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2024-09-20 12:08

第476回 新たな概念「ネチハラ」の実態とは!?

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新たな概念「ネチハラ」とは/向井蘭の造語、実務の現場から生まれたシン・ハラスメントの実態/ハラスメントをする人間は、ハラスメント研修では治らない!?/①1時間をゆうに超える長時間 ②公の場で行う ③同じ質問をひたすら繰り返す

サマリー

このエピソードでは、新たに提唱された造語「ネチハラ」の概念を掘り下げており、精神的なハラスメントの実態を紹介しています。具体的には、ネチハラが他者を精神的に追い詰める手法としてどのように使われるかを説明し、ハラスメントの新たな側面を考察しています。

ネチハラの概念の紹介
こんにちは、遠藤嘉祐です。向井蘭の社長は労働法をこう使う、向井先生よろしくお願いいたします。
お願いします。
さあ、ということで今日は、私からのこれやって欲しいなというものがありまして。
向井先生が最近、なんか頻繁に使っている言葉があったんですけど、実は造語だということを知った言葉があります。
そうなんですよね。
この番組でやってないんですよ。
いやー、この造語はあんま自分で作りたくないんですけど、まあ結構笑える造語がありまして。
ネチハラっていう。
音的にイメージつきますけどね。
はい。
ロジハラとかもあるんで、ちょっと似てるんですけど、いわゆるネチネチ、大声を出さないまでもネチネチ、
不読道、説教兼追い込むような人たちの知識を長時間積みつける場合。
定義の文章ができてるんですね。
そうですね、ネチハラです。
ちなみに本当にネチハラっていうのはあんまりないんですか?
ないない。ないというか言葉はないんですよ、僕が作った。
しかも今日の朝作っただけなんですけど。
今日の朝ですか。あまりに普通に喋ってるんで、それ何ですかって言ったら、僕が作りましたっていうんで。
それは大事な話ですね、ということですけども。
ニューハラスメントの実態
要はですね、最近はカワハラ研修もちょっとした規模の会社以上だったら何回もやってるわけですよね。
そりゃね、1年に1回やるなんて当たり前ですからね。
そうですね。
そうすると大声を出すっていうのが危ないことっていうのはよくわかってるわけですよ。
あー、理解してると。
なので大声を出すことはなくなってるんですけど、逆に大声は出さないけどネチネチ同じことを繰り返し追い詰めるような感じで淡々と2時間3時間長時間にわたって行う。
大声は出さず。サイレントハラスメント。
まあサイレントじゃない。
ささやくというかネチネチなんですね、あくまでも。
もちろん喋りますよ。淡々とした感じで。
遠藤くんどう考えてんの?って言ってこうこうこうですけど、いや違うでしょ。
いやいやこうだと思いますよ。
いや違うから。どうしてそんな答えをするんだ?みたいな。
そういう答えのない質問の繰り返しを延々と2時間。
それは精神的に苦しいですね。取り調べみたいな状況ってことですね。
そうですね。
それが中身が本当に必要な内容だったらいいんですけど、
はいはい。
そこまでネチネチする必要もないのに1時間どころか2時間3時間やって打つ病になっちゃうと、それを毎日繰り返して。
みたいなことがいくつかの事例でありまして。
あ、なになにってことは、実際に実験というか、
南拳マンですよ。
当然相談聞いてそのネチネチの音声だったりとか、なんか分かりませんけど。
いや音声なんか聞いて。
聞いてこれはと思ったのがネチハラや!ってなったらどうですかね。
あーこれ変わったんだなと。
気をつけてはいいんだけど本質が変わってないから、
やっぱり虐待、いじめ、いたぶり行為みたいな感じですよね。
相手を追い詰めるという動機は持ちながらやり方が違うだけだと。
それ実際ってちょっと話揃えるかもしれないんですけど、
弁護士のお仕事としてはそれを物的な証拠になるわけですね。聞くんですかちゃんと。
聞きますね。録音がありますから。
さっき1時間とか2時間って言ってましたけど、2時間とか一応聞くってことですか。
倍速で聞きますね。
いやー結構聞いてる方が積極的にしんどいですね。
あーですよね。
だからそれこそ反訳ソフトで、反訳してから聞けばよかったかなって思いますけど、
まあそういうことができるお客さんとね、やらないお客さんがいるんで。
あと反訳しちゃうとね、ネチネチ度合いの実体感をちょっと得られないっていうね。
それもありますね。
結局聞かないといけないから。
いやーすごいですよ。
ずつずつはこういう感じなんだっていう。
これはうつになっても全然おかしくない。
こんなの毎日繰り返されたらおかしくないなっていう内容ですね。
でもそれ聞いて確かにこれはハラスメントと、
