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2024-08-08 12:01

おすすめ本の紹介「ようこそヒュナム洞書店へ」

こんばんは。 おやすみラジオの佐藤まなです。 ご視聴いただきありがとうございます。


▼今回紹介した本

ようこそ、ヒュナム洞書店へ ファン・ボルム (著), 牧野 美加 (翻訳) https://amzn.to/3WQG1rm ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                      ┃ ┃   \  おたよりはこちらから /      ┃ ┃  https://forms.gle/Km8w4Vof8ZYKCazM6   ┃ ┃                      ┃ ┗━━┳┳━━━━━━━━━━━━━━┳┳━━┛    ┃┃              ┃┃           ┗┛              ┗┛     各種SNS ━━━━ ▼Twitter https://twitter.com/OSatomana ▼instagram https://www.instagram.com/oyasumi.satomana/ ▼note https://note.mu/oyasumi_satomana ▽メール(お仕事・お問合せ用) oyasumi.satomana@gmail.com ❀贈り物 https://giftee.com/u/satomana 。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ ♪使用マイク  マランツプロMPM1000U https://amzn.to/3LGQLCi ♪BGM サイト:甘茶の音楽工房 作曲者:甘茶 URL: http://amachamusic.chagasi.com/ ♪ジングル サイト:OtoLogic URL: https://otologic.jp/ ♪ジングル サイト:MusMus URL: http://musmus.main.jp/ お借り致しました。 ありがとうございました。   #眠れるラジオ #寝落ち

サマリー

韓国でベストセラーとなっている小説「ようこそヒュナム洞書店へ」が紹介されています。この物語では、登場人物たちが優しさと新たな気づきを提供し合いながら、幸福と幸福感の違いについて考えさせられます。町の本屋で働く人々が悩みや問題を抱えつつも、お互いに助け合い、成長していく様子が描かれています。

