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2024-04-08 11:25

《898》【質問回答】呼吸器内科or膠原病内科、どっちが良い⁉️

コメントを頂いたYouTubeはこちら

呼吸器内科医ってどんな人?

https://youtu.be/Nux31xakvwE


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《AI要約》

以下は、医学生からの質問に答える形で、呼吸器内科と膠原病内科の違いやメリット・デメリットについて説明した内容の要約です。


呼吸器内科は、肺がんを中心に扱う傾向があり、がん治療が主な業務となる。一方、膠原病内科は自己免疫疾患を扱い、がんは関係がない。膠原病は全身の様々な臓器に症状が出るため、臓器横断的な診療が必要となる。


疾患の幅では、呼吸器内科はがん以外にも呼吸器感染症や薬剤性肺障害など幅広い領域を扱う。膠原病内科も多臓器に渡る疾患を診るため、広範囲な知識が求められる。


呼吸器内科はほとんどの病院にあるが、膠原病内科のない病院もある。人員不足は両診療科に共通する課題である。


最後に、所属する医局の雰囲気や先達とのつながりも、進路選択の重要な要素になると指摘している。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる職業役人たちの小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開の真っ白く、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも年期です。ぜひご参加ください。
毎週月曜日は、興味津々資料ということで、皆様の役に立つ資料をご紹介しているんですけれども、
今日は、もうタイトルに書いてありますように、質問回答特別回ということで、
いつもと資料のご紹介ではなくて、質問回答をやっていこうと思います。
というのは、ちょうど1週間前から、YouTubeにとあるコメントがきまして、
YouTubeに日々いろんなコメントがくるんですけれども、
医学生からのコメントを、多分初めてじゃないかな、YouTubeやっててもう4、5年になるんですけれども、
多分初めて医学生からのコメントをいただきまして、
これらの質問回答、音声配信をさせていただこうかなというふうに思います。
ということで、この4月から6年生になります。
だから、これ多分もらったときは5年生だったんじゃないかなと思うんですけれども、
そうですね。
抗原病内科と呼吸器内科で進路を迷っています。
全身を見ること、免疫・感染症に興味があります。
呼吸器内科と抗原病内科の違いやメリット・デメリットを教えていただけると幸いです。
というような、そんなコメントをいただきました。
これ放送自体は、呼吸器内科ってどんな人っていうですね、
これだいぶ前の放送を聞いていただいたんですけれども、
これ多分あれですかね、YouTubeで呼吸器内科とかって調べたら出てきたんですかね。
これ初回の放送は、いつだったかな。
ちょっと出てこないですね。
あ、この去年の、ちょっとお待ちください。
と思ったら出せない。
でも、去年の放送だはずです、これ。
なんですけれども、それを引っ張り出してきて、それにコメントいただくという非常にありがたいことになりまして、
ということで、それの回答をしていきたいと思うんですけれども、
まずですね、僕ね、学生の授業とかにも以前は言ってたんですけど、
まず初めにですね、多分こういう、ちゃんと聞いてきていただいてるんで大丈夫だと思うんですけど、
まずはですね、まずは医者になってくださいっていうのをね、
もうむちゃくちゃ強調して授業では言いますね。
というのは、医学部医学科に行ってですね、医師国家試験に受かわないと、
全く潰しがきかないんですよね。
他の科だったらまだしも、本当に医学部医学科はね、
本当に医者以外ではほぼ生きていけないからっていう。
今ね、ちょっとそのネット界隈で医者にならずにね、
このSNSコンサルみたいな感じで生きている人とかですね、