今までにない形でのハラスメントと言えるなと思うようなものなんですね。
ハラスメントの社会的影響
そうですね。
特徴はですね、TPOってよく言うじゃないですか。
まさにTPOでして、だいたい時間は1時間は超えてますね。
30分だったらかなり短いですね。
あと場所はみんなのいるところでやるっていうのは好きなんですよね。
こういう人って。
みんながいるとこなんですか。
3対1とかはやらないんですね。
あと中身はですね、繰り返しが多いですね。
繰り返し。
同じことを何回も繰り返し聞いて、
頭真っ白にさせるっていう関連ですね。
これって今までだったら、
いわゆる暴言吐くとかハラスメントとしてやった人が、
やり方変えてそれをやってるんですか。
それとも今までハラスメントとして出てこなかったような、
暴言吐くようなタイプじゃない人が、
出てきたみたいな感じなんですけど。
もう有名。
社内では有名人。
もともと。
もともと有名人。
じゃあ形を変えて、
結局やる人はやるっていう話だったことか。
大変ね。
語弊のある言葉で言うと病気みたいですね。
治らない。
富士の病。
すごいですね。
面白いって表現はちょっとあれですか。
ハラスメント研修をこういうやり方はダメだよって言ってるんで、
本質はハラスメントするんで、
形変えてやっちゃうってことですよね、今の話。
そうですね。
すごい話ですね。
で、新種の見たことないぞと思った時に、
ネチハラやと。
笑えないな。
本当にひどいんですね。
やってる方は、
俺は正しいことをやって淡々と冷静に話をしてるだけだって言うんだけど、
もうとてもそんな内容じゃないんですよね、ネチハラは。
なるほどね。本人からしたら自己正当性はあるんだ。
ものすごく正しいことをしてると思ってますね。
じゃあ、え?って感じなんですね。
もういきなり手錠かけられたみたいな感じで。
本人からしたら冤罪的な感覚?
冤罪的な感覚ですね、最後までね。
そういうことですか、これまた今もね、
カスハラとかもすごい最近声が上がってるのを、
私の場合、むっかい先生とくの先生の番組やってるからかそっかもしれませんけど、聞くんで。
むっかい先生、ちょっと聞いてください。
この間ですね、リアルな話、たまたま聞いたんですけど、
アスハラの話で、マンションの管理の仕事あるじゃないですか。
マンションを管理してる、それなりにちゃんと管理人がつくようなマンション。
で、この管理人さんたちを束ねてる会社の社長さんから聞いたんですけど、
この管理人が普通に管理をしている仕事の最中に、
住民の国家資格の、何市なのかわからないですけど、
国家資格系のそれなりに社会的には活躍されてる人に、
住民としてその方が住んでたみたいで、
ある掃除の、ここはこういうふうに捨ててくださいみたいなことを指導したら、
お前それアスハラだって言ってきたらしくて、
あんなところにまでアスハラっていう概念が降りてきてんだなっていう。
日常用語なんですね、アスハラって。
だいたい言葉が定着すると事件が増えますよね。
ってことですよね。
でもその使い方おかしくないですかね。
管理人さんに対してですよ。
に対して、アスハラだぞと言ってきた。
管理人さんが言った。
逆です。
住民の方が管理人に対して、
お前がやっていることはアスハラだぞと。
俺に対して、俺は消費者、神様だぞ。
論理はおかしいんですよ。
本来であれば、管理人の人がアスハラとかって言わなきゃいけないと思うんですけど、
住民の人がよくわからない概念ながら使ってくると。
そうやってぐちゃぐちゃなわけですよ。
言葉が一人歩きして。
それはもうめちゃくちゃ増えますね、これから。
こんな話の中で、
カスハラとネチハラは結構相性いい。
ネチネチ言ってくる。
長時間。
どうすればいいんですか。
だからもう社内ルールで、
今日始動は15分以内とか。
そこも。
決めればいいんですね。
決めればいいんですか。
そこも。
決めればいいんですね。
時間もったいないじゃないですか、そんなね。
みんながいるところで、1時間以上同じことを。
1時間じゃないんですよ。
私やったのは2時間か3時間かな。
もう聞くのもくたくた。
もうめちゃくちゃです。
ということで終わりでいいんですかね。
また増えると思いますけども。
学びとしては、
ハラスメント検証をすればいいということではなくて、
潜在的にハラスメントをするという方に関しては、
形を変えて起きてしまうということもあると。
今お聞き始めてるよということでね。
最前線の教諭をしながら。
こういうテーマは毎回あると思いますのでまた。
どういうふうに対応していくか等々今後一緒に考えていきたいなということでしょうか。
ということで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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