00:00
ラジオネームくるりさんから、佐藤さんこんばんは。 こんばんは。
いつも動画配信ありがとうございます。 私は今大学1年生です。
相談をしたくて送らせていただきました。 私の悩みは、頑張るのがきついと感じることです。
物心ついた頃から、レールの上から脱落しないぐらいに必要な努力をしてきました。
しかし、歳を取るごとに求められる努力が高くなっていくと同時に、まだまだ人生の残りの距離の多さに、だんだんときついと感じ始めるようになりました。
もう切り替えて生きていくしかないとも思いますが、今までの人生でも十分きつくて、もう自分の生きていく気力もあまり残っていないのに、
あと40年50年も頑張って、これからだんだんと乗ってくる責任を感じながら頑張れるのか、不安になるとともにヘキヘキします。
もし佐藤さんもこのような感情を持っていたら、どのようにして乗り越えたのか、あるいはまだ矯正しているのか教えていただきたいです。
つたない文を読んでいただいてありがとうございます。これからさらに暑くなりますが、くれぐれも体をご自愛ください。応援しています。
お便りいただきました。 藤原さん
ありがとうございます。 すごい
このお便りを読んで、大学生の頃の自分を見ているかのような
このお便りにある 頑張るのがきついっていう言葉だったり
レールの上から脱落しないとかね 生きていく気力も残ってないっていう言葉だったり
本当に どれもが
昔の自分の言葉 みたいで
ちょっとほっとけないというか 心配だなぁって思いました
なんか本当に 私もずっと
頑張るっていうのが きつかった時期があって
でもそれをやめられないというか テストで90点取る
毎回毎回90点取ってて 次のテストで70点取れるかって言ったら
03:01
やっぱ70点でいいやってなれないんですよね なかなか
もう頑張れないできないっていうくらい 壊れちゃったわけじゃない
いつも通りに 頑張れたら
結局90点取れちゃうというか なんて言うんですかね 結局頑張っちゃう
頑張れちゃったりしちゃって
私はね 本当に早く自分が
もう何もできないってなるまで壊れさせて その時はすごく思ってました
その頃はね 本当にもう髪の毛をぶちゃぶちゃに切りたい もう坊主にしたいとか
髪 顔 誰が見てもわかるような顔をめちゃくちゃ切りつけたいとか
思ってて 本当に誰かに止めてほしかったんですよね
回し車から降りられないハムスターみたいな感じで そうなんかもうそこから降りられなくって自分で
で もうどうしようもなく走り続けているっていう感覚でした
でもそうやって頑張り続けてないと
くるりさんのお便りの中の言葉を使うと レールの上から脱落しちゃうと
自分の中ではもうイコール死みたいな感じになっちゃっていて その時は
大学とか就活とか人前でねちゃんとする ちゃんと好かれるようにするとか
そういうのをちゃんとうまくできないなら 死んだ方がマシっていう風に大学生の時の私は本気で思ってて
すごく極端だったんですよね もう本当にそうやってちゃんとうまく
頑張って生きるか それができないなら死ぬかみたいな
で 死ねないからもうずっと回し車の上で走るしかなくって
これ降りたいんだけど
降りられないみたいな っていうのが本当に大学生の頃のマナソンでした
で結果 どうやってそういう頃の自分を乗り越えたかっていうと
一回全部放棄しましたね 大学も休学したし
家族とも友達とも距離を置いて 就活も投げ出して
06:04
その時は教育実習の途中だったんですけど それもちょっとできませんって言って途中で
ギブアップして で本当はそれ
そうやって死ぬつもりだったんですけど 死ねなかったので
全部を投げ出して生きることになったんですね そしたら
まあ不思議なんですけど別に そういうの何にもうまくできなくって
何も頑張れなくても 生きていけるじゃんっていうことに気づいたんですよね
例えば 大学休学して
1年留年して私は卒業してるんですけど 1年留年したところで
就活に響くかって言ったら 別にねそんな不都合は私は感じなかったんですよ
自分が就活してて で
教育実習も途中でギブアップしちゃって 私の大学は教員免許必須
教員免許取らないと卒業できない だから教育実習は必須で取らなきゃいけない単位だったんですけど
1回ねダメになって もう終わりだってその時は思ったんですけどもうこれ
できなくて もう私の人生終わりだって思ったんですけど
でも 1回目ダメでも
次 次の年 もう1回自分がちょっと環境整えて
ちょっと気持ちも前向きというか そこまでひどくない状況で
教育実習に臨んだらちゃんと 次の年教育実習も乗り越えられて
1回ダメでも 2回目で
いけることもあるんだとかね なんていうんですかね本当に
あ 別に1回レールから脱落したって 大丈夫じゃんみたいな
