1. 声を武器にするラジオ
  2. 下半身を使う
2023-08-24 09:05

下半身を使う

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上半身は力まない!
先日の公開ボイトレはこちら
https://stand.fm/episodes/64e3049a334d21c2a05af2f5
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どうも、ボイストレーナーみかです。
この配信は、身近な場面でも応用できる声の使い方をお伝えして、
あなたの声のアウトプットを応援していきます。
今日は、下半身を使う話をしていきます。
さあ、いかがお過ごしでしょうか。お変わりありませんか?
先日、スタンドFMで公開ボイトレをさせていただきました。
歌のボイトレだったんですけれど、その時にお伝えしたポイントが、
本当にたまたま、次の日の仕事のレッスンで、また全然違う生徒さんに
あ、彼もここだなと思って、同じようにお伝えしたら、
ガッと声が変わったんですよね。ポンポーンと効果が出たタイミングがあったので
これは配信でもお話ししてみようかなと思って、今日の配信に至っております。
声を出す時に、なんか喉が疲れるとか、声が出しにくくなる、
そういう風に感じる方いますか?
そういう方は、もしかしたら上半身に力が入っているかもしれません。
あばらから上、肩回りとか首回り、この辺に力が入ってしまうと、
声ってね、実は響きにくくなり、出にくくなります。
出にくい上に聞こえにくい、聞き手からしても聞きやすい声じゃなくなるということもあるので、
今日はその解決方法についてお話ししていきます。
人間の体、実はいろんな空洞がありまして、この空洞に音を響かせて声を鳴らしています。
ギターなんかを、アコースティックギターなんかをね、思い浮かべてもらうと分かりやすいかなと思うんですけど、
穴が開いたギターに弦が張ってあって、この弦をポロローンと弾くことで、
この弦をポロローンと弾くことで、ワンワンワンという音が響きますよね。
あの弦をめちゃくちゃ強い力でギャーってやってるかって言われたら、そういうわけじゃないです。
ポロローンって言うだけでワンワンワンって音が響きます。
あれと似たようなことが体にも起きているんですね。
じゃあ逆にエレキギター、穴の開いていないギターをイメージしてもらうと、
弦をいくらギャッギャッと鳴らしても大きい音が鳴らないんです。
イメージしてもらえるでしょうか。ギターのことね、触ったことがある方はより具体的にイメージしてもらえると思うんですけど、
ああいう形で空洞に響かせるっていうことで声が響きやすい。
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聞いている方も聞き心地のいい声にできる、そういうことがあります。
じゃあこの空間、空洞をどうやって響かせるといいかなんですが、
まず逆に響かせないようにするにはギュッてすればいいんです。
説明があれですね。ちょっとここにとある筒状のものを用意しております。
グラスみたいなやつです。説明がややこしいのでグラスみたいなものと思ってください。
これね、今私両手でグーッと包んでいます。
包んだ状態でこれを叩くと、こんな感じ、カンカンカンって音が鳴ります。
これの状態が体でいうとめちゃくちゃ力んでギュッとしてしまっているような状態ですね。
特に上半身。上半身をギュッとしているとこういう感じの声になりやすいです。
じゃあ逆にギュッとしない。脱力しない。何の圧力?
ギュッとしない。ギュッとしないで、同じように叩くと、分かりますかね?
ワンワンワンワンって響く感じ。
こういう声が鳴ると、喉も楽やし、聞いている方も聞きやすい声になります。
じゃあ声で実際にやってみます。こんにちはっていう言葉をギュッと力入れて言いますね。
こんにちは。ギュッとしています。こんにちは。こんな感じ。
やっぱりマイク乗りも良くないですし、トークに届く声ではないです。
そして、喉が疲れます。
じゃあ今度は上半身をリラックスして声を出します。
声を出します。こんにちは。楽です。こんにちは。
ちょっと声がフワフワンって響く感じ、分かりますかね?
こういう感じで上半身はリラックスしておいた方が良いです。
ただ、特に歌の時なんかは頑張ってしまうんですよね。
頑張って歌おうとしてしまうと、どうしても上半身に力が入るので、
もし力を入れるのであれば、下半身、下半身を頑張ってください。
上半身は頑張らない。
腹式呼吸っていうのを聞いたことある方いらっしゃると思うんですけど、
腹式呼吸で歌を歌うと良い歌になるっていうのは、そういうところからも来てるんですね。
お腹の方、イメージとしては下っ腹が良いです。
下っ腹に空気をブーッと溜め込んで、そこのパワーを使ってアッアッアッっていう風に声を出す。
そうすると、喉の方に力が行かないので、良い声出やすくなります。
そういう意味で、下半身を使うというタイトルにさせていただきました。
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上半身にギューッと力を入れて、こんにちはってするんではなくて、
上半身は力を抜く、脱力をして、頑張るのであれば、下半身にグッとパワーを込めて、こんにちは!こんにちは!
こういう感じにすると、良い声がなりやすいので、試してみてください。
ということで、今日も深呼吸のコーナーやっていきましょう。
深呼吸もね、お腹の下の方、下っ腹を意識すると、腹式呼吸になりやすいと思いますので、試してみてください。
では、ここでは3回だけ深呼吸をしていきます。
イライラ軽減効果とか、気分転換とか、あとは緊張緩和の効果もグググッと上がる深呼吸ですので、ポイント2つお伝えしておきます。
簡単です。1つは背筋を伸ばすこと、そしてもう1つが笑顔。笑いながら背筋を伸ばして、ゆっくり深呼吸するだけで、今言った効果がグググッと上がりますので、一緒にやっていきましょう。
ちなみに、呼吸は鼻からでも口からでもどっちでも両方でもOKです。
じゃあ、いきましょう。背筋を伸ばして、一度体の空気を吐きましょう。
では、笑顔でゆっくりたっぷり吸っていきます。吸って、吐きます。吐き切ります。もう一度吸って、背筋と笑顔をキープで吐きます。吐き切ります。最後、吸って、吐きます。
ふーっと体の力が抜けていくリラックスも一緒に感じましょう。吐き切って終わりましょう。
はい、いかがでしたでしょうか。この3回だけでもずいぶん気持ちがスッキリするかなーなんて思います。
イライラした時は3回じゃ足りませんので、気が済むまで。
吸いすぎ、吐きすぎで酸欠とかならないように、自分が気持ちいいペースで深呼吸してくださいね。
この呼吸、呼吸がうまく回る、回るっていう表現ちょっと私流かもしれないですけど、呼吸がうまくいくことによって声の流れも良くなりますので、声にとっても深呼吸っていいですのでね、ぜひ生活のそばに置いていただけたら嬉しいです。
ということで、最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日も充実の1日にしていきましょう。
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それでは、また。
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