
どんなようなつながりがあるのかから入れると考えていきたいなと思っています。
やっぱりこれはどっちがいいんだろうと悩むところではあるんですけど、
うちの学校はクラス数が少ないので、
基本的に同じ科目は一人持ちなんですね。
なので、基本的にはその科目はその人が大さんになっても全部決めていくみたいな。
全人校は7クラスあったので、
どうしても単位数的に一人で全部持つということは難しかったので、
大体2人か3人かで同じ科目を分けていました。
やっぱりそれはそれで足並みを揃えるという意味では大変なんですけれども、
授業についていろいろと話して、
やっぱりよりも良いものが生まれていくのは
複数人持ちでたくさん議論を交わしたときだなというのが
自分の実感としてもあるので、
それが今一人持ちがベースで、
もちろん科目の負担を考えると複数持ちしない方がいいんですけど、
どうなんだろうなとかは思ったりしますね。
1年生がメインの普通科3クラスなんですけど、
2年生になると4クラスあるので、
2人に分けてもいいのかなとか、
そこら辺を今どっちがいいんだろうということを考えたりします。
ただ教員の負担という意味でやりたい人ばかりではないと思うので、
負担が増えるんだったらこれは自分持ちでという人も絶対いると思うので、
うまくどうかできないかな、どうしようかなって思いながら
今はいるような感じです。
そう、なんかね、
年間指導計画とかってやっぱり立てないと授業できないんですよね、僕。
なんか授業時数のカウントとかもね、
いついつまでにどれくらいあるっていう風になるから
単元が組めると思っているので、
授業カウントとかも結構うちバラつくというか、
全然整わないんですよね。
だから、曜日ごとに授業時間数が全然違うみたいな。
しかも1週間前とかに授業変更が入るみたいな。
どうやって授業を組み立てろと、
単元どうやって組み立てろみたいな。
それ無理だろみたいな。
パフォーマンス課題とかそういう単元を組むときに、
時間数がそもそもずれちゃったりすると、
正直どうしようもない部分はあるので、
そこら辺の意識が大変なんだと思うので、
なんとも言えないところなんですけど、
進学習指導要領で、
進っていうか原稿ですね。
観点別評価とかグーって高校でも入ってきたときに、
授業時間数っていうところは整えられないと、
授業どうしようもないですよね。
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そういう意味で時間割りを行う部署は大変だと思うんですけど、
学校をより良くするためにはそこは抜けちゃいけないな、
みたいなことを思ったりします。
僕先輩からは、
学校で主たる部署は大きく3つだよって教わってきて、
その3つはちゃんとやった方がいいよって言われたのが、
1個目が今言ったような教務の部署ですね。
時間割りだったり定期講座だったりっていう風に、
学校の根幹を作る部署が教育かなと思うので、
それはやっぱりカリキュラム的にも知っておいた方がいいから
やった方がいいよって言われておりました。
2つ目は進路ですね。
どうしても高校だと卒業後の進路が、
大学入試やら就職やら、
中学校も本当はそうなんですけど、
より一層多様化していきますので、
その進路をやった方がいいよって言われてました。
僕もここの進路歴が長いです。
変えたいです。
3つ目が生徒会。
特別活動っていう場所があったりとか、
生徒会指導部、生徒会、
いろいろ名称があるんですけど、
生徒と関わる文章はやった方がいいよって言われてましたね。
若いうちにこそ生徒と近いところでいらっしゃいって言われていたので、
ずっと生徒会とかが第一希望で出しているんですけど、
希望は通らないようなものなので、
なかなか縁には恵まれていないんですが、
なので僕基本的にやりたいもの、
進路はもうやったので、
それでプロフェッショナルになっているかって言われるとそうじゃないんですけど、
いろんなこと経験したいので、
そうした時にはやっぱりあと教務と生徒会を
やっていきたいなっていう腹積もりではあります。
どうなるかはちょっと分かりません。
そんなことをね、
少しずつ次年度に向けた準備とかを考えながら、
自分がやりたいことを明確にしていくのが、
自分の中ではこの冬の課題かなと思います。
計画がないとね、なかなか生徒もついてこないですし、
どうしようっていうような感じになっていくので、
そのあたりをうまく温度を取りながらやれればいいかなっていうのが、
今回のところでございました。
ということで、ウマナーの皆様、いつもありがとうございます。
今後ともぜひよろしくお願いします。
では、ありがとうございました。
バイチャー!
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コメント

授業の計画ではないですが、個人的な感覚では計画って前にやれば前にやるほど楽かなという感じがしています。 大まかに決まっていれば軌道修正もしやすいですし、直前になってあたふたすることもない。急に忙しくなって気がついたら なんて危険も減らせる。 そんなわけでうちの収録のスケジュールなどは割とどんどん前倒しになってます(現在三ヶ月前オファー。事情があるときはもう少し前倒しも)。収録した内容と放送時の事情が変わってしまうことが多くなるのが難点ですが。

うちの県では前年度の1月ぐらいには翌年度のシラバスを作成しています。 シラバスのいいところは計画的、というところですが、結局生徒の実態によって変更しないとダメですね(笑) あと、横持ち複数だと、その先生たちに合わせてやるので、思い切った挑戦がしにくく、スタンダードになります。逆にいうと古式ゆかしい授業の先生は現行学習指導要領対応を求められて苦しそうです(笑) 単独だと、めちゃくちゃ自由に展開できていろんな挑戦ができます。逆に言うと、古式ゆかしいタイプの人はそのままです(笑) 結局は教員の研鑽が求められるという結論に(笑)

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