内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
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ということで、今週は産業医学シリーズをお送りしておりますけれども、いよいよ終盤戦に入ってまいりました。
今日は木曜日なんで、今週の興味津々医療ニュースをやっていこうと思うんですけれども、
今日は今週のというか、ちょっと産業医関連のニュースをまとめてご紹介して、
最後に1個だけちょっと追加のニュースをご紹介したいと思います。
ということで、まず1個目にご紹介するのは、ブラック産業医のニュースですね。
これなぜ取り上げよう…これだけだいぶ古いニュースなんですけれども、
昨日ちょっと研修会の中で取り上げられていたんで、それを1個目に取り上げて、
2つ目に産業医が必要な理由ですね。産業医って何やってるの?みたいなのって、
結構一般の方、ご存じない方多いんじゃないかなと思って、それを2つ目。
あとはメンタル不調ですね。やっぱり産業医の業務っていろいろあるんですけれども、
その中でもメンタル不調の対応が最近やっぱり多いよねっていうことで、
この4つの指標でメンタル不調に気づけみたいなニュースがあったので、これが3つ目。
4つ目は全然関係ないアレなんですけれども、
ジンラボって言うところがですね、腎臓病とか糖尿病の当事者の方とか医療者に
アンケート調査をやっていて、そういう記事が出ていたんで、その4つをご紹介してみたいと思います。
ということで、まずは1本目ですね。これは2017年、だから今から7年前の記事ですけれども、
弁護士.comニュースのブラック産業医が服飾、阻止、首切りビジネスをしている弁護士が軽傷、
そんな記事が出てました。出てましたというか、これですね、私なぜこれを取り上げようかと思ったかというと、
昨日の研修会の昼過ぎのやつが倫理の講義だったんですけれども、
倫理とか法律の講義って大体難しくてね、しかも昼過ぎなんで眠たくなるかなと思ってたんですけれども、
その先生、今から倫理的でない話をしますっていうところから始まって、
まず真っ先にですね、このブラック産業医の話題を取り上げられたんですよね。
私もちょっと名前ぐらいは知ってたんですけれども、具体的にどういうのがブラック産業医なのかっていうのはよくわかっていなかったんで、
この記事を見てですね、改めてそういうことだよねっていうのを理解したっていう、そんな記事ですね。
これ産業医に限らずですけれども、やっぱり医者たる者の倫理って非常に大事と個人的には思っていて、
やっぱり法律、もちろん法律を犯してはいけないんですけれども、法を犯さなかったら何やってもいいよねっていうのは、
これは間違いじゃないですか。昨日の先生も言われてましたけれども、やっぱり倫理観とかですね、道徳とかっていうのは、
やっぱり持ってしかるべきかなというふうに思いますし、特に産業医って立場がすごい、
企業側に立つのか労働者側に立つのかっていうところで、独立性がね、独立性、中立性っていうのはこの講義の中でも何回も出てきたんですけれども、
いうのが非常に重要で、やっぱり何が企業と幹事さん双方のためになるのかっていうのを考えた判断をしないといけないっていうのは、
すごい昨日の話を聞いて思いました。なので、この弁護士さん、求めたのは次の3点ということで、
特に産に関してはですね、このメンタルが原因による求職の場合、精神科専門医でない産業医が副職の可否を判断できないようにすることとか、
これはさすがに現実的ではないかなというふうに思いまして、昨日の先生もそんな感じで言われてましたけれども、
ただやっぱり産業医のあるべき姿みたいな、これをきっかけにちょっといろいろ変わった部分もあるらしいんですけれども、
かなというふうに思いました。一方でですね、その次の記事なんですけれども、
これはですね、弁護士JPニュースっていうのの7月29日、今週の月曜日に出ていたニュースなんですけれども、
精神疾患の回復後、副職巡り、主治医と産業医が激突。従業員は自動退職に裁判所が指示したのはどちらの判断ということで、
これはね、結果的にはちょっと記事読んでいただいたらと思うんですけれども、裁判所の判断としては、
