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Hello everyone, this is みきさっく。世の中を少しだけでも優しくする佐吉田光と申します。よろしくお願いいたします。
さて本日なんですが、フッサールのエポケーというテーマでお話ししようと思います。 私、みきさっくですが、幼い頃に思っていたことがあります。
その思っていたこと、それがですね、自分が見えている世界、見ている世界と他の人、他者が見えている世界、見ている世界っていうのは違うんじゃないかなということで思ってました。
私、みきさっくが可愛いと思う人だったり、綺麗だなーっていう思う人と、友人ですね。友人が可愛い、綺麗と思う人というのが違っていたからです。
まあその逆もありましたよね。 私がなんとも思わない人、友人は可愛いなーだったり綺麗だなーということを言ってた。
幼い頃の私というのは、みきさっく、可愛いものだったり綺麗なもの、これらのものっていうのは絶対的な存在であり、
万人みんながみんな同じように思うはずだという固定概念と言いますかね、バイアスみたいなものがあったんです。
それがですね、意見が一致しないっていうのは、人というフィルターを通して物事を見ているからなんじゃないかなと思ってました。
人はそれぞれ見えている世界が違うのだろう。 見えている色だったり、もしかしたら形っていうのも人それぞれ違うように見えているのかもしれない。
そんなふうに思っていたんです。それがですね、成長するにつれて見えているものに違いはないっていうのはわかったんですけど、
視観だったりバイアスっていうのがあるため、感覚的なものですね、感覚的なずれっていうのが生じているんだなぁということがわかりました。
色についてはですね、識覚障害があったりするので、そういったツッコミは厳しいツッコミとして置いておいていただきたいんですけど、
見えているものっていうのは違いはない、だけども感覚的な違いがあるんだよということで理解していったということになります。
ですが、視観だったりバイアスっていうのはですね、思っていた以上に厄介なものだなぁということです。
何ですかね
視観だったりバイアスですね、これっていうのは時としてなんですが、物事をまっすぐに見れなくなったりですね、見えないようにしたりですね、思考の邪魔になることがあるんです。
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そこでオーストラリアの哲学者フッサールという人物が唱えたエポケイというのがあるんです。
エポケイなんですかね、フッサールもエポケイもなんだかちょっと
スポーツっぽくないですかね、フッサール、フットサル、エポケイ、エアホッケイみたいな感じですかね。
そんなふうに思えるんですが、エポケイというのは判断中止という意味だそうです。
エポケイとは、視観だったりバイアス、思考を停止してですね、目の前の事実だけを述べてですね、共通点を探るということになっております。
ちょっと分かりづらいので、よく例えられるものとしてですね、リンゴがあったとします。目の前にリンゴがあったとします。
そのリンゴについてはですね、いろいろ人によって思うことだったり、思うものっていうのが違うと思います。
好き嫌いがあったりですね、リンゴについての思い出だったりっていうのがあるかと思うんですが、そういったものを全て無視する。
思考を停止させるということになりますが、思考を停止させて目の前のリンゴというものを見た事実だけを述べて共通点を探るということになります。
リンゴは見た限りですね、赤いよねーだったり丸いよねーという意見が出るかと思います。
そういった事実だけを述べ合って共通点を探っていけば、それって主観だったりバイアスがすべて取り除かれた事実のみを出していくということになります。
その分ですね、事実だけということなので、真理に近づいていくんじゃないかということになっております。
これがエポケーという思考法になります。このエポケーですね、実はビジネスでも使われているよということになっておりまして、
ドラッガーさんですね、マネジメントのドラッガーさんもエポケーという思考法を使ってビジネスを進めることができるんだよということで訴えていたりもします。
覚えておいて損のないことなんじゃないかなと思います。ということで本日はフッサールのエポケーというテーマでお話しいたしました。
私ミキサック喋りの向上を目的として毎日こうやってラジオ配信を出しております。
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応援していただけると嬉しく思います。今日も聞いていただきありがとうございました。
それではまたね。バイバイ。