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こんにちは、ながおかのプログラミングチャンネルです。 今回は、前回に引き続きゲストの廣津留すみれさんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
引き続き、新刊の廣津留さんの新刊、6月25日発売。
ハーバード・ジュリアード出業した私が見てきた新世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動について伺っていきたいと思います。
前回ちょっと大枠な話だったり、この本を書くきっかけなどについて伺ったので、今回内容、具体的な中身をちょっと話していきたいなと思うんですが、
全6章構成ということで、今回前半3章、ちょっとご紹介しますと、
第1章、時代に取り残されないために知っておきたい世界の多様性。
第2章、それぐらい察しろが通用しない世界のビジネスルール。
第3章、同じ世界の住人化を見極めるツール、それが世界の共用ということなんですが、
この多様性というのはどのようなものを指しているんでしょうか。
多様性はですね、結構もう今の時代、性別とか国籍とか分けて話すっていうのがもうナンセンスじゃないですか。
もうすごくボーダレスになってきたし、性別がでくくるとかも、女の子も結構黒いランドセルが流行ったりとか、
それとかトイレも3つ目の性別のトイレとか、誰でも使っていいトイレができたりとか、
そういうことが増えてきた時代なので、そういうバイアスは取っちゃって、
本当に国籍とかに関わらず人と話せるようになりたいよねっていうトピックなんですけど、
例えば、前回のお話の時に私カルテッドの話をしたと思うんですけど、
ジュリアド時代に組んでいた原学士住層のメンバーが3人アジア人で1人白人だったんですね。
アジア人っていうのも1人は韓国系のアメリカ人だし、1人は韓国系のカナダ人だったんですよ。
例えばカルテッドで日本ツアーをした時に、韓国人を見て、
日本人だったら韓国から来たの?とか言うじゃないですか。
でもアメリカだったら結構いろんな人がいて、
例えばいろんな人種でも国籍はアメリカ人とか北米の人っていうのが多いから、
どこから来たの?って言った時に、韓国って言わなくて、
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例えばカナダのケベックとか言うじゃないですか。
そういう感覚ってあんまり日本になくて、
なぜかというと生まれた日本人っていうのがほとんどなので、
それは別にインテンショナルに意識的に、
そんな韓国人だろうとか言いたいから言ってるわけじゃ全然なくて、
それはあんまり知らないと思うんですよ。
フィルターを自分の中で思ってるっていうこと。
なのでそういう潜在的なステレオタイプとかに気づいたほうがいいんじゃないっていう話とか。
あーそうか。
そうですよね。日本にいると本当、
韓国から来てる韓国人の方が多分ほとんど多いと思うんで、
そういうふうに話しかけちゃうだろうなっていうのは確かにありますよね。
そうなんですよね。それとか、
彼氏いるの?とか日本で聞きがちだけど、
その人が男性が好きっていう保証はないですよね。
確かに。
だからそういう意味でも聞けないし、
基本的に聞いたら今はセクハラって言われることが多いと思うんですけど、
だから二重の意味で聞けなくないですかみたいな。
相当仲がいいだったり、信頼関係があるみたいな話ですもんね。
そうですね。そういう時はパートナーいるの?って聞くとか、
ちょっと頭の中で相手の立場って言ったらあれですけど、
自分の中に何かのバイアスがないかなっていうのを、
一瞬クッションを置いて発言してみたら、
意外と気づきがあるかもしれないなっていう。
なるほど。
これは全然日本にいながらでも、
ちゃんと訓練をしようと思えばできるような話でいいですね。
なるほど。
この次に第2章の札幌が通用しないビジネスルールというところで言うと、
結構パッとこれを見て思う話だとローコンテクストというか、
共有、あんまりあうんのこきゅうというよりは、
名文化、文章化してコミュニケーションしましょうみたいな話も含まれてるのかなと思うんですけど。
まさに。
なるほど。
その通りですね。
言いにくい。
ローコンテクストとハイコンテクストの話もしてるんですけど、