小説「ようこそヒュナム洞書店へ」の紹介
今日ご紹介するのは、韓国で25万部のベストセラー
「ようこそヒュナム洞書店で」っていう韓国小説です。
この本は、2024年の本屋大賞、今年の本屋大賞の翻訳小説部門第1位の作品でもありまして、
私は今年の本屋大賞の発表がされた時に、ラインナップを見てて、
お、やっぱり大賞はナルセは天下を取りに行くかーとかって、ネットニュースを見ていて、
ナルセは天下を取りに行く、は本屋大賞のノミネートの発表があった時に、面白そうだなぁと思って読んで、
このラジオでもね、紹介したことがあるんですけど、今回は本屋大賞の受賞作が決まった時に、
もう一回どんな作品あったかなぁと思って、一個一個こうあらすじを見ていた時に、
このようこそヒュナム洞書店へっていうのが、一番私が好きそうな感じの本だなぁと思って読んでみました。
そしたらもう本当にドンピシャーに私が好きな感じの本でして、
具体的にどういうところが良かったかっていうと、
登場人物のちょっとした優しさが詰まっているストーリーだったり、新しい気づきをくれる文章っていうのがいっぱいありまして、
今回この本の中でメモした部分がいっぱいあるので、その一部を今紹介すると、
その幸福と幸福感について登場人物が考える部分があるんですよ。
その幸福と幸福感の違いって何かっていうと、
幸福っていうのは、画家になるとか何々になるみたいに、一生涯かけて実現するようなものだなって、その登場人物は考えるんです。
だから幸せって、人生全部を指すというか、すごく長くて大きいものみたいな感じで捉えられていて、
で、一方、幸福感はっていうと、
今日紅茶を飲んで、今幸せだなって感じること。
でも明日、紅茶、同じ紅茶を飲んでみたら、明日はいくら飲んでも幸せだと感じないかもしれない。
それが幸福感だって書いてあるんですよ。
私はそれを見た時にすごいなるほどっていうふうに感じまして、
私もね、今幸せかもって思う瞬間はあるんですよ。
こうやって良い物語に出会えて、心が満たされた時とか、
まどろんで寝ている中でシーツに触れている足が、なんかこうすべすべで冷たくて気持ちいいなーっていう時とか、
あーなんかちょっと今幸せかもって思うんですけど、
じゃあ自分は幸せか、今幸せですかって聞かれたら、
幸せとは多分言えなくて、
そうやってポイントポイントで幸せだなって感じることはあるけど、
自分が幸せだとは思えない。
決して不幸せだっていうわけじゃないんですけどね。
なんか自分の幸せって思うことがたまに嘘ついてるみたいなふうに感じていたんですけど、
私はこの本を読んでその幸福と幸福感の違いっていうのを知って、
私は紅茶を飲んで幸せだなって感じることはできるけど、
自分の人生として見た時に、
まだ幸せだっていうふうに思えてないんだなって気づきました。
それですごく自分の心の中が整理されたような感じがして、
幸福と幸福感についての気づき
でもこの本の中の幸福っていうと、
幸福って一生懸けて実現するものだから、
私はまだ何も確かに実現していないし、
これからなのかもなっていうふうに思って、
自分の幸福にちょっと希望が持てたみたいな。
こっから私は自分でやりたいことを実現していって、
自分が一生懸命何かをやって幸せになっていくのかもなっていうふうに思えたんですよ。
全然勉強してないテストで、
90点とか取れないじゃないですか。勉強してないんだから。
そんな感じで私は、
それは何も実現してないんだから。
何かを一生懸命やったり、何かに本気で向き合ったりとかしてないんだから、
そりゃ
幸福を実現…
何か実現してないから幸せではないわなぁみたいな。
そういうふうに思って、
自分の幸せの伸びしろみたいなのを感じましたね。
私はすごくめんどくさい性格をしている自覚があって、
だから正直自分が手放しで幸せって思えない人間なんじゃないかなって、
自分が幸せだって思う日は来ないんじゃないかなって正直思ってたんですよ。
でもなんか、こっから自分は幸せになっていくのかもなってちょっと思いました。
むしろそれはまだ幸せ、幸福なんて言えないよっていう感じ。
幸せってなるものって言うより感じるものっていう考え方もあって、
私はずっとその幸せって感じるもの、
その時の樽を知るって思ってたんですけど、
でも今の私にとって幸福と幸福感の違いっていうのを知って、
その時その時の幸せって感じる幸福感はもちろんできるだけ頻度を増やしてそう思える自分でありたいなぁと思うんですけど、
幸福は自分でこっから実現していくもの、自分が向き合って実現していくものっていうふうに思えたのがすごく良かったなって思います。
はい、ちょっとね感覚的な話でうまく伝わっているか心配ですが、
この本で一番気づきがあったっていうのは、その幸福と幸福感の話でしたね。
で、あのまだ私あらすじとかもう全然説明してないですよね。
そう皆さんはね、どんな物語なんだっていう感じだと思うので、
町の本屋での成長の描写
ざっくりストーリーと登場人物を紹介すると、
ある韓国の町にできた本屋さんが舞台になっていまして、
で、店主は何やらわけありで会社を辞めてきて、その町に本屋さんを開いた四十っていう女性で、
で、その本屋さんにやってくるのが、就活に失敗したアルバイトのミンジュンっていう男性が働くようになって、
で、そこに無気力な高校生、ミンチョルっていう男子高校生がその息子を心配するミンチョルのお母さんに言われてやってくるようになって、
で、ミンチョルのお母さんもお母さんでその本屋さんに来に行ってやってきていて、
で、そこにまたずっと黙々と編み物をしているジョンソーっていう女性がいて、
それぞれ悩みを抱えた普通の人たちがその本屋さんに来て、
で、少しずつみんな優しさだったり悩みを持ち寄って、みんなが一つ進む道を見つけたり、なんかちょっと一歩進めるような物語になってます。
すごくね、ささやかなんですけど、しみじみといいなーって思うシーンだったり言葉がたくさんある小説になってまして、
私がね、いいなーと思ってメモした文章をまたちょっと紹介すると、
誰しもいびつだから、お互いにぶつかったら傷つけ合うことになる、とか、
何か考えるところがあるなら、とりあえずその考えを抱いて生きてみたらいい。
そのうちそれが正しいかどうかわかるようになる。 正しいのか間違っているのか先に決めてしまわないで、とかね。
僕の本屋さんっていうのは、それぞれ悩みを抱えた普通の人たちが集まる本屋さんだからこそ、
なんかこう、みんな誰しも悩みがあったりコンプレックスがあったり、問題を大なり小なり抱えていると思うんですけど、
今の皆さんに必要な言葉だったり考え方に出会えるかもなっていう、そういう本なんじゃないかなって思います。
これはね、本当に私が今まで読んだ本の中でトップ3に入るくらい大好きな本に、大切な本になりました。
気になる方いたら、ぜひファンボルム、ファンボルム町、牧野美香役、
ようこそひなむどう書店に読んでみてください。
12:01

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