っていうのを 初めて多分人生で経験したんですよね
そこから人生始まった感じがありました
なんか人生うまくいかなくなってからが本番っていうような言葉 ありますけど
なんか本当にそうだなぁと思って
レールから脱落脱線することで 他の世界が見えて
その世界が自分を救ってくれたりして だから1回レールを外れてみる
09:08
っていうのは あの悪いことじゃないよって私は思います
レールから一旦外れて休んでみるのもいいし こうなんかちょっと違う世界を見るのもいいし
ちょっと遠回りしていく道を探してもいいし くるりさんがお便りの中で
今までの人生でも十分きつくて あと4,50年頑張るのかって生きる気力もそんな残ってないのにっていう
言葉があったんですけど 本当にそうで
まだまだくるりさんの人生って長いので 1年2年休んだり
頑張るのをやめても全然大丈夫なんですよ
私は本当に何にも頑張らないっていう期間が自分にとってすごく大事だった気がします
今思い返すと 私はずっと人より頑張らなきゃとか平均より上にいなきゃとか
人に好かれなきゃみたいな感じで生きてきて
なんか自分っていうものがなかったんですよねそれまで 自分の気持ちっていうのがあんまりわかんなくて
人より上にいなきゃみたいな 人よりこうしなきゃみたいな
自分のことを全然わかってなくて 自分の気持ちを置いてきぼりにしていて
いい会社に入らなきゃとか 充実した大学生活送らなきゃとか
なんかね 彼氏がいて友達がいてみたいな感じにしなきゃみたいな
そういう自分で作った理想の脅迫観念みたいに
駆られるようにして生きてたんですけど こうしなきゃこうでなきゃ
人生こうじゃなきゃ成功じゃない こうなったら終わりだみたいな感じ
って言ったんですけど なんか
何にもしないとか 何にも頑張らないっていう
期間を設けて その時に
自分って本当はどういう人間なのかとか 本当はどういうものが好きなのかとか
なんか自分が本当に求めている環境ってどんなんだろうとか そういう
やっとなんか自分ってどうしたかったんだっていうのが見えてきて
人よりこうとかじゃなくて自分どうしたいのっていうのがやっと見えてきて
12:04
やっとなんか自分が苦しくない生き方だったり 苦しくないペースで生きられるようになってきた気がします
そうなんか 私はメンヘラーはメンヘラーなんで
今でもね全然死にたくなったり もうめちゃくちゃ号泣する夜っていうのはまだまだあるんですけど
でもなんか私は 自分ってすごく心が弱い人間だからなって思ってて
その ちょっとうまく言えないんですけど
身長も高いとか低いとかあるじゃないですか
身長によってコンプレックスを抱えてたり もっと高かったらなぁとかって思ったりする人もいると思うんですけど
身長ってもうどうしようもないじゃないですか その身長で生きていくしかなくて
でもスポーツ選手の中でも身長低くてもバスケとか 活躍している選手がいたりして
その身長で自分のできる最大限 活躍するみたいな
私もなんか自分のメンタルについて なんかね数値的なもので測れるとしたら
多分めちゃくちゃ弱いというかめちゃくちゃ小さいというか すごくね脆いと思ってるんですね
その持って生まれたメンタルの弱さというか心の弱さ
で本当に身長の高い低いみたいに結構仕方ないことなんじゃないかなって思ってて だから
そうやって辛くなる夜も辛くなる夜も
なんかまぁ仕方ないかって思ってます 私
多分心がめっちゃ弱いんだろうなーって生まれつき そういうもんだって
そういう なんか
そうなんかなんて言うんでしょうね 私多分メンタル弱いからまぁそういう時もあるよね
そういうもんだなって思ってます
そうやってなんか自分と共生しているかな なんかあんまうまく言えなかったですけど
なんでねあのまとめると 私が
きつかった時と乗り越えたか っていうと
まず一旦レールから外れたかな 外れようと思って外れたというか
15:04
なんかちょっと事故みたいに脱線していったんですけど
でも 一旦レールから外れて何も頑張らない何もしないっていう期間
にやっと私は自分を知ることができて 自分の苦しくないペース自分の苦しくない生き方を
模索できるようになってきたところかなと思います でも本当に無理っていう夜は苦しい
それでもまぁそういう夜もあるよね 自分
メンタル心ちっちゃいしみたいな感じで思って共生しているっていう感じですかね まとめると
なんか私は あんまり専門家とかでもないので自分の話
自分がどうだったかっていう話しかできないんですけど 何か
くりりさんの 助けになるような
参考になるような部分があって ちょっと
休めたらいいんじゃないかなって思いました ずっとずっと頑張りすぎてきちゃったのかなって
だから正直すごく心配です 人生頑張り続けなくてもいいって
私は思います