やっぱり契約書とかも結構日本であんまり得意じゃなかったりとか、
別に日本でとか言いたいわけじゃないんですけど、
結構苦手な部分もあるなって私アメリカにいて思うんですよね。
やっぱり別に名文化しなくても、
それこそ本当に今長岡さんおっしゃったように、
言ってるでしょとか、
これ日本のビジネスルール的には当たり前だから、
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わざわざ言わなくていいよねっていうのが結構あったりするんですけど、
でもそれってもし仕事相手がルーマニア人とカナダ人とメキシコ人とが一緒になったチームになったときに、
最初にロードマークを共有するのってめちゃくちゃ大事じゃないですか。
大事ですよね。
常識が違うから。
なのでそういうところでまず最初に自分たちの足並みを合わせるというか、
っていうのってめちゃくちゃ大事だよねとか、
あとは本当にコミュニケーションの仕方も全然日本と各国違うので、
そういうところも自分が相手に信頼してもらえるにはどういうポイントを抑えなきゃいけないのかとかについて書いてますね。
なるほど。
じゃあ例えば信頼されるためのポイントの一つを本の中のものから紹介いただくとどういった。
例えば愛想笑いよりも本音が受けるとか。
なるほど。
だから分かってるふりをして笑っているよりも真面目な顔でリアクションした方が、
こいつマジで分かってくれてるんだなって思ってもらえたりとか、
なんか笑ってるだけで全然分かってないじゃんとか思われたらすごい損なんですよね。
なるほど。
だから可愛らしくいたら何でも許してもらえるよみたいなカルチャーだけじゃないので世界には。
なるほどね。
そこは本音をズバッと言おうみたいな。
そういうので隅田さんの場合は元、生まれ育ちは日本で日本的なそういうのも当然分かると思うんですけど、
向こうアメリカでボストンだったりニューヨークに行ったら行ったらちょっとここだと全然ルールが違うなみたいな感じで、
それはもうすぐ対応できたっていう感じじゃないですか。
いやいや最初の方とか大学1,2年の時とかはもう初めてアメリカ行って、
友達になんかYou are adorableって言われるんですよ。
それでadorableって可愛らしいねっていう意味なんですけど、
私それ褒められてると思ってたら、
ある日友達になんかよくadorableって言われてるけどそれでいいの隅田はみたいな聞かれて、
え?と思って、
まあ日本だったら可愛らしいねって言われて別に悪い気しないじゃないですか。
と思ったらいやなんかいつもなんか笑顔でいて、
うんうんってうなずいてるようなキャラだけど、
そういうなんか別におとなしいだけでは全然こう認められないよとかは言わないけど、
なんかまあちょっと大人なんていうのは成熟した感じが、
ちょっと幼稚に見えちゃうよっていうのはすごい仲いい友達だからこそ言ってくれたんだと思うんですけど、
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そういうのとかめっちゃ言われないと気づかないし、
言われてすごいハッとしたポイントだったりとか。
それはすごい恐ろしい話ですね。
なるほど。
コンテクストに気がつかないとまあ平和な知らない方が幸せとかありますけど、
まあでもそこの国の土地柄で仕事するにあたって、
そういうところはやっぱ知っとかなきゃいけないっていうのはありますよね。
そうですよね。
しかもこういういわゆるアメリカ発のグローバル資本主義じゃないですけど、
まあそういったのはね、かなり特にビジネス界だと主流のルールというか、
あれになってますもんね。
はい。
なるほど。
ちなみに今の単語はアドアブル、
A-D-O-R-A-B-L-Eということでちょっと初めて聞きましたが、
今後ねちょっと覚えていきたいと思います。
はい。ポジティブにもネガティブにも使えます。
でも今の話を聞くとポジティブ、まあね。
いやでもまあ犬とか。
いやそれってやっぱり。
なんかうちのコロってかわいいでしょ。
それってやっぱりあくまでも対等の存在には使わない感じですよね。
ああまあ確かにペット。
ちょっとね。
ああ確かにね。
まあ子供、ちっちゃい子供とかにはね使うのかも。
ああそうですね。
確かにそれは、それはグッドポイントというか。
うん、なんか今ちょっとwebの英和時点の例文を見て思いました。
例文は何ですか?