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あとはビジネス系に行く人とかですね、
ちょっと僕が医者になった頃よりは、多少進路の幅は広がってはいますけれども、
まあそれでもね、やっぱり医師免許って絶大なんで、
まずは医師国家試験に受かるっていうことは大前提かなというふうに思いますし、
ただその中でもですね、これちょっとまた本題に行く前にあるんですけれども、
医師過剰時代で必ずやってきます。
まあ今は医師不足みたいな感じで、
それこそこの4月から医師働き方改革が始まったりして、
医者の仕事を他の職種にタスクシェア、タスクシフティングっていうふうに言いますけれども、
やってもらおうみたいなそんな流れありますけれども、
でもね、やっぱり日本の人口自体がどんどん減っていきますし、
高齢者人口も減っていくので、
医者の需要が絶対固いなることって発生し得ると思うんですね。
僕らぐらいの世代はギリ医者だけでやっていけるかもしれないですけれども、
多分今から医者になる、今の医学生とかですね、
あるいは今医者になりたての先生方とかはね、
医者だけでは多分食っていけない時代が絶対来ると思うんですね。
だからそういうこともあってね、私こういうね、副業的にいろいろやったりしてるんですけれども、
はい、っていう感じで、だから医者の仕事もね、すごい面白くてやりがいもありますし、
いいと思うんですけど、医者以外のね、
サイドキャリア的なものを持っていた方がいいんじゃないかなとか思ったりしますね、はい。
っていうのが、初めの前段が長くなりましたけれども、
で、その中でもですね、抗原病内科と呼吸器内科で進路を迷っていますということで、
まずは内科系へようこそということで、はい、内科を考えていただいてありがとうございますっていうのと、
あとはいつも言ってるように、私自身はですね、アイデンティティは腎臓内科医なんで、
腎臓内科医、脳内科医、心療内科医、緩和ケアとかね、いろいろあるんですけれども、
でも一番のね、専門性のアイデンティティはって言われたらやっぱりね、腎臓内科医なんで、
抗原病とか呼吸器は外から見ていてっていう感じの意見になりますので、
そこはご了承いただけたというふうに思います。
あとはね、実はね、全身を見ることはね、腎臓内科が一番得意とするところなんで、
腎臓内科どうですかって言いたくなりますけれども、それはね、本題とは外れるんで、
それもやめておくことにしてですね、でも全身を見ること、免疫感染症に興味がありますっていうことで、
それで抗原病と呼吸器で迷っているのは、なんかすごいよく勉強しておられるなっていうふうに思いますね。
ただ、やっぱりね、科によって全然違うところもありますよね。
まあその違いやメリット、デメリットを教えていただけるのと幸いですって、質問にある通りですね。
その診療科によってやっぱり違いが全然あって、まずはですね、一番の違いはね、やっぱりね、
がんを見るかどうかだと思いますね、一言で言うと。
で、やっぱりね、呼吸器内科はね、いろんな病院の呼吸器内科の先生、知り合いいますけれども、
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やっぱりね、がんメインになるんですね、どうしても。
で、まあこれね、ちょっと以前勤めていた病院とかではね、主要内科が完全に独立していて、
主要内科の方で、その肺がんを中心としたですね、その呼吸器のがんですね、を見て、
で、呼吸器内科はそれ以外の呼吸器の病気を見るっていうふうな、そういう隅々が出てきていた病院もあったんですけれども、
そういう病院はね、結構稀で、
大概はですね、呼吸器内科ががんも、がん以外の病気を見ているっていう、そんな感じになるので、
そうすると、もちろんね、その手術ができる場合には呼吸器外科で依頼してみたいな感じになったりするんですけれども、
それ以外の、例えば進行したものとかですね、
あとはその後の肛関剤の治療とかは呼吸器内科で担当するっていうことになるんで、
かなりね、そのがんメインのね、診療科になる部分がありますね。
一方で抗原病内科ですね、これちょっと一般のリスナーの方もご存知かもしれないです。
抗原病っていうのは、自分の免疫ですね、自己免疫疾患っていうふうに言うんですけど、