その対象の方が治癒していないということで妥当な判断だろうということになっているんですよね。
やっぱり特にね、この精神疾患の給食の対応ってね、やっぱり難しいなというふうに思いますね。
特に産業医がね、その精神科医とか真理由来科医も含めてですけれども、精神心理の専門ではない先生の場合、
もちろんね、こういった研修でメンタルのことを扱ってはいるんですけれども、
やっぱり深いところまで分からないとかっていうところもあるので、
その辺ね、主治医、特に精神疾患に関しては精神科の主治医が必ずいるはずなんで、
いなかったら治療に向けて頑張ってないっていうことになりますし、
はい、っていう感じで、そこの連携はね、やっぱり必要かなというふうに改めて思ったりしました。
はい、ということで、産業医関連のニュース、まずブラック産業医関連でお話しさせていただきました。
で、3つ目ですね、3つ目はもうですね、これ、えっと、
グーのニュースの中で産業保険新聞っていうのがあるんですが、ちょっとこれも全然知らなかったですけど、
その中で、7月の31日のニュースですね、
専念義務がなければ産業医はいらない、産業医が必要なわけっていうことで記事になっていました。
ただですね、これ記事というか、これ書籍をね、実はこれ私もね、この前に予習として読んだんですけれども、
産業医が見る働き方改革産業医学、産業医科大学編っていう書籍があって、
その中からの記事だと思うんですけれども、産業医ってね、本当に、一応ね、法律的には50人以上の事業所っていうことになってるんですけれども、
それ以下でもね、やっぱり重要な働きすることもあると思うんで、
この専念義務があるなしとかで、この企業に、ドクタートラスターっていうところにね、勤めて産業医を紹介する会社さんなんですけれども、という方の記事なんですけれども、
ただ、解約がね、非常に多くなったっていう感じの記事になっていて、
ただ、法的にはそうなんですけれども、お役に立てる部分も非常にあるんじゃないかなというふうに、
今回の検証を受けていても思いましたというのが2つ目のニュースで、
ちょっと産業医が生まれた歴史とかね、その辺も書いてあったので、ご参考までに止まってご紹介させていただきましたし、
この書籍ね、良い書籍でしたね、この産業医が見る働き方改革って非常に良い書籍だったんで、もしご興味があれば1000円ぐらいだったと思いますね。
そうそう、900円ですね。
続きまして、まだまだ産業医シリーズ続くんですけれども、3つ目のニュースは、
このHuman Capital Onlineっていう日経BP関連のニュースなんですかね。
というところで、4つの指標で職場のメンタル不調に気づく日本IBM産業医が指摘っていうような、そんな記事が出てまして、
先ほどから言ったように、メンタル不調に関してどういうふうに気づいて対処するかっていうのはすごい大事で、
この日本IBMの専属産業医の柿本先生っていう先生から対談というか、いろんなインタビューに答えられてるっていう、そんな感じになっていて、
特に2ページ目ですね、この職場のメンタル不調を見つける指標、KAPE、
PEじゃない、PE、カペですか、っていうのを提唱されてくれて、これね、分かりやすくていいかなというふうに思いましたね。
KAPEのKは勤怠の乱れ、Aは安全、Pはパフォーマンス、Eが影響、周囲への影響ということで、
この4つの指標でメンタル不調に早いこと気づけるんじゃないかということで言われていて、確かにこれはそうだなというふうに思いましたね。
ということで、もしご興味があれば記事をご覧いただけたらというふうに思います。
はい、最後4つ目ですね。4つ目はですね、PRタイムズからの記事というか、これPRなんですけれども、
一般社内法人P-PEG、ジンラボをされている祝上さんがされているやつですけれども、
腎臓病、糖尿病に関わる当事者と医療者を対象とした調査の結果、当事者と医療者がお互いに感じていること、話してほしいこと、相手に望むことということで、
これ継続的にずっと調査をされているんですけれども、それの第8回の結果の集計が出たのでということで記事になっていました。
詳しくはですね、この詳細はこちらっていうところをクリックしていただいたら、より詳細な結果が見られるんですけれども、