例文は、
I will do anything for my adorable pets とか、
やっぱり生き物とか。
あと、
Their sleeping faces are adorable っていうのは、
たぶん小さい子供とかに使ってるような。
そうですね。
そういう、なんかそういうの恐ろしいですよね、特にやっぱ。
だからそういった意味では、別にそのアメリカだったりそういうグローバルな、
あれもうローコンテクストっていうよりも、なんかもう一個ちょっとメタ的に考えると、
そのローコンテクストっていうルールがあるんだから、
それを知らなかったら結局対応できないんだから、ハイコンテクストじゃんみたいな感じ。
確かに隠れたハイコンテクストがありすぎるっていうのは感じます。
というかアメリカだって不分立めっちゃあるじゃねえかみたいな、わかんないけど。
いや本当なんか別に国関係ないですよね。
そういうのは本当に住まないとわからないというか。
ああなるほど。
文脈はもうどこの国行ってもそれはありますよね。
そうですよね。
いやでもそういった文脈をじゃあこの本で日本に居ながらにして学べてしまうという。
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そうですね、私の体験談、そういう体験談をいろいろ書いてるので。
いやでも体験談が一番いいんじゃないですか、やっぱこういう話って。
ですかね。
やっぱ実際にあるんだってわかってもらいたいっていうのは私の中ですごくありました。
なるほど。
それがこの本を書く動機というか。
そうですね、そういうところを伝えたいっていう思いがすごくありました。
3章のじゃあこの同じ世界の住人化を見極めるツール、それが世界の教養っていうのが
なんかより具体的ななんか、ハウトゥーみたいな感じになってくる。
まあそうですね。
なんか教養って多分人によって定義がすごい違うと思うんですよ。
なんか知識を持ってるのがいいっていう人もいれば、本当にいろんな本を読んでいる人がいいっていう人もいると思うし、
例えば社交性があるっていうのも教養だっていう人もたくさんいると思うんですよ。
私の中では結構共感、なんか相手の共感ポイントをどれくらい探れるかなっていうのが結構教養っていうことだと思っていて。
はい。
っていうのもニューヨークにいると結構、例えば私はクラシックの音楽家なので、そういうクラシックを聴きに来る人とかがたくさん集まるサロンとか、
それこそ自分のコンサートの後で聴衆とお話をしたりっていう場面がたくさんあるんですけど、
やっぱりそういう人たちってまあ少し余裕が、生活に余裕があって、
娯楽としてクラシックが大好きで楽しみたいという人たちとかが例えばいるじゃないですか。
そうなるとまあそういう人たちとの会話って結構オペラの中のこの歌が好きとかもあるし、
例えばなんかテニスで私はこういう試合を見に行ったんだよとか、結構こう自分のなんか、なんだろうな、経験とか自分の趣味とかを示しながら、
相手がその話題についてこれるかというか通用するかをちょっとこう探っているような面もあると思うんですよ。
だからまあ教養は私の中ではそういう場面では特に、
同じ世界の住人家っていうのはそういう意味なんですけど、
相手が共感してくれるポイントがあるかなっていうのを見極めるポイントなんじゃないかなって思ってて。
じゃあまあその執事じゃないけれどもはどういったことを何に興味を持っているのかだったり。
そうですね。だから別にオペラの歌を知らなくても全然いいわけで、
ネットフリックスとか筋トレの話題とかめちゃくちゃもう万国共通じゃないですか。
なんかもうこのドラマめちゃくちゃ流行ってるよねとか、
それこそイテモンクラス見たとかも、なんか別に日本の人じゃなくても誰とでも話せるわけですよ。
テレビクラス見たとか。
私筋トレとかも、いやなんか今日5キロ走ってさとかも本当に誰でもしゃべれるわけですよ。
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そういうのってめちゃくちゃ社交にとっても、自分のネットワークを広げるにとっても、
すごい相手と共感しやすいポイントなので、そういうのってちょっと知っておくとお得じゃないっていう内容です。
確かに。
それは仮に自分がそこまで興味がなくても、共通言語として知っておくっていうのでも十分いいかもしれないし。
そうですね。
なるほどね。いやイテモンクラスは見ようと思ってなくもないんですが。
私も今途中です。
見てるんですか?
見てる。
いやいや、なるほど。
という感じで、今回は新刊の前半3章についていろいろお話を伺ってきましたが、
次の放送では後半の3章、4章、5章、6章についていろいろ伺っていきたいと思います。
というわけで今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
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