自分の免疫や自分の体を抗原期してしまって、いろんな症状が出るっていうのの一部の抗原病っていうふうに言うんですけれども、
基本的にはね、がんは関わらないですよね。
これは腎臓内科もそうなんですけれども、なので、がんを見るかどうかっていうところでまず大きくね、分かれるかなというふうに思います。
で、あとは、これ当然ですけど、抗原病内科はですね、いろんな臓器にね、症状が出てくるんで、
例えば、当然呼吸器も出ますし、あと腎臓とかですね、あと中枢神経脳とかにも出たりしますし、
あと皮膚とかですね、いろんな臓器が特定の臓器に限定されないっていうのが特徴ですかね。
で、それはね、良しとするか、それは嫌っていうか専門性が低くなるっていうふうに考えるかはまたあれなんですけども、
ただ呼吸器内科に関しては当然ですけどね、呼吸器メインに見られるっていうことにはなりますよね。
はい、そこら辺も違いかなというふうに思います。
ただ、疾患の幅でいくとですね、呼吸器も抗原病内科もかなり幅広く見られるんで、
その呼吸器はガンガンくっついてくるっていうのもあるんですけれども、でもそれ以外も、例えばアレルギーとかですね、
あと集中治療系の先生もいらっしゃいますね。呼吸器と集中治療って、アメリカではもうほぼ一緒くたみたいな、そんな感じなんで、
はい、そういうのもありますし、あとは、
肝心性肺炎とかですね、微腕性肺疾患とかっていうですね、その肺が謎にやられる病気とかですね、そういうのもありますし、
あと、抗原病とも絡んで抗原病に関連する肺疾患、あと薬の肺、薬剤性の肺炎とかですね、そういうのもあったりするんで、
かなり幅広く、ガン以外の病気も扱うっていう、そんな感じになりますかね、はい。
っていう感じですかね。抗原病は、さっき言った通り、本当にありとあらゆる臓器に関わってきますんで、そこら辺の連携をですね、密にしてやっていくっていうこともあったりしますし、
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あと、そうそうそう、抗原病内科はですね、これ呼吸器内科はね、ほぼ全ての病院に大体ありますよね、総合病院とか、
まあ当然、大学病院には当然ありますし、っていう感じで、ほぼ全ての病院にあると思うんですけれども、抗原病内科はですね、病院によってはなかったりするんですね。
これ実は、以前私が勤めてた病院とかもそうだったんですけれども、抗原病内科自体がない場合には、
腎臓内科でね、その抗原病を一部見ていたりとかですね、いうこととかあったりして、まあそれで私自身も抗原病の診療経験、
まあそういう内にあるんですけれども、はい、っていう感じになったりするので、その抗原病内科がない病院も結構あるのは、ちょっと考えてもいいかなというふうに思いました。
まああとはね、呼吸器内科はね、実は呼吸器内科にすごい少なくてですね、どこの病院もね、呼吸器内科に不足だと思うんですけれども、なので、
まあそこら辺で呼吸器内科、ウェルカムみたいなところは多いんじゃないかなとか思ったりしますね。
まあもちろん抗原病もそうなんですけれども、はい、っていうそんな感じですかね、という感じで何か取り留めなく雑多にお話しましたけれども、何かの参考になれば幸いです。
まああとは、そうそう、あとはですね、やっぱりね、医局に入るかどうかっていうこともすごい大事で、私自身は医局に入ってないんですけれども、
やっぱり医局の雰囲気とかですね、その大学ごとに特性があったりしますんで、まあそこら辺の、あとはそのノリみたいなのもすごい大事なんで、
その人との相性、まあ私自身がですね、腎臓内科を志したのも腎臓内科医のすごい先生にお世話になったからっていう、そんな感じなんで、
そこら辺のね、人間関係とか、なんかメンター的な先生とのつながりみたいなのも大事にされたらいいんじゃないかなとか思ったりしました。
はい、ということで、何かの参考になれば幸いです。はい、では最後、しんしんじゃんけんいきますよ。
しんしん、じゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、お相手は大工の竹でした。
興味、しんしん。
11:25

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